皆の傷になって死にたい転生者がベルの兄で才禍の怪物なのは間違っている 作:マタタビネガー
シリアスアルIF書きたいけど話が成立しなさそう····
アルの腕が飛んだ。そのことにアミッドが気づいたのはアイズよりも遅かった。
アルから離れた位置にいたことと高レベルの前衛戦士に比べれば動体視力が劣ることその二つが災いした形となる。
アミッドは確かに並ぶ者のいない最優のヒーラーだがそのステイタスはあくまでもLv.2。当然ながら推定Lv.9相当以上であるエインの動きなぞ見えるはずもない。
アミッドが非凡なのはその常軌を逸した回復能力と判断力の鋭さにある。そのどちらかが欠けていれば都市最高のヒーラーなどとは呼ばれていなかっただろう。
アミッドがアルの腕が千切れたという現状を把握したのはこの場でもっとも遅かった。
しかし、驚愕も、悲嘆も、絶望も、激情も、その全てを置き去りにして少女の身体が動く。
アミッドはこの周りにいる誰よりも冷静にアルの腕が千切れたという事実を受け止め、誰よりも速かった。
それはまるで最初からそうなることが分かっていたかのような迷いのない動きで魔力を解き放つ。
すでに詠唱を終え、待機状態にしていた全癒魔法を解き放とうとし──────初めてその表情を曇らせた。
溢れる、溢れる、溢れる。
黒き魔力が溢れ出る。穢れた精霊の力が流れ込んでくる。
怒り、憎しみ、殺意、怨念、絶望、恐怖、痛み、悲しみ、虚無、空虚、悲嘆、喪失、失望、落胆、悔恨、後悔、憤怒、嫉妬、羨望、渇望、諦観、憎悪、殺意───ありとあらゆる悪感情がエインの中を満たしていく。
圧倒的なまでの負の感情の奔流がエインを染め上げ、侵食していく。暗い、昏い、闇がエインを飲み込む。
穢れた自分に相応しい、醜い姿へとエインを堕とす黒く暗い闇の底なし沼がエインの心を塗り潰していく。
まだ心の片隅に残っていた未練とも言うべき想いも飲み込まれ、消えていく。残ったのはどす黒い狂気と殺戮への欲望だけ。
もう戻れない。
戻る資格はない。
穢れていく、壊れていく。エインという人格が変質し、別のナニカへと変貌を遂げようとしている。
『──────あァ』
エインは衝動に従った。夜叉のような狂笑を浮かべて漆黒の雷光となってアイズへ襲いかかり─────アイズを庇ったアルの腕を斬り飛ばした。
血飛沫と共に宙を舞う腕を見て、エインは驚愕の表情のまま凍りついたように動きを止める。
流石というべきか、とうのアルの動きは腕を奪われたとは思えぬほどに迅速だ。瞬時にアイズを抱き寄せ、アイズに後方へ跳んで距離を取る。
その判断は正しく、精確であり、欠損すらもアルの鋼の精神を揺るがすには至らない。アルは冷静に傷口を押さえながら状況を確認する。
「(······切断されたか)」
エインの爪牙によって斬られたのだろう。肘から先の右腕が綺麗に消失していた。
痛みは噛み殺せる、出血は既に止めた、戦意に支障はない。だが、そんなことよりも問題なのはエインの様子だ。
目に見えて錯乱している。何が起きたのかはわからないが、それはそれで好都合だ。いくら力が強かろうが力任せであればいかようにもやりようはある。
だが、アルがそう思った瞬間、エインの姿が消えた。
「ッ!?」
否、消えたのではない。今のエインの速度は確かにアルを凌駕するほどに速いが、それでも今のアルならば反応出来ないほどでもない。
アルは咄嵯にアイズを抱え、その場を飛び退く。直後、アルのいた場所に雷鳴が轟き、地面が爆ぜる。
そして、再び姿を現したエインの手には漆黒に染まったエインの長剣があった。
「────ああ、なるほどね」
アルが腕を千切られてから優に『10秒』は経過している。それだけの時間がありながら、腕が治らない、アミッドから回復魔法が飛んでこない。
アミッドならばそれだけの時間があれば詠唱から発動までの一セットなぞ容易く行えるはずだ。
なのに、加えて一秒経過、二秒経過、三秒経過しても一向に魔法が放たれることは無い。アミッドの方を伺う余裕はないが死んでいないのは確かだ。
つまり、そういうことだ。
あの黒剣から放たれている病風には魔法を封じる効果が付与されている。
