皆の傷になって死にたい転生者がベルの兄で才禍の怪物なのは間違っている   作:マタタビネガー

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三十九話 「ゴライアスがやられたようだな…」 「ククク…奴は階層主四天王の中でも最弱…」 「冒険者ごときに負けるとは階層主の面汚しよ…」

 

 

 

 

 

 

 

18階層。【ロキファミリア】の野営地に聖歌が響き渡る。光の粒子が旋律に合わせてホタルのように舞い、ダンジョンの中とは思えない幻想的な光景を演出していた。純白の光の粒が歌い手を中心に渦を巻き、周囲を照らしている様はまるで御伽噺の光景だ。

 

穢れを一切孕まない純白の魔法円、それが幾重にも折り重なり、この場の空間に光を満たしていく。

 

その中心に立つ歌い手から溢れる白き魔力の奔流と歌声は、聞く者の心を優しく洗い流すようだった。神々しさと優しさを併せ持つ、まさに聖女の名に相応しい聖歌。

 

【癒しの滴、光の涙、永久の聖域。薬奏をここに。三百と六十と五の調べ。癒しの暦は万物を救う】

 

 その歌い手の名はアミッド・テアサナーレ。『戦場の聖女』の二つ名を持つオラリオ最高の治癒術師。

 

治療能力に関しては都市最高の魔導士とされるリヴェリア・リヨス・アールヴでさえ太刀打ちできないとされている彼女の魔法は傷の治療、体力回復、状態異常及び呪詛の解除と比喩ではなく、文字通り全てを癒すとまで言われる最上位の全癒魔法なのである。

 

【そして至れ、破邪となれ。傷の埋葬、病の操斂。呪いは彼方に、光の枢機へ。聖想の名をもって───私が癒す】

 

 一言一句をかみしめる様に紡がれていく詠唱。それは魔法の行使と同時に、歌として周囲に拡散されていく。失ったはずの手足さえも再生する全癒魔法、それは致死毒に冒され、死を待つばかりだった者をも救う奇跡の御業であった。

 

魔法円から純白の魔力光が立ち上り、その光の中で横たわっている男へ光の粒が殺到し、エリクサーをも上回る最強の治癒魔法が発動する。

 

【ディア・フラーテル】

 

 

 

 

「───これで、身体に残っている毒素は全て消し去りました」  

 

「あ、はい。ありがとうございます」

 

 その無表情さゆえに人形のようなとも言われているその端正な顔は今や、怒りによって恐ろしく歪められている。その原因となった青年はいつもの豪胆さはどこかに行ってしまったのか、毒が消えたのにも関わらず顔を青くしている。

 

二人は同じ白髪ということもあって姉弟のようにも見える。しかし、その身に纏う雰囲気は全く違うものだ。アミッドは怒っていた。

 

それこそ、普段の彼女を知る者なら信じられないくらいに。普段は感情を見せず、真面目で落ち着いた淑女然たる態度をとる彼女がここまで感情をあらわにするのはアルを相手にしたときだけであろう。

 

アルも普段の英雄然たる姿はなく、叱られた子供のように体を小さくして委縮している。アミッドは怒っていても治療の手は抜かない。

 

アルの体に残る傷跡を一つ一つ治していく。非常に整った容姿をしている二人の光景は非常に絵になるものであったが、その空気はとても重いものであった。

 

そして、ようやく全ての怪我の治療を終えたアミッドが静かに口を開く。小さな声だったがアミッドの声はよく響く。

 

「私はこれからポイズン・ウェルミスの毒に侵された方々の治療に向かいますが、今度歩き回ったら縄で縛って拘束しますので」

 

「·······はい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

迷宮で聞くことなどありえない、それでいて聞き覚えのある声。どこからか暖かくも優しい声の聞こえてきた方角へ慌てて走り出す。その先には既に【ロキ・ファミリア】の見張り役が集まって何かを話していた。木々の群れが途絶えた岩壁に口を開けた洞窟は17階層からの連絡路であり、僕がゴライアスに吹き飛ばれて転げ出たのもこの洞窟からなのだろう。

