個性『ガタキリバ』   作:プリズ魔X

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体育祭でレッツラガタキリバ
追加で編入ガタキリバ


「……で、なんで私は拘束されてんのさ」

 

ヴィラン襲撃による臨時休校の日、煉黒は校長室にベルトで拘束されながら根津校長と話していた。煉黒のパワーなら簡単に引きちぎれるのだが、ここで暴れても不味いので大人しくしていた。

 

「いやー、オールマイトにはああ言ったけど、君はまだ僕に自分は潔白だと証明できていないね?そういう事さ!一応……ね?」

 

「はぁ……水難ゾーンの生徒が証人になるはずです。そっちで証拠取ってください」

 

「そう言うと思って呼んでおいたよ!入っていいよ!」

 

「失礼します……」

 

「女の校長先生の肖像画は……無いか……」

 

「ケロッ。失礼します」

 

「しっ、失礼します!」

 

「おや?煉黒さんですね。どうしたのですか?」

 

「こいつが宇覇の言っていた煉黒か。……成程、自由になりたいという欲望が強いな」

 

根津校長の許可と共に証人の宇覇、峰田、蛙吹、緑谷、ドレミー、そして護衛のウヴァが入ってくる。

 

「さて、まずはドレミー君から証言してもらおうかな!」

 

「証言よりも私の手帖が証拠になるかと。少々お待ちを……」

 

夢日記の煉黒の欄を開いたドレミーは根津校長に見せ、元から雄英侵入時に裏切る予定だったという事を証明した。その後根津校長の欄も見せた。この手帖は個性で勝手に書かれる上に、嘘は絶対に書かれないという特性があるので証明にはもってこいであった。ドレミーの記録している夢とは、記憶や欲望、そして恐れている事が現れるという現象。例えば背が低いことがコンプレックスの人は身長が伸びる夢をよく見る、峰田がスケベな夢をよく見るなどが挙げられる。

 

 

「……うん。これで証明できるね。個性で作られる物ばかりは偽造できないから証拠としては最適だ」

 

「それじゃあ、君の処遇を決定するよ!」

 

ドレミーの証拠で満足した根津校長は煉黒の処遇をその場で決める。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「君は雄英の寮で保護、そしてその間教育を行う為に1-Aに編入するのさ!」

 

 

『……えぇ!?』

 

 

根津校長の言葉に煉黒も6人も驚愕する。流石に予想していなかった煉黒は本当にいいのかという目で根津校長を見る。

 

 

「ちょっと手続きは面倒だけど僕が何とかするから安心するのさ!」

 

「あの、雄英に寮はないですよね?」

 

「いや、ここ最近寮の建設を計画していたからそれが早まるだけなのさ!ちょうどいいからさっさと建てちゃっておくのさ!」

 

蛙吹が寮が無いのにどうするのかと聞くと、今から建てるという言葉が返ってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◇翌日◇◇

 

「あれ?雄英にあんな建物あったっけ?」

 

「なんでも、寮を建てる計画が前々からあったそうだ。きっと要望が増えて立てられたのだろう。ハイツアイランスというのか……」

 

芦戸と飯田がいつの間にか建っていた寮に疑問を浮かべたが、雄英のやることはスケールがデカいのでまたやってるのか…程度に思い、そのまま教室へと向かった。他の生徒達も概ねそのような反応をしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◇HR◇◇

 

「尾白、あの尻尾の火傷跡は大丈夫か?」

 

「リカバリーガールにすぐに治してもらったよ。ほら、このとおり!それよりも破巌君の傷は?」

 

「あぁ、あれは自分の個性の反動で出来たやつだからほっといてる。その方が戻った時にさらに硬くなるんだ」

 

(相澤先生は来ないだろうし誰が来るかな……もしかしてオールマイトだったりして)

 

火災ゾーンで共に戦った尾白と破巌は互いの心配をし、お互い問題ないと伝えあう。そして芦戸はHRにはどの先生が来るのか考えていた。

 

 

 

「皆、おはよう」

 

「大丈夫だったんですか!? 相澤先生!」

 

相澤が教室に入ると、早速耳郎が大丈夫かと心配する。

 

「肋が少し折れただけだ。ばあさんにすぐに治してもらった。……さて、早速の所悪いがこのクラスに新しい生徒が入る事になった。入ってきていいぞ〜」

 

リカバリーガールの治療で復帰したと返した相澤はその新しい生徒を軽そうに呼んだ。

 

ガラガラ……

 

 

「今日から1-Aで学ぶことになった煉黒 鬼姫です。よろしくお願いします」

 

 

 

「「「ヴィランンンンンンン!?」」」

 

「……失礼なこと言うんじゃない。煉黒は誰も傷つけてないし、なんならオールマイトのピンチを救ってくれた奴だぞ?」

 

「まぁ、いろいろ思う事はあるでしょうが、頑張って馴染めるようにします」

 

「そんで、ヴィランの襲撃があった中悪いが新たな戦いが迫っている……!」

 

相澤先生の新たな戦いという言葉にクラスのほとんどが息を飲む。

 

 

「雄英体育祭が迫っている!」

 

 

「クソ学校っぽいの来たァァァァ!!」

 

相澤先生の言葉に切島達何人かが興奮するが、耳郎、尾白、砂藤の3人から不安視する声が聞こえる。

 

 

「ヴィランに侵入されたばっかなのに体育祭なんかやって大丈夫なんですか?」

 

「また襲撃されたりしたら……」

 

「今回は大丈夫だったとはいえ、次も大丈夫って保証は……」

 

「逆に開催することで雄英の危機管理体制が盤石だと示すって考えらしい。警備は例年の五倍に強化するそうだ。何より雄英の体育祭はお前らにとって最大のチャンス。プロに見込まれればその場で将来が拓けるわけだ。年に一回……計三回だけのチャンス。ヒーロー志すなら絶対に外せないイベントだ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とある探偵事務所

 

「…遂に雄英体育祭が始まるのか……」

 

「お前の言う『原作』の記憶で1番新しいものだったな。この先はどうするんだ?」

 

ある探偵事務所で24歳程の男性が、テレビで雄英体育祭が近日開催されるというニュースを見ながらそう零す。そこに半分緑、半分黒の姿である仮面ライダーWがこの先の方針を問う。

 

「変わらないさ。助けて、ガンダムへと近づく。それ以上もそれ以外も今は求めない」

 

「そうか……」

 

そこにあるのは悪意か、それとも善意なのか……それはまだ分からない。

 

ただ1つ、分かる事がある。彼らもまた、転生者だという事なのが……

 

 




という訳で新しい転生者がWと共にちょろっと顔見せされました。一体誰なんでしょうか。そして目的は何なのか……これからに期待を……

転生者は宇覇君を除き8人までの予定だけど、アリ?ナシ?

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