皆の傷になって死にたい転生者がベルの兄で才禍の怪物なのは間違っている   作:マタタビネガー

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あと数話で10章終わり。
11章はクノッソス侵攻章。


163話 拒絶反応とかで憐れな化物とかにしてほしい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

破鐘の雄叫びをあげながら食人花の群れがウィーネ達へと襲いかかる。

 

下層種、眷属のレベルで言うところのLv.3に匹敵するモンスターを十数体相手に、ウィーネ達は逃げることすら儘ならない。

 

だが、食人花がその獰猛な顎にウィーネたちを捉えようと迫った瞬間、黄金の風が一陣の風となって駆け抜け、その巨軀が宙を舞う。

 

蛇の鱗のような表皮を持つ巨大な食人花。硬質そうなそれが一拍の後に凄まじい速度で両断される。

 

ウィーネ達を一呑みにできるだけの巨大な口、その上顎と下顎を分かたれ、食人花はダンジョンの床へと落下して灰となり霧散した。

 

その衝撃で砂埃が立ち込める中、一人の冒険者がそこに佇んでいた。

 

鮮やかに輝く金髪、切れ長の瞳にスラッとした鼻筋、薄紅色の唇に透き通るような白い肌。その整った容姿はまさに完成された美の結晶。こんな状況だというのに、思わず息を呑んでしまうほどの絶世の美貌。

 

他を圧倒する存在感を放つ彼女の手にあるのは第一等級武装の不壊剣。

 

「っ、あのときの───」

 

 ウィーネはその少女に見覚えがあった。冒険者について知識は浅いがその姿だけは忘れられるはずもなかった。額の赤石を抉られて正気を失っていた時だったがその恐怖は覚えている。

 

「あなた、は───」

 

 その姿にリリルカの瞳が見開かれる。知らぬはずがない、このオラリオでも五本の指に入るほどに有名な冒険者だった。

 

Lv.6、所属は都市最大派閥、その輝かしい功績と容姿の美しさも相まってオラリオの冒険者に知らない者などいないと言ってもいい。

 

先の事件で相対した狼人にも通ずる存在としての力の差に春姫の唇が震える。

 

「────『剣姫』アイズ・ヴァレンシュタイン」

 

 モンスターを誰より憎んでいるはずの復讐姫がそこにはいた。

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

「なっ、食人花が一撃で!? いや、それよりもッ、まさか『剣────」

 

「············」

 

 蛇のような長体を揺らして粘液を牙から滴り落とす食人花の群れに剣を振り抜く。刀身から迸った銀の一閃は風切り音と共に食人花の群れを呑み、切り裂く。

 

この陰鬱な領域には似つかわしくない翡翠の輝きが爆ぜて、食人花の巨躯もろとも周囲の緑肉を根刮ぎ吹き飛ばす。

 

その一撃は食人花の群だけでなく周囲の壁や床をも抉り取り、颶風の余波だけで闇派閥の雑兵を文字通り吹き飛ばして領域の壁へと叩き込む。

 

そして食人花の群れは、まるで最初から存在しなかったかのように消え失せた。

 

たった二撃で場を平定したアイズは畏怖に面貌を歪めている闇派閥の雑兵や灰になっていく食人花には欠片の機微も見せずに、その金瞳を細めて『怪物』の少女だけを見詰める。

 

「っ、あのときの───」

 

 畏怖と驚愕に染められた琥珀色の瞳。血の気が感じられない青白い肌や全身を覆う硬質な鱗にさえ目を瞑れば普通の人間の少女にも見えてしまう、そんな風貌をした竜の少女。

 

だが、その正体がダンジョンの肚から産まれた正真正銘の『怪物』であることをアイズは知っている。

 

 

「················ヴィーヴル」

 

「っ」

 

 自身のモンスターとしての種別名を呟くように零すアイズにウィーネは怯えるように身を竦ませて一歩後退ってしまう。

 

