皆の傷になって死にたい転生者がベルの兄で才禍の怪物なのは間違っている   作:マタタビネガー

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四章完結記念話 槍天哄笑・後

 

 

 

 

 

 

 

「─────脆いな。酷く柔すぎる。一体、いつから冒険者は腐った果実と化した? ()()()()()()()? どこまで俺を失望させる、オラリオ」

 

 炎に播かれる都市を漆黒の『覇者』が闊歩していた。都市は燃え上がらんばかりの業火に包まれ、冒険者以外の一般市民も巻き込み、次々と命を刈り取られていく。

 

漆黒の全身鎧に黒い外套を纏い、頭には口元以外を隠したバイザー付きの兜を被った男。身の丈ほどの黒い大剣を手にしながら、その歩みには一切の迷いがない。

 

見るからに只者ではないその男はまるで散歩でもするかの如く、歩を進める。その歩みには何の迷いもなく、ただ目的を果たすために淡々と歩き続ける。

 

一歩踏み出すごとに地が揺らぎ、命が絶たれていく、死の凱旋。冒険者の放つ魔法が、刀剣が、弓矢が、槍が、斧が、鎚が、魔剣が、男の身体を掠めることすらなく弾かれ、逆に冒険者たちは一人、また一人と倒れ伏せる。

 

優に二メートルを越す巨躯の男の歩みは止まらない。戦場にいる誰もが、彼の足を止めるには至れない。

都市の大通りは、既に彼の手によって蹂躙されていた。

 

その身に宿した膨大な膂力と、力任せに振るわれる剛剣によって勇猛な冒険者たちが紙くずのように命を散らせてく。

 

中には第二級の実力者すらもいたが、彼には傷一つつけられずに一撃のもとに絶命する。

 

戦場を歩くその姿はさながら死神。そんな男が通り過ぎるだけで命が刈り取られ、地獄絵図が生まれていく。

 

漆黒の『覇者』が一太刀、また一太刀と振り下ろすたびに死を振りまく。目を疑うようなこれまた黒い大剣を指揮棒代わりに、漆黒の騎士は命の音色を奏で続ける。

 

人の形をした暴虐の化身。まさにそれこそがこの男だった。火の弾ける音と冒険者たちの断末魔だけが響き渡る。 

 

彼に言葉を返す者はいない。

 

あったのは死角を突いた銀槍の一撃のみ。一条の雷のように放たれたソレをこともなげに受け止めたのは彼のガントレット。

 

虫を払うかのように無造作に払われた手甲。金属同士がぶつかり合う硬質な音が響く。完全に不意をついた筈の奇襲を流れるように対処した漆黒の戦士。

 

銀槍を放ったのは猫人の青年、アレン。アレンの顔に浮かぶのは驚愕、動揺、そして畏怖の念。

 

「ああ、お前はいいぞ、猫人。風のように速い。────が、そよ風のごとく軽すぎる」

 

「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ?!」

 

 『覇者』の腕が霞んだ瞬間、アレンの身体が吹き飛んだ。吹き飛ばされた勢いのままに地面に叩きつけられたアレンの口から苦悶の声が漏れる。

 

咄嵯に受け身をとったが、衝撃を殺しきれず肺の中の空気が強制的に吐き出される。石畳を滑り、止まる。

 

慌てて顔を上げると、そこには既に目の前に佇む漆黒の影。アレンの視界が捉えたのは漆黒の全身鎧に包まれた、鎧の上からでもわかるほど鍛え抜かれた肉体。

 

「ふざけるんじゃねぇ、何をしやがった───?!」

 

「だから、撫でただけだ。いちいち驚くな」

 

 その右手で大剣を持ち、空いている左手が握り拳を作っている。直感的に危機を感じ取り、転がるようにその場を離れると、一瞬前までアレンが立っていた場所にクレーターが出来る。

 

まるで巨人が殴ったかのような破壊の跡にゾワリと背筋が凍りつき、心臓が早鐘を打ち、額から汗が流れる。

 

予備動作を見抜けなかった。紙芝居の絵が抜けているかのように突然の出来事に反応できなっかった。

 

───強い。

 

アレンの中で警笛が鳴る。それは本能的な恐怖からくる警告。今までに感じたことのない威圧感と圧力に呼吸が荒くなる。

 

勝てるイメージが浮かばない。他の闇派閥の幹部とは格が違う。Lv5の中でも上位に位置する実力を有しているアレンをしてそう思わせるほどの存在感。

 

「冒険者ならば、 さっさと 『未知』を『既知』に変えろ。でなければ、その首はねて───俺が喰らい尽くすぞ?」

 

 ゾクリ、と本能が警笛を鳴らす。今まで感じたことの無い程の濃密な殺気、それがアレンに向けられる。

 

