これからは、さらに力を入れて頑張ろうと思います!
これから色々な技法とかをやってみたいので少し読みにくくなるかもしれませんのでよろしくお願いします。
藤沼との10勝負を終えた風間は藤沼ついて考えていた。
俺は藤沼との勝負で2つ驚いたものがある。それは反射神経の良さである。俺は事前に藤沼のサイドエフェクトの「強化直感」を知っているから、ある程度攻撃が避けられるのは計算に入れていた。しかし蓋を開けてみれば藤沼は動きに慣れていないはずの一本目から何度も攻撃を避け、とんでもない資質を俺に見せた。本部は藤沼のサイドエフェクトが迅の「未来視」のサイドエフェクトの下位互換だと仮定している。その迅ですらトリガーを使わず俺の攻撃をあそこまで避けるのは難しいだろう。
次に最後の一撃だ。実のところ10本目の最中俺は少し落胆していた。最後の一戦は今までとは眼が違っていたが結局は避けの一手。しかし、藤沼の作戦にはまり俺に隙が出来た瞬間今までの攻撃の何倍も速い一撃を俺に食らわせた。
結果だけを見るのならば風間の完勝だった。しかし風間の相手はまだトリガーの知識がほとんどなく、さらには実戦経験もないに等しい新人である。その新人に対し風間は油断していたわけではない。確かに彼は最近開発されたトリガーを試運転として使っていたが勝負に関しては本気でやったのである。
そう本気でやったのである。
(自分で言うのは何だが、俺の実力はボーダー内でも高い。その俺から一本取るか...先が楽しみだ)
風間はそこで考えるのをやめ、部屋を出てロビーで藤沼を待っていたが一向に来る様子がない。風間がロビーに来てすでに5分経過している。
(何かあったのか?)
藤沼が入った部屋に風間は向かいノックしたが返事が無い。このまま扉の外で待機していても時間の無駄だと考え、部屋に入る。
「どうかしたか、ふじぬm...」
「すぴー。すぴー。」
部屋に入り、風間が目にしたのはベイルアウト用のベットで熟睡している藤沼の姿だった。風間の心にはサイドエフェクト持ちとは言えまだ小学生の藤沼に対して10本勝負は大変だったかと反省する気持ちと本当に寝ている時に「すぴー。すぴー。」なんて言うやつが存在していたのかという驚愕が存在していた。たしか兄の遺品整理をしている時に出てきた漫画にそんなキャラクターがいたはずだが、忘れてしまった。何だっただろうか、あの漫画は。
(ふむ。取りあえずは、動画取るか。)
さて、と。動画も撮ったので起こそうかと迷ったが、心地よさそうな寝顔を見ると起こすのも忍びない。しかし、自分はこれから防衛任務でもう行かなくてはならない。どうするかと悩み、置手紙を書くことに決めた。
置手紙を書き、防衛任務に行こうとした眼の端で時寒さに身をよじる藤沼の姿が見えた。確かに、この部屋はクーラーが効いており眠るのには少し不向きだろうと思い、何か毛布のようなものはないかと探したがなく途方に暮れてしまった。しかし、自分はこれから防衛任務で時間はない。しかし、このまま行くのは寝覚めが悪い。しょうがないので自分の上着を掛ける。少し寒いが、どうということはない。これも鍛錬だと考え防衛任務に向かった。
「うーーん。」
身の覚えがある天井だ。どうして俺は寝てたんだ?確か風間さんに10本勝負を挑まれて9対0ぐらいまで追い詰められてたのは覚えてる。それから最後の1本を取るつもりで作戦立てて上手くいってたのも覚えてる。でも最後の一撃のつもりで斬った攻撃を覚えてない。
時計を見ると風間さんとの勝負を始めた時間から3時間は過ぎている。
(もうこんな時間かー。あっ!そうだ風間さん!!)