 

しかし今はそんなことどうでもよかった。微かに焦燥した気持ちが僕の足を急かす。【ロキ・ファミリア】の見張り役の人たちをかき分け、彼等の肩の間から見えたのは────

 

「おおおおお·······?! あ、あんな巨大なモンスターがいるなんて聞いてないぞ!!」

 

「あっはははははッ!! 死ぬかと思った!!」

 

 濡れたように黒い髪をツインテールにした一見すれば年若く見える美少女────僕の主神であるヘスティア様だった。

 

体中を土やら何やらで汚して四つん這いになってゼェーーハァーーと息を整えていてその隣には大笑いしながらも汗だくになった金髪の男神様と神様ほどではないにしてもその顔に深い疲労を浮かべて息を荒げる複数の冒険者の姿があった。

 

一瞬、小柄な猫人とよく見知った狼人の姿が見えた気もしたがすぐにかすれたので見間違いかなにかだったのだろう。

 

「──ベル君!!」

 

「おふう!!」

 

 僕に気が付いた神様が勢いよく走りだし飛びついてくる。僕はそれをとっさに抱き留めながら一緒に地面に倒れ込む。尻もちをつく形で倒れ込んだ僕に神様が覆いかぶさった。

 

「ベル君、ベル君っ! 本物かい!」

 

「か、かみひゃま·······!!」

 

 確かめるように僕の身体をまさぐる神様にされるがままになりながらもどうにか言葉を絞りだす。べたべたと触りまくっていた神様が動きを止めてまじまじと見つめてくる。

 

「どうしてここに」と、そう言いたかったけど口を開く前に神様の瞳が潤み出した。そして、ぎゅっと抱きしめられる。神様の豊満な胸が潰れるほどに強く。そして耳元で神様が小さく囁いた。

 

──無事で良かった、と。

 

ぎゅうぎゅうと締め付けるような抱擁に痛いですとも言えず、申し訳ないような嬉しいような感情を覚えながら僕に抱きながら泣いている神様の背に手を伸ばしておそるおそる撫でると神様はさらに力を入れてきた。少し苦しい。けれどそれ以上に安心感があって心が落ち着く。

 

ようやく僕は生き返ることができたんだという実感が湧き上がってきてそれ以上にどうしようもなく神様に会いたいと思っていたことに気付かされた。

 

それが今こうして会えたことが嬉しくて仕方がない。神様も同じ気持ちなのかと思うと無性に泣きたくなってきた。

 

どうしてここに、なんて聞くまでもない。ぐすり、と鼻をすする音が聞こえてきて僕は神様を優しく引き剥がし、改めてお互いの顔を見合わせる。涙目の神様は頬を赤くしながら微笑んでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「怪人」や「精霊の分身」に狙われるアイズの秘密。精霊に関わるのではないかと当たりをつけた【ロキファミリア】女性陣は精霊の血を継ぐヴェルフ・クロッゾや英雄譚に詳しい『剣聖』の弟、ベル・クラネルから精霊について話を聞いていた。

 

「参考にはなったけどやっぱりアイズについて核心に迫れるものはないわね」

 

 ベルを解放したあと、天幕に戻ったティオネ達は嘆息する。輪になって座っている彼女らはうーん、と頭を悩ませる。

 

あの風魔法の出力は才能だけでは説明できそうもない、それこそ精霊の血を引いているとか……いやでもアイズはヒューマンだしなぁ、という感じだ。

 

「あまり詮索してやるな、お前達」

 

 レフィーヤ達の天幕に顔を出したリヴェリアが苦笑しながら言った。

 

「リ、リヴェリア様!!」

 

「ど、どうしてここに?」

 

