Undead Of Fantasia―対不死兵魔法戦記―   作:スピオトフォズ

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魔法について考えてみました!
話には深くかかわってこない?と思うので暇な人はどうぞ!


設定資料集
魔法設定


●魔法の歴史

 

 古来より人類には、不思議な力を持つ者と持たぬ者が存在した。

 手から火や冷気を出したり、風や光を与える者たちだ。

 彼らは古くから特別視され、古い言葉でマグナスと呼ばれた。

 

 古代学研究者はこれを『マグ=不可思議』『ナ=ちから』『ス=使役するもの』と翻訳し、これを『魔法使い』と呼称した。

 マグナスは揃って体が脆弱ではあったが、薪に火を付け、肉を冷凍し、光で傷を癒しそして、風で人を傷つけた。

 それらマグナスを、人々は崇め敬い、やがて彼らを中心に国が出来た。

 数多の国が出来、人々が戦を起こすようになると、国の民は脆弱な彼らを守るように戦い、マグナス自身を戦に駆り出す事は無かった。

 

 しかし人類の鉱物を掘る技術が発達すると、ある輝く石、ラリスティア(魔鉱石)が発見される。

 それを用いマグナスが力を使うと、普段よりも大きな力を使える事が分かった。

 同時に、知的好奇心旺盛な科学者は、その力を解き明かそうと躍起になった。

 国の王は軍事力を求め、マグナス自身も自らの優位性を示そうと、積極的に解明に勤しんだ。

 

 そんな歴史が数十、数百年と続いた果て、ある国がついに一つの完成形へと至る。

 ラリスティア――現代語でいう魔鉱石を木製の杖の先端に嵌め込み、言葉と共にマグナスの源を練り上げ、放つ。

 この方法はそれまでの守られていたマグナスの力を引き出し、非常に強力な武器として登場し、他の国も研究を重ねほぼ同時期に実用にこぎつけた。

 

 人類が、のちに『魔法』と呼び、世界に広く浸透したこの年を、現代の歴史家は『魔法暦元年』と名付けた。

 

●魔法の仕組み

 

 この世の全ての物質は、『魔素』と『元素』という微粒子出来ている。

 『魔素』とは、星の中核で練り上げられた微粒子であり、そこから地表に向けて常に放出されていて、大気は主に魔素で出来ている。

 それらが、宇宙由来の微粒子『元素』と融合し、惑星上の大地や海、火や光、そして人間を含む生命など様々なものを作り上げている。

 魔素には個別の特徴は無いが、元素には『火・水・地・風・氷・雷・光・闇』の八属性があり、この元素と魔素が融合する事によって実体を持ち、惑星上のあらゆる物質が構築されている。

 

 この魔素は大気や水、食料にも当然含まれており、それらを摂取し、体内器官で消化する事で『魔力』と呼ばれるエネルギーに変換され、人間のあらゆる行動の源となっている。

 

 この時、吸ったばかりの魔素と体内にある魔力を掛け合わせることで、特性を持ったエネルギーとして、人の手のひらを介して放出される。

 しかしそれらは形や指向性を持たず、大気に霧散するだけの弱い効果しか発生させられない上に、多くの体内魔力を持っていく。

 

 体内魔力は、人の生命活動に必要不可欠な要素である。

 しかし体内魔力の生成効率や限界保有数は、個体によって大きく個人差があり、特別優れた者だけが扱えるものと認識されている。

 

 また体内魔力には特定の属性との親和性、所謂『生体属性』があり、それによって扱える魔法の属性も限定される。

 一般的に一人一属性で、生まれた時からそれは決まって変えようがない。

 その規則性は不明であり、諸説ある。

 受精と同時に、体を構成する魔素が各属性の元素を選別する段階が素粒子レベルで行われ、選別された元素に体が適応し、魔力となる。という説が有力である。

 

 この『生体属性』は、各属性によって性格、外見上に顕著な違いが出る場合があり、例えば火属性の人が怒りっぽい、氷属性の人が冷静な性格、雷属性の人が金髪である、などの傾向が出る場合がある。

 しかし飽くまで統計的にというだけで、必ずしも分かりやすい影響が出るという訳ではないし、性格などは生い立ちによっても変化する為、一概には言えない。

 

 『体内魔力』の余剰があり、この『生体属性』と同じ『元素』と『魔素』を吸収したとき、理論的には全ての人間が魔法を放つことが可能である。

 しかし魔力の少ない人間がこれをやろうとすると、長時間息を止めるに等しい苦痛が起こり、魔法として放出する前に体が耐えられず、中断せざるを得ない。

 

 尤も、扱える者であっても素の状態では大きな効果は出せず、人々の認識は”ちょっと便利なもの”止まりだった。

 

 しかし『魔鉱石』と『術式魔法陣』の登場で、魔法は技術革新を迎え、大きく発展していく事になる。

 

