ロボット作ってたのに気づいたらパイロットしてた   作:なー02

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なんか筆が乗ったので連日投稿



4話

あれから更に数ヶ月が経過した。

 

俺は新たな同僚達と共に毎日MSの訓練をしている。

 

こうなってしまったのはハンゲルグさんとした会話のせいだ。

 

あの会話の後、ハンゲルグさんからリガ・ミリティアに参加してほしいとお願いされた。

 

リガ・ミリティアの名前は聞いたことがある。

ベスパ…ザンスカール帝国に連邦とは別で対抗している組織というぐらいしか知らなかったが、この組織にハンゲルグさんとミューラさんは参加しているらしい。

 

今の連邦ではザンスカールを止めることは出来ない。

ならばとリガ・ミリティアが組織されその一員とのことだ。

 

俺のシミュレーターの結果を見て是非MSのパイロットとして参加してほしいと言われた。

 

正直いきなり過ぎて理解が追いつかなかった。

ご近所さんが実は戦争に参加してたなんてね。

 

シミュレーターの記録が良かったからパイロットって安直すぎない?

今も前世も機械いじりしてるだけの人間だよ?

 

あれってゲームでしょ?

え?軍とかでも正式に採用されてるやつなの?

正規パイロットの訓練用?

あ、そうなんだ…

 

明らかに乗り気でない俺を見たハンゲルグさんはとんでも無い事を言いやがりましたよ。

 

このままではウッソ君がMSに乗るかもしれないだってさ。

 

その言い方は卑怯じゃない?

そんなこと言われて乗らなかったら俺が逃げてるみたいじゃん?

別に強制じゃないし乗らなくてもいいんでしょ?

 

結局参加することになりました。

 

自分の子供をダシにしやがって…なんて親だ!

だけどこれで良かったのかもしれない。

さっき語った事は本音だもの。

子供達が笑顔になってくれるならね。

 

という訳で正式に参加するまで2週間の期間をいただきました。

 

直ぐにじゃないの?なんて言われたけど正式に退職するには最低2週間必要なんだよ?

いきなり次の日から来なくなったら職場の人達困るでしょ?

 

というわけで急ではあるが知人の手伝いという名目で辞めることを告げると残念だが次の場所でも頑張れよと励まされた。

温かい職場で良かったよ。

 

カテジナちゃんにも居なくなることを伝えたら抱きつかれ涙を流しながら行かないでと言われてしまった。

子供の涙は駄目でしょ。

決心にぶっちゃいそうだもの。

 

また帰ってくるよとか良い子にしてたら直ぐに会えるよとかありきたりなセリフだけどなんとか落ち着いてもらったよ。

涙を流しながら納得してないだろうけど俺を離してくれた。

カテジナちゃんの目線に合わせて屈んで頭を撫でると涙は止まった。

聞き分けの良い子だ。

 

すると彼女はふいに俺の頬にキスをしてきた。

 

「絶対に帰ってきてね!」

 

俺はニコリと笑いながら勿論だよ。っと言ってその場を後にした。

 

その後ウッソ君とシャクティちゃんにも同じ事を伝えると泣きながら抱きついて行かないでとお願いされてしまった。

 

カテジナちゃんと同じように何とか納得してもらうが、やはり子供の涙は色々とくるものがある。

 

二人に絶対にまた会おうと約束し俺は戦争へと向かった。

 

 

 

いやまあ、いきなり戦争なんて無理だからまずはMSの本格的な操縦訓練からという事でリガ・ミリティアの隠し工場に行ったわけなんだ。

 

早速やらされたのは耐G訓練

これ前世でもやったんだけど何がきついのか判らないんだ。

 

普通なら三半規管がやられちゃうみたいだけど何故か平気なんだよね。

 

それからシミュレーターを数度動かし問題がないと確認されたので早速とばかりにMSに乗ることに。

 

乗り込む機体はジャベリンという連邦のMSで現在の量産主要モデルらしい。

 

というか連邦の機体なんであるんですか?

 

転がってたのを直したの?

 

中の人は…あ、いえなんでもないです。

 

つまりこの機体は先代パイロットが亡くなって、リサイクルされたということか。

 

それって事故車両じゃない?

中古で売ってたら誰も買わないレベルだよ?

大丈夫?

え?今リガ・ミリティア独自にMS作ってるの?

むしろそっちの開発の方が気になるんですが?

そのうち連れてってくれる?