 突然現れた緑髪の麗人にレフィーヤ達が慌てて立ち上がり、ティオナ達も驚いたように目を見開いく。リヴェリアは気にせず、嘆息混じりに口を開く。ティオナ達の談合がやかましすぎたため、本営から注意に来たのだ。

 

「あれだけ騒いでいれば誰でも気付く」

 

 王族の視線に委縮するレフィーヤ達エルフといささかも態度を変えないティオナ達に、リヴェリアは再度嘆息した。

 

「ねぇ、リヴェリア。 アイズの秘密って、あたし達には教えられないことなの? あたし達、家族じゃないの?」

 

 ティオナの言葉にレフィーヤ達は表情を暗くした。リヴェリアはこの場にいる者達の中では一番長くアイズと行動を共にしている。

 

だから知っていることも多いはずだ。ティオナらしい直截な言葉だが、その発言の裏にある気持ちを感じ取ったリヴェリアは困ったような沈痛な面持ちを浮かべた。

 

眉を下げて問いかけるティオナに対して、リヴェリアは静かに諭す。

 

「確かに私達は絆で結ばれたファミリアだ。 しかし、今も打ち明けていない身の上の一つや二つ、お前達にもある筈だ」

 

「無理強いされ、お前は抱えているものを話すことができるか?」

 

  リヴェリアの言葉に動揺が広がる。それはそうだ。そんなこと言われたら何も言えない。

 

中でも自分たち自身も思うところが過去にあるティオナとティオネは俯き押し黙ってしまう。

 

「·······だが、お前達の気持ちもわかる」

 

「こうなった今でも何も話すことができないのはアイズの弱さだ。そして気を遣うあまり、それを許してしまっている私の責任でもあるので一部始終を見たお前達に、何も話さないでいるのは·······不誠実なのだろう」

 

 ティオナ達の顔を見渡して、少し間を置いてから続けた。

 

「本人がいないところで全てを語ることはできないが······」

 

「確かに、アイズには『精霊の血』が流れている」

 

 

 

 

 

 

 

「────私のおかあさんが風の精霊アリアだから狙われたんだと思う」

 

 アル一人に与えられたテント。その中では魔石灯の明かりが蝋燭のように灯っている。その光に照らされてアイズの表情はより一層暗かった。

 

アミッドによって治療後、縄でぐるぐる巻きにされたアルにアイズは罪の告白をするかのように自らの出生を語っていた。

 

自分以外ではフィンやリヴェリアたちしか知らない秘密ではあったが自分のために死にかけたアルに隠しているのは不誠実だと感じたアイズは知られてどんな目で見られるか怖かったが口を閉じなかった。

 

そして全てを話したアイズに対してアルは────。

 

 

 

 

 

 

知 っ て た

 

 

 

 

 

 

 

凄い治癒術師だというアミッドさんに治療をしてもらってから暫くして神様やリューさん、【タケミカヅチ・ファミリア】の人達と一緒に僕たちの救援に来てくれた金髪の神様、ヘルメス様が口を開いた。

 

ヘルメス様は見た目からして美形ぞろいの神様らしく背も高くてとてもかっこいい、だけどなんとなくだけど、この人はおじいちゃんに似通った雰囲気があるような気がする。

 

「········頃合だな」

 

「えっ?」

 

「ベル君、オレに付き合ってくれないか?」

 

 アミッドさんの魔法で完全に治ったものの特にすることもなく野営地のテントでボーっとしていると突然、ヘルメス様がテントに入ってきながらそう言った。声を潜めて人の目を気にしているかのように周りを見渡しながら僕に手招きをする。

 

「オレはこの時を待っていたんだ。いや、この時のために迷宮まで来たと言っても過言じゃない。君と二人きりになれた、この時をね」

 

 真剣な眼差しで言うヘルメス様に僕は首を傾げた。いつものおちゃらけている感じとは打って変わって、何か強い意志を感じさせる瞳をしている。

 

