ロボット作ってたのに気づいたらパイロットしてた 作:なー02
基本的にはガワは沿っていきますが内容は変わってきます。
それとTV版を最後に見たのはかなり昔なので内容ほとんど覚えてません。
あらすじとネタバレなどを見ながら書いてます。
そして原作沿いに書くのが非常に難しいです。
総合と二次創作両方の日間でランキングに乗ることが出来ました。
ありがとうございます。
ある日いつものように訓練を行っていたら呼び出された。
オリファーにその場を任せて呼び出された内容を確認しに行く。
内容はマーベットが怪我を負ってしまい新型の操縦が困難の為代わりに受け取りに行ってほしいそうだ。
オリファーが聞いたら飛び出していくんじゃないか?
それならいっそオリファーに行ってもらうべきか?
一応俺が乗る予定の新型なので本人が取りに行き早めに慣れてもらうのがいいとのこと。
何よりマーベットが負傷した原因はベスパと交戦したからだそうだ。
負傷しながら何とか退けたって事かな?
え?違うの?
は?
子供がMSで撃退した?
本気で言ってるの?
そりゃまぁここで嘘とか言わないだろうけどさ…。
確か向こうにはMS動かせるのはマーベットしかいないんだっけ?
緊急事態だろうけどさ…子供がMS乗って撃退したって…都合良すぎない?
そのお陰で助かったんだろうから何も言えないけどさ。
とにかく俺がカミオン隊に合流して新型の受領をしそのままカミオン隊に追従してほしいとのこと。
まずはこの案件をシュラク隊に通達。
案の定というかオリファーが行くことを志願してきた。
一応行くのは俺って決まってるのでここでシュラク隊をまとめてほしいと伝えても自分が行くと一点張りだ。
申し訳ないがここは隊長権限を使ってオリファーを大人しくさせた。
物凄いオリファーから睨まれてしまった。
このままだと俺が出た後に付いてくるんじゃないか?
ジュンコを呼び俺が出たあとにオリファーが飛び出さないように見張ってて欲しいと伝えると首を縦に頷かせる。
マーベットの負傷状態も気になるし戦闘があったって事は第二波があってもおかしくない。
素早く準備を進めて自分の機体であるガンイージに乗り込む。
エンジンに火を入れ起動。
ゆっくりとその場から立ち上がる。
合流予定地点まで距離があるな…。
工場から離れたら少し飛ばすか。
「ソウヤ・クルス、ガンイージ出ます」
カミオンとの合流地点に向け機体を走らせた。
どのぐらい走らせただろう。
もうすぐ合流予定の場所に到着するところで通信が入った。
「こちら、カミオンのオイ・ニュングだ。聞こえるか?」
伯爵からか…。
というかミノフスキーが散布されてないとは言っても通信はまずいんじゃない?
「そうも言ってられなくてね」
事情を聞くとマーベットのコアファイターがベスパと戦闘に入ったとの報告だった。
マーベット怪我してるんじゃなかったの?
「そうも言えない状況でね。我々の戦力はマーベットだけなのだよ」
そうだろうけど…そういえば子供がマーベットの代わりにMSに乗ってたらしいけどその子供は?
「彼等はカサレリアに帰ったよ」
またとんだタイミングで帰ったもんだね。
まぁ、子供がMSに乗って戦争に参加するもんじゃないし…それはそれで仕方がない。
すると今度はピンチがやってくるとは…何とも言えない状況だ。
「すまないが早めに来てくれ。マーベット1人ではベスパは抑えきれない」
通信が切られた。
俺は息を思い切り吸い込み…吐き出した。
正直先程まで戦争に本格的に参加することに抵抗があった。
散々訓練は行った。
けど実戦はこれが初めてだ。
シミュレーターは所詮シミュレーターだ。
正直逃げ出したいほど怖かった。
このまま戦争の手が及ばない場所まで逃げたかった。
でも…さっきの通信で覚悟を決めた。
マーベットは仲間だ。
部下というより可愛い後輩だ。
そんな後輩が懸命に戦っているのに…。
俺だけが逃げ出すなんて…出来るはずないよね?
