あれから。
色々調べた結果以下のことが分かった。
【ステータス】
・生命力、持久力、筋力はリセット
・他は継続
【アイテム】
・所持アイテムと装備防具はロスト
・装備武器とタリスマンは継続所持
なるほどね。
どおりで前回は初回より強い気がしたわけだ。
俺の技量と信仰が継続しつつレベルアップしていたというわけだ。
当然俺はゲームをやっている訳では無いので、自分のステータスなんて分からない。
でも黒き刃(武器の方)を使うのに必要な能力値は技量と信仰だったはずだ。
つまり技信ビルドというわけだ。
通りで祈祷があっさり使えた訳だ。
レベルアップはゲーム同様、殺してルーンを奪う必要があるだろうな。
一週目と三週目は割と戦ったからレベル上がったんだろうな。
ゲームでの俺は純魔ビルド(知力80止め体力多め月隠持てるだけ筋技振る)だったから、
祈祷戦士の強さが不明だ。
とりあえず短剣に猟犬のステップ付与したいな。
あれは強いぞ。
でも今の段階での入手方法が分からん。
調べなきゃ。
あと出血も強い。
黒き刃とレドゥビアの二刀流もいいな。
でも出血武器って神秘補正だよな。
微妙かも。
それに出血はモーグの領域だ。
俺は前回でモーグアンチになったからなあ。
あいつ殺す。
まあ死の刃強いし取りあえずは保留でいいかな。
今のままで信仰と技量を上げよう。
その為には黒き刃として積極的に活動だ!
さーてそれじゃあ一回分の人生使ってレベリングイクゾッ!
俺は一回目よりも精力的に訓練に取り組んだ。
結果、五歳にて黒き刃本隊に加入。
任務をこなしつつ、力を付け、
更に自ら志願してラダゴンのカーリア王国侵攻に参加した。
まだ早いと母には反対されたが、強引に押し通した。
現状、大人の黒き刃より強いからね、俺。
まさに神童。
チート状態だが。
訓練で生命力と持久力が上がっている自覚はあるが、
ソウルシリーズの流れをくむエルデンリングではルーンの奪取が一番効率いいはずだ。
その為には強い相手を討ち取る必要がある。
巨人や強力な猛獣もいいが、手間取る割に効率はよくない。
そこそこ強いやつをまとめて殺すのが一番だ。
というわけでカーリア兵とレアルカリア兵を雷の槍で狙い撃ちし、
近づいてきた相手を死の刃で刈り取り、更に接近した相手はステップで背後に回り致命を取る。
うん、俺強い。
負けてもやり直せるという事実が行動を大胆にさせる。
ラダゴンとレナラが惹かれ合い、停戦するまで、俺は八面六臂の大活躍だった。
死神幼姫なんてイカした渾名も貰った。
王都は終戦でお祝いムードだが、俺の目的はレベリング。
パーティーは欠席しレベリングにグレイオールの竜塚へ。
エルデンリングが砕けていない現状、敵モブは獣が中心だ。
しかし、獣達は強いわりにルーンが美味くない。
なので盗賊や暴れる獣人などがターゲットだ。
そして、ゲーム同様敵の強さというのはエリアごとに違う。
リムグレイブが一番弱く、聖別雪原が一番強い。
しかし、巨人たちの山嶺も聖別雪原も現状立ち入り禁止だ。
ちなみに王都周辺もまあまあ強いし、稀にいる竜もルーンが美味い。
しかし、王都周辺というだけあって治安が良く、敵は少ない。
竜に関しても、ゴッドウィンがフォルサクスと友情を結んで、
ランサクスが人に化けて古龍信仰の宗教活動をしているので竜狩りは禁忌となりつつある。
……クソビッチめ。
いや、竜に人間の貞操観念を当てはめるのは間違ってるんだけどさ。
というわけでケイリッドだ。
あそこはルーンが美味く、王都から遠いので治安も悪い。
ラダーンが将軍としてケイリッドを制定すれば治安もよくなるのだが、
それまでは割と恐竜モドキとカラスが暴れまわる危険地帯である。
とはいえ、今の俺なら問題ないだろう。
今は割と元気なグレイオールだけ気をつけなきゃな。
ケイリッドでレベリングして早三年。
かなり強くなった気がする。
最初は死の刃三発必要だった恐竜モドキも、今では一発でKOだ。
そんなこんなで割と満足した俺は王都に帰った。
黒き刃としての任務もこなさなきゃな。
王都に帰るとライカードの出産お祝いパーティー中だった。
もうそんな時期か。
俺は今八歳。
ラニ様は三歳。
陰謀の夜の時点で、俺が二十八だったので、あと二十年か。
先程チラッと見たが、未だラニ様は幸せそうだ。
あと数年でラダゴンがレナラを裏切る。
そうなればラニ様と仲良くなるのは困難かもしれない。
今のうちに交友関係を築いておこう。
同じ神童同士ということで無事仲良くなれた。
せっかくだし魔術を教えてもらった。
師匠はレナという魔女らしい。
確か最初にラニ様が名乗っていた名前だよね?
