カレンチャンの距離適性が上がった!   作:房州

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どう見える

授業が終われば、トレセン学園のウマ娘達の多くはトレーニングに臨む。いかに競技者としての身分もあるとはいえ、あくまでも彼女達は学生であり、こと中等部に限っては義務教育の過程であるから、それを疎かには出来ない。競走ウマ娘としてのトレーニング時間は限られ、なればこそ限られた時間を有効に活用しなければならない。

この日のトレセン学園もまた、授業を終えたウマ娘達でトレーニングコースは賑わっている。各々のトレーニング内容は多種多様で、特にウッドチップコースは際立っている。ウッドチップコースとは文字通り木片を敷き詰めたトレーニングコースの一種であり、芝ほどの軽さはなく、かといってダートほどの重さもない、天候の影響も受けづらく、あらゆるウマ娘のトレーニングに適した汎用性の高いものであるから、それだけ使用人数も多くなるのは必然であると言えよう。そして二つあるウッドチップコースの中でも、栗東寮に近い立地のものをCW、美浦寮に近い立地のものを南Wと呼ぶ。多少の違いはあれど、おもに生徒達はそれぞれの寮に近い方のコースを使うのが一般的であり、ゆえに使用人数は基本的に分け合う形になる。

 

「きゃーっ!Currenがんばってー!」

 

それにしては、この日のCWの賑わいは平時のそれとは異質であった。南Wと比べてみると明らかで、こうも片方のコースに人口が集中することは稀である。賑わいの源はCWの傍らにずらりと並んだウマ娘のようで、彼女達は口々に「Curren」という名を口にして、その目線はある一人の少女へと一様に向けられていた。

 

「はーい、頑張りまーすっ♪」

 

その少女こそ、他ならぬカレンチャンである。四方から向けられ続ける視線をものともせず、それどころか喜ばしげに、色めき立つファンとおぼしきウマ娘達に手を振って彼女は応えた。それに呼応して、黄色い声援は一層ボリュームを増した。

 

「カレン……大丈夫か?色々と」

「どういうこと?」

「いや、ファンの多い身分なのはわかるけど、流石にこれは……」

 

コース上にカレンと並び立つ荒木が、なかば呆れすら滲ませた語調で心配を口にする。カレンチャンというインフルエンサーのことを知っていたつもりの彼も、まさかトレーニング中のコースの外を埋めるほどだとは想定していなかったらしい。

 

「去年はウマスタで『今年のトレンド部門』にノミネートされたから、その影響かなー?」

 

ウマスタグラマーとして著名人であるというのは、それほどまでに影響力を持つという事なのかと、荒木は絶句する。ウマスタもウマッターも使っていない彼にしてみれば、芸能界で活躍しているというわけではなくともこれだけの注目を集めるというのは、いささか理解の追い付かない事である。社会人としては極めて若年の荒木だが、いかんせん趣味嗜好は今どきの若年層とは乖離している節があった。

 

「大丈夫!カレンはこうやって応援してもらえる方が、がんばるぞー!ってなるから」

「そ、そうか、それならいいんだけど……」

 

この学園に来た時から、『ウマスタグラマーCurren』としての知名度は極めて高かった。それはここに来るよりも前からそうした著名人としてあり続けたことの表しで、であればこのようにファンに注目されるというのは慣れ親しんだことなのかもしれない。少なくとも荒木の目には彼女の言葉が偽りには見えず、確かな活力が見て取れた。

 

「……よし。それじゃあまず、CWを4F、本気で一杯に走ってみてくれ」

「あれ?それだけでいいの?」

「本格的に負荷をかけるのは時間をかけつつだな。あの鬼ごっこで大雑把に見て取れた君の能力を、より正確に確認したいんだ」

 

1Fが200メートルであるため、カレンに課せられた距離は800メートル。一周が1600メートルのCWでは半周となり、4Fから6Fのコースタイムはウマ娘の走力を計るのに最もメジャーな指標である。

 

「なるほどー。じゃあ、どれくらいのタイムが出せたらいいのかな」

「そうだな……デビュー前のウマ娘なら、4F53秒前後、終いの1Fで12秒前後が平均って所かな。残りの半周はクールダウンだから、ジョギング程度でここまで戻ってきてくれ」

 

カレンの問い掛けに答えた後、ふと荒木はコース外に並んでいるウマ娘を見遣る。概ね彼女達の面持ちには喜色が見て取れ、やはり自分の好む著名人が走るとあって、ここにいる理由はやはりいちファンとしてのそれである。だからこそ、その中にあって笑顔を見せず、どこか品定めするような目つきのウマ娘が混じっているのに気付くのは、さほど難しい事ではなかった。

 

「どうやら純粋なファンだけじゃなく、君の偵察としてここに来ている娘もいるみたいだ」

「そうみたいだね。さっきからずっと、険しい顔してる人もいるもんね」

 

