よう実 『ドキッ♡恋も実力戦』綾小路清隆√実況プレイ 作:大盛り白米
はい、こんにちは。今日もドキ実やっていきたいと思います。
前回は小テストを解いたところで終わりました。なので続きから始めれば恐らく五月一日のポイントゼロ騒動からのスタートになっているはず………はい、やっぱりそうですね。進めていきましょう。
茶柱先生の説明にクラスが騒然といていますが、千鶴ちゃんはというと特に焦った様子は無いようです。まぁ知性も判断力もA+ですからね。最初から理解していたのでしょう。プライベートポイントの残高は………六万二千!?意外と残っていました。千鶴ちゃんのクラスカーストや性格的に軽井沢氏からのカツアゲ被害に遭うことはありませんので、取り敢えず来月までは安泰でしょう。
茶柱先生が退室しました、クラス内は騒然としていますね。自身のクラス分けに納得のいかないイライラな幸村氏が平田くんに八つ当たり食って掛かるのを、櫛田氏が天使の笑みで落ち着かせています。そんな中、珍しく活動的ではない千鶴ちゃんが何をしているかと言うとですね、実はなにもしてません。
というのも、これから千鶴ちゃんはとっても忙しくなる予定ですので、なんの意味もないポイント会議になど参加している暇はないんですよね。平田くんからの話し合いへのお誘いはお断りしておきましょう。………ん?えーっと、なんか食い下がってきました。どうしてでしょうか。面倒なことになりましたが、須藤氏の全く申し訳なさそうな色もない態度を理由に今度は先程よりキッパリと断りましょう。
〜お断り中〜
はい、クラスが重たい空気になりました。あーあ。まぁしかしそれに続くようにみーちゃん達も不参加の意を示してくれたようです。これ、話し合い自体なくなる流れでは………?平田くん可哀想。とはいえ本当に意味の無い話し合いですからね、仕方ないことですね。
そして先程の千鶴ちゃんの言葉により、みんなの溜まり溜まったヘイトは更に肥大化した上で須藤氏に一点集中で向けられてしまいました。これには神経の図太すぎる須藤氏も流石にバツが悪く感じることでしょう。ちょっといいことを思いついたのでこのままの状態でしばらく放置します。楽しみだなぁ。
とはいえ、須藤氏にばかりかまけてはいられません。というのも、この時期にはアレがありますからね………。そう、茶柱先生からのお呼び出しです。せっかく関わりを断てそうだった堀北氏と綾小路くんの関係を再構築されてしまうなんて、そんなの許せるはずがありませんよね。しっかりと妨害していきましょう。
お、呼び出されましたね。ちゃんと千鶴ちゃんのことも呼び出してくれたようです。せっかくなので綾小路くんと仲良く職員室へ行きましょう。この時スマホに入れて置いた録音アプリを起動させておくのを忘れずに。
はい、職員室に着きました。綾小路くんに粉をかけてくる星之宮先生を威嚇しつつ、そんな千鶴ちゃんに満更でもなさそうな綾小路くんを観察します。脈アリそうで嬉しいですね。これからも攻めに攻めての姿勢を崩さずにいきましょう。
茶柱先生が来ました。指導室まで行くと有無を言わせず綾小路くんと二人で給湯室に監禁されてしまいましたので、扉越しに堀北氏の問答を聞きつつ綾小路くんへちょっかいをかけていきます。えーっと?