その表情に滲んだのは恐怖と警戒。それも仕方のないことだろう、なにせアイズはウィーネを一度殺す寸前まで追い詰めたのだ。そんな相手を前に委縮するなという方が難しい。

 

無論、あの時のウィーネは額の赤石を喪って地上で暴走していたのだから冒険者であるアイズが殺そうとしたのはなにも間違ってはいないし、そこに対してウィーネは欠片ほどの隔意も抱いていない。

 

だが、それでもあの時向けられた黒風は恐怖としてウィーネの魂に刻まれ、こうして再び相見えた今この瞬間も圧し潰すような重圧となってウィーネを縛り付ける。

 

そんなウィーネの態度にアイズはどこか痛ましげに表情を歪めるがその声色はまるで人形が声を発したかのような歪な響きだった。

 

「···············貴女は、どうして、人を護るの?」

 

「えっ」

 

 場に張り詰める先ほどまでとはまた違った重圧にリリルカも春姫も口を噤む中、ウィーネはそんなアイズの問いを耳にして思わず呆気に取られた声を漏らす。

 

「·················」

 

 アルに上級冒険者行方不明事件の調査としてダンジョン中層に向かわされたアイズだったが早い段階で何者かによって倒された食人花の亡骸と人為的に隠された未到達領域を発見して足を踏み入れていた。

 

壁や床を覆う緑肉と背筋を刺すような怖気にこの領域が【ヘルメス・ファミリア】と共に向かった24階層の食料庫と同じ怪人やそれに類するものによって造られた穢れた精霊の領域だと気が付いた。

 

疎らに襲いかかってくる食人花を一蹴しながら第一級冒険者として感覚と身体に流れる精霊の血の騒ぎに頼って領域の最奥まで辿り着いたアイズが目にしたのは武器を手にする闇派閥の信徒と今にも飛びかからんとする幾体の食人花。

 

そして、見覚えのある二人の冒険者の少女と彼女達を守らんとするように立ちはだかるモンスターの少女だった。

 

その少女が数日前、ダイダロス通りで正気を失って暴れてそれをアイズが討とうとした結果、アルと【ロキ・ファミリア】の対立の原因となった『異端児』のヴィーヴルだというのはすぐに分かった。

 

人間が抱くものと変わらない感情で以って人間の少女達を守らんとするその姿にアイズは言いしれない感情を抱いた。

 

モンスターはモンスターだ、人と相容れず、人の敵であり滅ぼすべき邪悪な生き物だ。

 

だから躊躇うことなく倒してきた。

 

そんなモンスターがあろうことか人間のような慈しみを持って『仲間』を守ろうとしているなど、受け入れられるわけがなかった。

 

困惑と嫌悪が渦巻き、動揺が体を硬直させる。

 

息が浅くなり、吐くことすら忘れてしまう。泥沼に沈むような感覚が全身を支配する。

『異端児』が通常のモンスターと違うことはもう分かっている。

 

他でもない【ロキ・ファミリア】は理知を持った『異端児』達と同盟を結んだ。アイズもファミリアの幹部として割りきらなくてはならないのはわかっている。

 

だが、数秒迷った。

 

圧倒的な戦力差を前にしても怯懦に震えることなく仲間を守る為に気丈に振舞う少女の姿にどう行動するべきかほんの少しの間迷った。

 

瞬きの逡巡の後、目覚めよと呟いたアイズは神速で以って少女に襲いかからんとする食人花達を薙ぎ払った。

 

「『異端児』の貴女に人間と似たような感情があるのは知っている。それでも、貴女は『怪物』の筈なのになんで────」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

 

「誘われている············?」

 

 リリルカと春姫がダンジョンに潜って行ったとの話をギルドの受付嬢から聞いたベルは各階層での目撃情報頼りに中層の大樹の迷宮まで潜っていた。

 

逸る気持ちを抑えながらダンジョンを進んで行く中で単独で訓練をしていたレフィーヤとフェルズ達と別行動でダンジョン内を探っていたレイと同行することとなり、三人でリリルカと春姫、ウィーネの行方を探っていた。