 『魔鉱石』とは、鉱山など地中や山中で発見される魔素と元素の集合体だ。

 例えば魔素と火の元素の集合体で一般的なのは炎だが、特殊な圧力や比率で地中に存在すると、それが火の魔鉱石として長年かけて出来上がる。

 

 

 以下、理解しやすいように火属性の魔法を放つ場合を解説する。

 

 火の魔鉱石は、火の『生体属性』と親和性が高く、同じ火の属性であれば魔素の吸収時に赤く光り輝く。

 魔素の吸収を行うと火の魔鉱石を優先して通り、大気中の魔素を強制的に『火の元素』が融合した状態=『火の魔素』として、体内に取り込まれる。

 

 体内では、『火の魔素』と『魔力』が融合し、『火の魔力』が生まれる。

 魔鉱石によって効率よく吸収したおかげで、『火の魔力』自体の力は、このまま自分の意識だけで放っても威力は上がるが、指向性がないのですぐに霧散してしまうのは変わらない。

 

 それを解決するもう一つの技術が『術式魔法陣』だ。

 『魔法陣』とは、『火の魔力』で描かれる幾何学模様の円で、この複雑な円に更に魔力を通すことによって、指向性と一定の効果を持つ『火の魔法』が放たれる。

 

 その『魔法陣』を描くために必要な計算式が『術式』であり、計算式には『脳内演算』と言葉による『詠唱』を同時に行う事が求められる。

 

 『詠唱』とは、言葉による魔力操作で、詠唱文と『魔法名』の組み合わせによって、同じ『火の魔法』であっても千差万別の効果と威力を発生させる魔法を放つことが出来る。

 

 『脳内演算』は読んで字の如く、脳内で『魔力』の流れを計算し、『詠唱』に含まれない細かい効果を補っていくものだ。

 

 この『詠唱』と『脳内演算』を用いて空中や地面に術式魔法陣を構築し、最後に『魔法名』を言う事によってはじめて『火の魔法』が放たれる。

 

 『魔法名』とは、その『火の魔法』に名付けられた魔法の固有名で、この名を叫ぶことによって魔法が放たれる、いわば引き鉄やトリガーに相当するものだ。

 

 放たれた『火の魔法』は『火の魔力』で構成されており、対象に人為的な自然現象を引き起こす。

 しかし物質として存在するには『元素』の数が圧倒的に足りない他、自然界に存在する物質はたとえ燃え盛る炎であっても様々な『元素』の組み合わせからできており、『魔法』で出来た物質が長時間存在する事は出来ない。

 

 しかし『火の魔法』に限って言えば、『超高温』や『燃焼』という効果を周囲に与えるので、その影響で燃え移った物体は長時間自然界の火として燃え続ける。 

 

 以上が魔法の仕組みである。

 

●魔法用語解説

 簡単に用語を解説する。

 

・魔法

 人為的に超自然現象を発生させ、『魔力』により特定の効果を与える方法。

 『魔法』は、『(特定属性の)元素』+『魔素』+『体内魔力(魔素を体内で消化したもの)』を融合した、”属性状態が付与された『魔力』”で出来ている。

 例えば『火属性の魔法』なら『火属性の魔力』で構成されている。

 

・魔力

 『魔素』を体内で消化したときに生まれるもの。

 人間の活動エネルギーのひとつ。

 失うと生命維持が困難になる。

 ある程度意識的に操作することが出来る。

 『生体属性』と一致した『元素』と大気中の『魔素』を体内で融合させることで特定の『属性』を持つ。

 

・元素

 宇宙由来の物質。

 火・水・地・風・氷・雷・光・闇の『八属性』がある。

 『魔素』と『元素』の組み合わせで惑星上のあらゆる物質が構成される。

 

・魔素

 星の中核から湧き出る星の粒子。属性も色もなくまっさらな状態。

 『元素』と共に万物を構成し、また大気中に充満している。

 人が呼吸すると吸引され、体内で消化されて『体内魔力』になる。

 呼吸より手のひら、手のひらより魔鉱石を通すとより効率よく吸収できる。

 

・体内魔力

 体内にある『魔力』。

 『魔力』とほぼ同義だが、特に人の体内にある場合に限定するときに使う。

 『魔力』は基本的に生命体の体内に存在すると考えられている。

 また『魔法』の様に体外へ放出された『魔力』は、『体内魔力』とは言わない。

 体を鍛えることにより『体内魔力』は僅かに上昇するが、比例して体内で消費する分が増加する。

 その為、魔法を放つ余剰分を得ているのは、体が鍛えられていない女性や老人が多く、前線で騎士として戦う者に魔法を扱える者がいないのはこのためである。

 

