「……本当なのか!?」
「本当です。轟 燈矢君は生存しています。……なんなら捕まえました」
「捕まえた……?どういう事だ!」
「こういう事です」パチン!
エンデヴァーによる人払いが済んだ中、エンデヴァーとドレミーのみがいる部屋でドレミーが指を鳴らす。すると、ピンク色の球体が突然現れてパチンと弾ける。
球体が弾けた所に居たのは……
「燈矢……なのか?」
「クソ親父……!」
大粒の涙を流すエンデヴァーとは対照的に男は憎しみを込めた表情のままで体から炎を放出する。
「燈矢……!会いたかった……!」
「会いたかったよ……これでお前を殺せる……!」
「燈矢……何故……!」
「そこまでです。お二方」
男が今にもエンデヴァーを焼き殺しそうな状況の中、ドレミーが割って入り仲裁する。
「貴方達、ケンカは被害の無い所でやって下さい。……互いに思いっきり暴れられる場所を用意するので少々お待ちを」
そう言ってドレミーは宇宙色の渦を発生させ、どうぞと言って2人が入るのを促す。
男が渋々と渦に入り、エンデヴァーもそれを追いかけるようにして渦に入る。
◇◇◇???◇◇◇
「ここは……?」
「何処かと思ったら俺を捕まえて放置しやがった場所じゃねぇか……」
夜のようで夜ではない不思議な空間に2人が別々の反応をしていると、ピンク色の球体が現れて弾け、ドレミー?が見えた。
「ようこそ、夢の世界へ。貴方達には夢の世界の住人と戦ってもらいます」
「……さっきの奴とは別の奴だな?」
男が目の前にいるドレミー?の違和感に気がつき指摘する。
「おや、鋭いですね。如何にも、私は夢の世界のドレミーです。このドリームワールドの管理をしています。現実世界にいるドレミーは……来ましたね」
パチン!
「お待たせしました。……やっぱりまだシルエットが薄いですね」
「折角ですしカラーチェンジしますか!」パチン!
夢の世界のドレミーが指を鳴らすと、着ていたコスチュームが黄色1色に染められた。
「これで分かりやすくなりましたね。全体的に黄色い方が夢の世界のドレミー、先程と同じ色が現実世界のドレミーです」
「さて、戦う相手を出しましょう。来ていいですよ〜!」
「殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す……!!」
「燈矢ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!すまない……俺が悪かったッ……!ああああああああぁぁぁ!!!」
「」「」
「……こほん。彼等は夢の世界の貴方達です。少々……感受性が高いので……死なない程度に喧嘩してきてくださいね?」
((物凄く戦いづらい……!!))