前方を見据え、ペダルを踏み込みブースターを効かせ加速する。
しばらく機体を走らせると前方に光が見えた。
その場で停止し、スナイパーライフルを構える。
スコープを覗き光った場所を確認すると。
戦闘機のような機体がMSに襲われているのが見えた。
資料通りなら戦闘機がコアファイターのはずだ。
コアファイターを襲っている見慣れぬ機体がベスパのMSだろう。
ペダルを踏み込んだ時のように息を吸い込み…深く吐き出し、狙いを定める。
まだ…まだ…焦るな…。
ここだ!
ロックオンが完了するかどうかのタイミングで俺は引き金を引いた。
スナイパーライフルから発射された弾はベスパのMSに着弾し爆発した。
無事に当たった事を喜びたいが後回しだ。
向こうはMSが突然爆発したことに驚きを隠せないのか動きを止めている。
そんな隙を逃す訳にもいかず、引き金を再び引く。
次の攻撃も命中し更に1機、撃破。
さすがに今の攻撃で方向がバレたか。
何機かこちらに向かってくるのが見えた。
ビームライフルを撃ち込んでくるが距離が遠するのか当たる気配はない。
距離はあるのでもう一発いけるとスコープを覗き込む。
……ちょっと待て?
なんでこんなとこにパラグライダーが!?
今撃って当たったらパラグライダーが爆風の影響で落ちてしまうのでは?
戦場にパラグライダーがいるなんて聞いてないよ!
仕方がないと頭を切り替えスナイパーライフルをその場に置き、ビームライフルとビームサーベルを構えMS部隊に突撃していく。
ベスパのMSから放たれるビームを避けながらこちらも応戦していく。
さすがに実戦となると自分の緊張もあってか、いつものように当たらない。
距離が段々と詰められる中マーベットに通信を入れた。
「こちらマーベット!」
久しぶりだね。
「隊長ですか!?お戻りになってたのですね」
ついこの前ね。
こんな状況じゃなけりゃ再会を喜びたいけど…その機体ドッキング出来るんだよね?
援護するからいける?
「判りました。やってみま…ちょっと!何考えてるのよ!」
へ?
どうした?
「すいません!ちょっと…とにかく援護お願いします!」
って通信切っちゃったけど…迫ってくるベスパのMSの後ろではコアファイターがパラグライダーに取りつかれていた。
なんでそんな状況になった…。
って考えても仕方ないな。
とにかく援護だ。
コアファイターを援護すべく迫ってくるMSの横をすり抜ける。
何とかコアファイターを援護出来る位置まで来るとコアファイターがドッキングを開始し始めた。
それを阻止するようにベスパがこちらに迫ってくる。
残りは4機。
こちらに近づけないようにビームライフルを放つ。
何とかドッキングが成功しMSへと変形した。
これが資料に俺の専用機予定のガンダムか…。
って今は鑑賞にしている場合じゃないな。
これで2対4になった。
マーベットとの連携なら4体でもやれるだろう。
すると向こうから通信が入る。
マーベットからの通信だと思っていたが画面に表示されたのは少年と呼べる子供が映し出された。
なんで!?
「助かりました。このまま援護お願いします」
いや、君誰よ!?
マーベットは!?
「時間がありませんよ!来ます!」
ったく!
通信をのんびりする時間もないな!
