タックはある日お出かけをしていた時、電車の中でデビュー二年目の[桃瀬ゆるり]という人気のないVtuberの配信をスニャホで見ていた。
ゆるり『ぬおー!この敵強すぎだよぉ!余!!余!!うっしゃー!!倒したぁ!!』
リスナー『おめでとう!!おつゆるー!!』
コメント欄ではこんな感じで盛り上がっていた。
ゆるり『また見に来いよーん!!』
その配信を見ていたタックはこう言った
タック「オイオイ。なんだこのVtuber。まだやってたのか。全然人気ないうえに、チャンネル登録者数は少ないわ、立ち絵は汚ぇわで文句多すぎ問題だぞこりゃ。相変わらずつまんねぇし不快なんだよバカタレー。この子が配属されてる『あにまっちゃ』って言う企業の恥だぜコレ。いい加減そろそろどこのVtuber業界もさ有名所のキ〇ナ〇イちゃんとか、ホロライブのが〇る〇らちゃんとか超える逸材を作らなきゃいけない時期だよ。しかしよぉ…最近のVtuberはAVス〇ラとかで炎上とかしたり、暴動とかいろいろ起きまくってんだよなぁ。それにに〇さ〇じの語〇紡ちゃんも次いつ復活するか最近連載再開されたハ〇ターハ〇ターと同じくらいわからねぇからなぁ。俺の感だとそろそろVtuberにそろそろ凄い転機が訪れそうだけどな。」
すると隣から女の子の声がした。
???「詳しく意見を聞かせてほしいですね。桃瀬ゆるりちゃんのどこが悪いんですか?意外とファンからは好評を受けてますよ。」
タック「誰だぁ?ひょっと桃瀬ゆるりのファン?駄目だよーお嬢ちゃん。この人のファンになっちゃ。頭が悪くなっちゃうよ?」
???「お嬢ちゃんではないです。スズノと言います。桃瀬ゆるりちゃんのどこが悪いか聞いているんです。」
タック「担当じゃね?こんな状態になるまで放置してた、担当マネージャーが悪いと思うね、俺の予想だとな。」
スズノ「…これだから素人は嫌いなんですよね。大体人気が出ないのは重大な炎上をしたか、鳴〇裁とコラボをしたかなんですよね。」
タック「炎上を止めることは出来なくとも、鳴〇とコラボまでは防ぐことくらいはできるだろ。確かに今のVtuberはぶっ飛んだ企画や考え方も必要だ。でもやりすぎたり、行き過ぎた場合、それを防ぎつつ、フォローしてやるのもマネージャーの仕事だと思うぜ。ていうか、俺がマネージャーをした方がまだマシだと思うね。」
タックは電車から出ながらこう言った。
タック「あーあ。桃瀬ゆるりさえいなければ、Vtuber業界はとってもおもしろくなるのになぁ。」
そしてスズノは電車の中で一人きりになった。
スズノ「はい…もしもし。『あにまっちゃ』桃瀬ゆるり担当マネージャーのスズノです…。」
次の日
『あにまっちゃ』本社
社長さん「スズノォー!!テメェあんなネタで視聴者が満足するとでも思ってんのか!?このボケナスが!!」
とスズノにパンチをかます!
社長さん「もうねぇ…限界来てんのバレバレなんだよ…!!頼むよスズノちゃん…これ以上私をイライラさせないでくれぇ!!」
スズノ「す、すみません……。」
社長さん「見て見ろ!!お前と同期の黒羽を!!ホ〇ラ〇ブの白〇フ〇キちゃんやに〇さ〇じの葛〇くんとかの担当マネージャーをやって、ものすごい大人気Vtuberに育て上げたんだぞ!?あの子は本当に天才だよ!!仕事も性格もバ〇ル〇ピ〇ッツも!!お前より五倍はあるぞオイ!!それに引き換えお前は何だ!?仕事も性格もバ〇ル〇ピ〇ッツも中学生以下だろうが!!それにバ〇ル〇ピ〇ッツに至っては…」
と言いつつ、スズノのデッキを勝手に見る。
社長さん「お前なんでバ〇ル〇ピ〇ッツだけは血晶デッキのフルシクでしかも優勝経験多数あるんだよ…。そういうところもムカつくんだよ!!」
そして社長さんはスズノの服の首部分をつかみながらこう言った。
社長さん「いいか…?来週までにスパチャが少なかったり、nyaittaで大量の低評価の意見が大量に付いたら…桃瀬ゆるりと一緒にあにまっちゃから消えてもらうからな!!」
と言いスズノを思いっきり突き飛ばした。
スズノ(痛いし…。どうしてこうなったんだろう…)
電車の中
