〜月!!日
……3日ほど経ってようやく落ち着いたので、改めて書こうと思う。ぐちゃぐちゃで全く読めなかったから。
スカーレットが死んだ。それも教会の奴らに殺されて。
レミィとフランは生き残ったようだ。話に聞くと、危機的状況において、二人の能力が覚醒。主に『あらゆるものを破壊する程度の能力』に目覚めたフランが全員を殲滅したようだ。
しかし、この事件の後。フランは自分から地下室に閉じ籠もってしまった。恐らくは「もっと早く能力に目覚めていれば、スカーレット達が死ななくて済んだのに」等と考えているのだろう。
……それは俺も同じだ。俺は自分の研究室に籠もって研究ばかりしていた。俺の館にも教会の奴らは来ていたが、俺の拵えたトラップや、アイン達によってボコボコにされていたらしい。
俺が外の情報をシャットダウンしていたから、自分の友人をみすみす死なせてしまった。
レミィにも責められてしまった。「なんで父様と母様を助けに来てくれなかったの!!」と。全くもってその通り。罪滅ぼしにはならないだろうが、友の忘れ形見であるあの子達を俺にできる限り護っていこう。あの子達に気付かれないように。これこそが怠惰であった俺に課せられるべき罰なのだから。
〜月★日
教会に復讐をした。彼奴等は神の名の下に同族である人間さえも手にかけていたようだ。そして、それこそが正しいと考えている。
……実に腹立たしい。せめてもの慈悲と、苦痛をあまり感じさせぬように殺してやった。後、聖遺物やらなんやらもかっぱらってきた。本は図書館に、他は……宝物殿に放り込んどくか。
〜月♂日
今日、ゲンムが美味しいマフィンを作ってくれた。レミィ達のところにも贈ったが、食べてくれただろうか。……いや、彼女達からしたら俺は自分の両親を見殺しにした嫌な奴、敵のひとりなんだ。憎まれてても仕方ない。
▼月☠日
忍者といえば、ハリ○ンジャーだと思い、それっぽい特殊スーツと武器、変身アイテムを作っちゃった。ただし後悔はしてない!!
▼月☂日
そういえばと、ふと疑問になったことがある。俺が能力で創り出す手裏剣は何製なのだろうと。気になったので調べようと思う。
▽月◇日
特に何もわからなかった。圧倒的なUnknown!!極東に現れた妖怪のぬえとかと同じで正体不明!!もしかしたら仲良くできるかも?
▽月⊥日
俺は最近会いに行ってないが、レミィは紅魔館の主として頑張っているらしい。……流石は幼くとも吸血鬼。いや、彼奴等の子供だからだろうか。とても良い支配者となってているようだ。
しかし、本来なら彼女達は吸血鬼からしたらまだまだ子供。遊びたい盛りのはずなのだ。
しかし、レミィは大人達に張り合い、紅魔館を、家族との思い出の詰まった大切な場所を護るために子供ではいられなくなってしまい、フランは地下に閉じこもってしまった。
……スカーレット。お前の娘たちはバラバラになってしまった。どうやったら昔の仲の良い姉妹に戻るのだろうか。
▽月∫日
鬼という妖怪が流れてきた。いや、別に川とか海とかをドンブラコしたんじゃなくて、放浪みたいな感じで。
どうやら、極東でなんかやらかして逃げてきたらしい。たまたま外に出てた俺を見て、襲い掛かってきたので程よくボコった。
能力が面白かったので、『磨獄』という名前を新たに付けて縛ってやった。和風にしたんだ。嬉しいだろ?
▽月∋日
『磨獄』の話を聞くと、元々の名前は大嶽丸という鬼らしく、人間に追い詰められながらもここまで生き延びているのだから実力は有るのだろう。……まぁ、俺が可笑しいだけで。
磨獄かつての名前を姓として使うらしい。
しかし、あそこまで重く忠誠を誓われても困る。取りあえずは門番をしてもらうことにした。後、飲むと妖怪の力を引き上げる酒をコンコンと沸かす瓢箪を渡すと、とても喜んでた。因みに妖命瓢という名前で酒の方は妖命酒だ。
▽月∅日
ふと、以前調べたアンシーの能力に違和感を持ったので、改めて調べてみた。すると、実際は認識を変える程度の能力だった。
どうやら能力の認識を変えられていたらしい。これはすごい逸材だ。