って戦闘中だから当たり前か。
とにかく見知らぬ少年と共闘するしかないようだけど俺は少年と訓練をしたわけじゃないから連携出来るはずがない。
そうなると…俺が少年に合わせるしかないか。
その後何とか少年の乗ったMSと共闘しベスパを退けることができた。
というか本当に子供なの?ってぐらいMSの扱いが上手かったよ。
MSを工場に近くに隠し工場の中へ入るとそこにはマーベットと…乗ってた子供か。
二人に近づき声をかける。
「わざわざ来ていただいてすいません」
マーベットは片腕をギプスで固定していた。
そんなに酷い怪我だったのか…。
「そこまでじゃないんですけど…念の為って事で」
なるほどね。
なんにせよ無事で良かったよ。
マーベットに何かあったら俺がオリファーに怒られちゃうよ。
「もしかしてオリファーから聞きました?」
恋人になったって報告なら聞いてるよ。
おめでとう。
「あ、ありがとうございます。って今はそれどころじゃないですね」
それもそうか…今度3人で飲む時にでもゆっくり聞かせてもらうとするよ。
それで…こっちの子供が……あれ?
あの面影は!
「紹介します。ウッソ・エヴィン君。彼が私達を助けてくれました」
やっぱりそうか!
久しぶりだね!
小さかったのにすっかり大きくなっちゃって!
「え、えっと…誰ですか?」
あれ?忘れちゃった?
昔近所に住んでたじゃない。
シミュレーター一緒にやったりもしたよ?
「もしかして…ソウヤお兄さん?」
そうだよ!
思い出してくれたかぁ。
これで忘れられてたらさすがに悲しかったよ。
「なんで…なんでソウヤお兄さんがリガ・ミリティアに?」
あれ?あれからお父さんとお母さんは帰ってきてないの?
二人の子供だからウッソ君もリガ・ミリティアを助けてくれたじゃないの?
「それってどういう事ですか?」
それはっと答えようとすると奥の方から女性の悲鳴が聞こえた。
ウッソ君の質問に答えないまま悲鳴のした方へと駆けだした。
現場に到着すると今まさに女性に手を伸ばしている男が見えた。
使いたくなかったけど銃を取り出し男に向け発砲する。
勿論威嚇射撃なので当てはしない。
拳銃に気づいたのか男は手を引っ込め逃走した。
このまま逃しちゃいけないとマーベットにその場を任せて男を追う。
男に追いついたのが遅かったか今度は伯爵が人質に取られてしまった。
伯爵を盾にしながらゆっくりと後退していき男が外に出た。
すぐに後を追いかけるが男は外に置いてあったベスパのMSに乗り込み飛び立ってしまった。
直ぐに追いかけようとするも俺の乗ってきたガンイージは燃料が無く現在補給中。
幸いにもコアファイターはまだいけるようなのでコアファイターに乗り込み追いかける。
出る際に工場の人達にしっかりと周囲警戒をお願いしておいた。
さっきの男がベスパだとしたらまだいるかもしれないからね。
コアファイターじゃ心許ないのでドッキングしMSになっておく。
結果として追いつくことが出来なかった。
途中、廃棄されたようなベスパのMSがあって警戒して近づいてみたら爆発し直後別のMSに襲われた。
倒すことは出来たけど時間をかけてしまった為、これ以上追いかけるのは不可能だと判断した。
工場に戻りカミオン隊に現状を報告すると基地を放棄してシュラク隊のいる方に合流するとの事。
シュラク隊と合流してもその後どうするのかと思ったが、ジン・ジャハナムというリガ・ミリティアの偉い人からの指示で戦艦を確保しているらしい。
その戦艦にシュラク隊、カミオン隊は乗り込んで今後活動するとのことだ。
一先ず落ち着いた俺は先程男に襲われそうになった女性から話を聞くために彼女の元へ。
マーベットを引き連れて彼女が休んでいる部屋を訪れる。
女性は俺の顔を見ると驚いた表情をしている。
そんなに俺の顔が変だったのだろうか?
「うそ…もしかして…ソウヤさん?」
名前を言われてビックリ。
女性の話を聞いて更にビックリ。
彼女はカテジナちゃんだった。
何でこんなにも再会することが多いんだろうか。
むしろ何でカテジナちゃんはここにいるの?