アレンは歯を食い縛り、腰を落として構えを取る。戦慄する心を無理矢理に抑えつけて意識を集中させる。

 

「お前は·······」

 

 そこに野太い第三者の声が割って入った。声の主は急所のみを覆う軽装に全身鎧のような筋肉、二メートルを超える身の丈ほどの大剣を血に濡らした猪人、オッタルだった。

 

オッタルはこの惨状には目もくれず、漆黒の戦士だけを驚愕の眼差しで見つめていた。

 

この場でオッタルだけが知っていた。この男の正体を、その力を、その強さを。だからこそ、オッタルは驚愕せずにはいられなかった。

 

かつて己が追い縋った存在。最強に至るための壁にして憧憬の存在。他人の空似ではない、あの男だと確信できた。

 

しかし、同時に疑問が浮かび上がる。なぜ、こんなところにいるのか。あの戦いからもう何年もの歳月が流れた。それなのに、どうして今更姿を現したのか。

 

幾度となくオッタルに敗北の泥を塗ってきた男、その男が今になって現れた理由がわからない。

 

オッタルの脳裏で様々な思考が入り乱れるが結局答えは出ないまま、男は口を開く。

 

「ああ、猪小僧。ようやく、()()()()()()()()()()。となると、その猫はお前の後進か」

  

 その威容に相応しい重厚な声色、そして聞き覚えのある口調。間違いない、目の前に立つこの男がかつて の『最強』であると確信した。

 

確信と共に溢れ出る汗、震える手、高鳴る鼓動。

 

その震えは武者震いではなく、畏怖によるもの。

 

「········アレン、下がれ。あの方を、フレイヤ様をお守りしろ」 

 

「ああ? 何をほざいてやがる、オッタル!! あの野郎は俺が轢き潰す。テメェは手を────「聞け!!」──ッ!!」

 

 憤激するアレンの怒号を遮り、オッタルは言い放つ。ともすればアレン以上の戦慄を孕んだ声で。

 

憎たらしいほどに頑硬で小動もしない巌の如き表情を苦渋に歪めて。それは、オッタルが初めて見せた焦燥の感情。

 

普段のオッタルを知るアレンは、その言葉に驚き、そして気圧された。オッタルの視線は漆黒の戦士を捉えたまま、動かない、動かせない。

 

「俺をわずかでも団長と認めているなら、行ってくれ。俺のためでなく、女神のために·······泥を飲んでくれ」

  

 初めて聞く、オッタルの懇願にも似た苦渋の声色。それはアレンの怒りを鎮火させるには十分すぎるものだった。

 

アレンはチラリとオッタルを一瞥すると、無言のままに駆け出した。アレンの姿が見えなくなった頃合い、オッタルは改めて漆黒の戦士に向き直る。

 

漆黒の兜に漆黒の鎧、漆黒の大剣。黒一色で統一された装備の中で、唯一輝きを放つ鮮血の跡。

 

「変わらんな、その女神至上主義。まだ乳離れができていないのか、クソガキ」

 

 畏怖を隠せないオッタルを嘲笑うかのような声音。だが、オッタルはそれに怒りを覚えなかった。

 

そんな感情に割く余裕などありはしない。息が詰まるほどの重圧、心胆を寒からしめる覇気、全てがオッタルを上回っている。

 

この感覚は知っている。否、忘れようもない。

 

「馬鹿な········なぜ、お前がここにいる!!」

 

 オッタルが挑みつづけ、なお届かなかった壁。その頂が眼前に佇んでいた。

 

「ザルド!!」

 

 

 

 

 

「───なぜ、俺がここにいるかだと?」 

 

 オッタルの焦燥と畏怖を侮蔑するように、ザルドと呼ばれた漆黒の男は静かに口を開く。

 

そして、兜に手をかけてその相貌を露にする。臙脂色の髪、切れ長の目、彫りの深い顔立ち、そして顔を覆うような傷痕。竜や獅子のような猛々しい雰囲気を纏う男だった。

 

その容姿に記憶と相違するものは見受けられない。オッタルの記憶の中の面影と一致していた。

 

紛れもない『英雄』の威容がそこにあった。

 

「ゼウスが消えた、ならば相応の戦場を求めるまで。········それでは納得できんか?」

 

「ベヒーモスの戦いから一線を退き、死んだとすら噂されていたお前が今更、なぜ───!!」

 

 動揺を露にしたオッタルの問いに対し、ザルドは平然と答える。その答えはオッタルの理解の範疇を超越していた。

 

この男は、目前の漆黒の戦士は本物の『英雄』だ。

 

かつての大偉業。三大冒険者依頼の一つ、漆黒の巨獣ベヒーモスの討伐。太古の昔に大穴から出でた三つの大災厄、オラリオの冒険者たちがいずれ達成しなけれればいけない原初の約定でありながらその強さゆえ、千年もの間放置され続けた黒き終末。