・生体属性

 人の体が受け入れられる『属性』の事。

 『属性』が体や性格に現れる事もある。

 魔導士にとって重要だが、体内魔力余剰量が少なく、魔法が使えない一般人にも生体属性はあり、全ての人間が何かしらの属性別に分けられる。

 

・属性

 『元素』に付随する特性を八つに分けたもの。

 属性によって異なる特性・法則・作用がある。

 また人の性格にも影響する傾向がある。

 詳しくは別途、解説する。

 

・詠唱

 『魔力』を言葉によって細かく操作する手段。

 発音する音によって、発動する魔法が異なる。

 

・術式

 『魔力』を『脳内演算』して、更に細かく操作する手段。

 また『術式』自体を『魔法陣』に組み込むことによって『魔力』に細かい指示を出し、『術式魔法陣』として機能する。

 

・魔法陣

 『詠唱』によって構築された円陣。

 『魔法陣』は『魔力』によって構成され、本人の生体属性によってその色が変わる。

 中には円や図形を組み合わせた、所謂幾何学模様が描かれ、高度な魔法になるほど、魔法陣は複雑と化す。

 基本的に地に付けた魔導杖を中心に描かれる。

 

・術式魔法陣

 『魔法陣』に『術式』を刻んだ高度な魔法陣。

 相互作用によって魔法効果の多彩化と高精度化を生み出した。

 また名称が長いため、単に『術式』や『魔法陣』とだけ言うこともある。

 現在ではどちらも単体で用いる事は無いので、混乱が起こる事は無い。

 

・魔力投射用術式魔法陣

 通常、魔法の発動は『魔導杖』の『魔鉱石』から行うが、そこに改変を加え、空中に専用の魔法陣を構築して、そこから行うやり方がある。

 主な魔法の出力は『魔導杖』を中心に構築する通常の『術式魔法陣』が行う為、構造は比較的簡素。

 

魔導杖(まどうじょう)

 魔法の杖。杖部分に当たる木は魔力を通しやすい「ピムガル」という木で出来ている。

 先端には渦を巻くようにして中心に『魔鉱石』が嵌め込まれている。

 魔導杖は魔法を扱うのに必須なため、マリストルーク王国に於いては王国の軍事力の一つである『王国魔法教会』の『魔導士』にしか支給されない。

 

・魔鉱石

 魔導杖の先端に嵌め込まれている鉱石。

 『魔素』と『元素』の集合体で、地下で通常の鉱石と同じように長年かけて生成される。

 通常物体を通しての『魔素』の吸収は効率が悪いが(布越しに呼吸を行うようなもの)『魔鉱石』は魔素の伝導率が極めて高く、人が直接吸収するよりも効率がいい。

 また通常魔法を扱うには『生体属性』と同じ『元素』が大気中に必要で(水そのものなど、物体から吸収するのは非常に効率が悪い)、例えば火の魔法を使う時、火のそばに寄る必要があったが、

 『生体属性』と同じ元素で構成された『魔鉱石』を通すことで、場所を選ばず『魔素』だけを吸収して魔法を放つ事が出来る。

 

・魔導士

 魔法を扱う者。魔法使い。

 マリストルーク王国では、『王国魔法教会』の軍事力として扱われる。

 『ローブ』と『魔導杖』を基本装備として戦う。

 

・ローブ

 魔導士が身に着ける防御用の服。

 魔力を流しやすい特殊な素材で出来ており、騎士の鎧程ではないが剣の一撃に耐えるくらいの防御力はある。

 

・魔法名

 魔法に紐づけられた名前。

 最後に魔法を放つトリガーの役割もある。

 

 

●魔法発動に必要な条件

 

・属性別の豊富な余剰体内魔力

 体内魔力の余剰が不十分だと著しい生命の危険がある。

 また魔導士はひとつの属性しか扱えない。

 体内魔力は身長・体重・筋肉量などの増加に伴い消費量が劇的に増えるので、体を鍛えると余剰魔力が少なくなり、魔法を使えなくなる。

 その為魔導士は、小柄な女性や老人に多い。

 

・対応する属性別魔鉱石が嵌め込まれた魔導杖(まどうじょう)

 魔素の効率的な吸収と放出の為に必要不可欠。

 また術式展開の助けにもなる。

 生体属性と一致していないと使用不可能。

 

・術式魔法陣を構築する技量

 詠唱文の暗記や発音、術式演算は難度が高く、一朝一夕で習得し得るものではない。

 例えば難解な式を立て、それを一つづつ解いていく行為と、複雑な迷路を創り、それに魔力を通していく作業を同時にやるというもの。

 高い効果を発揮する魔法ほど複雑な術式魔法陣が必要になり、より集中力を使う。

 

●魔法発動プロセス

 分かりやすくするため、火の魔法発動のプロセスを解説する。

 

 

1.魔素を吸収する

 大気中の魔素を魔導杖の『火の魔鉱石』を通して体内に吸収する。

 『火の魔鉱石』を通った魔素は、『火の元素』と融合し『火の魔素』として体内に吸収される。

 

