ロボット作ってたのに気づいたらパイロットしてた   作:なー02

6 / 9
いつも誤字報告いただきありがとうございます。
そして気づいたらUA10000超え
お気に入りも400件超えました。
昨日から一気に増えたんですがあれですかね?
やはりエロ系なお話だったからですかね?
評価も赤バーいただいてて大変恐縮です。
二次創作の新作日間ランキングにも乗っちゃっいました。
ありがとうございます。



6話

ガンイージと共に地球に降り立った俺はそのままリガ・ミリティアの工場へと向かわされた。

 

いくら降りる時に休めていたと行ってもそのまま向かわせるのはどうなのよ?

別にいいけどさ。

 

工場に到着するとそれはそれは大層歓迎されてた。

久々に会う連中が多いので仕方がないがこういうのは前世では無かった経験なので素直に嬉しい。

 

「隊長!」

 

一際大きい声でこちらに寄ってくる人物。

 

オリファーだ。

 

「お久しぶりです!」

 

久しぶりだね。

右手を出してきたので握手を交わす。

 

「今夜一杯どうですか?向こうの話でも聞かせてくださいよ」

 

それは勿論構わないよ。

その前に一言いいかな?

何か顔付き変わってない?

前はギラギラしてる感じがしたけど今は落ち着いた感じがする。

 

「環境も変わりましたからね。色々とありましたから、その話も含めて話しましょう」

 

という訳で歓迎もそこそこにオリファーの部屋で久々に男同士で飲むことになった。

 

色々と俺がいない間の話を聞いていく中で一番ビックリしたのはオリファーとマーベットが付き合い始めていたという事だ。

いつの間に?いや、俺が宇宙にいる間なんだろうけどさ。

 

聞くところによると打倒隊長!という事で二人で行動することが多い中で自然と男女の仲になっていったらしい。

 

恥ずかしそうだが嬉しそうに報告してくるオリファー。

二人の為にも早く戦争を終わらせないといけないな。

 

そのマーベットは今何処に?

新しい機体の調整とテストパイロット?

だから居ないんだ。

 

そういえばMSのチームが発足されたって聞いたけどそれはどうなの?

まだチームが出来たよって聞いただけなんだけど。

 

それに関してはオリファーから明日を楽しみにしていてくださいと言われた。

あれ?俺って一応隊長だよね?

事前資料とかは?ないの?

 

ちなみにチーム名はシュラク隊。

意味としてはシュラクというのは英語で百舌という意味でザンスカール帝国帝国を獲物に見立てているらしい。

モズの早贄ってことだよね?

獰猛過ぎない?どんな屈強な人達なんだよ!

俺やっていけるかな?

隊長なら問題ない?

何言ってるの?

こちとら技術屋上がりのパイロットですよ?

そんな人達に敵うわけないでしょ!

 

そんな話をしながらオリファーと飲み明かした次の日。

 

オリファーに連れられやってきた一室。

この中にシュラク隊が揃っているらしい。

 

オリファーが先に入室し、続いて俺も入室。

どんな野郎共が待ち構えているのかおっかなびっくりしていたが目に飛び込んできたのは女性達。

 

あれ?屈強な野郎共は?

 

想像とは違う光景に思わず固まってしまう。

 

「隊長?どうされました?」

 

オリファーから声が掛かりそちらに目を向けると顔が笑っていた。

イタズラが成功し笑っている顔だ。

これはどういうことなんだろうか問いただしたい。

そしてマーベットにすぐに報告してやりたい。

 

とりあえず今は目の前の事を処理しなければならない。

オリファーが彼女達の正面に立つと座っていた彼女等が立ち上がる。

 

「シュラク隊9名揃ってます」

 

真ん中の女性が声を上げる。

彼女がまとめ役って事かな?

 

「判った。とりあえず楽にしてくれ。座ってくれて構わない」

 

その言葉に彼女達は従い椅子に座り直した。

あれ?何かオリファー隊長っぽくない?

 

「今日は長らく宇宙で活動していた我等の隊長が戻られた。今日はその顔合わせだ。それでは隊長、お願いします」

 

この状態で何を言えと?

彼女等の顔見てる?

凄い軽蔑というか疑いの目を向けてきてるよ?

 

「その前に一つ、いいですか?」

 

さきほどの真ん中で声を上げた女性だ。

 

「なんだ?ジュンコ」

 

「私達はオリファー隊長が隊長だと思っています。だからこの人を隊長とは認めません」

 

その言葉を聞いたオリファーは目を見開き驚いている。

 

オリファーめっちゃ慕われてるじゃん!

