【小ネタ集】俺は、スーパーザンクティンゼル人だぜ? 作:Par
諸注意
・キャラ崩壊
・ほぼ台詞のみ。
・会話の区切りとして行を開けてます。
・太文字、拡大文字等の特殊タグを一部に使用。
御笑寄席“
──まったくどう言うわけか、突然騎空団内のリクリエーションとして“お笑い”をしようと言う流れになった。メドゥ子とのじゃ子のコンビを見たが、そこそこまとまったネタを作ってきてるので、俺が知らんとこで皆わりとネタを練ってきたらしい。
「引き続いては、けっこーな気合入れて挑む組み合わせ。コーデリアとブリジールのリュミエール騎士コンビだぜ!!」
「コーデリアさん達も出んのっ!?」
「案外乗り気だったぜ?」
「そ、そうか……まあ見てみようか」
蝶ネクタイで司会を務めるB・ビィの進行で進む舞台。幕が上がり、そこにはいつも通りの騎士の姿が逆に浮いてしまうコーデリアさん達がいた──。
■
騎士コンビ 【ノーブルナイツ】
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「どうもみなさん、知ってる方ばかりだが名乗りは騎士と舞台に立つ者としての礼儀。私はコーデリア」
「自分はブリジールです!!」
「二人合わせてノーブルナイツと言うコンビでね、この度舞台に立たせていただいた……のだがブリジール」
「はい? なんですかコーデリアちゃん」
「知っての通りこれはお笑いだ。互いの息の合ったボケとツッコミ……決められた役割を熟していく必要がある」
「はいです……」
「でだ、重大な問題がある……」
「は、はい……コーデリアちゃん、いつになく真剣な表情。ゴ、ゴクリッ!!」
「これは我々……どちらがボケになるのだろうか」
「今ですか!? もう舞台立ったのに!?」
「しかし私もイメージと言うものがあるのだから、簡単にボケ担当と言われるのも困る」
「もうその発言がコーデリアちゃんをボケのポジションにしてるです……あ、と言う事は自分がツッコミ!?」
「じゃあポジションも決まったところで」
「進めないでコーデリアちゃん!! 自分まだツッコミのポジションを受け入れきれてないです!?」
「けれどブリジール……君はボケが出来るかね?」
「それは………………あ、とことんできないです」
「じゃあツッコミだ」
「そうですね」
「とまあボケとツッコミがはっきりしたところで、何か相談したいことがあるそうだね」
「ああ、そういう“入り”なんですね……」
「実は自分、現状にだんだん満足できなくなってきたです」
「ツッコミであることにもう……」
「違うです。リュミエールの騎士としての話です」
「あ、そっちだったか」
「他にないですよ……で、自分騎空団の一員としてもとことんがんばってきたです。けどもっと頑張れる気がしてきたです。こう、ステップアップ的な感じで」
「ステップアップ」
「はい。それで考えたです。自分もコーデリアちゃんのような任務も出来る様になりたいです!!」
「私の?」
「はいです!!」
「ブリジール……立派な事だがうどんをこねるのは中々に難し──」
「待って待ってください、コーデリアちゃん待って」
「え?」
「話が飛び過ぎて処理しきれないです……え、コーデリアちゃんの任務って遊撃隊のですよね……?」
「ああ、そっちだったか!!」
「そっちしかないです!? え、コーデリアちゃん任務でうどん作ってるですか!?」
「私の任務の半分はうどんだよ」
「半分っ!?」
「騎士の作る麺、“きしめん”としてリュミエール聖騎士団名物でもある」
「とことん初耳です!?」
「リュミエール立ち食いうどんを食べた事がないのかねっ!?」
「とことんねえですよっ!?」
「ねえですよって……んっフ……!!」
「そこツボはいるですか……?」
「いや言い方が……んふっフ」
「って、違うです遊撃隊です!! そっちの任務も自分経験をしてみたい話です!!」
「ふうむ、そうか……しかし遊撃隊の任務は様々だ。敵地への侵入、身内の調査、小麦粉の購入……」
「最後はとことんうどんの話です!?」
「まあ数ある任務の中で、ブリジールにできるタイプのものは……潜入任務かな」
