個性『ガタキリバ』   作:プリズ魔X

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マスコミ突撃ガタキリバ

「……やっぱりいますね。マスコミ」

 

「邪魔だな……」

 

「あんなゴミ共、ヴィランだったのなら蹴散らせば済むものを……」

 

俺達は電柱の影からマスゴミマスコミを確認、雄英バリアーで退散するまで待機している。他のクラスメイトはマスコミに揉まれながら入る者も居れば、真面目にインタビューを受けている者もいた。

 

 

やがて雄英バリアーが作動してマスコミはすごすごと退散。ドレミー達もようやく入れると判断して校舎へと向かった。

 

 

「……ようやく雄英バリアーが動きましたね。ささ、行きましょう?」

 

「全く、その下らん根性をもっと別に回せんのか……」

 

ドレミーはコソコソと立ち去っていくマスコミにバレないように雄英バリアーを通り、ウヴァは制服を着ていないので堂々と向かい、俺は今日の時の為だけに制服を脱いでウヴァと共に通った。

 

 

 

「……お前ら、マスコミを躱したのか?」

 

「はい。……何か問題がありまして?」

 

「……まぁいい。もうそろそろでホームルームの時間だから教室に行け」

 

 

相澤先生がマスコミをまるで知っていたかのような素振りだった3人を訝しんだが、ホームルームも間近だったので仕方なく通した。

 

 

 

 

 

 

「昨日の戦闘訓練お疲れ。Vと成績見せてもらった。爆豪、お前はもうガキみてぇなマネするな。能力あるんだから」

 

「……わかってる」

 

相澤が爆豪に対して注意をすると、爆豪は俯いたまま返事をした。

 

「で、緑谷は入試の時みたいに腕ブッ壊して一件落着か」

 

相澤に自分の事を言われた緑谷は、ビクッと肩を跳ね上がらせる。

 

「個性の制御…いつまでも完璧に出来ないから仕方ないじゃ通させねぇし通せねぇぞ。俺は同じ事を言うのが嫌いだ。だが、それさえクリアすればやれる事は多い。……焦れよ緑谷」

 

「っはい!」

 

相澤が睨みをきかせつつも緑谷に助言をすると、緑谷はピシッと構えて元気よく返事をする。

 

「さて、今日はお前らに……」

 

「学級委員長を決めてもらう!」

 

「「「超学校っぽいのキターーー!」」」

 

「ハイハイ!俺やる!」

 

「僕のためにあるやつ☆」

 

「オイラのマニフェストは膝上30cm!」

 

「皆!静粛にしないか!ここは投票で決めるべきだ!」

 

相澤の学級委員長という言葉にクラス全体で騒ぎだし、我こそはと手を挙げていく。そして真面目な飯田が投票で決めるべきと言うが……

 

「……いや!腕そびえ立ってんじゃねぇか!」

 

「出会ってすぐで、信頼も何も無いのに?」

 

「だからこそ!ここで票を集めた者が相応しいのではないか!?」

 

「なんでもいいから早く決めろ。俺は寝る。」

 

飯田は腕がそびえ立ち、蛙吹が信頼も無いのに投票するのかと疑問を呈し、それを飯田がだからこそと反論し、相澤は眠たそうにして寝袋に籠り、さっさと決めろと催促した。

 

「……俺らはどうする?俺は飯田に入れるが……」

 

「まぁ順当に飯田さんですかね……」

 

俺達はヒソヒソと誰に投票するか話し、飯田に入れることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ぼっ、僕が3票ゥゥゥゥ!?」

 

「悔しいですわ……!」

 

「おいコラデク!なんでテメェが3票も集めてんだよ!」

 

「俺に2票入っている……?一体誰が……」

 

(((自推しなかったんだ……)))

 

 

こうして委員長は緑谷、副委員長は同票だった八百万と飯田がジャンケンをした結果、八百万となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

食堂

 

「……やはり狙うべきですかね?職員室」

 

「まぁあわよくば出鼻は挫きたいね。ウヴァ。職員室前で監視、頼めるかい?」

 

「……セルメダルを50枚だ。それでやってやる」

 

「ほんじゃ頼むわ。……相手にバレないようにな?油断してから仕掛けるんだ」

 

悪意の始まりである雄英侵入。それを阻止、或いは警戒強化に持ち込むために宇覇はウヴァを職員室に送った。ウヴァはセルメダル50枚を報酬に張り込みを許諾。そのままセルメダルを齧りながらこっそりと職員室へ向かった。

 

 

 

 

 

 

ウー!ウー!ウー!

 

『緊急警報発令!セキュリティ3が突破されました!生徒は至急屋外へ避難してください!これは訓練ではありません!繰り返します……』

 

「ほら来た!ドレミー!ウヴァが怪しまれないように俺らも行くぞ!」

 

「あら?ウヴァさんに任せるのではないのですか?」

 

「いくらウヴァでも相手はアレだからなぁ……一応分身出せる俺が遅れてでも行った方がね?」

 

 

 

 

 

 

 

職員室には2人の人影があり、ウヴァは物陰から奇襲するチャンスを伺っていた。

 

「……カリキュラムは見つかったな?よし、帰るぞ黒霧……ん?」

 

「バカは見つかったな!」

 

ウヴァの奇襲を手だらけの男が回避して、黒い霧状のもう片方の人物に命令する。

 

「危ねぇ!おい黒霧!さっさと逃げるぞ!」

 

『仰せのままに!』

 

ズズズ……

 

「ちっ!逃げられたか……」

 

「どうだウヴァ?情報は……」

 

「1-Aのカリキュラムを確実に取っていった。この目で確認した」

 

「おや?随分と職員室が荒らされているけど……」

 

根津校長が遅く出てくる。本当にギリギリアウトなタイミングだ。

 

「嫌な予感がしてな。ここに張り込んでた。そしたら一本釣りだ。奪われたのは恐らく1-Aのカリキュラム。そこの警備を強化しろ。少なくともオールマイトは警備につけろ」

 

「……わかったのさ。オールマイトにもそれとなく促しておくよ」

 

この後に飯田が騒ぎを収めた事で晴れて委員長となった。やはりそこは変わらないんだな……

 

 

 

 

 

 

 

 

そして悪意が迫り来る……

 

転生者は宇覇君を除き8人までの予定だけど、アリ?ナシ?

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