ロボット作ってたのに気づいたらパイロットしてた   作:なー02

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仕事が忙しいと書く時間がないですね。


9話

アーティージブラルタルへ向かう中で知り合ったのが連邦軍のゴメス大尉。

 

ポイントD・Dで彼が艦長を務める輸送機でアーティージブラルタルへ向かっている。

このゴメス大尉は物凄くやる気がないというか…

今の連邦軍を体現している感じの人だ。

輸送に関しても渋々やってるみたいだしね。

 

それでも輸送してくれるだけでかなりありがたい。

 

ジブラルタルの近くに到着するとMSを駐留させる。

ここって中立地帯らしいんだけど置いてていいの?

戦闘しなければ問題ないんだね。

 

というわけで、MS部隊はここでお留守番。

宇宙へ上がるための交渉はお偉い方々に任せてシュラク隊は各自MSのメンテナンスに。

 

ウッソ君などの子供達は一緒に行ったみたいだ。

戦闘ばっかりだったから気晴らしになればいいと思う。

カテジナちゃんも行くかな?と思ったけどこっちに残ったみたいだ。

俺の手伝いをするって言ってくれたけどいいの?

ある意味戦争に加担することになっちゃうよ?

それに油まみれで汚れちゃうよ?

更に俺が物凄く汗臭くなるけど平気?

 

「いいんです。私が手伝いたいだけですから!それにソウヤさんの匂いなら…別に…」

 

なんてこった…カテジナちゃんは匂いフェチだったのか。

本人のためにも聞かなかったことにしよう。

 

作業をしながら愚痴を零すカテジナちゃん。

こういう風に話を聞いてあげないと爆発しちゃうかもしれないから作業しながらだけどちゃんと聞いてあげないとね。

メンテナンスの説明しながら手伝ってもらって気づいたらMSの操縦方法を説明していた。

あれ?なんでだろう?

 

そんなやり取りをしていたらフラニーとマヘリアが近づいてきた。

 

「たいちょー?こっちも手伝ってほしいんですけど!」

 

あー、判ったよ。

ごめんねカテジナちゃん。

手伝ってくれてありがとね。

 

そう言って頭を撫でると恥ずかしそうに俯いてしまった。

可愛い。

 

「へぇ…そうやってると仲のいい兄妹みたいですね」

 

マヘリアからそう見える?

俺もこんな可愛い妹いたら嬉しいよ。

 

って言ったらカテジナちゃんが膨れっ面になってしまった。

褒めたのになんでだろう?

 

「まぁ隊長は私達大人の魅力に夢中だからね」

 

カテジナちゃんを挑発するようにフラニーがとんでもないことを言い放った。

 

この前の出来事を言ってるんだろうけど、その発言は止めてほしい。

 

「どういう意味よ!」

 

カテジナちゃんも反応しなくていいからね?

 

「やめなフラニー」

 

さすがマヘリア!大人な対応をしてくれるって信じてたよ。

 

「まだ乳臭い小娘と比べちゃ悪いでしょ」

 

マヘリアさん?

明らかに煽ってるよね?

 

「誰が乳臭いですって?」

 

3人とも落ち着きなさい。

フラニーとマヘリアは煽らない。

 

「だってアンタ、まだ男を知らないだろ?」

 

おーい!聞いてるかい?

 

「それが何だっていうのよ!」

「はぁ…察しが悪いねぇ」

 

マヘリアとフラニーが俺を見る。

カテジナちゃんも俺を見る。

 

「まさか…ソウヤさん?」

 

二人共何がしたいんだよ!

カテジナちゃんが物凄い軽蔑した目をしてるよ!

 

「ちょっと詳しく聞かせていただけますか?」

 

その後俺はカテジナちゃんから正座させられ説教を受けた。

事の次第を説明すると。

 

「お酒は飲んでも飲まれるなですよ!」

 

面目ない…。

 

それを見たオリファーが

 

「戦場でハーレムなんか作ってるからですよ」

 

面目ない…。

 

しばらくすると交渉に言ってた人達が戻ってきた。

けど何か子供達がめちゃくちゃに落ち込んでるけど何かあったの?

スージィちゃんとか泣いたような跡があるけど…

 

「実は…」

 

まずウッソ君はジブラルタルから昔宇宙に上がったことがあるらしく、マンデラスさんと言う人がハンゲルグさんの知り合いだから居場所を知らないか訪ねたけど知らなかったらしい。

というか俺もあの人が今何処で何をしてるのか判らないな…。

俺を誘ったきり何処に行ったのやら。

 

ウッソ君は分かったけど他の子供達はどうしたのさ?