もとよりあの剣に備わっていた魔法封じの呪詛がエインの魔力と同調することでその範囲と効力を増しているのだろう。
直接斬られたわけでもないのに呪詛の影響を受けているということは恐らく斬撃にはより濃くその効果は乗っているはずだ。
一度、受けて耐性を得たアルには影響は出ていないがアル以外がまともに喰らえば間違いなく死ぬ。
さしものアミッドといえども呪詛を解呪する魔法自体が封じられてはどうしようもない。
「(アミッドを死なせるわけには───)」
先ほどまでアルは団員達はともかくアミッドに注意をはらってはいなかった。
凡百のヒーラーとは違い、全冒険者最上のヒーラーであるアミッドにとって致命傷は致命傷ではない。魔法効果が続いている限り、魔法による『砲撃』や急所への一撃であっても死にはしない。
故に守る対象として考慮していなかったし、現に第一級冒険者達ですらダウンしたエインの魔力放出を受けてもなお立ち続けている。
しかし、アミッドをアルすら諦めさせた聖女たり得させていた究極の全癒魔法が封じられた今、アミッドはただのLv.2でしかない。
そんな状態でエインの攻撃に耐えられるはずがない。加えて、エインの身体からは呪詛を帯びた穢れた魔力が溢れ出ている。
エインの魔力が混ざった穢れた魔力はただでさえ強い毒性を持つ。耐性のあるアルは兎も角、他の団員にはとても耐えられない。
このままではアミッドだけでなく、他の団員達にも被害が出る。そうなれば流石のアルでも隻腕では庇いきれる自信はない。
「(······仕方ない)」
本懐を遂げるよりも仲間の命の方が大切だと割り切る。最悪、アミッドが無事ならあとはどうにでもなる。
『クラ、ネ······ル?』
「格上相手に片腕且つ背水か、まぁ悪くはない」
問題は後衛からの支援が期待できない状況でアミッドが自力で呪詛をこじ開けるまでの時間稼ぎをしなければならないということだが、隻腕でどこまで粘れるか。
アルの【レァ・ポイニクス】ならば解呪も可能だがさすがにそんな余裕はない。
焦るあまり順序を見誤ったとアルは自嘲するように小さく笑いながら思考を切り替えるとエインを見据えた。
アイズはもはや戦えまい、しかし一対一でどうにか出来る相手ではない。アルはエインを無力化することを早々に断念するとエインを足止めすることだけに専念する。
アルの本懐を考えるのであれば無力化した上で自分の死亡という形に持っていくのが理想ではあるが前準備のないこの場ではさすがに博打が過ぎる。
『あ、あァ、アアアアアアアアアアアァァァァァァァッ!!!!』
エインは獣のように叫び声を上げると凄まじい速度で駆け出し、その手に持つ漆黒の長剣を振るう。英雄の領域を優に超えたその剣閃はエインの技量と相まって、神速の域に達していた。
夜叉のような狂笑を浮かべ、狂気に満ちた瞳に理性の色はなく、もはやそこにいるのはエインであってエインではなかった。
アルは冷静にエインの攻撃を捌き、いなしていく。攻撃手段が爪牙と長剣のみとはいえ、その威力はアルがかつて戦ったどのモンスターよりも遥かに強力だ。
一撃、また一撃とエインの攻撃を受ける度にアルの肉体に傷が増えていく。
それは単純な力量差によるもの。エインはアルの防御を強引に突破し、着実にダメージを与えている。
アルの【レァ・ポイニクス】は多芸かつ万能ではあるがそれ故、癒やすことに特化した聖女の奇跡には届かない。
アミッドやヘイズほどの即効性はなく、骨折や裂傷程度ならともかく欠損を瞬く間に治せる程ではない。アミッドが万全の状態ならば一秒で治せたとしても今は無理だ。
肝心なのはあとどれだけすればアミッドが再起するかだ。
エインの魔力とベヒーモスのドロップアイテムによって増幅された呪詛、アミッドのアビリティを考えれば解呪自体はできそうだがあと一体何十分かかるだろうか───
「アル、あと五分·····いえ、三分稼いでください。それだけあればこの呪いは
そんなアルの心境を見透かすように後方からアミッドのそんな言葉が聞こえてくる。アルは思わず目を丸くするがすぐに気を取り直すと口許を歪めて笑う。
「────了解した」
えっ、三分でいいの?
