生まれ変わったら死にゲー   作:さくらいJAN

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*私の趣味が垂れ流しの部分あります。
 読み飛ばしてもストーリー的には問題ないです。
 





褪せ人ー!!はやくきてくれーっ!!

さて、運命の五周目。

これで決めるぞ。

 

 

今生の俺はかなり強い。

強引に王都を飛び出して逃げ切ることが可能だ。

しかし、狭間の地から出る方法が分からない。

マリカが健在である以上、狭間の地に居ては、逃げ続けるのは難しい。

 

というわけで今までの周回で得た知識をフル活用する。

 

既にステータスは十分だと判断した俺は、頭角を現すことなく幼少期を過ごし、

無邪気な振りをしてモーゴットとモーグに会いに行った。

そして斬首したい欲求を抑えつつモーグと友好関係を築き、

更にラニ様とも友好関係を築いた。

二人とも重要なポジションだ。

 

 

そして、ラダゴンとレナラが婚姻を結んだタイミングでカーリア王家に侵入。

レナという魔女を観察する。

ラダゴンが攻め込む少し前にカーリア王家に現れたという彼女は稀人だった。

 

彼女はラダゴンがカーリアを去ると同時に姿を眩ましたはずだ。

ということはマリカの縁者だろうな。

 

トレントに乗って三匹の狼を従えている姿も目撃した。

やはりラニ様がゲームで言っていた者はレナなのだろう。

 

 

次に王都、女王の閨に侵入。

痕跡を探すが、こちらは見つからなかった。

 

てっきりメリナはマリカの娘だと思っていたのだが、当てが外れたか?

いや、エルデンリングを砕いた後に生まれた存在かもしれない。

判断は難しいな。

 

しかし、この段階で当たりがつけられないのは困ったな。

少し面倒になるが、仕方ないか。

 

 

やることをやった俺は黒き刃として任務をこなしつつ、陰謀の夜の一月前まで過ごす。

ラニ様とモーグとの友好関係を続けるのも忘れない。

どんどん大きくなっていくモーグに殺意マシマシだ。

あー、早く殺したい。

 

 

 

そして陰謀の夜一カ月前、俺はモーグに接触し、

ミケラを浚う手伝いをすることを条件に分身を作ってもらった。

 

今回は脱獄の為ではないので、

分身には大人しくしてもらい、陰謀の夜を向かえた。

 

 

俺はマリケスから死のルーンを受け取った。

マリケスは毎回すごく丁寧で優しい。

騙すのに気が引ける。

 

一応、なんで暗殺者である私に対してそんなに丁寧なんですか?と聞いてみる。

どうやら俺は稀人の血が濃いらしい。

マリカと話している気分になる、とか。

 

黒き刃の女たちはマリカと同郷らしいが、そういうのもあるのか。

なるほど、だから俺以外が取りに行くと疑われるのか。

納得。

 

 

多少の罪悪感と共に死のルーンを受け取り、陰謀の夜へ。

暗殺は分身に任せる。

分身は本体より劣るが、今回の俺は実力を完全に発揮していないのでバレることはない。

 

 

そして本体である俺は顔を隠してマレニア軍に入隊。

モーグが監視している可能性を考慮してギリギリまで協力する。

 

 

そして三回目同様破砕戦争が起こり、ラダーンとマレニアの一騎打ちへ。

三回目の時の俺はケイリッドへの行軍から離れ、ミケラを襲撃したが、

今回はマレニアについていく。

 

モーグにはミケラの守りが薄いことと、自分も合流することを伝えた。

もちろん合流なんてしない。

 

ただ、ゲームではモーグはミケラの誘拐に成功しているので、

俺は居なくても問題ないだろ。

そして、ミケラを誘拐できた場合は俺なんかに構っている場合ではなくなるはずだ。

それを見越して、俺はマレニアについて行ったのだ。

 

 

血の指を差し向けるくらいはされるだろうが、そんなの相手にならん。

 

 

 

ケイリッドに入ったら行軍途中に隊列を離れ、サリアの隠し洞窟へ。

隠しなんていうくらいだから見つからないだろうという安直な考えだ。

 

結晶人×3とかいう糞ボスを分断して倒し(ゲームじゃないので霧が無いから分断可)、

サリアの隠し洞窟のボスとして君臨した。

 

 

そして朱い腐敗に侵されることを回避する為にグレイオールの竜塚へ一旦退避。

エオニア沼で朱い花が咲いた。

これで破砕戦争は終了。

デミゴッドは祝福を奪われ、褪せ人が王になる時代に突入する。

 

 

俺は一年だけ探してからカーリア城館に向かった。

何を探しているかって?

トレントに乗った褪せ人さ。

メリナと接触できていれば話は早かったのにな。

まあ仕方ない。

 

ローレッタの幻影を倒してスリーシスターズへ。

魔術塔でラニ様と再会。

 

死んだはずでは?と言われたけど、

お互い様だと言い、笑いあった。

 

久しぶりの再会を喜びつつ、彼女の律に賛同することを伝え、彼女の従者となった。

よしよし、これで褪せ人くんがラニ様の元を訪れたら俺にも連絡がくるだろう。

 

そう、俺のプランは遺灰ではなく、生身で褪せ人くんに協力して王になってもらうというものだ。

これが安定だと思う。

他力本願だと笑わば笑え。

俺はもうやり直したくないんだ。

 

 

 

さて、従者となった俺はノクローンの秘宝こと指殺しの刃を探す旅にでる。

ブライヴとは別行動だ。

あれは二本指の端末だからね。

 

なるべく行動を共にしたくない。

 

 