2.体内で魔力を練る

 体内に入った『火の魔素』と『魔力』を融合させ、『火の魔力』を練る。

 『生体属性』一致している必要がある。

 

3.魔導杖を地面に突き立てる

 術式魔法陣を空中で組み立てる魔法の場合には不要だが、高い技術がいる。

 

4.詠唱を始める

 言葉の音を用い、練り上げた『火の魔力』の一部で『魔法陣』を作る。

 『魔法陣』は、『魔導杖』を中心に構築される。

 この時、練り上げた『火の魔力』を使いすぎると魔法の威力が弱くなり、足りないと魔法の形を保てなくなるので、繊細な力加減が求められる。

 この作業だけでは魔法陣は成り立たず、模型組み立ての例を挙げると、パーツを作り並べただけの状態と言える。

 詠唱のみでは魔法陣を完成させられないが、魔法の効果の大部分は詠唱で決まる。

 そのほか、詠唱文の一部に変更や付け足しを行う事によって、効果を変えることも出来る。

 例えば火の対人魔法『ブレイズ』の炎球を複数個同時に放ったり、光の対物魔法『ルークスホリア』の投射位置を変えるなど。

 また詠唱はこの後の行程での『火の魔力』の操作を全て行う為、以後、魔法発動まで詠唱は続く。

 魔法投射用の『術式魔法陣』を構築する必要がある魔法の場合は、空中にも同様に魔法陣を構築する。

 

5.術式を構築する

 脳内で演算を行い、練り上げた『火の魔力』の一部で魔法陣に術式を書き足していく。

 この行程によって先のパーツを接着し、魔法陣を完成させることが出来る。

 同時に魔法陣に距離、速度、気象条件、任意の軌道などを入力し、微調整によって精度を上げる行程でもある。

 この術式という技術によって、例えば火の球を自由な機動で操ったり、霧散させずに遠距離まで飛ばしたり、目標を自動追尾したり、同じ魔法陣を大量に複製したりといった技術が可能になった。

 『詠唱』と『術式』は同時に行う必要があり、これを以って『術式魔法陣』が完成する。

 『術式魔法陣』の構築は、威力・効果範囲・射程・複雑な動作性が加わる事により難度が上がる。

 

6.『術式魔法陣』に『火の魔力』を流す

 体内にある『火の魔力』を操作し、『術式魔法陣』に力を注ぐ。

 すると魔法陣は反応して輝きだし、『火の魔力』の場合は赤く光る。

 『術式魔法陣』に注がれた『火の魔力』は、機能を形作られたのち、詠唱の進行で魔導杖先端の『魔鉱石』に移動し、魔鉱石も赤く輝く。

 

7.『術式魔法陣』から魔導杖を離す

 魔導杖を離す事によって、魔鉱石に吸収された『火の魔力』はフリーな状態になる。

 この時、もし『魔法投射用の術式魔法陣』がある時、『火の魔力』を『詠唱』の操作によってそちらに転送する。

 

8.魔法を発動する。

 魔鉱石、または『魔法投射用の術式魔法陣』から、魔法を放つ。

 魔法発動には、詠唱の最後の『魔法名』と、『体内魔力』の押し出しが必要になる。

 例えるなら、『魔鉱石』または『魔法投射用の術式魔法陣』に宿る魔法という弾丸を、『体内魔力』の起爆によって外部に撃ち出すものだ。

 この行程の時、殆どの魔導士は魔導杖を前に振りかざしたり、上に振り上げたりする動作を伴う。

 必須ではないが、魔力で押し出す動作をイメージしやすいからである。

 

9.魔法の操作

 一部の特殊な魔法は、魔法発動後に任意の操作を加えることも出来る。

 その場合は魔導杖を地に付けて操作、魔導杖を振って操作、手で操る、思念で操るなど、魔法の種類や本人の工夫によって千差万別の操作方法がある。

 

 

●属性

 

 元素に存在する性質の事。

 火・水・地・風・氷・雷・光・闇の八つが確認されている。

 『火の元素』と『魔素』が融合した際には『火の魔素』に、

 『火の魔素』と『魔力』が人の体内で融合した際には『火の魔力』になる。

 各元素には、『固有特性』があり、元来有する『自然特性』二つ、体内で『魔力』と融合した際に発生する『魔法特性』一つの三つの特性を持つ。

 特に『魔法特性』は、魔法の効果に直結する場合が多く、明確な破壊効果をもたらす。

 

 以下、それぞれの性質を解説する

 