そしてその表情は、やっぱりどこか僕のお爺ちゃんに似ているように思えた。僕に大事な話があるのだとヘルメス様は言う。

 

ヴェルフ達はこちらに気が付いていなさそうだし、今は神様達も近くにはいないようだ。僕だけなら構わないけど、他の人には聞かれたくない話なのだろうか。ヘルメス様の表情は真面目そのものでふざける様子はない。

 

緊張した面持ちで僕に向き直り、一度深呼吸をしたヘルメス様は再び真剣な顔つきになって僕を見た。付いてきてくれ、とヘルメス様は言って歩き出す。

 

人目を避けて静かに移動しながら、僕はヘルメス様についていく。ひっそりと野営地を出てしばらく歩くと森へと出た。みんなに見つからずに、さらに森の中を突き進んでいく。

 

「あの、ヘルメス様、どこまで?」

 

 森の奥深くまで入り込んでしまったせいで、もう野営地の方角すら分からないほど奥地にまで来てしまった。密談にはもう十分過ぎるくらいだろう。人の気配なんて微塵もない。

 

「よし、これがいいな」

 

 ひときわ大きな木の前で立ち止まったヘルメス様は確かめるように太い幹に手をかけて慣れた手つきでよじ登っていく。器用に枝の上へ立つと、突然のことにポカンとしている僕にも登るように促してきた。

 

慌てて後を追うように木の上によじ登る。二人して情けない絵面になっていないことを祈りたいところだ。

 

「あ、あの、ヘルメス様?」

 

「思った通りだ。見ろベル君、これなら十分に枝を伝って進める」

 

 枝の上に立ってみるとそこには人が通れるほどの道があった。てっきり木の上で話でもするのかと思っていたんだけど違ったみたいだ。

 

ヘルメス様が指差す方を見ると確かに太い枝による空中回廊のようなものがずっと先まで続いている。なにがなんだかよくわからない僕を置いて、ヘルメス様はどんどん先に進んでしまう。

 

「へ、ヘルメス様、あの話があるんじゃなかったんですか?」

 

「話? やだなぁベル君、オレはそんなこと一言も言ってないぜ?」

 

 枝葉の空中回廊を進みながら振り返ったヘルメス様は悪戯っぽく笑いかけてきた。やっぱりこの神様はおじいちゃんに似ていて少し苦手かもしれない。葉っぱが擦れ合う音が響き渡る中、僕たちはそのまま先に進む。

 

鬱蒼とした木々の間を通り抜けて身軽なヘルメス様になんとか追いつくと、向かう先から水の叩きつけられるような音と話し声のような物が聞こえてくる。滝のドドドドドド、という青く澄み切った水の流れ落ちる景色が見えてくる。

 

「ここまで来たら、わかるだろう? 覗きだよ」

 

 ニヤリ、とやっぱりおじいちゃんみたいな笑みを浮かべながらヘルメス様はそう言った。僕はその言葉を聞いて唖然としてしまう。今の状況を理解しようとして頭が混乱する。

 

「女の子達が水浴びをしているんだぜ? そりゃ覗くに決まっているだろう?」

 

「決まってませんよ!」

 

「今更恥ずかしがるなよベル君。 どうせいつもヘスティアと背中を流しっこしてるんだろ?」

 

「してませんよっ!」

 

 赤面しながら叫ぶとヘルメス様は人の悪い笑顔のまま肩をすくめる。本当にお爺ちゃんそっくりな仕草だった。

 

どうしてこんなに似通っているんだろうか。そうこうしている内に、とうとう僕たちは目的地に到着したらしい。目の前に広がる光景を見て、僕は思わず息を呑んでしまった。

 

「駄目ですっ、止めましょうヘルメス様!! こんなことしたらいけませんよ······」

 

「ベル君、ここで騒いだら、第一級冒険者達には簡単にバレてしまう」

 