 

話を聞くと俺と合流する前に知り合った女性がベスパの人間で伯爵にギロチンを使った人だったらしい。

知り合ったキッカケはスージィちゃんが亡くなってしまったお姉さんと姿を重ねてしまい声を掛けた事がきっかけでバーで飲み物までご馳走になったらしく、優しい印象だったがベスパ関係者と知ってショックだったみたいだ。

ウッソ君に対してかなり敵視してたみたいだ。

 

知り合った人が戦ってる相手なら確かにショックだよなぁ…。

気晴らしに出掛けたはずなのに気晴らしにならなかったか。

 

ちなみに交渉は失敗したみたい。

ベスパも失敗したみたいだ。

 

さすが中立地帯。

 

別の方法で宇宙に上がるべきじゃない?

って思ったらMSで待機中になりました。

ベスパがここを無理矢理奪うかもしれないってことらしいけど、さすがに中立地帯で仕掛けてこないでしょ?

 

とりあえず全員に武器を手に取る事を禁じた。

何が理由でこじつけられるか判ったもんじゃないからね。

相手が煽ってきても無視無視。

 

案の定と言うべきかベスパのMSが挑発に似た行動を取ってきた。

子供だましだな。

 

「ちっ!舐めんじゃないよ!」

「マヘリア!およし!」

 

マヘリア!?

武器構えた!?

大人じゃなかったの!?

 

この行動が仇となったのかベスパのMSが攻めてきた。

さすがに無抵抗でいるわけにはいかないので各機に対応するように指示。

 

一般市民もいるし、何よりマスドライバーに攻撃が当たらないように注意しなければならない。

 

それは向こうも同じはずなのにお構いなしに攻撃してくる。

数の暴力もヤバいけど遠慮なしに攻撃してくるのもヤバい。

 

出来るだけ爆発させないように頭などを狙うがさすがに的が小さすぎる。

接近戦で確実に仕留めるしかない。

 

って何だ!?

飛行機?戦闘機?

ベスパの機体なんだろうけどよくわからないのが出てきたぞ?

 

それに向けてビームライフルを構えるが照準が合わせられない。

 

やっと合わせられそうってなるとマスドライバーを背にしてくる。

あれじゃ流石に撃てないな。

 

というかなんだろう。

あの戦闘機から懐かしい気配を感じるんだよな。

正直に言えば何度も撃てる場面はあった。

けど懐かしい感じに気を取られて引き金を引くことが出来なかった。

この感じはなんだろう…。

 

「あれは僕が抑えます!」

 

空いていたガンイージにウッソ君が乗って出撃していた。

何度乗るなと言っても乗ってしまうのは何でだろうか…。

カテジナちゃんの愚痴がまた酷くなりそうだよ。

 

戦場に出てきたしまったからには戻せないって前もこうやって戦いに巻き込まれにきてたよな。

 

一度強く叱るべきなんじゃないかな。

 

そうこうしているうちに少しずつベスパ側のMSを落としていく。

何だかんだとシュラク隊の技量の高さには驚きを隠せないが少しバラバラになりすぎてるな。

 

1機ずつ確実に仕留めていく中、マスドライバーを支えていた支柱の一部が爆発した。

 

あれはヤバいだろ!崩れる!

 

っと1機のガンイージが壊れた支柱に向かい自身のMSで崩れかけた支柱を押さえた。

 

あれはケイトの機体か!

良くやった!と言いたいが、あれじゃ無防備すぎるのでは?

 

そこへベスパの見たことないMSがケイト機へと近づいていた。

 

そうくるよな!

 

そうはさせないと追いかけようとするが他のMSに邪魔されて近づけない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これは人類の宝なんだ!あんた達だって分かってるだろう!」

 

私は崩れかけたマスドライバーを支えるべくガンイージで崩壊を抑えた。

ひとまず何とかなったことに安堵したけど、それもつかの間すぐ目の前にベスパの新型が迫っていた。

瞬時に自分が殺られる事を悟った。

MSを爆発させないように…パイロットだけを殺る。

その考えが頭によぎり、バルカンで抵抗するもアッサリとと交わされてしまった。

眼の前のMSがビームサーベルを取り出し出力を下げコックピットを貫こうとしているのが見えた。

 

ああ、ワタシはここで終わるんだ。

ビームサーベルに刺され蒸発してしまうんだ。

 

「隊長っ!」

 

この時、私は先日私を女にしてくれた隊長を思い浮かべた。

MSの操縦技術は一流で私達シュラク隊は誰も彼に勝てたことがない。

子供達にも優しく、ウッソがMSに乗るのを良しとしない彼。

何で駄目なのか聞いてみたら驚くほど単純な答えが返ってきた。

 

「才能があるからって子供に戦争してほしいって思う?難しいことは知らないけど戦争は大人の責任なんだから、子供は巻き込んじゃ駄目でしょ」

 

その通りだ。

ウッソが他の子供と話しているのを見てるとスペシャルと言ってもまだ子供なんだというのを強く認識させられてしまった。

 

だから私も隊長の考えに賛成だった。

子供に戦わせちゃならない。

 

そんな私の思いを関係ないとビームサーベルが眼前に迫っていた。

 

殺られる!