忠告するつもりだったが、見られることにかけては荒木など比にならないほど場慣れした彼女だからか、その視線を既に悟っていたらしい。それが単なる実力の把握のためのものなら兎も角、どこか彼女達の視線には訝しむような、或いは侮蔑にも似たものが含まれているように荒木には感じられた。担当トレーナーとしてあまり気分のいいものではないが、その眼差しの理由についても推測できないことはなかった。

 

「話題ばかりが先行して、それに見合った素質があるのか。そう見られているのもしれない」

 

未だデビューも済ませておらず、トレーニングや選抜レースで破格のパフォーマンスを見せたわけでもない。そんなカレンがこれほどまでに注目を浴びているというのは、競技者としてもスターとしても一流を志すこの学園の生徒として、決していい目でばかりは見てもらえないだろう。

 

「でもでも、それでカレンが走りまで凄かったら……きっとそういう人も、ファンになってくれると思うな」

 

負の感情など意に介さず、彼女は微笑んで、カレンはその場でスタートの姿勢を取る。意に介さないどころか、まるでそれすら力に変えているかのような、そんな印象をさえ受ける彼女の強さ。荒木が担当を持ったのは初めての経験だが、それでも彼女の精神力は並大抵のものでないことは薄らと察せられた。愛嬌に満ち満ちた顔立ちのその中で、煌めいた双眸にだけは、有無を言わせぬ凄みがあるような気がしたのだ。

 

「そうか……それなら、この場の全員に見せてやらないとな。君の走りを」

 

ストップウォッチを持ち、スタート態勢を取った彼女にのみ意識を集中する。緩みを利かせたままに接地する脚、降り注ぐ群衆の声にも傾けられる事のない耳、曇りなく前にのみ向けられた瞳、全てにおいて注視される事の影響などは見受けられない。カレンの意識は今、完全に目の前に続く道を走ることに向けられていた。調子の心配は要らない、あとは思うように走らせるだけだ。

 

 

 

「スタート!」

 

 

 

 或いは、言い終えるよりもその初動は早かったかもしれない。細く白い脚が地面を蹴ると、足元から砂塵と木片を巻き上げる。ざん、と路面がこそげて、その脚力が生んだ推進力は、小さな体を前へと押し出すのには十分過ぎた。

 抜群のスタートを決めたカレンは、その踏み込みを瞬時に二歩目、三歩目へと繋げる。力の伝達もスムーズに、前のめるほどの瞬発力を、それよりも早く足を回転させることで補完する。回転数から来る加速力に優れたピッチ走法が、カレンの脚力を余すことなく身体を前へと押し出す。反応と瞬発力、スタートセンスを構築する要素において、これほど重要なものはない。

 

「わっ……!」

「すごっ!」

 

 黄色い歓声はその一瞬で、ことごとくが吃驚へ変わる。ファンとしての面持ちを、瞬く間に競技者としてのものへと変えさせる。各々の内に根付いた競走ウマ娘としての矜持を褒めるべきか、それを引き出すほどのカレンのスタートを褒めるべきか。

 閃光の如くスタート地点を駆け抜けたカレンは、既に1F間隔で置かれたハロン棒、その一本目に到達しようとしている。もはや視認には目を細めねばならないほどの距離を離した彼女だが、内ラチに沿って辿った道筋は、爆ぜた砂塵の軌跡をもって示していた。歩幅が小さいということは、それほどコーナーを曲がる際に生じる無駄な移動が省かれるということ。いかなCWの緩やかなコーナーとはいえトップスピードを維持したままとはいかないが、それでも減速幅の少ない見事な走りである。

 

「凄いな、初歩とはいえ口で教えただけで……」

 

 鬼ごっこの後、カレンから『小細工』について尋ねられたことを荒木は思い出す。彼女に合うか否か、そしてトレーニングの進行状況次第で教えていくつもりだった技術だが、そのうちのひとつ、最も簡単なものを口頭で教えた事があった。

 それは、静止状態から瞬間的に走り出す際の脱力である。あの時のカレンは、荒木の動きに注意するあまり、無意識に体が強張っていた。しかしそれこそが瞬発力を阻害する罠であり、また人間がウマ娘を捕らえるに至った理由のひとつでもある。

 ウマ娘も人間も、走る際には関節とそれに付随する屈筋と伸筋を稼働させなければならず、身体の動きにはそうした筋肉のバランスが肝要となる。しかし身体が緊張している場合、体を動かすための関節周りの筋肉はバランスが悪くなり、また関節周りの運動方向に対して反対に働く抵抗は大きくなり、効率的な力の伝達を阻害する。無論、立つことすらままならない程の脱力も逆効果ではあり、適した脱力の程度を身体に覚えさせる過程が、本来必要なものである。