「潜入!! とことんコーデリアちゃんの任務っぽいです!! どんなことするですか?」
「たとえば販売を禁止されてるものを売っている店の潜入調査だね。客を装って調査するんだ」
「なるほど……コーデリアちゃん、試しにやってみていいです?」
「もちろんいいとも、では遊撃隊でも導入されている入隊希望者に行うシミュレーションテストをしてみようじゃないか」
「そ、そんなのがあるです?」
「ああ、数ある任務を想定したものだ。じゃあ私が潜入側で」
「なら自分が店側……とことん逆です!?」
「おや?」
「自分が遊撃隊みたいなことやりたいって話で進んでたです!! これ普通自分がとことん潜入側の流れです!!」
「そうだったか、じゃあ私が店側をやるから」
「はい、自分が潜入するお客役で……──」
「──ここが情報のあった店です。不法薬物の販売の疑いがある店ですが、リュミエール聖騎士団としてとことん見逃すわけにはいかないです!! まずは、普通の客を装って……ごめくださいです」
「いらっしゃいませ、ようこそドラッグ・ヤクキメへ」
「っ!?」
「幻覚系はあちら、キノコ系はあちら、キメやすいシロップタイプはあちらに……」
「ちょちょちょ、ちょっと待ってください、いったんとことん止めて」
「どうしたブリジール……?」
「どうしたじゃないです。なんですかドラッグ・ヤクキメって……」
「けれど看板にも書いてあるからねえ」
「うわ、ほんとうだ……いや、まるわかりじゃないですか」
「わかりやすいだろう」
「わかりやすさ重視の裏商売なんてとことん無いです。なんですか幻覚系はあちらとか、キメやすいシロップタイプって。こう言うのってもっとこう、合言葉とかそういうのでやり取りするんじゃないです? これリュミエール聖騎士団とか動く前に普通に秩序の騎空団に捕まりますです……」
「ふふ……ブリジール」
「なんですか……」
「普通の薬屋、その裏の顔……よくぞ、見破ったねっ!!」
「見破れますですよっ!?」
「だがまだ序の口だよ。これはテストの中でも低い難易度だからね」
「あ、難易度で分けられてるんですね……ちなみに全部でいくつあるです?」
「三つある」
「三つの内最低難度でコレ!? とことん大丈夫ですかそのテスト!?」
「さあ次にいってみよう」
「とことん不安になってきたです……」
「はあ……ここが情報のあった店です。……よかった、普通の看板です。さて……すみません」
「はい、いらっしゃい」
「ここでは薬などは扱っていますですか?」
「あ、それは隣の店になりますねえ」
「あ、すみません間違えましたぁ……ってちょっと!?」
「おや?」
「おや、じゃないですよコーデリアちゃん!! お店間違ったですか自分ッ!? ここ何屋さんです!?」
「製麺所だが……」
「うどんじゃないですかっ!? いりますこのシミュレーション!? これ二番目ですか難易度!?」
「ふふふ……ブリジール?」
「な、なんです?」
「冗談……っさ」
「ここぞとばかりにいい声で爽やかに言わないでくださいです」
「安心したまえ、次は本当のテストだから」
「お願いしますですよコーデリアちゃん……──」
「──ええと、ここが例の情報のあった店。……うん、普通の看板で製麺所でもないです。確か買い物をするには、合言葉が必要とか……集めた情報によれば「リンゴを買いたい」と言えと……とにかく入ってみるです……ごめくださいです」
「……いらっしゃいませ。なにが御用ですか」
「あ、よかったそれっぽい。……ええと、買い物をしたいです……“リンゴ”を買いたいです」
「……!! ゴリラ」
「え……?」
「ゴリラ……」
「ゴリ……あ、ラッパ?」
「パンツ」
「つ、つみき!!」
「き……き、きつ……きつねうどん!!」
「あ、“ん”が付いたです!!」
「しまった……!? ま、負けたぁ!!」
「や、やった勝ったです……!! ……って、しりとりじゃないですか!! 違うです、とことん違うですコーデリアちゃん!?」
「おや?」