と聞いて見ると逆に問いただされてしまった。
何故リガ・ミリティアにいるのか説明してほしいと。
まず知り合いの所で働いていたというのは本当でそれがリガ・ミリティアとは知らなかったと言った。
嘘を付くのは良くないけど知り合いの所は本当だからね。
50/50なのでセーフということにしよう。
とにかく今は無事に再会出来た事を喜ぼう。
マーベット、ウッソ君、カテジナちゃん
続けざまに3人と再会したけどこんなこともあるんだね。
そういえばカテジナちゃんは何でここに?
というかカサレリアであんな状況だとしたらもしかしてウーイッグも?
俺の問いかけに静かに首を縦に振り、唐突に抱きついてきた。
カテジナちゃん成長したな…。
前まで小さかったけどカテジナちゃんの大人になった柔らかい部分が…。
違う違う!
何で急に泣き出したの?
カテジナちゃんの頭を撫でながら話を聞くとウーイッグが襲われたことはショックだった。
家族は心配だけど…それは少しだけらしい。
一番辛かったのは誰も彼もが戦いを当たり前のように思っている事で自分の意見など一向に聞き入れてもらえないということだった。
ウッソ君にも戦争なんてすることないと言っても聞いてもらえず、自分達より大人は進んでウッソ君を戦争に参加させる。
「何で誰も彼も私の意見、私の話を聞いてくれないの!」
凄い剣幕で話された。
んー…何とも難しい問題だけど…少なくともカテジナちゃんは間違えてないよ。
戦争なんてしない方がいいに決まってる。
俺だって静かにカサレリアで暮らしていたいさ。
でも誰かがやらなければならない。
その誰かは他人でいいかもしれない。
けど今は他人じゃなくて俺がやってるって話だけど。
俺はウッソ君のような子供が戦場に行かなくていいように戦ってるつもりだよ。
まぁ、言葉に説得力はないけどね。
でもこれからは俺がいるからウッソ君は戦場に出さない。
戦争するなっていうのは無理かな。
もう俺には大切な仲間が出来ちゃったからね。
一応隊長って慕ってもらってるしさ。
彼女等は死なせたくないんだ。
彼女らだけじゃないよ?
一緒に戦ってる皆に死んでほしくない。
だから俺は俺の出来ることをやる。
カテジナちゃんはそのままでいいんだよ。
こうして話ぐらいなら聞いてあげられるからね。
なーんて相変わらず話すと止まらないな俺は…。
前もジュンコに偉そうに語った気がする。
カテジナちゃんは俺の話を聞いてか泣き止んで笑ってくれた。
うんうん、カテジナちゃんは笑ってる方が可愛いよ。
さて…とりあえずベスパにこの場所はバレちゃったしサッサと引き払っちゃおう。
ウッソ君は…カサレリアに戻ったほうがいいんじゃないかな?
シャクティちゃんだって待ってるんでしょ?
久々に会いたいけど時間が無さそうだしね。
俺は元気だよってよろしく伝えてくれるかな?
「判りました。ソウヤお兄さん!お元気で!カテジナさんもお元気で!」
ウッソ君はカサレリアに帰っていった。
あの実力は惜しいと思うけど…。
子供には戦争に参加してほしくないしこれでいいんだ。
ところでカテジナちゃんは帰らないの?
ってウーイッグは無くなっちゃったんだよね…。
親方とか無事なのかな?
え?逃げる時にちゃんと避難してた?
そっか…それなら良かった…。
話を戻すけど本当に残るの?
ウッソ君達と一緒にカサレリアに行くって選択もできるよ?
一応俺の家もあるし。
それでも行くって言うなら多少の手伝いはしてもらうからね。
タダ飯出来るほど裕福じゃないんだから。
「はーい、しっかり働きますよ。隊長さん♪」
照れくさそうに敬礼するカテジナちゃん。
可愛いな。
っと気を取り直して合流に備えないとな。
何故かこのあと身震いを感じたけどなんだったのだろうか。
描写が難しいです。
誤字脱字報告いつもありがとうございます。
感想評価お待ちしております。