霊夢と魔理沙のラジオ番組  ☆東方トゥナイト☆   作:けい、

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第二十二夜 ミキサー卓には触んないで。

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霊夢「この番組は、『美味しい!ジューシー!アブラゼミ!』

 

高タンパクは、お肉の特権じゃありません。

しばし遅れを取りましたが、今や巻き返しの時です。

昆虫がお好き?なら結構!ますます好きになりますよ。

どうぞ食べてみてください。いい音でしょう。

でも一番気に入ってるのは……『見た目』です♡

 

『㈱リグル加工所』の提供でお送りします。」

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霊夢「午前0時をまわりました。東方トゥナイトのお時間です。」

 

魔理沙「見た目こそ最大のマイナスポイントなんだが?」

 

霊夢「昆虫食に対する偏見ですね。食わず嫌いはダメですよ。」

 

魔理沙「無理なもんは無理だ。」

 

霊夢「見た目で判断するのは良くないわよ?」

 

魔理沙「そうかいそうかい。そろそろ本題に入ろうぜ?」

 

霊夢「はいはい。それでは本日一通目のお便りはコチラですね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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Q.

神奈子様のしめ縄を売りたいのですが、どなたか買っていただけませんでしょうか?

神奈子様が抵抗したので、神奈子様の噛み跡や涙がついてしまいましたが(笑)

 

カマドウマはもう食べ飽きたので、よろしくお願いします。

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魔理沙「アイツの神社、そんなに困窮してたのか……」

 

霊夢「よくあんな気持ち悪いもの食べてるわね。」

 

魔理沙「神奈子が泣いちゃってるけどそれはいいのか?」

 

霊夢「祭るべき神様を差し置いてお金を優先するあたり、あの神社も終わりよ。」

 

魔理沙「霊夢にとっては商売敵だもんな?」

 

霊夢「もはや眼中にないわね。」

 

魔理沙「強気だな。次いこうか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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Q.

私たち、三姉妹で楽団をやっているのだけれども。

 

姉さんはヴァイオリンの弦を切ったままで直さないし

リリカは「ドレミファソラシド」がわかってないということが最近判明したし

まさに楽団存続の危機なの。

 

 

まぁそういう事情なので、新メンバーをスカウトするために幻想郷をほっつき歩いていたのよ。

そしたら、なんとあの「九十九びんびん」がいたのよ!

 

「九十九びんびん」は、琵琶の名手として名高い付喪神。

 

「九十九びんびん」を楽団に誘おうかな?と思ったけれど

 

「六十九びんびん」があまりにも美人だったので、声を掛けられなかったわ……。

 

 

 

あのとき私は、勇気を出して声を掛けるべきだったかしら?

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魔理沙「声を掛けないで正解。なぜならお前は名前を間違えて覚えているから。」

 

霊夢「最後の名前にいたっては意味不明だし。」

 

魔理沙「楽団解散しろ、解散。」

 

霊夢「そうね。さて、次はどんな質問かしら。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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Q.

質問です。

 

押すと100年経ってしまうが、歳は取らないボタンがあるとします。

「このボタンを押したら1000万あげる」と言われたら、貴方は押しますか?

「はい」か「いいえ」で答えて下さい。

 

 

 

 

 

 

「はい」と答えた貴方は、残念ながら、「金融リテラシーの低い」方です。

 

なぜなら物価は長期的には必ず上昇し、1000万の「購買力」は下落し続けていくからです。

 

 

 

今から100年前、金1gの値段はいくらだったでしょうか?

 

なんと「1円」でした。

 

それが現在では、7000円から8000円の間で取引されています。

 

この金相場を基準に計算すると、100年後の1000万は、今でいう「1250円」に換算されてしまいます。

 

つまり貴方は、歳を取らなかったにしても、わずか1250円のために、100年という時間の損失を受け入れてしまったのです。

 

その100年の間に、もっとお金が稼げたはずなのに……。

 

 

今回はそんな「金融リテラシーの低い」貴方でも、学べる場所をご用意いたしました。

 

ヨリガミセミナーハウスにて、「今からでも遅くない!金融リテラシーを学ぶ会」を開催いたします。

 

講師にあの「依神紫苑先生」をお招きしております。

「金融リテラシーの低い」皆さま、お誘い合わせのうえ、是非ご参加ください。

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霊夢「あんた、とりあえず黙りなさい。」

 

魔理沙「なんかムカつくな。」

 

霊夢「煽ってくるの何なのかしら?」

 

魔理沙「あと講師があまりにも酷すぎる。」

 

霊夢「せめて妹の方が良かったっていうね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魔理沙「ん?」

 

霊夢「どうしたの、魔理沙。」

 

魔理沙「いや、霊夢、お前冒頭で『昆虫食に対する偏見だ』とか『食わず嫌いはダメ』とか私に言ったよな?」

 

霊夢「言いましたが、それが何か?」

 

魔理沙「そのわりには、早苗がカマドウマ食べてることに対しては『気持ち悪いもの食べてる』っていう感想なのおかしくないか?」

 

霊夢「……。」

 

魔理沙「アブラゼミもカマドウマも私は御免だが、霊夢はどうなんだ?」

 

霊夢「ねぇ魔理沙、こういう諺を知ってる?」

 

魔理沙「なんだ、藪から棒に。」

 

霊夢「その安きは持し易く、その未だ兆さざるは謀り易し。その脆きは泮かし易く、その微なるは散らし易し。これを未だ有らざるに為し、これを未だ乱れざるに治む。」

 

魔理沙「はぁ?どういう意味だ?」

 

霊夢「その意味は、つまりね……」

 

魔理沙「つまり?」

 

霊夢「……あら、解説する時間がもうないわね。今日のお相手は博麗霊夢と。」

 

魔理沙「え?」

 

霊夢「霧雨魔理沙ちゃんでした。じゃあね!」

 

魔理沙「え!? 逃げんな!!!!!」

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