一応俺、その呪いで一回死にかけたんだけど?
ベートの外部からの解呪がなければ普通に死んでたんだが?
直接ダメージないとはいえ魔法使えないのにどうやって自力で解呪するんです?
そりゃ俺だって時間と設備があれば神秘のアビリティで既存の解呪薬とか改良して魔法なしでも解呪できるけど今この状況じゃ絶対不可能だからね?
それをお前、三分て·········。
いや、もう、お前が一番怖ぇよ。
アミッド········お前ほんまアミッドやな!!(精一杯の罵倒)
ヘイズを見習え、ヘイズを!!
········はぁ。
·········本当は今ここで死にたいけど、俺が死んだらそのままアイズとか殺しそうだし、アミッドに火事場の馬鹿力出されて今以上の化け物になられても困るから今回は曇らせは諦めるか。
黒い残像だけを残して夜叉のようにエインがアルへと襲い掛かる。その速度は最早、目視すら難しい。
だが、アルは落ち着いていた。何故なら、アミッドの言葉は確信めいていたから。そして、アルはその言葉を信じる。
誰よりも厚い信頼と畏怖を寄せるアミッドの言の葉を信じない理由などない。アルは迫るエインの斬撃を受け流し、逸し、往なし、透かす。
ひたすら防御に次ぐ防御、全能力を集中して回避行動すらも捨てる。
『(なぜ、押し崩せない。片腕で今の私の攻撃を防ぎきるなぞ─────いや、それよりもなんだこの『技』は)』
そのありえぬ光景にエインに冷静さが戻ってくる。エインの斬撃は当たっていないわけではない、ただアルがそれを全て受け流しているだけだ。
アルの身体に傷は増え続けている。このままではいずれ致命的な一撃が入るだろう。だというのに一向にその致命に至らない。
既に深手ではある。だが肝心なところで決めきれない。
一方的な展開なはずなのに、エインは追い詰められているような錯覚に陥っていた。
アルは攻めない、エインの攻撃を全て防ぎ続ける。エインの攻撃は苛烈を極めているがアルはそれらを的確に捌いている。
隻腕でありながら大剣を盾のように使い、刃ではなく峰を使ってエインの攻撃を流し、時に柄頭や石突を用いて弾き飛ばす。
無論、エインが白兵戦をやめて魔法に切り替えればその限りではないだろうが、今のエインにはまだそれほどの冷静さはない。
一合、ニ合、三合、四合。
白髪が散り、頬が裂け、耳が削げ、骨が折れてもアルは防ぎ続ける。
『なんだ、その『技』はッッ?!』
『そんなもの知らない』、と一年もの間、無二の仲間であったはずのアルにエインはそう断じる。
普段のアルが振るうそれとは全くもって異なる完成された防御の型。そんな技をアルが使うところなど見たことがない。
まるで別の戦士の技を見ているような。
「あれ、は────」
病風の一撃からレフィーヤ達、第二級冒険者を庇ったがために未だ戦線復帰できていないフィンは、アルの戦いを見て驚愕に目を見開く。
あのアルが防御に徹し、エインに攻勢を許さぬほどの技を見せていることにフィンが驚くのは当然だ。
しかし、フィンの驚きはそれだけに留まらない。
完成された防御の型。怪物の剣戟をいなし続けるその絶技に、その身のこなしに、その気配に覚えがあったからだ。
それはまさしく、かの戦士の姿そのもの。
フィンにとっては古くからの戦友であり、好敵手。
かつての最強を識る『当代の最強』。
「あれは─────オッタルの剣だ」