 

「食人花が出てきましたし、やっぱり闇派閥が関連しているのは確実ですね············」

 

 白髪の異常者に同じ地獄を見せられた仲間であるリリルカが最近、頻発している上級冒険者の行方不明事件に巻き込まれているかもしれないということで同行したレフィーヤが呟く。

 

レイの反響探知とモンスター故の感覚器官で大樹の迷宮に隠されていたかのように存在していた未到達領域を進もうとした一行は行く手を遮るかのように出てきた食人花と交戦、撃破してここまで来ていた。

 

闇派閥、というよりはその背後にいる怪人と穢れた精霊の尖兵である食人花が使役されている以上は未到達領域に漂う違和感と大樹の迷宮で頻発していた上級冒険者の行方不明が人為的であることは間違いなく、ある可能性に行き着く。

 

何より違和感なのがある程度進んでからは食人花の襲撃が露骨に減り、むしろ奥へ奥へと誘っているかのようだった。

 

第二級冒険者の中でも一芸に秀で、食人花の複数体程度であれば容易く屠れる実力者であるベルとレフィーヤ、何より第一級冒険者と遜色ない強さを持つレイにはいくら食人花を差し向けたところで無意味だと判断したのかもしれないがどうにも違和感が拭えなかった。

 

「ここが最奥のようですね·············」

 

 不気味な緑肉で覆われた未到達領域を暫く進んでいくと急に拓け、生物的な今までの通路と打って変わって鉄管や機械的な設備、明らかに人の手が加えられている空間に出た。

 

「リリーっ!!春姫さん!!ウィーネーっ!!」

 

 ぞわぞわと得体のしれない寒気を催す空間であったがベルはそんな様子に構わず、リリルカ達の名前を叫ぶ。

 

レフィーヤもレイもベルの後について行き、あちこちに設置してある不気味な機械や巨大な装置を横目に奥へと進んで行く。

 

そして一際大きな装置の前へ差し掛かった時、ベルが一段と大きな声で叫んだ。

 

するとその声に反応するかのように一行の前に複数の人影が現れる。

 

「まだ準備が終わってないってのに来るの早すぎなぁい?」

 

「ッ、誰です!?」

 

 白衣を着てメガネをつけた薄桃色の髪の研究者然とした男と統一されたローブに身を包んだ複数の人物。

 

「誰と聞かれたところで闇派閥の残党で雇われ研究者してる只のヒューマンとしか答えられないなぁ。あぁ、ついでに名乗るなら名前はミュラー」

 

 誰何の声をあげるレフィーヤに気怠そうに答える研究者の男、ミュラー。

 

「侵入者の内、一番乗りは君たちかぁ。都市を賑わす都市最強の弟に【ロキ・ファミリア】。···········これは逃げる準備して正解だったなぁ」

 

 モンスターから向けられる殺意や先日『異端児』関連のいざこざで同業の冒険者から向けられた敵意とは全く別種の視線。

 

かごの中の実験体を見るかのような、そんな視線。ベルはそれに強い不快感と怖気を覚えて短剣の柄を握り締める。

 

「··········ミュラー、と言いましたね。このテリトリーはなんなんですか?食人花の苗花とは違うんですか?」

 

「ん?違うよぉ、食人花やら例の宝玉やらを育てる生産工場が苗花なら、ここは『実験場(ラボラトリィ)』········その名の通り実験する為の場所さ」

 

 食人花を生産する苗花を何個も潰されたから工夫を凝らして冒険者に見つからないようにしていたんだけどねぇ、とミュラーはぼやくように呟く。

 

「では、貴方が『異端児(私達)』にも見つからない未到達領域に改造を施したのですか?」

 

「───────···········? 君はまさか、モンスターの喋る個体?」

 

「!!」

 

 ぐるん、と首を回してレイを見つめるミュラー。先ほどまでの気怠けな様子は微塵も感じさせない爛々として狂気に染まった眼。

 