 

まぁ、リガ・ミリティアなんて名前は付いてるけど要はテロリストみたいなもんだしね。

今はこの機体で我慢するしかないか。

 

とりあえず指示された通りにまずは動いてみる。

 

初めて乗ったにしてはスムーズに動けてるんじゃないかな?

 

しかしこれだけスムーズに動作してると前世で作ったロボットはまだまだ遅れてたんだな。

 

一歩動かすだけでも大変だったのに…

 

 

更に数ヶ月が経過した。

 

ここでの生活にも慣れてきた頃に新しいパイロットがやってきた。

 

オリファー・イノエとマーベット・フィンガーハット

 

後輩に当たるこの二人が来たことにより更にジェムズガンという新しい機体が回ってきた。

 

というか相変わらず壊れたのを直して持ってきたのかな?

仕方ないとはいえ事故車両というか火事場泥棒じゃない?

二人共この機体でいいの?

 

まずは乗る前にシミュレーターで二人の動きを確認し、3人で対戦することになった。

 

3人と言っても俺1人と向こうは2人。

先輩イジメかな?

 

さすがに複数は無理だよ!って言ってたら

 

「お前さんはエース級だからこれで丁度いいんじゃよ」

 

そう言ってきたのはMSの技術師をしているロメロさん。

 

お年寄りなのに他のメカニックよりバリバリ働いてるお爺さんだ。

たまに技術的なお話を伺ってるが大変参考になることを教えてくれる。

 

俺がエースなら他の人なんてスーパーエースじゃない?

 

「ごちゃごちゃ言わんでサッサとやってみんか」

 

怒られた。

 

そんな訳で二人と対戦することに。

 

「先輩に勝ったら僕がエースですかね?」

 

うん。それでいいよ。むしろ勝ってくれオリファー。

 

「そんな事言ってやられないでよ?」

 

大丈夫、俺簡単に終わるだろうから。

 

開始して5分

オリファーとマーベットは撃墜判定を食らった。

 

「くっ!もう一回お願いします!」

「今度は連携していきましょう!」

 

うんうん。

やる気があるのはいいんだけどもっと本気出していいんだよ?

先輩に華なんか持たせないでいいんだよ?

 

「くそぉ!絶対に勝ってやる!」

「あまり舐めないでくださいよ!」

 

二人共さっきは手加減してくれたのかと感じるほど動きが段違いだけど…ほいっと。

 

開始して7分

オリファーとマーベットは(以下略

 

「何でだ…なんであんな正確に射撃が出来るんだ…」

 

ちなみに俺の戦闘スタイルは遠距離主体で基本的には近づかない。

 

というより近距離何て危なくて近づけないから遠くからポイポイっとやるしかないんだよね。

 

「それでも一発で当てるなんて…」

 

いや、ロックオンしたら撃ってるだけだよ?

誰でもできるでしょう?

 

って言ったら物凄い驚かれた。

普通の事言ったよね?

ロックオンしたら撃つ。

基本でしょ?

 

「普通は簡単に当たらんよ。お前さんが特別なだけじゃわい」

 

そうなの?それはちょっと大げさじゃない?

なんでこんなに持ち上げてくるのさ。

そんなに先輩という物に華を持たせたいのか?

 

「先輩…いや、隊長!これからご指導よろしくお願いします!」

「よろしくお願いします!」

 

隊長って何?

 

「そりゃMSの部隊で動くんじゃからお前さんが隊長ってことじゃろ」

 

え?そんな話聞いてませんよ?

それにそういうのって辞令とかありません?

 

「別に正規の組織じゃないんじゃからいいじゃろ」

 

随分と適当だけど確かに正規じゃないからいいのかな?

というか本当に俺が隊長でいいの?

指示したことないよ?

近接苦手だよ?

指示とかしたことないよ?

 

「そこは俺とマーベットでカバーしますよ」

「任せてください」

 

そうだねぇ…とりあえず仮って形でいいならやってみようか。

何事も経験だしね。

 

とりあえずハンゲルグさんは何処かな?

ちょっとお話したいことがあるんだけど…

え?いないの?

確かに最近見ないなーとは思ったけど何処行ったの?

知らない?そーですか…

ちなみにミューラさんは…上?

月?え?宇宙?MS作りに?

 

人を誘っておいて何も言わずに居なくなるとかどういうこと?

いや、忙しいんだろうけどさ。

 

とりあえず…3人で連携とか色々と試してみようか。




一応次話辺りからハーレム臭をプンプン匂わせる予定です。
原作から考えると絶対にアリエナイ展開なのでご了承下さいませ。

感想、評価、お待ちしておりますね。
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