個性『ガタキリバ』   作:プリズ魔X

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投稿した瞬間に低評価付いて死にかけましたが私は元気です。
さて、コラボ編もいよいよクライマックスだぜ!……ん? クライマックス?


反撃の時、そしてお別れ

変身する際に飛び出るオーメダルの形をした、それぞれ違うエネルギー状の輪が8人のオーズの前に展開される!

 

 

クワガタ!

カマキリ!

バッタ!

 

ガ〜タ!ガタガタ・キリッバ・ガタキリバ!

 

ライオン!

トラ!

チーター!

 

ラタ・ラタ・トラァータァー!

 

サイ!

ゴリラ!

ゾウ!

 

サ・ゴーゾ……サ・ゴーゾォッ!

 

タカ!

クジャク!

コンドル!

 

タ〜ジャ〜〜ドルゥ〜〜〜!

 

ムカデ!

ハチ!

アリ!

 

ムカリー!チリッチリッ!ムカリー!チリッチリッ!

 

シャチ!

ウナギ!

タコ!

 

シャ・シャ・シャタ!シャ・シャ・シャタ!

 

コブラ!

カメ!

ワニ!

 

ブラカ〜ワニ!

 

タカ!

トラ!

バッタ!

 

 

壮大なコンボソングのオーケストラが轟き、8人のオーズが並ぶ。

並んできたガタキリバ宇覇がタトバ映司と目を合わせて頷き、そこにドレミーとウヴァも並び、遂に反撃の時が始まる!

 

「……俺…いや、俺達、ようやく参上!!」

 

「モモタロスさん、それ違わないけど違います……少なくとも今言うセリフじゃないです……」

 

何故か赤い複眼となっている宇覇?が全く人違いのライダーのポーズをとり、ドレミーがツッコミを入れる。

 

「うるせぇな! というかどっちなのかハッキリしろよ!「っておい!なんでイマジンが俺の中に入ってるんだよ!?」だァーー!! とにかく俺は最初からクライマックスだ!行くぜ行くぜ行くぜ〜!!」

 

「……おい、何で宇覇の中にイマジン、それもモモタロスが入っているんだ?」

 

「デネブさんやジークさんにきつく言っておいたのに……はぁぁぁぁ……色々と終わったら後で説明しますので……」

 

プトティラコンボの宇覇がガタキリバコンボの宇覇?を揺すり、何とかして『中身』を追い出そうとするが、全く効果は無く、宇覇?はカマキリソードを逆手ではなく普通に持ち、雄叫びを上げながら突っ込む。

それを見てウヴァがドレミーに質問するが、彼女は頭を抱えて唸っている。何か話していなかった事があったのだろう。

 

「オーズ!とにかく俺達もいくぞ!」

 

「うん!」

 

ウヴァの声掛けでハッとした映司ズは8つのコンボの暴威を遺憾無く発揮していく。

 

「ラトラーターとタジャドルとシャウタはそのまま撹乱! サゴーゾは宇覇君達の作った罅を狙って!ブラカワニはアンクとドレミーちゃんのフォロー! タトバとムカチリは遊撃を頼むよ!」

 

流石に8つのコンボの同時行使は厳しいのか、ガタキリバ映司が司令塔となって戦うスタイルを採っている。

 

「お、虫野郎じゃねぇか! おりゃあ!」

 

「グ……貴様! 何故俺と同じ事をする!」

 

「うるせぇ!お前が俺の真似をしてるんだろうが!」

 

「えぇい!こうなったら俺とお前のどっちが戦えるか勝負だ!」

 

「上等だ……行くぜ行くぜ行くぜー!!」

 

M覇はウヴァと波長が少し合うのか、即席にしては上々な連携をしてガラにどんどんダメージを与えていく。

 

だが、本来の倍近くコアメダルを吸収したガラは予想以上にタフで、これだけの戦力を持ってしても、なかなか決定打を与えられずにいる。

 

「くそっ……どうやったらこいつを倒せるんだ……!?」

 

「すみません宇覇さん、助っ人を呼んできます!」

 

ドレミーはそう言って宇宙色の渦を展開してその中に入る。

 

「……! 宇覇君! あそこを狙えば勝てるかもしれない!」

 

その直後にガタキリバ映司が指さした先には、サゴーゾが傷つけた頭部の一際大きな罅があった。

確かにそこを一点集中で攻めれば勝機はあるかもしれない。

 

「連れてきましたよ!」

 

「もう大丈夫! 何故かって!? わーたーしーが〜!?」

 

「「その声は!」」

 

「助けに来たッ!!」

 

「「「オールマイト!!」」」

 

「HAHAHA! 分倍河原少年! そして甘夢少女! お困りのようだね!反省文は減らせないけど、君たちの助けにはなれるよ! とうっ!」

 

オールマイトはそう言いながらガラへ向かって跳躍し、渾身の力を込めて拳を握る!

そしてそれと同時にサゴーゾ映司がオースキャナーを握り、コアメダルを読み込む!

 

スキャニングチャージ!