ようやく頭が覚醒し起き上がると、見覚えのある上着が自分に掛けてあった。
(あー、なるほどね。すみません、風間さん。お手数をお掛けします。)
置いてってくれた上着を着て、部屋を出ようとすると机に紙が置いてあるのが眼に入った。その紙には風間さんからの置手紙だった。内容はなんだろう。
<藤沼へ お前との勝負は大変有意義だった、付き合ってくれて感謝する。ボーダーに入って間もないとは思えないほどのいい動きだった。最後の一撃に関してもとてもよかった。上着は近いうちに返してくれ。
ps、お前の次の任務は明後日だ。木崎が面白くなってるから楽しみにしていろ。>
ふっ、少しは見る目があるじゃん。最後の一撃か...覚えてねーけどま、結果オーライだってことで。上着は任務の前に渡しに行くか、電話で連絡すれば直ぐに会えるだろうしな。問題は次回の任務の木崎さんが面白くなってるっていう話だ。俺の中では木崎さんは頼りになる先輩って感じだけど面白い?よくわからないけどちょっと楽しみだな。
「これで帰りの会を終わります。日直号令ー。」
「気をつけー、さようなら。」
『さようならー』
よっしゃ、さっさと帰って任務行くか―。風間さんが言ってたことも気になるしな。
「おーい、将太!サッカーやりにいこーぜー」
誘ってくれるのは小荒井登、俺の友達だ。でも
「わりー、コアラ!用事があるから無理だー!」
これから防衛任務なんだって言うわけにもいかないし。嘘ついちゃうけどすまんコアラ。
「あいつ最近付き合い悪いよなー。」
「だよなー。」
「なぁ、それよりあの話聞いたか?」
「なにあの話って?」
「度胸試しだよ。」
なんかすげぇ気になる話してたけど、早くいかないと遅刻しちまう!急がねーと!
走ってボーダーに向かうと思った以上に早く着いた。おそらく最近始めたランニングの影響だろう。努力の成果が表れて期限が良くなった藤沼の眼の前に風間の姿が現れた。上着を返すチャンスだと思って藤沼は風間に声を掛けた。
「風間さーん!!」
「藤沼か。」
「上着ありがとうございました!!」
「気にするな。直接言えなかったから手紙に書いたが、いい動きだった。」
「ありがとうございます!ところで木崎さんが面白くなってるってどういうことですか?」
「それは...いや。見た方が早い。」
それだけ言って、風間さんは訓練室に行ってしまった。うーーーん気になるなー。ちょっと早めに行くか。
本部内の集合場所に向かうとすでに迅さんがいた。
「迅さん、早いですね。」
「おう、お疲れー将太。今日は専属のオペレーターがついてるから仲良くしろよー。」
眠そうな顔で返事をする迅さん。いや、任務前にそんなんで大丈夫なのか? 後専属のオペレーター?
「眠そうですね、大丈夫ですか?後オペレーターですか?」
オペレーターのことも気になるけど眠そうな迅さんを心配してたら
「大丈夫、トリオン体になれば平気だよー。それとオペレーターの人はレイジさんが来たら紹介する。」
迅さんはあくびしながら返事した。そんなことも出来るのか、すげぇなトリオンと感心していたら木崎さんが美人と一緒に来た。しかし木崎さんの顔が赤い気がする。熱か?
「君が将太君ね。初めまして木崎隊のオペレーターの林藤ゆりです。よろしくね。」
ふんわり、と擬音が付きそうなほどやさしそうな雰囲気を放っているゆりさんが自己紹介してくれた。
「初めまして藤沼将太です。よろしくお願いします、林藤さん。」
そういや、俺って木崎隊なんだっけ。まあいいや。
「ゆりでいいよ。」
微笑む林...ゆりさん。年上でさらに美人な女性に親しく接せられたことのない俺は恥ずかしくて顔を逸らしてしまった。その逸らした方向には鬼のような顔をした木崎さんがいた。
「どうしたの、顔真っ青よ?」
顔を覗き込んで心配してくれるゆりさん。顔が近い、美人すぎるって!
「いえ何でもないです。」
人ってあんな顔も出来るんだなーって思っただけです。
「そう?何かあったらレイジ君に言うんだよ?凄い頼りになるよ。」
満面の笑みで教えてくれるけど原因はレイジさんです。正直に言うわけにもいかず、あいまいに返事をしたがよく考えたらこうやって話してたらまたあの顔で見られるんじゃ...
そう考え、木崎さんの方を見ると今まで見たことないような幸せそうな顔していた。あぁ、褒められたからか。めっちゃ一喜一憂してんじゃん。確かに離れた所から見るんだったら面白いけど一度あんな顔で見られたら面白くなんか感じませんよ、風間さん...。
ちょっと時間が無くて手早く書いて投稿したのでちょっと読みにくいかもしれません、まじでごめんなさい。大学の課題が...
ほんとにダンガーって感じです。