▼火属性

 『高温』と『燃焼』の自然特性を持つ元素。

 魔素と融合すると自然界には炎や溶岩などの形で存在する。

 また太陽自体が火属性元素の塊だと言われていて、そこから降り注ぐ熱線にも火の元素がふんだんに含まれている。

 その他、熱を持つ全ての物体には『火の元素』が含まれている。

 大気に存在する中では『風属性』の次に多い元素だと言われていて、そのせいか火属性に適性を示す魔導士は極端に多い。

 固有の色素は赤。

 

・魔法として

 『爆発』の魔法特性を強く持つ。

 消費魔力が少なく、威力が高い。

 前述の通り魔導士数も多いので、魔法教会の主戦力的立場にある。

 また魔法を発動した後、魔法自体は消え去るが、火属性の場合は周囲を燃焼する効果がいつまでも残り続ける。

 その為魔導士が多く活躍する戦場では、必然的に大火災が発生し、戦闘が収束した後でも影響を与え続ける。

 その効果は『熱』と『燃焼』だが、魔法として放つと『爆発』の魔法特性が発生する。

 大部分の火の魔法は着弾点で爆発し、周囲を熱と炎と衝撃で巻き込む。

 生物にとって炎は致命的であり、物体にとっても爆発による衝撃は深刻なダメージを与える。

 

  

・人への影響

 火属性を持つ人間は、熱血的で上昇志向な反面、怒りやすく喧嘩を始めやすい傾向がある。

 人の歴史は戦いの歴史というが、それはひとえに火属性の人間が多いからだと研究されている。

 勇敢で炎や血を恐れない為、魔力が少なくても騎士として活躍しているものも多い。

 また正義感やリーダーシップを強く持ち、王や指揮官など組織を率いる立場に多く見られる。

 髪色は赤かオレンジ。

 

▼水属性

 『流動』と『浸漬』の特性を持つ元素。

 自然界には水そのものや海、雨として存在する。

 量で言えば海や川が多くを占めるのだが、大気中に溢れる量はそれほど多くはない。

 また水属性の元素は特に生命体には必要不可欠であり、生命維持という観点では最も重要な要素。

 固有の色素は青。

 

・魔法として

 『圧壊』の魔法特性を強く持つ。

 消費魔力が少ない反面、威力も少な目。

 魔導士数は多めで、火・地・風と並び4大属性と言われる。

 魔法によっては大量の水を生成するが、あくまで魔力により生み出した水であって、自然界の水とは元素と魔素の比率が違う為、飲料水には成らない。

 そもそも特性が『圧壊』に寄っているため、例えば手を洗おうとしても傷付けるだけに終わる。

 その上短時間しか維持出来ず、魔法により生み出された水は直ぐに大気に霧散する。

 前述の通り性質は『流動』と『浸漬』に加え、魔法として『圧壊』の特性があり、触れた物を圧力で破壊する。

 『流動』特性により広い範囲に被害を及ぼす魔法が多く、巻き込まれた物体は『圧壊』特性により次々と崩壊していく。

 

・人への影響

 水属性を持つ人間は、平静で落ち着いている反面、ネガティブで気弱な傾向がある。

 地頭がいい人が多いが、逆に振り切ってしまって明るく振る舞う人間もいる。

 火属性と比較すると、組織のナンバー2の役職に着く場合が多くある。

 また自身の属性に引きずられ船乗りに多くいる人種でもある。

 髪の色は青か水色など。

 

▼地属性

 『堅牢』と『基礎』の自然特性を持つ元素。

 自然界では地面や岩など、大地を構成するもの全てに存在している。

 星を象っている元素なので、惑星上に圧倒的に多く存在しているものの、大気中の含有量は極端に少ない。

 武器や建物に使われる金属も『地の元素』が豊富に含まれており、人工物の殆どは『地の元素』を中核に成り立っている。

 固有の色は茶色。

 

・魔法として

 『破裂』の魔法特性を持つ。

 魔法としての『地の魔力』は対象に当たると自身を『破裂』させ、広範囲に飛散する。

 この魔法特性の為、余波で地割れや陥没は起きても、地の魔法を使っての意図的な陣地構築や建築は不可能。

 個体として存在するのが主であり、魔鉱石を以てしても吸収効率が悪く消費魔力が大きい。

 半面、威力も総じて高く、切り札的な使われ方をする事もある。

 しかし射程と速度に優れず、特に空中の対象に使うのは難しい。 

 

・人への影響

 地属性を持つ人間は、大らかで気が優しく、反面変化を嫌い考えが固い傾向がある。

 また冒険好きで好奇心にあふれる人が多く、筋肉がつきやすい体質を持つ。

 その為探検家や研究者、その他建築作業者や農業従事者などに多く見られる。

 髪の色は濃淡の差はあるが茶髪が多い。

 