スズノ(元々私があにまっちゃに入社したのはVtuberになりたいとかそういう理由じゃなかった。昔色んなVtuberの子を見てたけど、友達と話を合わせるくらいだった。でも有名な子を業界に送り出して美味しいものをたらふく食べたり、色んな有名人と毎日パーティーを楽しんだりしたかった。それが何故かこんな芋臭いVtuberのマネージャーに携わってるんだろう。どうしてなのかわからなかったし、わかりたくもなかった。早く辞めてしまいたいよ…。泣きたいよ…。)
タック「オイオイ。今日もまた配信やってんのかよ。マネージャー何考えてんだ?不快なんだよマジ。社長さーん。このVtuberとマネージャーとっとと卒業させろよなー。これ以上俺のVtuber業界汚さないでくれー。もっと宝〇る〇ちゃんみたいな可愛くて面白いVtuberみたいんだよー。」
それを隣で聞いていたスズノが段々プルプルと怒り出した。
タック「天〇し〇っ〇ちゃんみたいな配信もっと見たいなぁ。」
そしてとうとうぶちぎれた!!そして書類を叩きつけた。
スズノ「じゃあテメェがマネージャーやってみろよ!!やれるもんならやってみろよ!!私だってほんとだったら、白〇ノ〇ルちゃんとかラ〇ラ〇・ダー〇ネスとかがいるホ〇ラ〇ブに行きたかったよ!!でも…試験は不合格で、もう一個の奴は受かったけどわけわかんねー桃瀬ゆるりって奴の担当マネージャーやらされちまったぁああーーーー!!!!なんでこんな奴の担当なんかぁぁぁ!!」
タック「ま…まあまあ落ち着けよ…。あぁ…そうか…。あんたがやってたんだな、桃瀬ゆるりの担当…。ほらー…いやあれだよ…?楠〇桜ちゃんとか結構好きだったよ…。」
タックは叩きつけられた書類を拾ってまとめていた。
スズノ「うるせーよ!!今更!!もうバーチャルヴォルデモートもとい、楠〇桜はもうドルアンec騒動で休止したと見せかけてほぼ引退したようなもんだよ!!実家に帰って、スーパーでレジ売ってるよ!!漫画も連載されないって!!」
タック「だ…大丈夫だって!!あいつなら必ずきっと帰ってくるって!Vtuber業界に!レポート漫画とか雑談配信とかで!!」
スズノ「コミックスにならねーじゃねーかよ!!ネタにすらならないわ!!」
そしてスズノは落ち着いた後、椅子に座った。
スズノ「私…このマネージャーって仕事向いてないと思うんです…。実はもともとVtuberが好きじゃないんです。でもお金も欲しかったし、勉強がてらにやってみたんですけど…。あまりにも他のVtuberが売れすぎていて正直諦めているんですよ。Vtuberが好きじゃない人がVtuber業界を盛り上げられないのは当たり前、できるわけがない。クビになって当然。まぁこんなことを言っていても仕方がないですね。」
タック「バ〇ィ〇ァ〇トのプロデューサーとか向いてんじゃねーの?」
スズノ「もうサ終(サービス終了のことだよ。)してるよ…。」
そしてタックはこう言った。
タック「俺にやらせろよ。」
スズノ「えっ…?」
タック「どうせクビなんだろ?誰がマネージャーやったって同じだろ。みんなが楽しめるような企画とかを考えるのがあんたらの仕事だろ?Vtuber系リスナー五年の俺が『夢』『愛』そして『とびっきりの笑顔』の何たるかを教えてやるよ。」
こうしてタックとスズノは桃瀬ゆるりの家へ向かうことに。
桃瀬ゆるりの家の前
スズノ「ここがゆるりさんのお家です。結構人見知りが激しかったり、アホの子なので、気を付けて下さい。」
タック「大丈夫だって。」
ガラガラガラ…
スズノ「おはようございまーす!」
家の中はとても汚かった。
タック「なんだここ?汚ぇなぁ。掃除してるのか?」
スズノ「たまになんですが…Vtuberさんはスケジュールが忙しい人だと中々掃除できないんです。掃除できるのはプライベートの空いた時間くらいですね。」
タック「意外とそこは知らなかったなぁ。」
スズノ「ここがゆるりさんの部屋です。ゆるりちゃん入るよー!」
部屋に入ると可愛い美少女がジャージを着てゴロゴロしていた。
ゆるり「んぁ~スズノさんおはようございますぅ。」
タック「のんきそうだなー。でも中の人が美少女とは!意外と逆パターンなんだな…。」
スズノ「ゆるりちゃん!今日はこのタックさんがVtuberのパワーアップの方法について教えてくれるって!」
ゆるり「そうなんですねぇ。よろしくお願いしますねぇー。」
そしてタックは茶熊学園の服に着替え、眼鏡を付け、ホワイトボードを持ってきた。