『手を握ってみる』
『頬をつついてみる』
『じっと見つめてみる』
『肩に寄りかかってみる』
ヒエッ、なかなかに積極的な選択肢の数々………流石は陽キャですね。一番積極的なのは肩に寄りかかることなんでしょうけど、千鶴ちゃんは先程の星之宮先生と綾小路くんの接触を面白く思っていませんからね。ここは対抗するようにほっぺつんつんを選んでいきましょう。多分これが最も効果的な選択肢のはずです。
〜ほっぺつんつん実行中〜
綾小路くんは勢いよく振り向いて驚いた顔で千鶴ちゃんを凝視しています。星之宮先生の時とは随分と反応が違いますねぇ………?嬉しい限りです。おっ、ここで千鶴ちゃんが二回目をしかけにいきました。綾小路くんはそれを理解しながら避けようとはしません。ふーん?(察し)
いい雰囲気ですね。まさかこれが指導室の隣の給湯室での出来事だとは夢にも思いません。肝が据わり過ぎでしょう。綾小路くんはつんつんされるのにも既に慣れてきたのかゆったりとした様子で、なんならつつきやすいようにと千鶴ちゃんへちょっと顔を寄せてくれていたりします。寄せられたことで近くなった視線が合わさり、お互いに微笑み合って───
あーっと!?なんとここで邪魔が入りました!………いや、そりゃそうでした、なんせ元々茶柱先生に呼び出されてここにいるんですからね………はい、大人しく給湯室から出ます………
プライバシーはどこへ行ったのか、生徒の入試の点数を平気で他人へバラす茶柱先生から綾小路くんを背中に庇ってあげましょう。好感度なんてものはいくら稼いでも良いですからね。
はい、話が終わって茶柱先生が去っていきました。引き留めてきた堀北氏を千鶴ちゃんがすかさず撃退しま………ん?なんだか綾小路くんだけであしらえそうな感じですね。原作とは違い、「お前こそAクラスには並々ならない思いがあるようだな」だとか「お前は本気でAクラスを目指すつもりなんだな」等の堀北氏へ関心のある言葉もなく、どうやら会話のキャッチボールを続ける気はないようで取りつく島が一切ありません。千鶴ちゃんもAクラス昇格に興味が無いことですし、これはあまりにも負け交渉過ぎましたね。早めに切り上げて自室へ帰り────
ファッ!?堀北氏、こんな状況でも食い下がってくるんですか……!?ちょっと流石にしぶと過ぎですよ。千鶴ちゃんに撃退してもらいましょう。
〜堀北氏を断固拒否中〜
はい、成功しました。堀北氏が居なくなったので録音を停止しましょう。ちゃんと撃退出来ましたので、これで綾小路くんが堀北氏の言いなりになることはありません。巻き込まれからのパイ揉み事件等は回避出来たと言っても過言ではないでしょう。この後も堀北氏にはなるべく関わらない方向で行きます。
というのも、私は綾小路くんに『不本意に実力を出さざるを得ない状況』というものに直面して欲しくないんですね。ただの高校生として学校生活を楽しんでもらうのが、機械化を遠ざけるには一番の方法だと思うんです。『オレがやらなきゃいけない』ようなことはなく、『何だかんだでどうにかなるだろう』と思える状況にする。その為にも千鶴ちゃんには綾小路くんの見せ場を全て奪うくらいの勢いで活躍してもらうつもりです。
口論で負けて千鶴ちゃんのことは諦めたものの、隙を見ては諦め悪く綾小路くんへの接触を図ってくる堀北氏を頑張ってガードしながら、今日でやっと一週間が経過しました。はー、気を抜く暇もなくて大変でした。茶柱先生は本当に余計なことをしてくれたものです。
はい、そろそろみんなが中間テストに本腰を入れ始める頃ですね。ここで須藤氏に向けられたヘイトを収めることにしましょう。
〜須藤氏と会話中〜
勉強を見てあげる約束を取り付けました。え、池と山内はどうするのかって?知りませんねぇ、参加したいのならあちらから頼んでくるのが筋というものでしょう。こちらから声をかけることはいたしません。それに元は須藤氏の顔色を窺っての平田勉強会不参加組でしたからね、須藤氏が勉強に取り組む姿勢を見せれば平田くんの方の勉強会に混ぜてもらうことも出来るはずです。
では、ここで何故須藤氏の勉強を見てあげるのかを説明しましょう。
まず一つ目に、赤点組の救済を考えている堀北氏にこれ以上食い下がられたくないからというもの。こちらで退学者の対策をしてしまえば、その必要もありませんからね。
そして二つ目の理由は須藤氏を飼い慣らすためです。千鶴ちゃんの言葉によってクラスで針の筵にされてしまった危機感と勉強をみてもらい退学から救われた恩義という両極端な二つのそれらにより人格を矯正し、Cクラスとの裁判沙汰をそもそも起こさせないようにすることが目的です。