トレントもレナって魔女の飼い馬なのかな?
まあいいや。
さて、教えてもらったのは良いけど、魔術使えるのかな?
杖を持って振るってみる。
出た。
輝石の氷塊だ。
これ強いよね。
まあ知力型じゃない俺が使っても微妙だろうから使わないけど。
ただ、一つだけ覚えたい魔術がある。
機会を見て覚えに行こう。
ラダゴンが王都に帰ってきた。
さーて陰謀の夜も近くなってきたな。
レベリングを続けていると、ラニ様から文が届いた。
レナラが狂ってしまったこと。レナが行方不明になったこと。
父は何を考えているのか、知っているなら教えて欲しい。
とのことだった。
多分彼女は自分で調べて、真実を知って、結果二本指に反逆する道を選ぶんだろうな。
だったら別に早めに知っても問題ないだろう。
どうせ今回は捨てる予定だし。
既に敵対したカーリア王家に俺が行くのは良くないが、
手紙で書いていいような内容でもない。
明日、ゲルミア火山九合目で密会することにした。
翌日。
俺が九合目に到着すると、すでにラニ様が居た。
降る星の成獣が居れば一緒に倒そうと思ったが、居ないようだ。
ラダーンが星を砕いた後に落ちてくるのかな?
まあいいや。
早速俺はラニ様に真相を教えた。
ラダゴンはマリカである、ということ。
マリカは自意識を持った神だが、ラダゴンは二本指の端末であるということ。
この事実を聞いたラニ様は、最初は驚愕していたが、思い当たるふしでもあったのか、
すぐに何かを考え始めた。
そして俺に礼を言って、去っていった。
うーん、ゲームのようにはいかないな。
てっきり二本指との戦いに勧誘されると思ったのに。
まあいいや。
例の魔術だけ入手してさっさと帰ろう。
以降、特に一回目と変わりなく陰謀の夜に進んだ。
俺は既に母を超え、黒き刃最強の座を得た。
だが、まだまだだ。
単体でマリケスと戦える自信はあるが、圧勝とはいかない。
ゲームの終盤主人公くらいには強いだろうが、
それじゃあ不死者にならないとモーゴットにも勝てない。
今の俺は死んだら終わりだ。
しかし、今回の人生で色々作戦も立てた。
次で決める。
俺はマリケスから死のルーンを預かり、ゴッドウィンを殺し、多くのルーンを得て、
デスタスの大昇降機で移動中襲撃され、その場は防ぎきるも追手が厳しく、
結果的に多くの敵を道連れにして死んだ。
黒き刃 ティシ―
生命力 9~35
精神力 40
持久力 11~35
筋 力 9~12
技 量 70
知 力 16
信 仰 70
神 秘 10
右手1:黒き刃+9 右手2:聖なるダガー+24(クイックステップ)
左手1:さざれ石の聖印+9 左手2:星見の杖
タリスマン:赤羽の七支刃、竜印の盾のタリスマン
防具:黒き刃一式
記憶:見えざる姿、雷の槍、蠅たかり
変動ステが最大の状態(今生の最後)ではレベル208です。
これだけあっても一週目初見で後半ボスに一発勝利はほぼ無理でしょうね。
普通のゲームだったらありえない難易度ですね。