「一度見た動きは模倣できるタチでな」
─────『絶対防御』。
『剣聖』の技では、今のアルではエインの猛攻は凌げない。ならば、より『完成された技』を模倣することでエインの猛攻を凌がんとする。
いかな才禍といえど膂力やスキルまでは再現できないが太刀筋と立ち回りならば真似出来る。
いくら真似ようと、本物には到底及ばないのは自明の理。だが、オッタルの技ならば話は別だ。
「酷く癪だが」
認めたくはないがオッタルこそアルにとって無二の『壁』。その技も駆け引きも全て見て、そして『味わっている』。
他の戦士の技ならばいざしらず、オッタルの技ならば誰よりも深く理解している。
寸分の狂いも許さないミリ単位での剣の操作と剣速、無駄のない力の配分と角度、重心移動。剣を振ればわかる、どれだけの努力と研鑽を積み重ねればこんな芸当が出来るのか。
まだ『届かない』。
『猛者』は未だ『剣聖』の先を行っている。
アルだけが識る、未だ『都市最強』の称号はオッタルにのみ許されたものだと。
生まれ持った才は論ずるまでもなく、積み立てられたステイタスもアルの方が上かもしれない。
技と駆け引きとて劣っているとは思わない。しかし、それでもまだ届かない。
経験が、時間が、努力が、全てが足りない。
千年の『壁』を、ゼウスとヘラの歴史を乗り越えた当代の英雄の器。アルは知っている。この技を振るう『覇者』の強さを知っている。
だが、それはそれだ。今は、今だけはこの技で時間を稼いでみせる。
『ア、ァアアアァァァァァァ!!』
「─────ォオオォオ!!」
エインとアルの叫びが広間に木霊する。いついかなる時も冷淡なアルすらその『技』の使い手のように吠声を上げる。
苦戦は当然、むしろ押されているといっていい状況だ。だが、それで構わない。
決戦の調べは鳴り止むことを知らず、雷鳴と雷轟が響き渡る。エインが繰り出す嵐のような連撃は止まらない。
瞬きすら惜しいと言わんばかりにアルはその全てを捌いていく。一撃一撃が必殺の威力を誇るエインの斬撃をアルは全て防ぎきっていた。
アルは己の肉体に限界を超越した負荷を掛け続けている。既に身体の節々は悲鳴を上げ、内臓も損傷し、血反吐を撒き散らしながら、アルはエインの攻撃を凌ぐ。
膂力で劣り、深手のアルではエインの攻撃を正面から受け止めることは叶わない。故に、受け流すことで衝撃を殺しダメージを軽減する。
それでもなお、アルの身体に傷が増え続けていく。
失意と殺意に彩られたエインの斬撃に迷いはなく、その一撃一撃がアルを殺すに足るもの。エインの攻撃は激しさを増し、苛烈さを極める。だが、アルはそれら全てを受け流していく。
難敵を前にした『成長』。
才あるがゆえに『停滞』していたアルにオッタルが、ミアが更なる高みへ至れと言外に告げていたように。
アルは最強の称号なぞに欠片も興味がない。
だが、カチリ、と歯車が噛み合ったような音がアルの脳内に響く。
揺籃の時を終え、『羽化』にいたろうとしているのは何もエインだけではない。
ここにきて編み出された奥義、猛者の『絶対防御』をアルなりに改良し『絶対応対』へと昇華させた。
一秒ごとに傷を増やしながら、アルは死地にてその境地に辿りついていた。アミッドの解呪完了までの時間稼ぎの為だけに編み出される絶対応の極致。
両者の戦いはもはや視認することさえも難しい速度に達し、その応酬は留まることを知らない。