 

「はぁぁぁぁぁ……セイヤァァァァァ!!」

「DETROIT……SMASH!」

 

『GAAAAAAAAAAAAA!?』

 

必殺の一撃がガラの胸部の罅に食らいつき、瞬く間に罅は全身に広がり、ガラは大きな隙を晒してしまう。

 

「私は他の教師を呼んでくる!あとは頼んだぜ少年少女! 」

 

オールマイトはもう活動限界間近なのだろう。そのままバックステップで下がり、USJを出る。

 

「隙を晒した今がチャンスだ! いくよ!」

 

ガタキリバ映司の号令に映司達はこれを好機と見て、一斉に必殺技を決めにかかる。

 

スキャニングチャージ!

 

スキャニングチャージ!

 

スキャニングチャージ!

 

スキャニングチャージ!

 

スキャニングチャージ!

 

 

 

 

スキャニングチャージ!

 

「必殺! 俺の必殺技、ガタキリババージョンッ!!」

 

「再現には苦労しましたが、これで終わりです! ドリームブレストカノン!」

 

「……フン」スキャニングチャージ!

 

『GUOOOO!!』

 

ラトラーター映司のガッシュクロスがガラの脚部を切り裂き、タジャドル映司のプロミネンスドロップとシャウタ映司のオクトバニッシュがガラの背中の外殻にトドメを刺し、ブラカワニ映司ワーニングライドが食い破った胸部に向けてムカチリ映司のヒートアリキックが炸裂する。

苛烈なコンボ攻撃に更なる隙を晒すガラ。そこにM覇とウヴァのカマキリソードを軸にセルメダルのエネルギー刃がX字に交差して振り下ろされる。

トドメと言わんばかりにドレミーのドリームブレストカノンの砲撃で各所の外殻を粉々に砕かれていく。

 

『GAAAAAAAAAAAAA!!!』

 

「させるかよ! エクスターナルフィン!」

 

ガラは耐えきれずにコアメダルを大量のセルメダルと共に吐き出し、コアメダルはそれぞれの主の下へ返される。

コアメダルを本能で取り返そうとするガラだが、プトティラ宇覇のエクスターナルフィンによる凍結で妨害される。

 

 

「いくぞ映司!」「うん! いくよ宇覇君!」

 

互いのオースキャナーでベルトのコアメダルを読み込み、今度こそこの戦いに終止符を打たんとする。

 

スキャニングチャージ!

スキャニングチャージ!!

 

2人はバッタレッグを変形させて大きく跳躍。

 

「「はぁぁぁぁぁ…………!!」」

 

そのまま空中で1回転し、2人のコンボの色を合わせたサークルをくぐりながらエネルギーを集約させていく。

 

『GAAAAAAAAAAAAA!!!』

 

「「セイヤァァァァァ!!」」

 

対するガラも最後の力を振り絞って、大半のセルメダルをエネルギーに変換させて巨大なエネルギー刃を2人のライダーキックに立ち塞がるようにして突き立てる。

 

セルメダルのエネルギーによる衝突が鈍い銀色の光を生み出し、周囲の建造物を破壊していき、周りは身をかがめて巻き込まれないようにする。

 

光はUSJの外にも漏れだし、USJを嘗ての惨状に巻き戻していく。

 

「ぐ…負ける…ものかぁぁぁぁ!!」

「最後の踏ん張りどころだ! 気張れよ映司!」

 

拮抗していたかに見えたぶつかり合いは、ガラのエネルギー刃が徐々に砕かれていく事で均衡が破られた。

 

そのまま2人のライダーキックが完全にエネルギー刃を砕き、ガラの身体を頭から貫いた!

 

『GAAAAAAAAAAAAA!!GUOOOO!!!』

 

ガラは最期の断末魔をあげ、大量のセルメダルを散らばらせて消滅した……

 

「……なぁ、俺達…」

 

「……倒せたんだね」

 

「…いぃぃよっしゃぁぁぁ!!!」

 

飛びながら散らばったセルメダルは、まるで彼らの勝利を祝福しているかのようであった……

 

 

 

 

 

 

磨鏡の中庭にて、士の奇跡的に安定したオーロラカーテンが開かれていた。

 

「……これでサヨナラだな、映司」

 

「うん。またいつか、会える時まで!」

 

2人は握手をし、名残惜しさもあるが、別れを告げる。

 

「フン……くたばるんじゃねぇぞ、アンク」

 

「ハッ、そっちこそな……」

 

映司とアンクはオーロラカーテンをくぐり、今度こそ見えなくなる。

彼らが再び会うことは無いかもしれない。だが、彼らの築いた絆は消えることは無いのだ……

 

 

1日後……

 

「さて、分倍河原、甘夢。……お前らには反省文10枚な」

 

「ひぃぃぃぃ!!!」

 

「あらあら……まぁ、ヒーローらしい事が出来ましたし、甘んじて書きましょうか……」

 

相澤先生の宣告に悲鳴をあげる宇覇と、それをクスリと笑うドレミーだった。




さて、これにてようやくコラボ編は終了です。
さて、ここで先行登場したモモタロス達イマジンのお話は次回の本編で描かれますよ……!
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