 

千年にも渡る下界の悲願であったそれを成し遂げた最強の集団─────【ゼウス・ファミリア】と【ヘラ・ファミリア】。

 

神々に認められし最強の集団は前人未踏の領域の階位に至った『英傑』と『女帝』、Lv8とLv9の団長達によってそれぞれが率いられ、更にその軍下には今のオッタルですら及ばぬ本物の英雄達がいた。

 

彼らはまさに一騎当千、万夫不当の豪傑たち。その力は今のオラリオにいる冒険者達とは決して比べられるものではない。

 

まさに最強、まさに無敵、下界全土の悲願を達成するに足る英雄旅団、神々の全てが英雄たちの勝利を疑っていなかった。

 

そして、成し遂げた。『静寂』の鐘の音が海の覇王リヴァイアサンを打ち砕き、そして──────『暴喰』の牙が陸の王者ベヒーモスを平らげた。

 

当時、弱輩であったオッタルにはその偉業を成し遂げた武人の背中を見ることしかできなかった。だが、それでもその背は、その勇姿は目に焼き付いている。

 

「俺には学がない、だがそれを差し引いてもわからん。かつては都市の守護者として隆盛を我がものとした貴様がなぜ、オラリオに牙を剥く?! その矛盾は········一体何だ!!」

 

 そんな英雄がいまや、守っていたはずのオラリオを脅かす敵となるなどあり得るはずはない。

 

「俺はもう剣を構えているぞ。にもかかわらず、敵の動機を知らなければ戦えないか?」

 

 そんなオッタルの疑念と困惑に呆れたように嘆息するザルド。そして、その手に握られた漆黒の大剣を肩に担ぐ。

 

重圧にも似た威圧感が、ザルドを中心に渦巻いていく。それは、かつてオッタルが幾度となく相対してきた強者の証。

 

「何たる惰弱、何たる脆弱」

 

 真理を突くかのような言葉にオッタルの動悸が跳ね上がる。

 

「派閥は違えど、お前の泥臭さを俺は評価していたが·········見込み違いだったか」 

 

「────ッ」

 

 幻滅を隠しもしないザルドの声音。オッタルはその声に、心が軋む音を聞いた気がした。

 

「────まぁいい。ついでに語ってやろう」

 

「俺の矛盾とは、今のお前に抱いたように全て『失望』の延長だ」

 

 

 

 

 

 

 

「都市を襲う理由が『失望』だと········?」

 

 絶句するリヴェリアに酷くつまらなそうに目をつむるアルフィアの足元に転がる死体の数は既に百を超えている。

 

そのどれもが女が蹂躙してきた者達。静寂の魔女がかき鳴らす破壊の喇叭は強者も弱者も分け隔てなく物言わぬ骸に変えていく。

 

「その通りだ。失望こそが我々を再び英雄の都へと誘い、争乱を呼んだ」

 

 灰色の頭髪から僅かに覗かせる二つの瞳には何の色もない。あるのはただ、純粋なまでの失望のみ。

 

リヴェリアとガレス、二人の第一級冒険者の顔に動揺が広がる。現状の第一級冒険者の中でも突出した実力を誇る二人でさえ、目の前の怪物には敵わないことを本能的に悟っている。それ程までにアルフィアの纏う雰囲気が常軌を逸していた。

 

「────ッ、なにを言っている!! 何に失望したというのだ、貴様は!!」

  

 ガレスが怒号を響かせながら斧を構え、突撃する。大戦士に相応しい巨体で地を砕きながら突進し、豪快に戦斧を振り下ろす。轟音とともに放たれる渾身の一撃。しかし、その攻撃は虚しく空を切る。

 

まるで初めからそこにいなかったかのように消え失せるアルフィアの姿。

 

魔導士とは思えぬ身のこなしに瞠目する暇もなく、背後から聞こえてくる冷徹な声。

 

「────全てに対して、その中にはこのオラリオも含まれるというだけのこと」

 

 リヴェリア・リヨス・アールヴとガレス・ランドロック。殺気立つ都市屈指の実力者二人を前にしても、アルフィアは眉一つ動かさない。

 

「ふざけるな·······きさまがいかに強大であろうと、落胆一つで都市を破壊する道理などあるものか!!」

 

「囀るなよ、エルフ。この世界には雑音が多すぎる。ならば、間引くしかあるまいよ」

 

 

「忌まわしき神々の増長を許し、この現し世に甘い夢を見せた。ならば、眷属たる俺たちにも一端の責任はあるだろう。だから、潰す」

 

 

「神時代はもう終わる。私達が終わらせてやる」

 

 

「「故に果てろ、冒険者」」

 