そう思うと恐怖から目を固くギュッ閉じた。

その瞬間爆発音が聞こえた。

何事かと目を開けてみると目の前のMSが肩から撃たれているのが見えた。

その後もビームが敵に向かい放たれていた。

 

ビームの方向に目を向けると、そこには私が愛しく思っている人が乗っている機体がこちらに向かってきているのが見えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アイツ!

機体を爆発させないようにコックピットだけ狙いやがったな!

ケイトは大事な仲間なんだ!

やらせるわけにはいかねえんだよ!

 

ビームライフルを放ち肩に当てると敵の意識がこちらに向いたのが判った。

ガンイージに向けられていたビームサーベルは引っ込められその場を離れようとする敵MSにブースト全開でショルダータックルをブチ当て吹き飛ばす。

 

接触した瞬間敵パイロットの声が聞こえた。

「こいつっ!」

って言ってたけどそれはこっちのセリフだよ!

 

肩に当てたおかげかビームローターが上手く作動しなくなったようで動きが鈍くなっている。

それでも新型の性能かパイロットの腕のおかげか逃してしまった。

ケイトを無事に守れたことに安堵したが未だに戦闘は続いている。

このままガンイージのコックピットにいてはいつまた狙われるか判らない。

仕方がないのでこちらのコックピットに乗せることにした。

 

ケイト生きてるか?

 

「た、たいちょぉー…」

 

何とか生きてるみたいだ。

その機体は使えないからこっちに来いと近づきコックピットを開ける。

ケイトは直ぐにこちらに移り、その場を離れた。

 

MSは二人乗りに対応してるわけじゃない。

狭いコックピットが二人乗った事により更に狭くなってしまった。

何処に乗せるのが一番いいのか考えている時間がないのでケイトを俺の膝の上に乗せる。

このまま戦闘に戻る事になるがケイトには我慢してもらうしかない。

 

するとケイトは何故か正面から抱きつき膝に乗ってきた。

逆じゃない?

 

「機動に振り落とされないようにしがみついてないと…」

 

いや、そうかもしれないけど…って今は考える時間が惜しい。

仕方無しにそのまま戦闘に戻る事に。

機体が動き出すと俺の首に回っているケイトの腕に力が入った。

 

ジュンコに通信で現状を伝えると顔をキョトンとさせたと思ったら笑いながら了承された。

 

そのまま戦線に戻るなり敵を墜としていく。

 

徐々に優位な戦況となっていくと、ウッソ君から通信が入った。

 

「フライパンがそちらに向かいました!」

 

フライパンって?

ウッソ君が抑えていたのは飛行機か戦闘機かよくわからない機体だったはず。

確かにフライパンに見えなくもない。

 

ウッソ君のいった通りフライパンがこちらに姿を見せた。

先程も凄まじい機動だったけど、今は更に凄まじく感じる。

ビームライフルをフライパンに向けると少し前に感じた懐かしい感じはしなくなっていた。

その為か迷いなくビームライフルの引き金が引けた。

 

フライパンの胴体というべきか大きい面にビームライフルを当てるとそのまま撃墜することができた。

 

ふぅっと息を吐き出すとケイトが信じられないものを見る目でこちらを見ていた。

 

どうした?

 

「いえ…隊長は改めて凄いって思ってたんです」

 

そう?ありがとな。

 

って言うとケイトは顔を赤くしながらしがみついてきた。

油断するつもりはないけど敵の数減ってきたし何処かで降ろしたいと思っていたらシャトルが発射準備に入っていた。

 

こんな時まで定刻通りに走るのか?

 

そう思っているとシャトルが加速しレールを上がっていった。

すると残っていたベスパの1機がシャトルにしがみついた。

 

あれで逃げる気か!?

 

シャトルは加速を止めることが出来ずベスパの機体と共に宇宙へと上がっていった。

その際宇宙でベスパと戦っていた連邦の戦艦が一隻沈んでいってしまった。

 

残りの敵を片付けると何とか戦闘を無事に終えることが出来た。

 

その後あのシャトルにはベスパの人間が乗っていたと聞かされた。

だからあのMSはしがみついたのか。

 

目的地はザンスカール帝国のサイド2かな?