 瀑布のように降り注ぐ大粒の水飛沫が霧のように顔にぶつかる。僕はヘルメス様の腕を掴んで必死に引き留めたけど、ヘルメス様は逆に僕の腕を掴んできた。そして僕にだけ聞こえるように耳元で囁いてくる。

 

「ヘルメス様、ヘルメス様っ、駄目ですっ、殺されちゃいます!!」

 

「情けないなぁ、ベル君。 覗きは男の浪漫だぜ? 君とは美味い酒が飲めると思っていたのに···········君の育ての親は一体何を教えてきたんだ」

 

 おじいちゃんは··········いや、まぁ教えてくれたことはあるけど、こういうのは良くないと思う。僕だって男だし、興味がないわけじゃないけど、これは流石にまずいんじゃないだろうか。あの祖父は幼い僕に猥談を語ってきたものだ。その時は理解できなかったし、子供相手に何を言っているんだろうか。そのたびに兄さんに止められていた気がする。

 

「か、帰りましょう。 ヘル───グェっ」

 

 ヘルメス様の手を掴んで引き返そうとした瞬間、僕もヘルメス様も首根っこを縄のようなもので引っ張られて、そのまま木の上から地面に引きずり下ろされた。いきなりの出来事で驚いていると、聞き覚えのある声が聞こえてきた。

 

「ベル、これからもオラリオで過ごしていくなら覚えておけ、ヘラヘラ笑う男神と美の女神の言うことは信じるな」

 

 兄さん········。ヘルメス様の首が縄で締まって息してないです。

 

あ、兄さんの髪を白髪の女の人が引っ張ってどっか行っちゃった···········。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこでは虐殺が行われていた。白いフードを被った数十人の下級眷属と使役されるLv3相当の黄緑のモンスター群。

 

第三級冒険者では死あるのみの死神の軍勢はたった一人の男によって屍の山と化していた。銀風の疾走、疾風怒濤の勢いで駆け抜けながら、襲い来る敵を次々と切り刻んでいく。

 

「テメェら、闇派閥か?」

 

 手足を砕き、火炎石を取り外した捕虜に槍を突きつけているのは『女神の戦車』の二つ名を持つ神速の冒険者。

 

闇派閥の残党ではモンスターありきでも戦いにすらならない。Lv.6に至った彼の相手になる者はそういない。第一級冒険者の中でもその速さについていける者は限られるだろう。

 

彼が動く度に血が舞う。剣を振るう度に命が散っていく。槍の一突き毎に命が刈り取られていく。

 

戦場を駆け抜ける銀の閃光は、まさしく嵐のように全てを蹂躙していく。唯一、トラップ型のモンスターはその耐久性からアレンに「二度」槍を振るわせたがそれ以外のものは例外なく全て一撃で沈められている。

 

「あの方が俺かあの猪野郎を派遣する事態ってことはこの程度なわきゃねぇが·······」

 

 実際、認めるのは癪だが非常事態における対応力は戦いしか能のない自分は幹部の中では高いほうだとは言えない、なんだかんだ世話焼きなあのエルフの軍師とかのほうが兎の救援という意味なら適切な人選だろう。

 

そうではなく、単純に戦闘能力に特化した自分か猪を指名したということはそれだけ強大な障害があることを意味している。

 

それこそ都市最恐派閥二番手の自分が出張ってくるような何かが。

 

今まさに自分を貫かんとする剣を素手で掴み止めてへし折り、そのまま敵の首を跳ね飛ばす。そして、また一人、敵を殺す。殺す。殺す。殺して殺して殺し尽くす。

 

この闇派閥の雑兵がそうだとはかけらも思えないアレンだったが「芽は摘んでおくべきだな」と開錠薬でステイタスを暴いた後、虐殺を再開した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【アル苦手ランキング】

一位:アミッド

二位:ミア母さん

三位:ゼ…おじいちゃん

 

 

 

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