良ければ見てってください
―――推し、とは
それは尊きものであり、人生であり、命であり、指針であり、神である
人間には必ず推しが存在する
恋人や伴侶がいればそれは推しだ
尊敬すべき人も推しだし、宗教に入っているのであれば、主神や信仰するものとは推しだ
そう、この世の全ては推しで出来ているのだ
それが真理だ
俺にも推しがいる、それはそれは素晴らしいものだ
だが俺はこの真理に気づく前、推しがいなかった
俺は中学2年の時まで、何もかもを持っていた
勉強は常に学年1位、スポーツも全てを支配し、恋人もいた
だが、俺はすべてを失ったのだ
その原因は恋人にある
彼女は愛想良し、胸良しのゆるふわな子だったのだが、ある日俺は彼女の秘密を知ってしまった
それは、彼女が浮気をしていたということだった
それも72又だ!
わけが分からなかった!彼女の浮気相手を問い詰めているうちにどんどん人数が増え、最終的にはこんな数まで上り詰めてしまった!
…まぁ、このあとしっかりと報いを受けてもらったが
だが俺は、俺だけがこの事件から立ち直れていなかった
他の被害者たちはとっくに立ち直っている中、俺だけが死んだような顔をして生活していた
そんな俺を見かねて、同じ被害者であり、同級生の友人があるものを貸してくれた
それが俺と推しとの出会いだった
『僕のヒーローアカデミア』それは堀越先生によって描かれている、あまりにも素晴らしすぎるマンガだった
そこで俺は、俺の推しである『耳郎響香』を見つけた
ボブカットで三白眼、ロックが好きで男勝りなところもあるが、実は女の子っぽく有りたいとも思っている(俺の解釈)なんともかわいい女の子だった
その日から俺は彼女の終身オタクであろうと決めた
友人がドン引きするほど生活の中に彼女を混ぜ、彼女のようになりたいとベースを始め、講師にプロにならないかと誘われるほど極めた
彼女はヒーローだ、なので人助けを率先してやった
こうして俺は真理気づいたのだ
だが、真理に気づいたあと、俺は悲劇に見舞われた
それはジャンプ最新刊を買いに行く途中であった(俺は本誌派だった)
刺されたのだ、後ろから、通り魔に
俺は死んだ、あっさりと、まだまだ極めたいことがあるというのに
しかし俺の意識はもう一度目覚めた
そこは真っ白な空間、俺の目の前には荘厳な雰囲気の爺さんが座っていた
爺さんいわく、俺は転生をするとのことだった
その世界を決めることが許されたらしいので、俺の直接聞きに来たそうだ
俺は迷わず、ヒロアカの世界を選択した
個性は選べないそうなので完全にガチャだが、それでも推しに会える可能性があるのだ、行かない手はない!
そのことを聞かれたあと、俺は気持ちの悪い浮遊感を感じたあと、赤ん坊になっていた
やぁ、どうも久しぶり、君たちにとっては26行ぶり、俺にとっては5年ぶりだ
俺の名前は『
この世界に来てからは驚きの連発だった
幼馴染に我がジャスティス、響香ちゃんがいたのだ!
素晴らしい素晴らしい!!!!
あーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!
…俺は響香ちゃんを完璧にサポートする人間になろうと決めたのだ
響香ちゃんはヒーローになる、つまり彼女は事務所を立てるはずだ
なので俺はこの世界ではまず簿記を極めて、会計士の仕事などをできるようにした
あ、そういえば個性も極めた、サイドキックとはいえ弱ければ彼女の顔にドロを塗ることになるからね
俺の個性は『斬撃』父の刀剣化、母の空間把握が混ざり進化した個性だ
具体的な効果は、俺が把握した空間内のものを好きなように切り刻めるという個性
個性なんて正直どうでも良かったが、これは便利な個性を引いたと思う!
これがあれば図画工作は無敵だし、料理だって楽ちんだからね
ちなみに極めたとは言っても極めたのは手加減の方だ
最初の頃は人参を粉微塵にすることぐらいしか出来なかったのに、今では皮むきからカットまで自由自在だ
ちなみに薄皮のみを切ることもできるので、これでヴィランに使っても死なないな
「ねぇ、ここのリズムがね…?」
「あぁ、そこはこういうふうにするのがコツだよ、練習あるのみだけどね」
「…んぅ、できた!できたよはると!」
ン゛ン゛ン゛!!がわ゛い゛い゛!!
これが、俺の推しだ、推し活だ!
あぁ、せっかくヒロアカに転生できたのに忘れていた!
これは、俺が推しを幸せの向こうまで連れて行く物語だ
ちなみに主人公の名前の由来は某メロンライダーです。完璧なのにポンコツチックなのは彼しか浮かばなかったので名前に組み込みました!
雑なのは許してね!あと感想をどうか、どうかお願いします!!