「ふっ、くく、うふっ、ははははは、あははははははははっ!!まさか、まさかまさかまさかっ、こんなところ出会えるなんて!!」

 

「イケロスの連中に融通してくれと 何度お願いしても断られてさぁ!!ずーっと欲しかったんだよ、最高の実験体!!」

 

 狂気の笑みを浮かべるミュラーが両手を広げる。人間であるにも関わらず、いや人間であるからこその汚れに黒く濁っている瞳と見るものを不快感に陥れる狂気に満ちた表情。

 

外れた者の感情の発露。その身に宿る狂気を隠そうともせず、ミュラーは興奮が冷めやらぬ様子で叫ぶ。

 

「──────っ、あぁ、失敬失敬。お客さんの前ではしたなかったね、どぉにも興奮すると周りが見えなくなる性分でさぁ」

 

「まぁ、いいや、短い時間稼ぎのお話に付き合ってくれてありがとう。────ちょうどいいから僕が逃げる準備を整えるまで少し実験に付き合ってくれないかな」

 

 興奮を振り払うように頭を振ってミュラーは部下に指示を飛ばし、鎖に繋がれた冒険者とも少し違う十を超す人影をベル達の前に押し出す。

 

複数回ランクアップを果たしたものが漂わせる強者の雰囲気に種族も年齢もバラバラの集団。

 

ただ、共通しているのは全員目に光がないことと口にかまされた拘束具から泡を吹き出していることだけ。

 

「フーゥッ、フーーーッ!!」

 

「ッ、まさか呪詛で凶化を!?」

 

 明らかに正気ではない様子にレフィーヤが息を詰まらせ、後退る。薬物か呪詛かは定かではないが明らかに外部的要因で精神が侵されている。

 

「呪詛?いやいや、そんな物騒なもの僕に使えると思う?彼らは『怪人』からの技術提供と七年前の遺産を掛け合わせて作った簡易版の『怪人』─────『怪人兵(デミ・クリーチャー)』だよ」

 

 ミュラーがベル達の前で白衣のポケットから取り出した紫紺の刃。どこか魔石を思わせるような結晶が柄頭に埋め込まれた儀礼用のそれに近い短剣。

 

七年前の大抗争でその大半が壊滅した闇派閥、その中でも凶悪で知られた不正の教理を司る【アパテー・ファミリア】が残した負の遺産を応用した研究。

 

「僕が闇派閥に雇われるよりずっと前のことだけど薬やら呪詛やらを使って狂化兵を作ってた派閥があったみたいでさぁ、ぶっ飛んでることに彼ら、捕獲した精霊を眷属に『注入』して『精霊兵』なんてものを作ってたらしいよ」

 

「ッ、精霊を注入········!?」

 

「なにを、言って」

 

 三人が信じられないと驚愕する。とてつもなく大きく、触ってはいけないおぞましい何かに触れているかのような感覚をおぼえる。

 

だが、そんなベル達の反応にミュラーはつまらなそうに肩を竦め、短剣を鞘へと収めた。

 

神々がまだ降臨する以前の古代、神々の恩恵の代わりに 英雄のそばに寄り添い、力と祝福を授けた『精霊の加護』を邪法と冒涜でもって再現しようとした不正の教理。

 

無理矢理『武器化』した精霊を神の眷属に挿し込み、古代の英雄には遠く及ばぬものの爆発的な魔力の増大や詠唱を介さずに魔法に近い現象を引き起こすまでに至った外法の技。

 

【オシリス・ファミリア】の残党と四十二の精霊をふんだんに使い捨てて最終的には十二もの第一級冒険者相当の『精霊兵(Lv.5)』を作るに至り、七年前の大抗争では【フレイヤ・ファミリア】を相手に暴虐を尽くしたアパテーの遺産。

 