▼風属性

 『気流』と『圧力』の自然特性を持つ元素。

 自然界では大気の殆どを構成し、地の元素の次に存在数が多い。

 存在数自体は二番手ではあるが、最も人間の体に多く触れ合うもの。

 その為風属性の人間は多い。

 『気流』特性により場に留まることなく常に動き続ける元素で、人間が無風と感じる時でも人の感覚外で流れている。

 また存在するだけで『圧力』を生み出し、風によって体が押されるのもこの特性の為。

 固有の色素は緑だが、角度や密度によって様々な水色や無色に見えたりもする。

 空が青く見えるのはこの為だが、『光の元素』や『火の元素』と混ざり合い、複雑な色の変化を見せる。

 

・魔法として

 『切断』の魔法特性を持つ。

 体内の『魔力』と交わる事で自然特性に比べ大きく性質が変わり、『圧力』の特性が殆ど無くなり、『気流』により自在に形成された風の流れを固め、物体を『切断』するのが主な攻撃方法になっている。

 その為古くから風属性の魔法が使える者は、人を傷つける事に少しだけ長けていた。

 大気中に豊富に元素が漂っている為消費魔力は少なく、また放つ『魔力』の速度も速い。

 素早い標的にも難なく当てられる使いやすさが特徴。

 威力に関しても平均的と言える。

 

・人への影響

 風属性を持つ人間は、考え方が特徴的で捉えどころのない傾向がある。

 良くも悪くも変わり者が多く、自由かつ自分なりのルールを持って行動する人が多い。

 悪く言えば自分勝手で、他人よりも自分尊ぶ。

 その為単独行動の多い竜騎兵たちや、自分の世界を持つ歌手、創作者などに多く見られる。

 髪の色は灰色、銀髪、薄緑色などが幅広く見られる。

 

▼氷属性

 『冷気』と『凍結』の自然特性を持つ元素。

 惑星の両端に多く存在し、その地域を極低温に作っているが、特に北の方に多く存在している。

 その地域の気温は極端に低く、特性通りに物体の多くを凍り付かせる。

 特に『魔素』と交わると雪や氷に変化し、『火の元素』の減少と共にその数を増す不思議な元素。

 それらの周期は古代の人類に『一年』の概念を与えたが、自然界の元素存在数は少なめ。

 それ故か扱いが難しく、人工的に利用される事はほとんどない。

 固有の色素は白。

 

・魔法として

 『破砕』の魔法特性を持つ。

 体内魔力と結びつき、体外に投射されると物体を瞬時に『凍結』させ、その後に物体自体を『破砕』させる。

 生身で放つと出力が低いため『破砕』の特性は薄く、適度に冷凍させることが出来る。

 その為、古くから肉の保存などに重宝されている。

 適性を持つ魔導士は多くないが、元素の組み換えがしやすく、多くの魔法の種類がある。

 消費魔力は少ないが、威力は高くなく、魔法の等級にもよるが建造物などの破壊は苦手。 

 

・人への影響

 氷属性を持つ人間は、冷静沈着で計算高く、また冷酷で感情が乏しい傾向がある。

 物事に動じず、笑いを知らず、物事を数字で判断する人間が多い。

 数学者や科学者に多く、優秀ではあるが好奇心を持たない者は二流か三流に納まっている。

 水属性と似通った部分が多くあるが、あちらは柔軟な人間が多く、融通の利かないところは地属性と似ているともいえる。

 また集中力や空間把握能力に優れている為、騎士弓兵に多いタイプと言える。

 髪の色は銀色、灰色、白など色素が薄くなる傾向があり、肌の色も白が多い。

 

▼雷属性

 『帯電』と『連鎖』の自然特性を持つ元素。

 上空で『魔素』の塊と交わる事によって雷を発生させる。

 自然界に存在するときから『帯電』という攻撃的な特性を持っている。

 また生物に対しての場合は『感電』と言う。

 自然保有数は極めて少なく、地表には殆ど無いと考えられていたが、『帯電』の特性により物体の表面に極少数ではあるが満遍なく存在している事が分かった。

 それらをこすり合わせることで静電気として人間に感知できる状態になる。

 しかし人類はそれを利用する事叶わず、身近とは言えない元素ではある。

 また『連鎖』特性により物体から物体へ瞬時に伝わり、またその移動速度も極めて速く、目で追う事は出来ない。

 固有の色素は黄色。

 

・魔法として

 『貫通』の魔法特性を持つ。

 対物魔法カテゴリである『ライズデンヴァー』ですら、城壁に穴を穿てるほどの貫通性能を誇る。

 総じて魔法の威力が高く、また自然界の保有数が少ないため魔力の消費も大きい。

 自然特性である『連鎖』も強く出ており、魔法の投射速度は極めて速く、『帯電』特性を応用して標的に誘導するピンポイント攻撃も可能で、総合的な攻撃的能力が全属性の中でもトップクラスで高い。

 その為、雷魔法こそ最強の魔法だと信じる魔導士も多くいる。

 

