「あんぎゃあぁぁぁぁぁ!!」
破巌が今している修行は滝行。……勿論ただの滝行ではない。元々硬い外皮を持っている破巌には、特別コースとしてケンシロウが上流から流木を大量生産。その流木が破巌の体に打ち付けられる。最早やっているのは滝行ならぬ、多木行である。
しかも滝の流れも強いため、地味に痛いし、破巌の皮膚は高圧水流が苦手なので尚更痛い。
「よし、あと10分はやるぞ」
「ひいぃぃぃぃぃぃ!!」
ケンシロウの実質的な死刑宣告に顔を青ざめさせる破巌。だが、修行は勿論これだけではない。
「ぜぇ、ぜぇ、ぜぇ……少し休け「次は個性を使わずに指による刺突で薪を割れ」……はい?」
破巌が倒れそうになるも、ケンシロウは秘孔を突いて疲労を打ち消す。 破巌はそのまま指で突いて薪を割る修行に移される。
「いっでぇぇぇぇ!!超痛ぇよォ!!!」
「突き指か? ならこの秘孔を……よし、治ったぞ」
「治ったァァァァ!?」
「つべこべ言わずに薪を割るんだ。修行は始まったばかりだぞ」
「ひぎいぃぃぃぃぃぃぃ!!」
◇◇帰り道
「……」
破巌は考えた。オーラ的なものである闘気は分かる。だが、技を見て盗む水影心はこの修行と関係ないのではと……
(……まだ気がついていないか)
そう、ケンシロウは無意識のうちに同じ技を覚えさせる為に合間合間で北斗神拳の技を使っていた。だが、破巌は1ミリも気づいていなかった!
「つかれた……」
「疲れたのか? ならこの気持ちよくなりながら爆死する秘孔を「お願いだからやめてください……」……そうか、楽になると思ったんだがな……」
かすれた声で答えるも、ジャギの冗談にトドメを刺され破巌はこの日、ぐっすりと眠った……そして、目が覚めると……
「……んぁ? ……ああああああああぁぁぁ!!??」
「うるさいぞ破巌……修行に遅れてはならない。今日もするぞ。朝食は山小屋に用意してある水と乾燥食品だ」
ケンシロウに橇に乗せられたまま引きずられて山道にいた。
◇◇職場体験最終日
「あだだだだだ……滝行のせいで腰が……!」
「……」
破巌は多木行で腰を痛めてしまうが、ケンシロウは腕を組んで放置する。
「……クソォォォォ!!」
破巌は連日の地獄の修行で遂に頭がおかしくなってしまい、自分でケンシロウがよく突いてきた辺りに指を突き入れる。
「……あれ? 痛みが引いた……」
「……」
ふと、ケンシロウの方を見てみると、ケンシロウの周囲にオーラのようなものが見えた。
「……こうか?」
破巌がケンシロウの真似をしてみると、破巌の周囲からオーラが湧き出てきた。その闘気は荒々しく、破巌の個性であるブラキディオスの性格を表しているかのようであった……
「……見事だ、破巌。水影心と闘気の習得を一度に終えるとはな……今回俺が教える事はもうない。残りの時間は休むぞ」
「……いよっしゃァァァァァァァァァ!!」
梅花君の職場体験は……
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いらない
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???(圧倒的チート)
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マニュアル
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???(転生者)