俺隊長止めていいよ?

むしろ技術屋一筋に戻してくれていいよ?

 

「ちょ、ちょっと待て!散々説明しただろ?俺はあくまで代理で隊長が戻ってきたら俺は副隊長になるって」

 

それでも彼女…ジュンコと呼ばれた女性は納得してないの一点張りで譲らない。

 

いいんじゃない?

このままオリファーが隊長やれば?

 

「勘弁してくださいよ…とにかく隊長はアナタしかいないんですから!ジュンコ!」

 

「私達はオリファー隊長に鍛えてもらいました。隊長には敵いませんが腕の方も自信があります。実力もわからない人に隊長はしてほしくありません」

 

ご尤もな意見だな。

いきなり見知らぬ人間が自分達の上司になりますって言わてもね。

しかも命懸けの戦場での上司だ。

自分の命が掛かる訳だし彼女の言ってることは正しい。

 

「なら実力があれば認めるわけだな?」

 

この問いにシュラク隊と呼ばれる女性達は全員頷いた。

 

「はぁ…判った…ならお前達と隊長でシミュレーターで模擬戦をしてもらう。それでいいな?」

 

「さすがオリファー隊長!話が早いね」

 

いやいや、俺を無視して進めないでくれないかい?

俺としてはこのままオリファーが隊長で一向に構わないよ?

その方がスムーズに事が進みそうだし。

 

「あれから更に腕を上げてるのに何言ってるんですか…?」

 

信じられないみたいな目でこっちみるの止めてよ。

昨日のシミュレーターの話でしょ?

むしろオリファーのが腕上がってたでしょ。

 

と二人で会話しつつシミュレーターの場所まで行くと俺が出発する前よりシミュレーターが10基に増えていた。

シュラク隊の人数に合わせて増設したそうだ。

 

「よし、シュラク隊は全員シミュレーターに入れ、それと隊長もお願いします」

 

おいおい、まさか全員とやるの?

1vs9ですか?

先輩イジメ再びですか?

 

「いえ、これでも人数は足らないぐらいだと思ってます」

 

オリファーを俺を過大評価しすぎじゃない?

いくらなんでも9人は無理だって。

 

「そうですよオリファー隊長!私達の実力は知ってるでしょ!?連携だって出来るんですよ!」

 

オリファーは深くため息をついて首を横に振りながらやれやれといったポーズを取った。

メガネがデカイからかコメディーみたいな動きだな。

 

「いいからやってみろ」

 

「…後悔しても知りませんよ!」

 

いや、やる気になったみたいだけど俺はまだ了承してませんよ!?

 

「隊長、月でのデータは送られてきてますからね?近接も行けるようになったんでしょ?さぁさぁ!やりますよ!」

 

何とも強引にシミュレーターに押し込まれてしまった。

とりあえずやるしかないかと覚悟を決める。

 

ちなみにシミュレーターの機体はガンイージにアップデートされている。

 

開始されること20分ほどでシュラク隊9名は全員撃墜判定を食らっていた。

 

「そんな!」

 

オリファーはその光景を当たり前のように見ていた。

 

うーん…俺専用に長距離ビーム、即ちスナイパーライフルを配備してもらったから使ってみたけど、いいね。

 

「あんな…一発で当てるなんて…」

 

俺がしたことと言えば前にオリファーとマーベットとやった時のように遠距離でまずは何体か落とした。

スナイパーライフルのおかげで前回より射程が伸びてる分近づかれるまでにまずは3機を撃破。

 

その場で打ち続けていれば居場所がバレるので距離を離しつつ更に1機。

 

これ以上はまずいと思ったのか残りの5機はフルブーストでこちらに接近。

 

スナイパーライフルからビームライフルに代えて一定の距離を保ちつつ更に1機。

 

残り4機はさすがに苦戦した。

近接は厳しいけどやるしかないのでビームサーベルで抵抗しつつ、左手に持ち替えたビームライフルで更に1機。

 

残り3機となったが動揺したのか動きが悪かったのでビームサーベルで2機を撃破。

 

最後の1機はジュンコと呼ばれていた女性の機体だったらしい。

オリファーほどじゃなかったけどいい動きをしていた。

けどロックオンしないでビームライフルを当てて終わり。

 