 荒木がしたことは、そのようなことを説明しただけで、カレンも「んー、難しいねー」と今一つ理解しきれていない反応を見せたが。それを聞いただけで実践できてしまうのは、彼女の卓越したセンスと、それをこうした衆人環視場の場でも可能にするだけの精神力故か。

 

「やば……あの娘、まじで速いんじゃないの?」

「まだ2Fでしょ、スプリンターっぽいし終いは甘くなるよ。スタートは確かにいいけど、あたしだってペース無視すればあのくらい……」

 

 コース外から微かに聞こえた声の方に目を向けると、好意的な目をカレンに向けるウマ娘達の中に、やはり懐疑的な面持ちの何人かが混じっている。2つ目のハロン棒を通過したカレンに目を戻すと同時に、手元のストップウォッチのボタンを押した。相変わらずロスのない内ラチ沿いを、淀みないペースで走り続ける。いいピッチ走法ではあるが、やはり全身のフォーム自体にはまだ粗があり、腕を余計に振る仕草が見られ、体幹の未熟さは軸のぶれた走りをさせていた。確かに、このペースとあの走りでは、最後は時計が出なくなると思うのも無理はない。

 現にストップウォッチを見てみると、彼女が1F目、2F目と記録してきたラップに比べて、今の彼女のペースが僅かに遅くなりつつあった。脚の回転が鈍り、どこかその目は茫然としているようで、前半のようなスピード重視の前傾姿勢をやめ上半身は上がっている。

 

「……ほら。あと1Fと少しだけど、ちょっと緩んできたでしょ」

「あ、ほんとだ。なーんだ、ただの暴走ね」

 

 担当トレーナーとして、荒木とてそんな声に思うところがないわけではない。しかし、今の彼女ではそうした評価が下されることも仕方ないことと理解もしていた。畢竟、カレンには実績がないのだ。数値にできるものも、タイトルも、知名度の割にはまだ何もない。この中にはジュニア級だけでなく、クラシック級やシニア級もいるだろう。そうなれば、自分と比べて何も持たず、ずば抜けた素質を見せたわけでもないのにこうまでの人気を誇る、そんな下のクラスのカレンを疎ましく思うことは、不自然ならざる心理だとも思えた。そしてそれは彼にとって、見慣れた視線によく似ていた。

 

「――あと1Fだ!君の本気を見せてみろ!」

 

 けれど、彼も一人の人間である。教え子がこの程度であると見縊られたまま、黙っているわけにもいかなかった。だから、大きく声を張り上げた。予想だにしないトレーナーの声量に、今まで絶え間なく響いていた歓声がはたと止み、静寂が辺りを包む。

 だからだろうか。この場の誰もが、彼女の声を聞いた気がしたのは。

 

 

 

「よく見ててね、みんな夢中にさせてあげるから」

 

 

 

 残り1Fを指し示すハロン棒を超えた刹那、カレンの体勢が急激に変化する。身体を撓ませたかと思われたのも束の間、更なる砂塵を巻き上げて、更なる前傾姿勢でもって、彼女は残り1Fを全力でもって疾駆した。

 風を切り裂く音が荒木達にまで届きそうなほど、それは鋭く迅く、力強さに溢れている。重心を下げたそのフォームは脚を上げてから着地するまでの過程を更に短縮し、極限まで速度を引き出すためのもの。この場でそれに気付いたのは、他ならぬ荒木だけであった。その走りは正しく、カレンを捕らえた時の己の模倣だと。

 

「う、うそ……なに、あの末脚……」

 

 訝しむような声色が、驚きの中に隠しきれぬ畏怖へ、カレンの走りによって塗り替えられてゆく。一度は静まり返ったはずの観衆は再び歓声を帯びはじめ、呼応するが如くカレンが再加速する。1Fという僅かな距離が、更に僅かに感じられるほど。一完歩ごとに踏みしめた路面を掻き込んで。見開かれたつぶらな瞳から、鮮烈な魔性の覇気を露わに。

 魅了するという事は言い換えれば、己の力を――魅力も、走力も――他者に刻み付けるという行為である。であれば確かに今、この場の誰もが彼女に魅了されている。あるものは、自らの持ちえぬ可憐さと強さの共存によって。あるものは、自らの持ちえぬ資質の差によって。あるものは、その走りが見せた未来への期待によって。

 

 

 

「天才だ」

 

 

 最後のハロン棒をカレンが駆け抜けると同時に、ストップウォッチから四度目の電子音が鳴る。歓声は絶頂を迎え、ゴールを確認したことで一際大きさを増した。耳を劈くほどの悲鳴じみた声が、夕暮れのトレーニングコースを包む。

 

「やばい!カレンやばいよ!」

「カワイイだけじゃなくて、めちゃくちゃ速いよね!?」

 