タック「はい、楽な座り方でいいよー。今日は俺が基礎から叩き込んでやるからー。」
ゆるり「はぁい!」
タック「とりあえず、ゆるりちゃんの配信は見させてもらった。面白くねーから飛ばし飛ばしだが、大体の流れはこんな感じだろ?例えばのんびりゲーム配信したり、雑談してみたり。あとはコラボなんかもするだろうし。ゆるりちゃんの場合は声出しで、他のVtuberとのコラボも多いんじゃない?」
ゆるり「そうですねー。いろんな人とコラボしたいですよぉ。いっぱいゲームもしたーい!」
タック「まあ基本的な配信内容とかはこんな感じかな。で、さっそく言わせてもらうと、まずね、立ち絵がかなりやばいよねー。」
タックは桃瀬ゆるりの立ち絵の姿の画像を貼った。
タック「はいこれ桃瀬ゆるりちゃーん。ほーら見た目地味すぎー。」
スズノ「そうでしょうか…?ほら桃瀬って名前にちなんで桃色の衣装にしてみましたけど。」
ゆるり「わぁ!かわいい!」
タック「はいお前らバカですかー?いくら色の配色の仕方が良くても、髪とかが普通すぎたら意味ないだろ。いいか?今からこの桃瀬ゆるりちゃんをシルエットにしてみよう!」
立ち絵の絵を剥がしてシルエットにした。
タック「ほーら見てみろ。なんの特徴もねーだろ?
こうゆう立ち絵じゃ子供からは覚えてもらえません!シルエットで見分けが付けれるくらいじゃねぇとVtuber業界はやっていけねぇんだよ!」
タックは他のVtuberのシルエットを出した。
タック「はーいじゃあまずこの子わかるかい?」
スズノ「この子はホ〇ラ〇ブ0期生のと〇の〇らちゃん!」
タック「じゃこれは?」
スズノ「あっ!3期生の潤〇る〇あちゃんですね!」
タック「じゃ次は!?」
スズノ「に〇さ〇じの周〇サ〇ゴちゃん!!ほんとだ!!みんなシルエットだけでわかる!!」
タック「はぁい。じゃこれは?」
スズノ「これもに〇さ〇じから羽〇(ハ〇ン)ちゃん!!なつかしー!!知ってる人いるかな!?元気にしてるといいなー!!」
タック「ブッブー。違いまーす。」
スズノ「えぇ!?あれ羽〇ちゃんだよな!?絶対そうだよな!?」
ゆるり「うわぁぁん!」
スズノ「ああ!ゆるりちゃん落ち着いて!!」
タック「正解は…」
タックがシルエットを剥がすと羽〇の服と髪形をした桃瀬ゆるりの立ち絵が出てきた。
タック「桃瀬ゆるりです。正確に言うと次回からの配信の新デザインです。」
スズノ&ゆるり(!?)
タック「まぁとりあえずこれくらい特徴あれば大丈夫だと思うよ。うーん。ゆるり次回配信までに絵師さんに頼んで、速攻で書いてもらってー。」
ゆるり「おぉ…う…」
スズノ「うぅ…ぇ…あの…それ…完全にに〇さ〇じの…。」
タック「はぁ?にじ何ぃ?わけわからんこと言うな。」
スズノ「ふぇ!?あんたVtuber五年見てるって言ってなかったけ!?大体桃瀬ゆるりはもうデビューから三年目入っちゃってるから…いきなりこの子のビジュアル変えても…!つーかほとんど別人に変わっちまってんじゃん!」
タック「あれだろ?例えば、ご飯食べすぎて、さなぎになって、蝶々とか妖精みたいになっちゃったって感じで誤魔化しとけばいいだろ。」
ゆるり「おぉ!!」
スズノ「何そのアイデアいただきみたいな顔しちゃってんの!?その前に結構レアな存在かもしれないんだけど、とんでもないものをいただいちゃってるんだよ!!」
タック「よーしじゃあ次は挨拶だな。まずは桃瀬ゆるりの挨拶をしてみよう!」
ゆるり「はい!やあー!ゆるゆるー…の、ゆるりでーす!おはっす!!」
スズノ「おっ!!シンプルでいいね!!」
タック「うーん…なんか残念だな…もっとこうインパクトが欲しいんだよな。例えば例を挙げれば!有名な考察系YouTuberのキ〇ンさんや暴露系Vtuberの鳴〇裁君が使ってる挨拶『くんにちは!くんばんわ!!』やと〇の〇らちゃんの『こんそめ~!』見たいなのがほしい。」
スズノ「えぇ!?そんなの無理じゃない!?てかそれなら、ゆるりちゃんは語尾に必ず『の』を付けて話せばいいんじゃない?」
タック「語尾なんか気にしてたらいつか使わなくなっちゃうぞー。そうだ。こういうのはどうだ!?(そのまま速攻でカンペに書き、ゆるりに見せる)」
ゆるり「うむうむ。」
スズノ(何々?)