 

「「「────────ッ!!」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『──誰かぁ、誰かぁ』

 

『──助けてくれぇ!!』

 

『──うああああっ!!??』

 

 死と爆炎の騒乱。一般人も冒険者も区別なく襲う死の灼熱は各地であらゆる命を燃やし、あっという間にオラリオを地獄絵図へと変えた。

 

ある者は火だるまになりながら逃げ惑い、またある者はまだ生きている家族を助けようと駆け寄り、そしてその隙を突かれて燃え盛る業火の餌食となる。

 

誰もが絶望の中、それでも生にしがみつくために必死で足掻く。だがしかし、そんな光景をあざ笑うかのように邪神の信徒たちは次々と民衆の命を摘んでいく。

 

この都市そのものが巨大な贄であるかのように、彼らは無慈悲に命を奪っていった。

 

リュー達が守ってきた平穏な日常が一夜にして消し去られていく様を目の当たりにして、リューはその美しい顔立ちを歪める。

 

「ああぁ、ああ──────」

 

「突っ立っているな、間抜けぇ!!」

 

 身体を返り血と煤で汚している輝夜はその地獄絵図に戦いすら忘れて呆然と立ち尽くすリューの胸ぐらをつかんで叫ぶ。

 

「·······っ!! か、輝夜·········」

 

 

「さっさと剣をとれ!! 何を木偶と化している!! 今、私達が愚図でいることは許されない!!」

 

 

「し、しかし、でもっ········だって·····こんなこと、あっていいはずがない!! アルが私達の────ぐっ」

 

 柳眉を逆立てリューの頬を張った輝夜は彼女を睨み付け、声を張り上げた。

 

「現実から目を逸らすな、たわけぇ!! 絶望の虜となるな、青二才!! 考えるな!! 動け!! 戦え!! 一人でも多くの命を救え!! アーディもだ、あのクソガキの犠牲を無駄にするな!!」

  

 血を吐くような叫びをあげる輝夜に気圧されながらもリューは歯を食い縛る。

 

悲しみに暮れ、涙に濡れたリューの頬を必要以上の力で叩いた輝夜の言葉は何一つとして間違ってはない。間違ってはいないのだ。

 

未だ涙の枯れぬリューはそれを理解するがゆえに歯を食いしばりながら、泣きながら走り出し、それを目にした輝夜は口をつぐんで刀を振るうのを再開する。

 

 

 

「·······わりーな、輝夜、損な役回り任せちまって。お前だって───いや、お前が一番辛いってのによ」

 

 根を同じくするライラだけは口をつぐんで突き進む輝夜の肩の震えに気がついていた。

 

 

 

 

 

 

「─────────ああ、正義の眷属か」

 

「お、ま、えは········ッ」

 

 そこには灰色の女がいた。あまりにも静かに、あまりにも自然に地獄絵図の中に立つがゆえに紛いなりにも第二級の実力を持つ輝夜たちはその女が自ら言葉を発するまでその存在にすら気がつけなかった。

 

あるいはその大きすぎる魔力が故に逆に気がつけなかったのかもしれない。今の輝夜たちを襲うのは純然たる恐怖、違いすぎるのだ。

 

上級冒険者として並の使い手とは一線を画す実力を持ち、格上の敵とも幾度となく剣を交えてきた【アストレア・ファミリア】だからこそわかる、わかってしまう絶望的なまでの彼我の差。

 

灰色の頭髪に固く結ばれた双眸、喪服を思わせる黒いドレスに身を包んだ、一見すれば華奢ですらあるその美女。

 

戦場に似つかわしくない、凪いだ湖面のようでありながら、同時に嵐のように荒れ狂っているかのような矛盾を感じさせるヘテロクロミアの瞳が輝夜たちを映す。

 

その女を中心に沸き立つ悪魔的な魔力の波動、ただ相対しているだけで死を覚悟させるその様はまさに人の皮を被った怪物。

 

「悪いが、お前たち雑音に名乗るべき名など持たない。正義の眷属よ、我が死の喇叭にて醜い肉塊となって果てろ───【福音(ゴスペル)】───」

 

 輝夜達の反応も退避も許さぬ死の宣告。抗いようのない死の一撃が少女達に見舞われようとし─────────。

 

【───────サンダーボルト】

 

彼方から飛来した大雷霆によって打ち消される。大神の裁きを思わせる雷霆の一撃はどれだけの力が込められていたのか、姿なき不可視の死音を掻き消したどころか勢いを失わずに灰色の女へ襲いかかる。

 

「────【魂の平静(アタラクシア)】────。嗚呼、来てしまったか。我が罪の愛し子よ」

 

 純白と灰銀、二人の才禍が相対した。

 

 






人間性が薄汚れている白髪vs公式チート

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