 ウマスタグラマ―の『Curren』ではなく、一人の競走ウマ娘『カレンチャン』として認知されたという事は、奇しくも絶大なものであったらしい。あの走りを見せられては、よもや知名度ばかりが先行しているなどとは、口が裂けても言えはしないだろう。それほどの天賦の才であることを、中央に身を置く以上は万人が理解できることだ。

走り終えたカレンへと向けられる視線は、以前と比べて明らかな熱量を孕んでいた。乱れた息を整えながら荒木のもとへ駆け寄ってくる傍ら、見ているウマ娘達に手を振った彼女に、『カワイイ』という言葉が四方から飛び交った。

 

「ふ~、こんな感じかな!」

「お疲れさま。ほら、使ってくれ」

「ん、ありがとっ」

 

 渡されたタオルに顔を埋めて汗を拭うと、今一度深く深呼吸をする。クールダウンの後であるためさほど息を切らしている様子ではないが、今日は気温が高い事を差し引いても、その割に発汗量は多い。

 

「…………疲れたろう。あれだけのタイムで走ったら」

「ううん、全然平気だよ。そんなに凄いタイムだった?」

「4F51.6を1F11.4で纏めるなんて、ジュニア級ではそうそうお目にかかれない時計だぞ」

 

 荒木の口にした数字に、周囲からはどよめきが生じる。4F53秒前後、終いの1Fで12秒前後が平均という彼の言葉を元に測れば、カレンの叩き出した数字がどれほどのものかは明瞭である。こうした距離に強いスプリンターであるとはいえ、未デビューのウマ娘としては破格と言えよう。

 

「けど……まだまだ粗い。一緒に改善していかないとな」

「えー、頑張ったのにー」

 

小さく頬を膨らませて、カレンは露骨に気を損ねたような素振りを見せる。またもや『カワイイカレンチャン』という声が湧いて、荒木はやりづらいと言わんばかりに苦笑を零した。

 

「頑張ってるのは分かるよ。だからこそ、君の頑張りが最も結果に結びつくようにしなくちゃ」

「むぅ、お兄ちゃんがそこまで言うなら……」

「……さ、大まかなトレーニング方針は決まった。あとはジムで身体作りに専念しないとだな」

 

ふっと微笑んだ後に踵を返して、荒木は徐にコースの外へと歩き出す。カレンは持っていたタオルを首にかけると、よもやファンと形容する他ないウマ娘の観衆へ向けて大きく手を振って、ノートに書き込みながらジムの方へと向かう荒木の背へと駆け寄る。名残惜し気な面持ちの面々、その中に紛れた一握りの、異質な情念が混じった顔を尻目に。

 

 

 

 

「…………ねぇ、お兄ちゃん。何か気付いたことってない?」

「気付いたこと?」

 

不意に、カレンが小さく尋ねた。CWコースからも少し離れて、あの歓声も失せたからこそ聞こえたという程に小さく、だから荒木は改まった顔で、その問い掛けに幾つかの答えをすぐにはじき出したが、僅かな逡巡の後に口を開いた。

 

「――ラストスパートのフォーム。あれはもしかして、俺の真似かな?」

 

きょとん、と。その答えが想定していたものと違ったのか、あるいはあまりに正確だったからか、彼女は少しの間ばかり、間の抜けた顔を見せる。しかしすぐにくすりと小さく笑って見せた。荒木は彼女の反応の意図が理解しきれないようで、眉を顰めて首を傾げたが。

 

「うん、そうだよ。鬼ごっこでお兄ちゃんがしてたのを参考にしたの」

「やっぱりか。しっかり身に着ければ効果的ではあるけど、ああいう付け焼き刃を本気で試すのはよくないぞ」

 

未熟な身体では負担が、あのフォームに必要な体幹が、と真面目な語調で諭す荒木がおかしかったか、カレンは再び小さく笑う。体育館とジムをつなぐ廊下に優しい春の日が差して、そんな彼女の微笑を鮮やかに彩った。

 

「でも、本当は体操服に気付いてほしかったのになー」

「え?体操服……の、何に?」

「もう、にぶにぶお兄ちゃん!前と違ってジャージじゃなくてブルマなの、全然気付いてくれないんだから」

「いや、えぇ……?気付いてはいたけど……」

「そういう時は一言ほしかったなあ、カワイイね!とか」

「うん、それはもちろん、カワイイと思う、けど……」

「ふふ、ほんと?じゃあ本当にそう思うなら――」




スピード:127
スタミナ:78
パワー:136
根性:112
賢さ:127

バ場適性 芝A ダートF
距離適性 短距離A マイルD 中距離G 長距離G
脚質適性 逃げB 先行A 差しE 追い込みG

【スキル】
#LookatCurren 仕掛け準備 未完の末脚
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