並行世界とあるバッタ男について   作:hukinoto

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アニレコ見たので初t…ア”ア”ア”ア”ア”!!


ドライバーを叩く

処刑台へ鞭打たれる骸骨を背に、ドライバーを叩く。

 

センチュリー

 

衝撃、風景が変わる。あたり一面の金色の草原。しかしそれを彩るのは稲穂でも枯れた芝生でも何でもない。天からの光だった。

金色の空。しかしそれを台無しにしているのは空にかかる黒い檻だ。光が黒い檻に向かっていっている。光の出どころは生き物(ヒト)。さっきまで恐慌状態にあったヒトは、静かに眠りについた。

 

楽になれる

 

そんな考えを振り払って。近くのあした屋に駆け込んだ。ありったけの駄菓子を青い手でかき集め、リュックにしまい込む。好都合、かもしれない。おいしく食えて、無害が保証される食べ物など貴重品中の貴重品だ。

少しばかりの極彩色の肉塊をかき出して、代わりにリュックに詰め込んだ。パッケージを裂き貪る。

時間が無くなってきた。ドライバーを叩く。

 

 

この力を与えた奴は言った。

「君はあきらめない限り生き続けられる」

「妹の死体と、この力が君を生かす」

「もっと余裕のある世界で、伝えるんだ。そうすれば、すべて元通りになる。」

 

 

センチュリー

 

衝撃があった。近くを台車が通り過ぎている。

男が怒り狂っていた。台車には菌に似て、おぞましいものに包まれた子供があった。

歩道にでた。人間たちが、あり得ないような体力で動いている。視界に入らないよう、スーパーに行く。しまってるドアをたたき割った。缶詰のコーナーに行く。

 

ずっと空腹だった。ずっと、ずっと。

 

缶詰には、典型的な家族のだんらんが描かれている。

テーブルに乗っていたのは、先ほど台車に乗っていたモノが、黒い、上下にとげのついた銀の玉をさらしていた。

缶詰めを開けると13ばかりの目玉と目が合った。食い物に贅沢を言える立場でないことを再認識し、リュックに押し込んだ。ぬるい、600mlほどのペットボトルをつかみ、内容物を飲んで。ドライバーを叩く。

 

 

「今私にできるコトは、この力――センチュリーを送り込むことだけだ。藁をもつかむとはこのことだろうが、頼む。」

 

 

センチュリー

 

あたりに霧が立ち込めている。――突然、人型の存在が襲い掛かってきた。腕を振ると頭がはじける。わらわらと、大量にいた。ドライバーを叩く。力が満ちる

 

ライダーパンチ

 

沢山殺した。けれど相手は多く、リュックサックを裂かれた。臓物を喰らおうとするかのように怪物が群がり、缶詰を貪るのを尻目に逃げた。次の世界はスポーツショップに行こうか。とおもむろに考える。ドライバーを叩く。

 

 

鏡の雨が降っている。ふと横を見ると、そこはあの野郎(恩人)の家だった。ドアを蹴破って入っていく。リュックと食料を物色すると、瞼を閉じた老人が冷たくなっていた。

 

 

「これはキミの妹だ。合っているね?」

前から変わり者だと思っていた。ライダー好きだったから話はあったものの、あの所業はあいつに憎悪を向ける理由には十分だった。

「おっとStay calm!」

「キミには話したいことがある。」

彼はこのドライバーを俺に渡してきた。

「これを使えば時空を超えられる。この惨劇を無かったことにできるんだよ!」

「こいつは過去と未来の、遺伝的に一致する人間が心を合わせたときにしか使えないんだが…そこはほら、これがあるし。脳の信号などどうにでもできるし。」

無理やりにでも希望を見出そうとした。半ば自棄になって、ドライバーを腰に巻いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「っは!」

夢にしては生々しかった。なんなんだアレ。妹が死ぬ?おっちゃんが?俺にドライバー?悪趣味すぎんだろ。

「ご飯だぞーアニキ!」

「わぁったよ!ももこ!」

いつもと変わらぬ日常。これが一番だというのに。




・■■
センチュリーの遺伝的に一致する者の体を借りることで変身できるという条件を、考えうる限り最も冒涜的な方法で達成させられ変身。様々な終わる世界を渡っていた。

・主人公
ももこには兄がいるとあるから今回のオリ主に抜擢しました。なお妹の死体とかあったり変な夢見たのは…アニメ視聴勢ならわかるね?

・おっちゃん
ジョ狩



リハビリなので失踪します。
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