「梅花、やった張本人が言うのもなんだけど、大丈夫か?」
「大丈夫!何本か骨は折れたけど、リカバリーガールが治せる範囲のものだから宇覇は心配すんな!」
宇覇がギプスや包帯などをつけたボロボロの梅花を心配する。が、梅花は問題ないと元気いっぱいに答える。
そんな中、ミッドナイト先生が表彰式に移ると説明する。
「さぁ!表彰式に移るわよ!メダルの授与はもちろんこの人がするわ!」
「HAHAHAHA!」
「私がぁぁぁぁぁ……」
「我らがヒーロー!オール「メダルを授与しに来たァ!」ォ!」
「「「被りまくりましたね(だな)」」」
「……もっかい言っちゃ……ダメ?」
「「「ダメ(です)」」」
「お、おほん!まずは甘夢少女の表彰だ!奇抜な策のオンパレードにおじさん腰が抜けちゃったよ!だけど煉黒少女にパワー負けしてしまったのは地力不足かな!それさえ克服すれば文句なしの1番だったかもしれない!これは己の未熟さとして受け取るんだ!」
「ふふふ……ありがとうございますオールマイト。あ、これをどうぞ」
そう言ってドレミーは懐からデフォルメされたドレミーが描かれた枕を取り出す。
「? 甘夢少女、これは?」
「私の個性で作った甘夢印の快眠枕です。快眠を保証し、さらに悪夢を見にくくなるので、わざわざ来てくれたお礼として是非どうぞ……」
「おお!最近寝付きが少し悪くてね!助かるよ!」
オールマイトはドレミーから快眠枕を受け取って次の表彰に移る。
「さて、次は煉黒少女だな!パワーでのゴリ押しも相手が格上だと意味を成さない!テクニックも磨いてオールマイティに戦えるようにするんだ!君の課題はそこかな!でも、重戦車の如き快進撃は素晴らしかったよ!はい!という訳で君は2位のメダルだ!惜しかったね!」
「悔しい!でも受け取ります!」
煉黒は少し涙目になりながらもレ級の姿でメダルをしっかり受け取る。
「HAHAHA!時にはそうやって受け止めるのも大事さ!さて、いよいよ1位の表彰だ!分倍河原少年!」
「……宇覇と呼んでください。分倍河原は義父さんと被るので」
「おっと、これは失礼!……君の決勝戦のあの姿、もしかしてだけど……あの斧で切りつけられると個性が一時的に使えなくなるのかな?」
「はい。ちょっと待ってください。……ふん!」ズボォ!
オールマイトの質問に答える為に宇覇はメダガブリューを表彰台から引きずり出す。
「このメダガブリューとあの姿……プトティラコンボは全てを無に帰す力を秘めています。なので使うのは控えるつもりです」
「うむ!力には責任ってのが必ず伴う!それを理解しているなら問題ないね!君の力は破壊者にも守護者にもなれてしまう。だからこそ制御できた君は素晴らしい!という訳でコレ!1位のメダル!これで君のメダルコレクションが増えたね!はい、どうぞ!」
「「「謹んで受け取ります!」」」
「what!?宇覇少年!分身したらメダルが誰に渡せばいいか分からなくなる!戻してくれ!」
「「「あっ……ジャンケンで誰が受け取るか決めるか!さーいしょーはぐー!ジャ〜ンケン……ホン!」」」
「よっしゃ!じゃあ俺で!」
ちょっとしたアクシデントがあったが、宇覇はメダルをしっかりと受け取る。
「さて!今回ここに立ったのは彼等だった!しかし!ここに立つ可能性があったのはここにいる全ての人にあったのも事実だよ!皆さん!確実に次代のヒーローの芽は伸びてきている!さぁ!ご唱和ください!せーーーの!」
「「「プルス「お疲れ様でした!」ウルトラ!……ええ!?」」」
「あ、あはは……みんな疲れてるかなって……オホン!気を取り直して!もう一度!せーーーの!」
「「「プルスウルトラ!!」」」