雷光と黒光が縦横無尽に飛び交い、広間には破壊音のみが響き渡っていく。互いの剣が振るわれる度に石畳が砕け、鋼が裂け、災害と錯覚するほどの光景が繰り広げられる。
狂気と憤怒、拒絶と絶望。相反する感情がうねり、もはやそこに言葉はない。
エインの振るう細剣がアルの大剣を打ち据え、火花が散り、金属同士が擦れる音が耳障りなほどに響き渡る。
怪物と英雄の剣戟は際限なく加速し続け、音速を超え、雷速に至る。
英雄神話の再演。二人の攻防はまさに人智を超越したものとなり果てた。
アルの全身は切り刻まれ、既に死に体といっても過言でない。技も駆け引きも関係ない、ただ力任せに押し切るだけの攻撃。
『クラネルゥゥウウッッ!! 』
慟哭にも似たエインの叫びがアルの鼓膜を震わせる。もう、エインにはアルしか見えていない。
魂があげる悲痛な絶叫を聞きながらもアルはただ静かに大剣を構える。交わり合う両者の視線が交錯し、血風が吹き荒れる。
『私を見ろォォオオオオッ!!!』
「ッッッ!?」
エインの裂帛の気合いと共に放たれた渾身の一閃。今までの攻防が児戯に見えるほどの圧倒的な威圧感。その一刀はアルの知覚を一瞬とはいえ完全に奪い去るほどのもの。
絶対の防御が破られる。
キィィン! と、甲高い金属音を上げて、アルの手に握られていた大剣が宙を舞う。
アルの瞳に初めて驚愕と焦燥が浮かび上がり、そして─────。
「【聖想の名をもって———私が癒す】」
後方から響く聖女の唄。清浄なる祈りと浄化の光。刹那の詠唱、神速の魔法。尊くも美しい歌声が戦場を駆け抜ける。
純白の光粒が溢れ出し、アルの身体に降り注ぐ。石畳に広がる純白の魔法円。
【─────ディア・フラーテル】
アルを包み込む淡い輝き。みるみると傷が塞がり、失われた血液が補充されていく。失った腕までもが再生され、万全の状態へと回帰する。
『戦場の聖女』アミッド・テアサナーレによる奇跡の行使。魔法封じの呪詛から解き放たれた聖女の奇跡がアルを死の淵より救い出す。
「·······三分どころかまだ二分も経っていないぞ」
苦笑を浮かべて振り返るアルに、アミッドは小さく微笑んで返す。
「はい、ですが、もう『慣れました』」
聖女と謳われる少女の確かな『偉業』。アルは畏怖を交えながら口角を僅かに吊り上げ、アミッドもまたそれに答えるように微笑んだ。
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この四年間定期的に即死半歩前で運ばれてくるイカれ頭による気苦労と治療で心身ともに強固になった聖女様
原作やダンメモからして魔法抜きにしてもアミッドの血に解呪効果とかあるっぽいんだよなぁ···スキルかな?
レフィーヤ達二軍→ノックアウト
アマゾネス四人→疲労状態でクソデバフ受けて半気絶
ベート→追撃でノックアウト
フィン→再起したてで二軍を庇って一番深手
アルよりオッタルのが明確に強いというわけではないですがアルがそもそもあんまり強くなりたくないと思っているのと冒険者歴の格段の違い故の経験の差でオッタルのが上······とアルは思っています。
実際は得意分野とできることが全然違うのでどっちが上とか下とかない同格です。
アルは一度認めてしまうと割りと盲目的(アミッドへの過剰な畏怖や後々わかるフィンへの信頼など)。
オッタルの活躍の場は大分後ですがちゃんと用意しています。