Muv-Luv Alternative : Reincarnation 作:アレクシア少佐
マブラヴシリーズを二次創作として書いてみたい、と長いこと思っていましたが、
会社でマブラヴの漫画を読んでいてついに決意。
幼女戦記のほうは、展開に困っているのでどうしたもんかと。
とりあえず事前知識、オルタネイティヴ世界の歴史。
二度目の世界大戦も終わりを迎え、早20余年。
人類は資本主義・自由主義陣営(西側、連合国側)と、共産主義・社会主義陣営(東側、コミンテルン)の二つの勢力に分かれ、核開発競争、宇宙開発競争に明け暮れていた。
そんな中、西暦1950年頃、欧米共同の極秘計画「ダイダロス計画」を始動。
様々な準備計画を経て、人類は衛星軌道への到達、月への有人飛行、大型軌道ステーションの建設など、段階的にだが少しずつ、宇宙へ進出を果たしていった。
米ソの競争もあってか、研究開発が進み、スーパーカーボンなど様々なテクノロジーが生み出される中、米国の探査衛星ヴァイキング1号が火星にて、生命体と思われるモノを発見、確認。
人類は特務調査機関を設立、異星起源の生命体とのコミュニケーション手段の模索を開始。
―――西暦1967年1月25日
数日前に発生した、原因不明の大規模月震の調査を行うべく、サクロボスコクレーターに展開、地質調査を行っていた部隊がほぼ同時に通信途絶、消息不明となる。
調査部隊を捜索すべく、第1次捜索隊を送り込むも、捜索隊も消息不明となる。
そして、第2次捜索隊を慎重に送り込み、漸く事態が判明する。
火星にて確認された異星起源の生命体によって、調査部隊、第1次捜索隊は食い殺されていた。
この異常事態に人類は大混乱に陥り、数日後には月面各所の観測基地が襲撃される。
国連安保理は月面基地「プラトー1」を最前線とし、「国連軍」を編成。
人類初の異星起源の生命体との接触の惨劇は後に、「サクロボスコ事件」と呼ばれている。
また、調査部隊、第1次捜索隊を食い殺した生命体は後に「BETA」と呼ばれることになる。
この「サクロボスコ事件」を皮切りに、「BETA大戦」が幕開けとなる。
人類に敵対的な異星起源種「BETA」と交戦することを決断した人類であったが、開戦当初の火器では威力に乏しく、また月面という地球から遠く離れた環境であることも災いし、補給・兵站の面でも絶望的であった。
西暦1970年以降は、「ハーディマン」と呼ばれる、歩兵では扱えない重火器が運用でき、車両では不可能な3次元的機動が可能となることで、月面における対BETA戦闘に大きく変化を齎し、貢献した。
が、人類の奮戦空しく、月面から撤退を余儀なくされ、遂にはBETAが地球侵攻を開始してしまう。
―――西暦1973年
月面より撤退を余儀なくされ、遂にはBETAが地球へ侵攻を開始した年。
新疆ウイグルカシュガルにBETAの着陸ユニットが落着。
中国共産党軍は国連軍の介入を拒否、BETA技術や資源の独占を最優先とし、着陸ユニットから現れたBETAに対し通常兵器で対応。
月面とは違い、補給も万全、陸戦兵器、航空兵力を惜しみなく使用することができ、順調に落着地点手前数kmまで到達。
しかし、新たなBETA(光線属種)の登場によって、航空戦力が無力化されると、一瞬にして投入されていた中国軍は瓦解、9割を失うことになる。
その後、BETAは着陸ユニット周辺にハイヴと呼ばれる構造物を建設。
カシュガルハイヴ、オリジナルハイヴ(H1:甲1号目標)と呼ばれる。
オリジナルハイヴが建設されてからは、人類は幾度も反抗作戦やハイヴ攻略作戦を実施。
しかし、人類の反抗も意味など無い、とでも言うかのように、BETAによる侵略は止まる気配すら見せず、人類は敗走を重ね、西暦2001年現在、ユーラシア大陸のほぼ全土を失うという危機的状況に立たされている。