ベル達からすれば知るよしもないが七年前の敗戦を経て最終的には【ロキ・ファミリア】と【フレイヤ・ファミリア】に主神や幹部諸共壊滅させられた【アパテー・ファミリア】だがその研究資料や実験データは闇派閥の残党に残されており、その研究は秘密裏に続けられていた。

 

「でも、どぉにも効率·········神々が言うところのコスパが悪くてさ。成功体はそりゃ強かったらしいけど時間がかかりすぎるし、求められる素体の質も高すぎる」

 

「『怪人』も同じでさ、穢れた精霊の魔石に適応できる素質を持った神の眷属なんて本当の本当にごくわずかでさぁ。スポンサーからは『剣聖』を殺すための戦力増やすためにどうにかどっちかを量産できるようにしろって言われたけど無理無理。僕一人じゃ時間がかかって仕方がない、実用化なんて夢のまた夢だよ」

 

 これまでの苦労を語るように笑い、苦労の結晶たる短剣の柄をこれみよがしに見せびらかしていたミュラーはそこでベル達へと向き直り、その狂気に染まった瞳を細める。

 

「なら、混ぜちゃおうってのがエニュオとかいう邪神サマのアイデアでさ、これが思いのほかうまくいってね」

 

 【タナトス・ファミリア】の信者の中でも数少ないランクアップを果たした者を素体に『精霊兵』の技術を流用した穢れた精霊の力の注入。

 

外付け式の『精霊兵』と内部に魔石を宿らせる『怪人』、言うなればその中間。

 

『精霊兵』の成功体や怪人に比べてはるかに劣る性能ではあるが素体の質をある程度無視して量産できる『怪人兵』の開発に至った。

 

「勿論、目標の『剣聖』やら『猛者』と戦わせるにはまだまだだけど君たち程度とならそれなりに渡り合えるんじゃないかな?」

 

 嗤うミュラーが短剣の柄を指で弾いた瞬間、『光の共鳴音』が音叉のように鳴り響き、『怪人兵』達の身体が僅かに発光する。

 

呼応するように『怪人兵』が雄叫びを上げ、ベル達に襲いかかった。

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

あっ、これやっぱり俺気付かれてねぇわ。

 

関わるつもりはなかったけど暇だし『炉』をばら撒くのにちょうどいいからベル達の後、ちょっと離れながらついてきたけど誰にも気づかれなかったな。

 

てっきり、精霊共が騒いでバレるかと思ったんだが精霊の分身案件じゃなかったのかー。

 

それにしても、お手軽怪人かー、相性的にも強くは無さそうだけど元がタナトスの雑兵ならかなりの強化率だなぁ。

 

····················その技術使ってエインに宝玉取り込ませて超強化とかできない?

 

無理なら俺に怪人化施して拒絶反応とかで憐れな化物とかにしてほしい。

 

 

 

 

────────────────────────────────────────────────────────────────────────

 

 

 

 

一部異端児「元々化物では········?」

 

「拒絶反応とかで憐れな化物とかにしてほしい」←素で精霊兵みたいな生物学上はヒューマンの化物

 

ベル達→『人間』

モンスターや怪人→『怪物』

アル→『化物』

 

 

世界『英雄を待ってまーす』

本編白髪「嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ、皆を曇らせたいんだい!!」

ステイタス『おっ、強い願望を抱いたな』

本編白髪「は?」

ステイタス『目的のためにいっぱい強くなろうね!!(自害・無抵抗禁止、常時万全化、常時最適化etc.)』

本編白髪「は?」

 

 

世界『英雄を待ってまーす』

静穏白髪「しゃーない、なるか」

ステイタス『目的のためにいっぱい強くなろうね!!(隻眼の黒竜を討つ為だけに命を厭わず自己犠牲ビルド)』

世界『は?』

 

世界『英雄を待っ─ベル妹「うるせぇ!!」─!?』

ステイタス『目的のためにいっぱい強くなろうね!!(生き残ることと対ダンジョン・モンスターに特化)』

ダンジョン『は?』

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