一応月でも訓練は欠かしていなかったからね。

向こうには退役した元連邦軍の人とかもいたから色々と教えてもらったよ。

近接苦手なんです、って言ったら物凄い近接ばっかシゴカれた。

左手ビームライフルも前にウッソ君がやっていたのを思い出して両手で使えるようにした。

機械である程度オートが付いてるとは言っても利き手じゃないと何ともやりにくく感じてしまうのよね。

そこを違和感なくすために左手での訓練もした。

最後のオートロックなしは単純にロックオンされるとアラートが鳴って警戒されるからロックオンしないで当てただけ。

最初の3機は遠距離からのアラートで警戒の意識が薄かったんだろうね。

その後の1機はロックオンなしスナイパーでズドン。

 

シミュレーターが終わったのでとりあえず降りる。

さすがに1vs9は緊張したな。

何とか勝てて良かったよ。

というか9人で連携するのはいいけどまとまり過ぎじゃない?

相手の武器なんて何があるか判らないんだから距離が開いてても油断しちゃだめだよ?

 

近接は苦手って言ったからを抜いてくれたのかな?

一応オリファーが俺の事隊長って言ってるし華を持たせてくれたのかな?

 

「アリエナイ…9機もいたのに…」

 

んー…凄い落ち込みようだ…。

彼女達全員化け物を見るような目でこっちを見てくる。

オリファーとマーベットの時と同じ様な目をしてるな。

 

一応俺も人なんだからそんな目で見られると傷付いちゃうからね!

 

「さすが隊長ですね。前と変わらず見事な…いや、前以上の見事な腕前ですね」

 

ありがとう。っていか彼女達が油断していたからだろうし、新しい武装もあったからね。

 

「それでも苦手って言ってた近接でも撃破してますし流石ですよ。俺も頑張らないとな」

 

ところで、彼女達はとうするの?

魂抜けちゃってるよ?

 

「どうでしょうかね?まぁシュラク隊なら大丈夫ですよ!」

 

あ、ところで聞きたいことあったんだけど何でシュラク隊は全員女性なの?

オリファーの独断と偏見?

それなら俺はオリファーとの過ごし方を考えないといけなくなるな。

 

「違いますって!上からチームを組むように言われて届いた資料見たらたまたま全員女性だっただけですから!」

 

本当に?怪しいぞオリファー!

全員タイプの違う女性だし、それでも皆綺麗所じゃないか!

俺の屈強なパイロットイメージを返せ!

 

「俺だって驚いてるんですからね!なんですかそのイメージ!」

 

二人で馬鹿な事を話しながら戯れているとシュラク隊全員がこちらを向いていた。

魂は戻ってきたようだな。

 

さきほどと顔付きが違うな。

という事はもう一戦あるかな?

オリファーとマーベットも納得できないのか何度も挑んできたし。

 

「隊長、先程は失礼しました」

 

それにオリファーが「俺は隊長じゃ…」と答えようとすると食い気味に。

 

「オリファー副隊長は黙っていてください」

 

凄い剣幕だ。

オリファーを副隊長って呼んだという事は…隊長って俺の事かな?

 

「勿論です。先程は失礼な態度を取り申し訳ありません。シュラク隊ジュンコ並び以下8名、ソウヤ隊長の下に付きます」

 

あーうん、何と言うか認められたのは良いんだけど隊長はオリファーで良くない?

今までそれでシュラク隊はやってたわけだし。

駄目ですか、そうですか…。

 

その後は全員の名前を知らないと言うことで自己紹介から始まった。

 

ジュンコ・ジェンコ。

ケイト・ブッシュ。

コニー・フランシス。

フランチェスカ・オハラ。

ペギー・リー。

ヘレン・ジャクソン。

マヘリア・メリル。

ミリエラ・カタン。

メルクリン。

 

全員が全員女性なのだが本当に全員が綺麗所だ。

オリファーの趣味ですって言っても違和感ないな。

 

とまぁ自己紹介が終わった所で本日は終了となった。

その日もオリファーと飲んでいたらシュラク隊の全員が部屋に突撃してきた。

親睦を深める意味でそのまま全員で飲む訳だがこの部屋じゃ狭くない?

食堂に移動しようかと提案すると却下された。

まぁ、彼女等がそれでいいならいいんだけどさ。

何故か俺の隣に座る人がどんどん交代するのはなんでだろう?

クサイのか?