「おやって……合言葉だったですよねこれ。せめて“つみき”あたりで買い物させるとかしないと。そっちが負けてるし……しかもまたうどんだし。これじゃただとことんしりとりしに来ただけです自分」
「ふふ……ブリジール」
「……なんですか」
「普通の薬屋にみせかけた、しりとりをしたい裏の顔……よくぞ、見破ったねっ!!」
「見破ったからとことんなんなんですか!? しりとりに裏も表もないです、好きにしりとりすればいいです!!」
「遊撃隊を志す者達の多くがこの段階で挫けてしまうが……流石だよブリジール」
「挫けてるんじゃなくてとことん呆れてるんじゃないですか……?」
「では最後のテストだ。今までの内容を参考に見事クリアしてみたまえ!!」
「参考になる要素がないです……」
「…………はあ。ここが情報のあった店です。特定の品を購入しようとして、合言葉を言えば裏から本当の商品を取ってくるっていう話です。この目で確かめてみるです!! ……すみませぇん」
「…………いらっしゃい。好きに見ていきたまえ」
「あ、すごいそれっぽいです。ちょっと安心です……ええと、情報じゃ“粉薬の棚”から“白い粉薬”を、そして合言葉は……すみません」
「……はい?」
「……一応聞きますけど、店主さんしりとり始めたりしないですよね?」
「何を言ってるのかね?」
「いや、当然の反応なんですけどとことん腑に落ちないです……。えっとですね、この粉薬の量の多いやつはあるですか? “たっぷり1キロ、艶のいいやつ”を」
「ほう……少し、待っていたまえ」
「あわわ、すごくそれっぽくなってきたです……!! これはいよいよ潜入調査成功です!?」
「……お待たせ、これが艶のいいブツだ」
「こ、これが……確かに大量の白い粉!!」
「ふふふ、これを選ぶとはお目が高い。これを使ったヤツはもう他の粉は使えないと病み付きになるほどだよ……」
「そ、そんな危険な……!?」
「出来上がりの艶の良さはまさに最高級、そこいらの粉じゃあとても作れないよ……くくく」
「そこまで……ん? 出来上がり?」
「あつあつのダシでも、シンプルに醤油でもOK……くくく」
「あれあれ、話がおかしくなってきたです」
「コシの強さも逸品だ……ふふふ」
「これもしかして……」
「1キロ500ルピでどうかね……?」
「小麦粉ぉ!!」
「おや?」
「1キロ500ルピってもうそれとことん小麦粉です!? ダシでも醤油でもってやっぱりうどんじゃないですかっ!?」
「ふふふ……となりの製麺所とは友人さ」
「でしょうねえ!? 違法性なしのただの小麦粉売ってる店じゃないですか!!」
「ふふふ……ブリジール?」
「……なんです?」
「うどんを愛する裏の顔……よくぞ、見破ったねっ!!」
「隠しきれない表の顔でしたですよっ!?」
「しかし、ブリジール……見事このテストをクリアするとは驚いた」
「とことん嬉しくないです……」
「毎年多くの遊撃隊志望の者達がこのテストで脱落していくのだよ……」
「多分入りたくなくなって止めてくだけだと思うです。と言うかコーデリアちゃん」
「なんだね?」
「これ遊撃隊テストってとことん嘘ですよね?」
「ふふふ……ブリジール?」
「なんです?」
「よくぞ、見破った……ねっ!!」
「とことんいい加減にしてくださいですっ!!」
「「どうも、とことんありがとうございました!!」」──「コ、コーデリアちゃん、自分けっこう怒鳴ってしまったです。とことんすみませんです」「いやいや、気迫あふれる良いツッコミだったよ。新鮮な気分で実に楽しかった」
前書きの通り、グラブルでお笑いイベントが来る前に一本投稿しようと考えてたネタを一本。ぶっちゃけ”きしめん”と言わせたかったもの。
しかしイベント、お笑いメインにしてユーリ君がメインですぜ!! ガルストン隊長も出るのかよ!! イベントロゴにはハリセンが……カルテイラは出るのかな? SSRを待ってるぜ!!
演是楽ネタは、ほんと趣味としての面でかいのでキャラ崩壊が激しいです。けど思いついたらまた書きたい。ルドミリアのゲラ漫談とか、モルフェ&ヴェトルでマイペース漫才とか……漫才&コントのお笑いグラブル作品もっと増えろ増えろ~。