・人への影響

 雷属性を持つ人間は、物事への理解、頭の回転、動きの素早さ、正確さに優れている。

 半面、面倒な手順や道筋を嫌うせっかちな性格になる傾向がある。

 装填や照準の素早さと正確さ、人数の多さによる作業の単純化が理由で、砲兵に多く見られる。

 また一般騎士や輸送・兵站を支える兵卒にも多く見られ、地味ながらもその俊敏さを生かしたところで活躍している。

 髪色は黄色や紫、青色などが一般的。

 

▼光属性

 『照射』と『活性』の自然特性を持つ元素。

 『照射』特性によって周囲を明るく照らしている。

 この世界の明かりの全ては『光の元素』によってもたらされており、その『光の元素』は太陽から常に送られているが、存在し続けられる時間は短く、太陽が沈めばすぐに暗くなってしまう。

 同じように自然界の火にも『光の元素』が多く含まれているので、太陽程とはいかないまでも周囲を照らすことが出来る。

 同様に太陽光にも多くの『火の元素』が含まれており、両者は共存している事が多い。

 その他、『光の元素』が地中で固まって出来た『光の魔鉱石』は強い光を発するので、照明として暗所や夜間に使われて居たりしている。

 その惑星上の元素量存在数は日中と夜間で激しく異なるが、身近である事に違いはない。

 また『活性』特性によって、日を浴びて作物が育ち、人間も健康的になっている事が証明されている。

 固有の色素は金色。

 

・魔法として

 体内魔素と融合すると『浄化』の魔法特性を持つ。

 この『浄化』特性と元来の『活性』特性の複合作用によって肉体を瞬時に回復させることが出来る。

 これを利用して光属性の魔導士は治癒魔法を使う、というのが一般的になっている。

 光の魔導士=治癒魔導士自体はそれほど珍しいものではないが、その特性上攻撃に転じて用いることが大変難しい属性でもある。

 ”治癒魔導士が攻撃も出来たら強い”と考え、研究をするものも多くいたが、現在の所通常の治癒魔導士が攻撃魔法を放つことは大変難しい。

 他の属性で通常魔法を放つときは、攻撃寄りの魔法特性が強く出るが、『浄化』の特性を強く出すと攻撃にならない。

 魔導士は、『活性』と『浄化』を押さえながら、『照射』特性のみを増強し、魔法を発動しなければならない。

 これをするための効率的な術式と、可能にする魔力量が現実的な範囲で見つからず、一般的には光属性の攻撃魔法は見つかっていない。

 また、そもそも通常の治癒魔法の時点で、高い効果と引き換えに多くの魔力を使うので、攻撃魔法が可能だったとして、敢えて実用するメリットは少ない。

 以上の理由から、一般的には『光の魔導士』=『治癒魔導士』と考えて問題ない。

 それを踏まえたうえで敢えて解説すると、光属性の魔法の強みは元来の自然特性である『照射』にある。

 すなわち、魔法を放った瞬間に相手に照射されているという事なので、極めて高い命中率を誇る。

 また『浄化』もその概念を”術者に敵対する勢力を不浄”だと解釈する術式を組み込めれば、『照射』との相乗効果が見込め、実用的な攻撃力と汎用性を得ることが出来る。

 

・人への影響

 光属性を持つ人間は、明るく活発で前向きな反面、考えなしで空気が読めず、デリカシーの無さや約束を破りがちという面を持っている傾向がある。

 基本的に人と接する事を望む人が多いので、飲食・接客業全般、或いは使用人など人と関わる仕事や、医者や看護師など魔導士としての才能が無くても人を癒す仕事を好む。

 また仲間意識が強く、家族や友人恋人を護る為に軍属を目指す者も多い。

 髪色は金髪や薄い茶髪やオレンジといった明るめの色が一般的。

 

 

▼闇属性

 『吸収』と『浸食』の自然特性を持つ元素。

 暗い場所全てを形作っていて、『光の元素』が少ない場所に多く存在する。

 両者の関係性は正確なところは最新の研究でもつかめていないが、『吸収』『浸食』この二つの特性で『光の元素』を食いつぶしているという説がある。

 太陽という『光の元素』を送る元が沈んですぐ暗くなるのはこれが原因と言われている。

 例えば、太陽は同時に『火の元素』も送り込んでいるが、『火の元素』は太陽が沈んだ後もしばらく持続して、夏は特に消滅する事は無い。

 一方冬は『氷の元素』の数が多いため相対的に日中であっても『火の元素』の絶対量は少ないが(『氷の元素』が少ない理由としては、『風の元素』や『地の元素』など他の元素との複雑な関わり合いがある)『光の元素』だけは太陽が沈んで少し後には消えてしまう。

 これは『闇の元素』の特性によって『光の元素』を吸収・浸食してしまっているからだと考えられている。

 また『闇の元素』は、夜間や室内の他、太陽の日陰にも存在していて、惑星上の元素総量はそこそこ多くはあるが、特に夜間、空一面は『闇の元素』に覆われており、この惑星の外、つまり宇宙には、更に多くの『闇の元素』で溢れていると予想されている。

