「……どうした、クワガタメダルを眺めて何になる。セルメダルが増える訳でもないだろうが……」
「いやね?どうやったら楽にコアメダルを増やせるかなーって。今の所増える条件すら明確になってないじゃん?それに、増えすぎても邪魔だし……」
「確かに、最近は1セットが1週間で出来たが、明確な増え方はまだ分かっていないな……俺と同じグリードが生まれる可能性も潰したい。この世がグリードで埋め尽くされるのは不味いからな……」
「大量の完全体同士がケンカを起こしても問題だしねぇ……」
俺達はコアメダルの増える条件を調べる為に考察をしていた。
「確かセルメダルは欲望で増えるんだよね。どんな些細な欲望にでも反応して増殖するから、他人の欲望まで吸い上げて新しいセルメダルになる」
「あぁ。だがコアメダルはヤミーの生成などでは生まれない。……考えるとすれば、宇覇にしか無い欲望が原因か?」
「俺にしか無い欲望……」
「宇覇!ウヴァ!飯だぞ!」
「はーい!」
「飯か……鳥は勘弁してくれよ……」
「ウヴァは鳥肉苦手だよね……」
「あぁ。何故だか分からんが苦手なんだ……」
「今日のイチオシは数の子だ!ちょうど安くてな!せっかくだから買ってみた!」
「数の子か…………そうか!」
「どうした?宇覇。なんか悩んでたのか?」
「いや、引っかかってた事が解消されたよ!ありがとう仁義父さん!」
「? そうか。まぁ悩みが解消されたならいいか!」
(数の子……! そういう事か!)
事情を知らない仁は怪訝な顔をしていたが、ウヴァはその意味を理解したようだ。
就寝前
「ウヴァ、いつもの情報収集も終わったし、コアメダルの増殖条件の考察の続きをしようか!」
「……増えたいという欲望か?」
「いや!もっとアバウトなものだと思う。……きっと必要なのは強くなりたい、勝ちたいという欲望なんだ!」
「強くなりたいという欲望……何故だ?」
「俺ってウヴァに負けっぱなしでしょ?仁義父さんの時はほぼ互角だったけど、ウヴァは圧倒的な格上でしょ?ウヴァを生み出してからコアメダルが増えやすくなった理由にはそれしかない!」
「まぁ一理あるな……なら宇覇を叩きのめせばいいのか。明日は試しにランニングを削って組手を増やしてみよう。それで比較できるかもしれない」
「さぁ!全力で来い!」
「クワガタホーン!」ビリビリビリ!
「甘い!グリードホーン!」ビリビリビリビリ!
宇覇とウヴァの放電がぶつかり合う。最初こそ拮抗していたが、次第にウヴァの放電が押し始める。
「カマキリソード!」ジャキン!
「グリードダガー!」シャキン!
「ぐうぅぅぅぅぅ!!」ギリ……!
「パワーでも負ける気は無い!」グググ……
互いの得物を使い白兵戦にもつれ込むが、こちらでもやはりウヴァが一枚上手だ。姿の性能差もあるが、やはりグリードの性能が凄まじい。
「負けねぇ!絶対勝つ!」
「闘志が足りないぞ!もっと戦いにのめり込め!」
後日コアメダルは5枚増えて、2セット分用意出来た。
雄英受験まで、あと数日……
カウント ザ メダルズ 宇覇の所持しているメダルは……
クワガタメダル 2枚→3枚
カマキリメダル 1枚→3枚
バッタメダル 1枚→3枚
ウヴァの所持するメダルは……
変化なし
転生者は宇覇君を除き8人までの予定だけど、アリ?ナシ?
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アリ
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ナシ