裁判では負け色が強いせいで綾小路くんが暗躍することになりましたし、活躍によって堀北氏が綾小路くんの実力を認めてしまいます。その上監視カメラを買ったことでBクラスに借金が出来るし………改めてこう並べてみても悪いことしかありませんね。是非とも回避していきましょう。
では、早速勉強を見ていきます。放課後になったら須藤氏に声をかけましょう。場所は教室でいいですね。そうすれば変なのに絡まれる機会もなくなりますので。平田勉強会も教室で開催ですので須藤氏はちょっと気まずい思いをするかもしれませんが、立場はこちらが上ですので我慢してもらいましょう。
ん?どうやら綾小路くんも参加してくれるようです。君に教えることなんてなにもないんやが………さては綾小路くん、須藤氏に千鶴ちゃんが付きっきりになることに嫉妬していますね………?これはいい傾向です。とはいえ勉強会にはみーちゃんや松下氏、森さんも参加したいとのことなので別に須藤氏と二人っきりではなかったんですけどね。
と、そんな感じで毎日のように放課後に勉強を教える日々を過ごします。基本同じことしかしないのでこの辺は十倍速で流しますね。因みにテスト範囲の変更は他クラスとのツテもありその日のうちに指摘して周知してますので、こちらはなんの問題もありません。サクサク進めていきましょう。
はい、テスト三日前になりました。ここで過去問を配って恩を売ります。正直範囲変更の伝達ミスがないのなら過去問が無くともなんの問題もないのですが、何故か軽井沢氏達と仲違いをしていたりこの前は須藤氏にヘイトを集めたりと最近の千鶴ちゃんはクラスでいざこざを起こしてばかりでしたからね。この辺で好感度を回復しておく必要がありそうだなーと思った次第です。
あ、ちなみに池くんたちはどうしてるのかというとですね、平田勉強会の方に参加していましたよ。恐らくは櫛田氏目当てでしょう。
さて、そんなこんなでテスト当日を迎えました。既に調教の済んでいる須藤氏は勿論寝落ちで過去問ノータッチなんていうポカはやらかしていません。そもそもあれだけ時間をかけて勉強を教えましたからね、もし過去問がなくても赤点は無かったでしょう。
はい、テスト結果が出たようですね。赤点者は………いません!やりましたね!それじゃあ打ち上げと称して綾小路くんの自室へ招いてもらうというボーナスイベントにでも────
え、えぇ!?!?
ちょ、ちょっと待ってください。今の、今の見ましたか!?あまりにも衝撃的過ぎたので、理解の追いついていない方達のために説明させてもらいますね。
まず、テストを乗り切ったことに盛り上がるクラスの中で突然席を立ち上がった須藤氏が教卓の方へズンズンと歩いて行くものですから、みんなアイツ今度は何をする気だと静まり返ってガン見してたんです。そしたら前に立った須藤氏が振り返ってこちらを見て、今までの行いを頭下げて謝ったんです!
ね、やばくないですか!?こんなことってあるんですね!?いやー、さすがにビックリです。
千鶴ちゃんが目にかけているヤツだから真っ向からは拒否しづらい、というのも多少はあるでしょうが、謝罪は概ね受け入れられたようです。よかったよかった。この綺麗になった須藤氏が殴り合いの喧嘩はまず有り得ないでしょうし、無人島試験まではとくにこれといったイベントもなく、スキップが多めになりそうですね。
須藤氏が標的から外れただけで騒動自体は起こるのでは?山内とか普通にやりそうじゃん、といった意見も当然あると思いますが、これについては大丈夫だと断言しておきます。
今回須藤氏がヘイトを集めた一件で、クラスメイトは千鶴ちゃんが能力不足ならともかく素行不良によって足を引っ張る面々を嫌っていることも、場合によっては容赦なく切り捨てることも有り得るときちんと理解しましたからね。下手なことをやらかしたらこの学校とおさらばなのはあの山内ですら分かっていることでしょう。
ゆえにDクラスには引っかかる人はいませんので、恐らく標的はBクラスに横滑りすることになります。よかったよかった。この見ようによっては恐怖政治とも言える状況のことを平和主義者代表の平田くんがどう思っているのかは非常に気になりますが、残念ながら確かめる術はありませんので爆発のときを待つとしましょう。
はい、今回はここまでとします。ご視聴ありがとうございました。次回もよろしくお願いします。まったねー!
須藤氏がなんで千鶴ちゃんを受け入れて更生したのかは明日投稿する次話の方に書かれていますので、須藤氏チョロスギィ!と見捨てずに次話も見ていただけると嬉しいです。