職場体験3日目、エンデヴァー事務所で異変が起きた。
それはパトロールに向かう直前の事だ。
「よし、全員揃ったな……ぐぅ……!?」
「親父! あ、ああぁぁぁぁ!!」
「皆さん、どうしたんですか!?」
突如ドレミーを除く全てのメンバーが倒れて苦しみだし、凄まじい量の汗をかき始めた。
少しすると黒い靄が倒れた人達に発生してまとわりつき、ドレミーは靄から何かが出てきたのを見る。
「はぁ……怠リィのです。面白そうだったから仕掛けたのにこんなピンポイントに天敵がいるなんて……」
靄から現れた、サイズが完全にあっていないダボダボの実験服らしきものを着た黒と白の髪の少女と思わしき人物はドレミーを心底嫌そうに見ていた。
「貴女は……少なくともヴィランなのは間違いないですね!」
ドレミーは少女をヴィランと判断。宇宙色の渦を展開して夢の世界へ強制的に引きずり込んだ。
「お互い自分の土俵に入った……ってとこかな?まぁいいや。ここならいざと言う時に逃げれるし」
(私を天敵と言い、この夢の世界にさして驚きもしない……相手は私に似た個性なのは確実!)
「逃がしませんよ……!」
「私は飽きたし、後は虎馬に任せよっと」
そう言って女性は悪夢に包まれて追跡ができなくなってしまった。
「虎馬……トラウマ? 彼女の追跡もしたいですが、今はエンデヴァーさん達の事が心配ですね……夢の世界の私に彼女の追跡を任せて、もしもの時は”彼”に力を借りましょう」
そう言ってドレミーは宇宙色の渦で倒れていたエンデヴァー事務所の社員達を夢の世界に引きずり込む。
案の定、過去に存在した凶悪犯罪のヴィランなどがいた。これが彼女の個性で生み出した虎馬なのだろう。
エンデヴァーの場合はヴィランとしての轟 燈矢が沢山のヒーローを燃やし尽くす光景、焦凍の場合は、最もギクシャクしていた時の家族の光景と、轟親子のものは特に深刻であった。
「さて……轟親子のトラウマは私が対処するとして……来ましたね」
「わーたーしーがー……!!」
「夢にも来たッ!!」
「いつもすみませんね、夢の世界のオールマイト。……私はエンデヴァーとその息子のトラウマ処理をするので、他の力技で解決できるものは頼みましたよ?」
「全く、人使いが荒いね甘夢少女は! ま、ヒーローはお節介をしてなんぼだからね! とうっ!」
オールマイトは次々と虎馬をちぎっては投げ、ちぎっては投げを繰り返して、どんどん凶悪ヴィランの虎馬を倒していく。
「むむむ……これは中々面倒な程こびりついたトラウマですね。少々勿体ないですが、手っ取り早くルビーで終わらせますか」
ドレミーは、悪夢祓いのチカラを持つルビーを掲げて悪夢から轟親子を解放し、エネルギーの供給源であろう悪夢が消えた為、彼らに取り憑いている虎馬は次第にシルエットが薄くなり、最終的に消滅した。
しばらくすると、夢の世界のオールマイトも虎馬を退治し終わったようで、夢の世界でのパトロールへと戻った。
「……困りましたね。一応彼がいるとはいえ、ステインが捕まえられるか……」
結局、エンデヴァー事務所のメンバーが目覚めたのは次の日の朝で、その間にヒーロー殺し、ステインは”3人”の雄英生徒によって捕まえられた。
以下、蹴翠 雛兎さんからのアイデアをベースに1部作者の独自解釈を含めたものです!
名前:虎馬 悪夢(コウマ メア)
年齢:不明
性別:女性
身長:低い!
個性:『ナイトメア・マスター』
以下、能力毎に分類
『悪夢』
簡単にいうならば、ダークライのナイトメアの性能…なのだが、こちらは起きていても、代わりに幻覚として『悪夢』を見せつけることが可能。悪夢の内容に関してはある程度操作することは可能だが、その人物が最も恐れることか、起きて欲しくないことが多い傾向にある。(ただし、正夢として起こり得る予知夢に近い『悪夢』も見せることも可能である)
個性の性質としては転生者のドレミーと似ているが、こちらは使い方は限られており、相手にとって『悪夢』である様でなければならないという条件がある。弱点は夢を操れるものと悪夢払いの力を持つルビーである。
後述する『トラウマ』『予知』とあわせることで更に凶悪なものとなる。
『トラウマ』
相手の思い出したくない過去、一番嫌な記憶、黒歴史を操る能力。
一言に操るといってもただ操るのではなく、『触れた相手のトラウマを作成する』『相手のトラウマを深刻化する』『トラウマを再現する』『別の人のトラウマをある程度形を変えて入れ替える』『起こること全てをトラウマにする』etc…と突拍子のない内容でなければ、トラウマに関することならなんでもできる為、色々と幅広く扱える。また、一定以上トラウマが発生すると《虎馬》と呼ばれる存在が発生。それを排除するまではずっと、生きる気力を失ってワンピースのネガティブホロウを受けた状態となる。(排除方法は《虎馬》が具現化する夜に直接殴るなどして倒すか、心操などの精神干渉できる個性持ちは虎馬に取り憑かれてるものに干渉することで心の中に入り込める為、それで倒すか、彼女にお願いして消してもらうしかない)
なお、悪夢を見せることでトラウマにすることもできる為、本来できない筈の突拍子もない出来事をトラウマにすることも可能にすることができる。
また、虎馬達のエネルギー源は主に悪夢からの供給となっている。トラウマが残酷なものであればあるほど消費エネルギーも増大する。
『予知』
簡単に言えば、また相手の過去を見たり、未来を予言することができる能力。使用できる時間は1時間まででその後、使い切ったら12時間のインターバルがある。
使う為には『オン』と『オフ』を口に出さなければいけない。
勿論、サー・ナイトアイのものとは別物なので注意。
概要
サイズが完全にあっていないダボダボの実験服を着た黒と白の髪の少女(?)。
性格は陰湿かつマイペースかつ超弩級のSだが、子供の前ではどんな状態であれ完璧なまでの近所の優しいお姉さんを演じ切る。
普段は悪夢の中で過ごしている模様。
オール・フォー・ワンが脳無の試作として生きたまま個性を与えたのだが、その結果苦手意識のあった彼女はすぐさま彼へと能力を行使しトラウマを植え付けた為、現在では彼にとって(オールマイトほどではないにしろ)恐怖の対象の1つであり、一番会いたくない人物リストに入っている。
というか、彼女の存在そのものがトラウマと化している。
時折、悪夢の中から出てきてはヒーローっぽいことをしている模様。(そしてそれと同時に犯罪(強盗と不法侵入)をし、ついでとばかりに不特定多数の誰かにトラウマと悪夢も植え付けてゆく。つまり、差し引いて考えるとクッソ迷惑)
犯罪者であることと、そのオール・フォー・ワンの元手下ということもあって現在警察とヒーローから捜査されているものの、中々捕まらない人物の一人である。
口癖は「怠リィのです」らしい。
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