ヒーロー名でもガタキリバ
「今日のヒーロー情報学はちょっと特殊だ。」
(ヒーロー情報学はそんな得意じゃないんだよな……)
宇覇はヒーロー情報学が苦手だ。逆にドレミーは得意な方だそうだ。
「コードネーム……ヒーロー名の考案だ!」
「「「胸膨らむヤツキターーー!!」」」
「ヒーロー名か……」
「お前らにはプロヒーローから指名を受けている奴もいるんだ。それじゃあ発表するぞ。」
甘夢 4930人
宇覇 3251人
煉黒 2123人
爆豪 1295人
轟 1859人
破巌 760人
・
・
・
・
・
・
「今年はどっかの誰かさん達を筆頭に暴れまくったせいで複数人同時の指名が多くなって、それでいて偏った数になった。……分倍河原、甘夢、煉黒。特にお前らはやりすぎだ」
(((ホントにあの3人が大暴れしたからなぁ……)))
(私が1番は意外ですね……てっきり宇覇さんかと思っていました)
(宇覇とドレミーに負けた……あの二人は私よりもヒーロー活動での汎用性高いからなぁ……)
(個性消しだとやっぱビビる奴がでるのかな……)
「今回はこの指名のためのヒーロー名考案という訳だ。仮とはいえ少しでもふざけた名前にすると……」
「地獄を見ちゃうわよ!」
「ミッドナイト先生!?」
「ここでのヒーロー名がそのまま定着する人もいるからね!」
「俺はそこら辺のセンスが怪しいからな。ミッドナイトさんに任せる事になった。俺のヒーロー名だってマイクが決めたやつだしな。」
「それじゃ、10分後に聞いて回るわよー!」
20分後、続々とヒーロー名が固まる中、宇覇達はヒーロー名が決まった。
(……まぁ、無難にこれだな)「ミッドナイト先生、決まりました」
「見せてみなさい!」
宇覇が出したボードには、無限のイニシャルが描かれていた。
「? 無限?どういった意味があるのかしら?」
「いえ、これで終わりではないです。ここに更に円を1つ足して……」
宇覇は、マジックペンで∞に丸を1つ付け足してOOOのイニシャルを書いた。
「無限のその先を意味して、オーズです。どうでしょうか?」
「えぇ! 貴方の個性ともベストマッチ! だわ! 採用!」
「では次は私が。私の名字からとって、ドレミー・スイートです!」
「採用!」
「爆殺卿!」
「違う、そうじゃない。次よ!」
「……じゃあ私が。深海ノ姫 ハデス はどうでしょうか」
「……よし、貴女の個性のダークな感じが反映されていていいと思うわ!」
「! 爆殺帝!」
「まずは殺を抜きなさい!」
爆豪は何がなんでもヒーロー名に殺を入れる使命にでも駆られてるのだろうか……
いつもの3人は煉黒の部屋で体験先の一覧表を見ていた。ウヴァは一足先にアパートへと帰ってドレミーと宇覇の料理を作っている。
「……めぼしいのはエンデヴァー事務所、ホークス、ミルコ、ベストジーニスト、シンリンカムイ、エッジショット、……ファットガム事務所は論外だな。下手したら義父さんとかち合って義父さんに連れ出されかねない。他にはリューキュウ事務所……ん?サー・ナイトアイ事務所がある?他には……!?」
宇覇がめぼしい体験先を探していると、1つだけ、見覚えはあるが、本来なら絶対ないはずの事務所が目に入った。
「仮面ライダー事務所!? ドレミー! 煉黒!コレ見てくれ!」
「なんですか突然……って、仮面ライダー事務所?……宇覇さんの所にのみ来ていますね。少々お待ちを……」
ドレミーが手帖を取り出してパラパラとめくる。
煉黒がハンモックから降りて宇覇の握っている紙をひったくる。
「仮面ライダー事務所って……もしかして、転生者の集まりだったり?」
「……俺、ここに行く。ドレミー達はどこに行くんだ?」
「……私はエンデヴァー事務所ですかね。ステインを可能なら止めたいので。経験もそれなりに得られそうですし」
「私はまだ決めてる途中。あっ、こことかどうかな!」
「……煉黒には合うっちゃ合うけど、ここに行くのか?もっといい所があるような気もするが……」
その日は時間ギリギリまで煉黒の体験先を決めていた……
職場体験先の出来事は煉黒ちゃんだけリン・オルタナティブさんの方の小説で描かれます。それ以外のオリキャラはできるだけこちらで書く予定です!