ゆるり「『貴様ら、刮目せよ!!』」
スズノ「すとぉぉぉぉっぷ!!ちょっと待てぇぇぇ!!何ラ〇ラ〇・ダー〇ネスの挨拶マネしてんの!?何『Yes My Dark』言わせようとしてんの!?何最終的に『YMD』って言うあだ名付けさせようとするの!?何怒られそうなことやらせようとするの!?」
タック「シャラップ!そしてダーイブ。大丈夫!ハーメルン運営がきっと何とかしてくれっから。」
スズノ「ほんとかよ!!」
何故か人〇ク〇スの立ち絵を貼り付け。
タック「最後に…ツッコミを解説しようか!!(ホワイトボードを思いっきり蹴り飛ばす。)」
スズノ「ク〇スぅぅぅ!!」
タック「ツッコミはVtuberの中でもできれば極めておきたい…!しかし…。」
スズノ&ゆるの「しかし?」
タック「(タックはテレビを持ってきながら)まずはこれを見てほしい。」
テレビの電源をつけると…
スズノ『すとぉぉぉぉっぷ!!ちょっと待てぇぇぇ!!何ラ〇ラ〇・ダー〇ネスの挨拶マネしてんの!?何『Yes My Dark』言わせようとしてんの!?何最終的に『YMD』って言うあだ名付けさせようとするの!?何怒られそうなことやらせようとするの!?』
スズノ「これ私のさっきのセリフじゃんかぁ!!」
タック「さてここで何がおかしいか分かるか?」
ゆるり「???」
タック「もう一度見てみよう。」
スズノ『すとぉぉっぷ!!ちょっと待てぇぇ!!何(1)ラ〇ラ〇・ダー〇ネスの挨拶マネしてんの!?何(2)『Yes My Dark』言わせようとしてんの!?何(3)最終的に『YMD』って言うあだ名付けさせようとするの!?何(4)怒られそうなことやらせようとするの!?』
タック「分かったかな?ツッコミは確かにおかしな点を分かりやすく説明する役目を担っていますが、丁寧に拾われるとかえって面白くなくなってしまいます。後『何』を4回も使ってるぞ。」
スズノ「わかったから!!どうすればいいの!?(泣きながら)」
タック「(人〇ク〇スの姿をしたゆるりの絵をみせながら)ゆるりちゃんです。」
ふすまから狼牙がいきなり現れた。
狼牙「ぽえぽえ~!」
タック「最近考案したツッコミでな、とりあえず突っ込みたいところがあれば、このセリフだけで解決できるから。」
狼牙「ぽえぽえ~!」
スズノ「どんな沙〇叉〇ロヱだよそれ!!」
タック「違う違う!!」
狼牙「ぽえぽえ~!」
ゆるり「ぽ…ぽえぽえ~!」
タック「もう一回!!」
狼牙「ぽえぽえ~!!」
ゆるり「ぽえぽえ~!!!」
タック「ぽえぽえ~!!!」
それからしばらくした後…
司会『さあ!!今年の面白いネタ流行語大賞!!第二位の『気持ち良すぎだろ!!』を超えたセリフは…!!第一位の『ぽえぽえ~!』です!!!』
司会者がマイクを持ちながらそう言った。
観客達からは歓声が上がった。
司会『それでは代表のスズノさん!!コメントをお願いします!!』
スズノ『いやー!まさか本当に選ばれるとは思いませんでしたね!!でも嬉しいです!!!桃瀬ゆるりちゃんがここまで人気なったのには理由があります!!まず彼女を応援してくれてる人です!!そして夢をあきらめないこと!!彼女は天才ですよ!!!皆に感謝!!』
司会『さすがはスズノさんですね!!最後にあれお願いします!!ぽえぽえ~!』
スズノ『ぽえぽえ~!!ぽえぽえ~!』
そんなテレビの放送にも興味なくタックは桃瀬ゆるりの配信を見ながらこう言った。
タック「相変わらずつまんねぇなぁ。早く卒業しねぇかなー。桃瀬ゆるり。」
おしまい!!
あとがき
と言うわけでいかがでしたでしょうか!誕生日記念回!!これからもよろしくお願いします!!お祝い宜しくぅ!!
※謝罪
パロディのために登場させてしまった方々へ。見てたら本当に申し訳ございません!!!