ちゃんとシャワーは浴びたはずなんだけどなぁ…。

俺の隣の人がトイレに行くと代わりに他の人が座る。

その際ちょっとした口論になるけどそのうちそれが暗黙の了解となっていた。

 

ちなみにオリファーはいつの間にか居なくなっていた。

多分トイレと同時に自分の部屋に戻ったんだろうけどせめて一言言ってほしかった。

 

気づいたら一人また一人と眠っていってしまった。

床は冷たいから部屋に戻りなさいと言うけど誰も戻ろうとしない。

というか俺のベッド占領されてるし、床で寝始めるし、どうすりゃいいのよ?

最終的には全員俺の部屋で眠りやがった。

 

俺の寝る場所ないじゃん!

って事で仕方ないのでちょっと外に出て一服することに。

 

夜風が気持ちいいなぁ。

って思ってると後ろから声を掛けられた。

 

「こちらにいらしたんですか」

 

ジュンコだ。

ちなみにシュラク隊全員名前で呼ぶことになった。

隊長なんだから呼び捨てにしろ!と命令されたので判りましたと了承。

隊長なのに…。

 

ジュンコは寝ていたはずなのにどうして?

 

「隊長が出ていくのが見えたので」

 

まぁ俺の部屋で皆寝てたからね。

誰かしら出ていくのは気づいたか。

俺はタバコに火を付けて一息吐く。

 

「隣よろしいですか?」

 

別に断る必要なんかないだろうに。

というかその格好寒くない?

何でタンクトップなのよ。

何か上着羽織りなさいよ。

 

自分の着ていた上着をジュンコに差し出した。

決して胸元に目が行ってしまうからとかそんな理由ではない。

 

俺の上着を肩から掛けるんだがそうじゃない。

前を閉じてくれたまえ!

胸が!谷間が見えるんだよ!

 

「…ありがとうございます」

 

ちょっと照れながら言うんじゃないよ。

昼間の勢いはどこいったんだ?

 

「この戦争は…勝てるでしょうか?」

 

真剣にこちらを見つめ聞いてくるジュンコ。

下からこちらを見上げて聞いてくるので胸元がハッキリ見えてしまう。

…止めよう。

真剣に聞いてるんだから答えなくちゃな。

 

俺の答えは判らないって答えた。

未来何か見えないしね。

各地で起こった戦いのデータや記録は見たりしてるけどリガ・ミリティアとザンスカールの規模で見たら圧倒的にあちらさんが上だ。

連邦も一部は頑張ってくれてるみたいだけど本当に一部だけだからね。

 

「絶対に勝つとは言わないんですね」

 

勝てるかはわからないけど負けられない戦いではあるよね。

 

「そうですか…私は…勝つつもりです。ここで命を捨てようとは思ってませんので」

 

そりゃ俺もそうだよ。

前世から考えたら大分長く生きてるけど生きてるからには死にたくないよ。

 

勝つというよりも生き抜く事が大事かな。

 

「生き抜くことですか?」

 

まずは戦争に勝つより生き抜くことだね。

生き抜ける力が無ければ待ってるのは死だよ。

仮に負けたとしても死んでなければやり直せるでしょう?

死んだらやり直しもないからね。

だから俺は勝つことより生き抜く事を優先するかな。

無様に負けようと生きてりゃ何とかなるさ。

 

「そうですか…生き残れますかね?」

 

そこは疑問にせずに生き残るんだよ。

生きていれば次がある。

そう考えてるだけだよ。

微力ながらこんな隊長だけど全員が生き残れるように考えるさ。

 

「…判りました。ありがとうございます。私達じゃ隊長の足元に及びませんが指導よろしくお願いします」

 

俺に頭を下げジュンコはその場を後にした。

そして上着を持っていかれてしまった。

寒くなってきたので中に戻ろうとしたけど部屋に帰っても寝る場所がないな。

 

その後オリファーの部屋に行き叩き起こして部屋で寝かせてもらった。

 

それからは全員で再びシミュレーターに乗りフォーメーションの確認や、少人数でのフォーメーション、俺やオリファーが居ない時の指揮官などやることは様々であった。

ジュンコに言ったようにまずは生き残る力を全員で鍛えていった。

 

それから更に月日が流れついに実践の日が近づいてきた。




気づいたら6000字超えてました。
次回から原作に介入しますが原作通りに進みつつ原作は崩壊します。

更新は週1or2の予定ですがノリと勢い次第では増えるかもしれないし減るかもしれません。

誤字脱字報告、感想評価、お待ちしております。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。