鬼娘の敵で二倍なアカデミア   作:ゴーストフリーク

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やっと、二話目が書けました…。
二話目でなんですけど小説書くのってメチャクチャ疲れますね。


二倍と鬼の出会い

ヒーローから逃げ出して数時間が立った。

 

街中にある大きなテレビを見ていると

 

「誘拐されていた少女、錯乱して逃走中」

 

と、大きく写真付きのテロップで出ていた。

 

そんな情報を見てると近くの家で何やら大きな声が聞こえた。

 

「やった!成功だ!」

 

そんな声が聞こえた。

 

少し気になって中を覗くと、多分喜んでいた人と目が合ってしまった。

 

「ん?誰だお前は?」

 

少し警戒したような声色で私に尋ねてきた、私がそれに対し答えようとすると

 

「あ、あの、実は「ちょっと待て、お前…」

 

と言われ私は一瞬逃げ出そうと準備した。

 

私の事はテレビで出ていて、顔写真も放送されていた、その上私の今の恰好は完全に普通の少女とはかけ離れており、服は汚れでボロボロに、肌は逃げている途中に転んだりしたのでところどころから血が出ている。

 

そんな状態+テレビで報道されている少女とくれば会う人みんながヒーローに連絡したり僕を保護したりしようとするけどそのたびに私はジェン虎を思い出してヒーローが来る前に逃げたりしているので、その点もテレビでは報道してるみたいだった。

 

そんなことを私が考えていると

 

「このことをヒーローに言われたくねえ、悪いがお前を少しの間この家に捕らえさせてもらう」

 

そう言ったが直後目の前の男が一瞬で何人にも増えた。

 

そして増えた男たちが私を捉えようとした瞬間

 

「お前…なんで泣いてるんだ?」

 

と、男が私に聞いてきた。

 

~~~鬼娘説明中~~~

 

私が話し終わり男の方を見てみると、

 

「お前・・・苦゛労゛し゛た゛んた゛なぁ~!」

 

「えっ、ちょっ、な、なんで泣いてるの?」

 

男は落ち着いた後、タバコを吸いながら私に話しかけてきた。

 

「ああ、すまねえ、その説明の前に自己紹介をさせてもらう。俺の名前は分倍河原 仁、よろしくな」

 

「私の名前はさっきも話したけど鬼灯 玲って言うの、こちらこそよろしく」

 

「で、なんで私の話を聞いた瞬間泣いたのか聞いてもいい?」

 

男、いや、分倍河原さんは少し俯いた後、話しにくそうに話しだした。

 

「俺は、中学の頃、敵に両親を殺された。その後、なんとか住み込みで職場を手に入れたんだが…ちょっと前にクビにされて…そんで親戚とかも俺を引き取らなかったから、俺は、無職の家なしになっちまったのさ」

 

「んで、その後は楽に生きようとして自分を増やして銀行強盗でもしながら生きていこうとして…試しにそこらのコンビニでデモンストレーションしたら成功した」

 

「そのことで喜んでたらお前が覗き見てたってわけだ」

 

分倍河原さんの説明を聞いた私は一つ気になった質問をした。

 

「あ、あの、自分を増やすってどういうことなの?」

 

「ああ、俺の個性の話をしてなかったな、俺の個性は『二倍』 ありとあらゆるもの、それこそ人とかも増やすことができる。ただし、人一人増やすためにはそいつの身長体重、足のサイズとかいろいろ測る必要がある。しかし二つデメリットがある。

一つ目は俺が増やせるのは二つだけ、二つ目のデメリットは一つ目に増やしたものより、二つ目に増やしたものの方が脆いってことだ。

ただ俺の事は俺が一番理解してるから、俺自身を測る必要はない」

 

「んで、お前の個性って?」

 

と、自分の個性を説明した分倍河原さんは次に、私の個性について聞いてきた。

 

なぜかはわからないけど私はこの人なら、信用できると思い、個性についての説明をすることにした。

 

「私の個性は『鬼化』 私の体を成長させると同時に頭に角を生やして肉体を超強化するっていう個性」

 

「特に変わったところとかないけど、普通の肉体強化みたいな個性だよ」

 

と、お互いの個性の説明が終わって一呼吸置いた後、分倍河原さんが口を開いた。

 

「なあ、お前この後どうすんだ?」

 

「この後?」

 

質問の意味が分からず聞き返すと、

 

「俺と別れた後さ、お前どうやって生きてくんだ?」

 

「なんで、別れるの?」

 

分倍河原さんの質問に私が当たり前でしょというように答えると、

 

「は?」

 

分倍河原さんは口を大きく開けて困惑していた

 

「だって、別れたって私お金とか住む家とかないし、分倍河原さんの話だと脆くなるってことは多対一が得意なヒーローとか、遠距離からのヒーローに弱いってことでしょ?」

 

「だったら、このまま別れるよりも分倍河原さんと一緒にいた方が住む場所とか困らないじゃん」

 

私がそんな風に軽く言い放つと

 

「お、おい!俺は敵だぞ!なんで一緒にいるとか言ってんだよ!」

 

「お前は普通の人間だろうが!」

 

そんな言葉を言われた瞬間私は

 

 

 

 

ーーーーーこの人に一生ついていこうと決めたーーーーー

 

 

 

 

「一緒にいたい理由は私を『ヒーローに攫われた可哀そうな女の子』、じゃなくて、『鬼灯 玲』として見てくれたからだよ」

 

そんな私の理由に分倍河原さんは

 

(たったそれだけで?)

 

みたいな顔して口を開こうとしたけど

 

「もし、連れて行ってくれないならヒーローに通報するから」

 

と言って、脅すと分倍河原さんは苦い顔をしながら

 

「ったく…、わかったよ…」

 

と言って納得してくれた。

 

「それじゃあよろしくね! ぶーくん!」

 

「はぁ?なんだそれ?」

 

「分倍河原だから、ぶーくんだよ、ぶーくんも私の事呼びやすい呼び方してね!」

 

「ハァ…わかったよ、玲」

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