 固有の色素は黒。

 

・魔法として

 体内魔素と融合させることによって『消滅』の魔法特性を持つ。

 言い換えれば『破壊』や『損傷』と言ってもいい。

 とにかく物体を壊し消し去る特性を持ち、特に威力の高い魔法である。

 しかし多くの魔力を使う為、闇属性魔法を十分に扱える魔導士は極めて少ない。

 戦術級、戦略級の魔法になってくると、空間そのものを消し飛ばす魔法になってくるため、敵を倒すどころか世界に及ぼす影響を考える必要がある。

 

・人への影響

 闇属性を持つ人間は、才能に溢れる完璧主義者であり、孤独を好み悲観的で無口な人間が多い傾向がある。

 上記が相まって真実を話さない、他人に頼らなくても何でもできる、努力を見せない、などの事から理解しがたい天才や、また悪に突き抜けた者などが該当する。

 他に大きな特徴としては、死を恐れない、または殺すことに躊躇がない、そこまでいかなくても並外れた決断力があるなどのもある。

 以上の事から、王族や部隊指揮官、政治権力者などリーダー的役割を務めることが多い。

 『火属性』の人間と被るが、彼らのような温かさや熱血さはなく、周囲も付いて行けず孤立しがちである。

 しかし逆に言うとリアリストでもあり、希望的観測や人情を排除した判断が必要な場面もある為良いリーダーとして慕われているものも多い。

 そのほか、殺人者や暗殺者などの犯罪者、国家機関の裏方、偵察員や諜報員、狙撃手など、単独行動や人の命に係わる仕事などに集まりやすい。

 髪色は黒か紫など、暗めの色が中心。

 

 

●魔法の等級について

 魔法は大まかに五つの等級に分かれている。

 用途や効果範囲、単純な破壊力など、等級が上がるにつれて規模が上がっていく。

 『対人魔法』『対物魔法』『対城魔法』『戦術魔法』『戦略魔法』の五つ。

 しかしこれらは飽くまで便宜上の名称で、例えば『対人魔法』で物体を破壊したり、『対城魔法』を城以外に使う事は一般的にある。

 

 

・対人魔法

 個人へ向けて放つ基礎的な魔法。

 アンデッド2~3体くらいなら巻き込んで倒せる。

 石の民家を完全に破壊するなら10発は必要。

 詠唱が短く、消費も少ないため連射が効く。

 

・対物魔法

 アンデッドの集団、民家、竜車、火砲、簡単な砦などに向けて放たれる。

 魔法にもよるがアンデッド10~20人を倒せる。

 石の民家を一撃で破壊する事が出来る。

 魔力消費の割に威力が高く、積極的に使われる。

 

・対城魔法

 普通魔導士の限界点。

 城や大規模な砦、城壁、軍艦などに向けて放たれる。

 城や軍艦を一撃で破壊するものではないが、一区画の大きな損傷を狙える。

 人間は巻き込むが、人間同士の戦争では人間を狙って使用する事は無い。

 効果範囲が広いものが多く、場所によっては使用者も危険になる。

 密集度合と属性や魔法の種類にもよるが、アンデッド50~500人を巻き込める。

 人類同士の戦争時は、放つのに指揮官の許可が必要だった。

 

・戦術魔法

 戦術級魔導士以上が使用できる。

 城、城塞、騎士駐屯地、小規模な街、軍艦などに向けて放たれる。

 規模にもよるが軍艦クラスであれば一撃で破壊することが出来、魔法によってはクレーターが出来上がる程。

 大きな消耗を伴い、戦略級魔導士で2発、戦術級魔導士で1発の連続使用が限界。

 対アンデッド戦争より十数年前に発明された新しい魔法カテゴリで、魔鉱石二つを並列処理する事でその魔法出力を大幅に向上させた。

 別名二重属性魔法。

 

・戦略魔法

 戦略級魔導士のみが扱える最高クラスの魔法。

 街ひとつ消滅させる程の威力で、一人いるだけで国家戦略を変え得る切り札の魔法。

 威力と効果範囲が絶大であり、破壊できない人工物は存在しない。

 属性により復興困難な程地形と環境を破壊し、魔法効果を越えて天候そのものにまで影響する。

 連続使用はどんな人間であっても不可能で、再度の使用には一か月ほどかかる。

 戦術魔法より更に新しく、属性の違う魔鉱石二つを合わせて使用する複合属性魔法。

 二つの違う属性が複合し、一つの超強力な魔法となる。

 三つ以上の複合属性魔法の開発も理論上は可能だが、技術と人間の魔力量が足りない上、現状より強力な魔法を使う意味がない為、研究は中止されている。

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