今からじゃとてもじゃないが追いつけないな。

 

ザンスカールに先に上がられてしまったがこちらも宇宙に上がらなければならない。

なんとかスペースシャトルを出してもらえないか頼んでみるとアッサリと了承された。

ベスパだけ上げてリガ・ミリティアを上げないのは体裁が悪いからかな?

ただ1機だけと言うことなので誰が上がるか。

 

こういう時率先してくれるのがマーベットで彼女が上がることとなったが何故かウッソ君まで一緒に上がることになった。

それはまぁいいとして何でVガンダムまで持っていくの?

マーベットが乗るよね?

ならいいけど…絶対にウッソ君を乗せるなよ?

 

シャクティちゃんにも一緒に上がろうと誘っていたがカサレリアに帰ると一緒には上がらないようだ。

 

そしてシャトルは無事に上がっていったがここで問題が発生。

オデロ君とウォレン君が見つからないらしい。

 

泣いてるスージィーちゃんと一緒に探してみたが確かに見つからない。

 

「もしかしてシャトルに密航したんじゃ?」

 

ジュンコの予想が当たっていそうで怖い。

 

それを聞いたスージィちゃんは更に泣いてしまった。

どう慰めるべきか考えているとシャクティーちゃんが慰めてくれた。

どう言って慰めたのかわからないけどとりあえず安心だ。

 

これからの目標はアイルランドに向かい戦艦を手に入れるとの事。

結局ジブラルタルでは宇宙に行けないからね。

 

そのままアイルランドに向かうがその最中にケイトが他のシュラク隊にやたらと絡まれていた。

顔を赤くしながら時たまこちらを向いていたがコックピットでの事を言われているようだ。

 

触らぬ神に祟りなし、関わらないようにしていたらカテジナちゃんに捕まり説明を求められた。

 

俺は悪い事をしていないのに怒られた気分になる。

なんでだろう…。

 

無事にアイルランドに到着するとベスパの襲撃を食らってしまった。

どこにでもいるんだな!

 

前に見たバイクのような機体がいたけどあれには苦戦させられた。

細かく動けるし、中々手こずりはしたけど何とか退けることが出来た。

 

その後無事に戦艦を手に入れた。

リーンホースという名前で艦長はやる気の無かったゴメスさんが艦長をするようだ。

 

急にやる気出してどうしたの?

 

「お前達を見ていたらやれないこともないんじゃないかと思ってな」

 

なら俺から言うことは何もないや。

やる気になってくれたなら共に頑張ろう!

 

それと新しい仲間が加わった。

バグレ隊の生き残りの部隊数人がリガ・ミリティアに合流した。

ユカ・マイラスという女性がシュラク隊に加わるがそちらの男性たちは?

あ、整備士なんですね。

MS乗りは?

いない?

あ、そうですか…。

 

男パイロットが増えると思っていたのでガッカリしてしまった。

 

早速と部隊では呼び捨て当たり前なのでユカと呼び捨て話を聞くと彼女は連邦の中で対ベスパの意識が強い軍人であった。

なので仲間の敵討ちができるのを喜んでいるようだったが、焦って突出しすぎないように気をつけてほしい。

そこらへんはジュンコに任せておけば大丈夫だろう。

 

そしていよいよリーンホースごと宇宙に上がることになった。

今回の目標はジン・ジャハナムと合流する事だ。

 

久方ぶりの宇宙につい、ファラを思い出す。

今彼女は何をやっているのだろうか。

何処かで元気にしているのだろうか。

 

つい、会いたいと思ってしまった。

その結果とんでもない状態で俺とファラは再会することになるのを今はまだ知ることも無かった。




TV版をベースに勧めていますが話の展開はかなり早いです。
今回の話で13.14.15.16話を終わらせました。
一応早いには理由があります。

エタらない為です。
長々と書いてるとそのうちモチベーションが下がると思うので早い展開にしています。
その代わり何処かを厚くするようにしています。

今回の場合は14話の辺りを厚くしました。

理由としてはシュラク隊の中で一番好きなのがケイトだからです!
ケイト>フラニー>ペギー>ジュンコ>マヘリア>コニー>以下
な順番で好きですが皆様はどうですかね?

私の作る話に色々と言いたい事もあると思いますがこのまま変わらず進めていきます。


いつも誤字脱字報告ありがとうございます。
感想評価も宜しくお願い致します。
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