それにラダーン祭りが開催されないと入手は不可能だ。

ラニがつかさどる星と月、冷たい夜の律は、ラダーンが降る星を打ち砕いた時に停滞した。

再び動き出すにはラダーンを討ち取るしかない。

ラニもそれを理解しているだろうが、弟を討ち取ることは心が進まないのだろう。

 

なのに俺やブライヴがラダーンを討ち取ることは受け入れ、

全てが終わった時にイジーとブライヴが迎える運命も受け入れている。

 

甘いのか冷たいのか。

よく分からんが、ラニ様エンドしか知らない俺には彼女しか縋る相手がいない。

 

もし褪せ人くんがラニ様に会わず、ラダーンも倒さず、

最短でクリアするルートを歩んでいる場合はそれとなく忠告に行く。

何度も言うが、もうやり直したくない。

 

とにかく、ラダーン祭りまでは各地を転々とする。

途中、古竜岩の喪色鍛石を探すが、見つからなかった。

ファルム・アズラで手に入る分は把握してるんだけど、あそこの行き方が分からん。

まあいいや。

+9でも十分だろう。

 

 

 

 

中々現れないなあ。

もしかして褪せ人くんは現れない?と不安に思いだしたころ、

血の指に襲われた。

 

しかも一人じゃない。

二人でも三人でもない。

五人だ。

しかも狭い屋内。

 

五人に勝てるわけないだろ!!

 

三人削った時点で瀕死。

ふざけんな俺のエストは一本だぞ!

 

 

モーグが俺を探しているとのこと。

うん知ってる。

 

 

俺は武器を捨て投降の意思を見せる。

一人が俺の首筋に刀を押し当て、もう片方の腕で胸を掴んできた。

セクハラ野郎め。

そして、もう一人がモーグウィン王朝へ行くアイテムを取り出す。

今だ!

 

 

 

俺は刀を押し当てている腕の手首をつかみ、もう片方の手で極める。

モンジバカってやつだ。

これは手加減しなければ手首を一瞬で破壊できる。

 

刀を落としたセクハラ野郎の左足を飛び込むようにして抱え、

体重を後ろにかけてバランスを崩し、

相手の背中の服を掴んで左に転がるようにして上を取る。

 

そのまま左手で相手の左足の太腿を抱えて、

相手の足首の下に自分の左足を差し込み、

右手とお腹で相手の膝を押す。

腹固め膝十字だ。

無論手加減なし。

軸足の膝は破壊した。

これで残り一人。

 

 

転がりながらもう一人と距離をとり、立ち上がる。

そのまま刀で斬りかかってくるもう一人にタックルをする。

刀の場合、超至近距離かつ相手の体勢が低いと刃がこちらに当たらない。

結構な衝撃を背中に受けるも、無視して相手の両膝裏をかかえて胸を相手の腰に押し当て、

耳で脇腹を押しながら走るイメージで相手を転ばす。

 

そのまま相手の片足を膝で踏み、もう片足を掴んでコントロールし、

コントロールしている方の足をくぐってサイドポジションを取る。

寝転がった姿勢から刀を振ろうとする腕を抑え、

ニーオンザベリーからマウントへ。

マウントから両手で刀を持っている方の腕を押さえつけ、

片手を放して相手の腕の下を通して肘を極める。

アメリカーナという技だ。

 

もちろん手加減なんてしないので肘は壊れる。

それでも相手がもがいて逃げようとするので、

あえて体を少し浮かす。

この状態のエスケープ方法なんて知らない相手は愚かにも背中を向ける。

はい、おしまい。

 

背後から腕をシートベルトのように組み、両足を絡ませ、

そのままバックチョークを取る。

ポルトガル語でいうところのマタレオン。

ライオン殺しという意味だ。

 

人間の力でもライオンを殺せる技。

人間同士じゃあこれが決まった時点で終了だ。

捻りながら締め落とす。

5秒ほどで失神した。

 

あとは膝を抑えてうずくまってるセクハラ野郎と失神した雑魚を刀で斬って終わり。

いやー、修羅場だった。

セーフセーフ。

後一人残ってたら無理だった。

 

 

 

この世界で昔の技が使えるとは思わなかったな。

ティシーとしてのではなく『俺』としての一回目の人生では、

俺は不良上がりのプロ総合格闘家だった。

成績は1勝4敗というなんとも微妙なもの。

 

食っていけなかった俺は早々に引退し、定職についた。

でも学がなく、つまんねえ奴に頭を下げるのが嫌だった俺は暴力沙汰を起こしクビ。

世話になったジムでトレーナーをやってみるも、

ニコニコしながら生意気なガキに教える毎日に気が滅入った。

 

ジムもすぐに辞め、結局ヤクザの用心棒に落ち着いた。

金回りは良くなったが、知人から距離を置かれて孤独を感じる日々。

そんな時にやったゲームがエルデンリングだった。

一週目をクリアして二週目でトロコン目指そうと思っていた時に、

よく分からねえ薬中に刺されて死んだ。

 

まあ因果応報ってやつだ。

比較的安全な日本で、安全じゃない場所でしか生きていけなかった俺が悪い。

しかし、まさかさらに危ない日々を過ごすことになるなんてな。

さっさとこの世界には落ち着いて欲しい。

死ぬのも戦うのも、もうこりごりだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

近くの祝福に戻り、体力とエスト瓶を回復して一息ついた時、

ラニ様から連絡があった。

新しい従者を迎えるとのこと。

ようやくだ。

 

 

 

 

 




主人公の素性が明らかになりました。
趣味垂れ流しですいません。



*メリナの考察は消しました。
 本編で書きます。
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