パニッシャーが人類最後のマスターと共に戦うようです 作:ドレッジキング
「嘘……だよね……?」
立香は手術台の上に安置された変わり果てた両親の姿を見てしまった。両親の体内にある臓器は根こそぎ摘出され、ホルマリン漬けにされていた。そんな二人を見た立香は猛烈な吐き気に襲われてしまう。
「げほ……おえぇぇ!!!!!」
あまりの衝撃的な光景を見て立香は胃の中のものを吐き出してしまう。一体何があったらこんなことになるんだ?どうして二人の体が切り刻まれているんだ!?理解できない状況を前にして立香は涙を流すことしかできなかった。
(パパ!ママ!)
心の中で呼びかけても返事はない。半ば騙された形で南極のカルデアに連れて行かれ、自分以外のマスターはレフ・ライノールによって全員死亡。残った立香は人類最後のマスターとして七つの特異点の修復へと向かう事になった。いきなり世界の命運を背負わされた立香は愛する両親や友人との再会を胸に秘めつつ、特異点で出会う英霊達と共に聖杯を手に入れ、定礎復元をし続けてきた。そして全ての黒幕であるゲーティアの居城である冠位時間神殿においてゲーティアに対し、「生き残るため」という啖呵を切った。生き残る為……人類と世界を取り戻す為というのもあるが、立香にとっては最愛の両親や友人達との日常を取り戻す為の戦いでもあった。そしてようやくゲーティアを倒し、彼の行おうとしていた人理焼却を阻止できた。これで立香もようやく家へと帰れる。そう思っていたが……。
しかし現実は甘く無かった。集められた48人のマスターの内、Aチームと呼ばれる7人の魔術師達が突如としてクリプターを名乗り、人類と世界に宣戦布告したのだ。空からは七つの空想樹が飛来し、地球は漂白化されてしまった。またしても帰る場所を失ってしまった立香は、空想樹を切除する為の戦いに身を投じた。行き止まりの人類史である異聞帯が存在できる要である空想樹を切除すれば、その異聞帯は消滅してしまう。元来剪定された世界である異聞帯が存在できるのは空想樹のお陰なのだから、それを切除すれば異聞帯も消えるのは道理である。しかし異聞帯を消滅させるという事は即ち一つの世界を滅ぼすという意味である。これまで幾つもの異聞帯を立香は滅ぼしてきた。文字通りの世界の破壊者として立香は戦い続けてきた。世界を滅ぼす事で業を背負い、神を殺した事で神殺しの呪いを受け、それでも立香は止まらずに歩み続けた。両親の存在が立香の戦いを支えてきたといってもよい。両親に対して"ただいま"の一言を言える日が来る事を願いながら、立香は戦い続けたのだ。
だがダヴィンチからは余りにも残酷な真実が告げられる。娘である立香が行方不明になった事で、両親は立香を探し続けたのだ。立香はスカウトマンの誘いに了承はしたが、その後は拉致に近い形でカルデアに連れて行かれた。そんな最愛の娘である立香を捜す為に、二人は必死に立香の足取りを追った結果、ようやくカルデアという組織の存在に辿り着く手前まで来ていた。しかし二人の行いを魔術協会が黙って見ている筈がなかった。娘である立香の行方を追っていただけの両親は魔術協会の執行者によって消されたのだ。神秘の秘匿という掟は魔術師全般に共通している。一般の人間には魔術は知られてはならない。それ故に立香の両親は協会に消されたのだ。両親からすれば行方不明の一人娘を探したいだけだったのだが、それが協会の逆鱗に触れたらしい。何でも両親に対して暗示や記憶操作の魔術を掛けはしたが、娘がいない生活に不自然さを感じた両親は、本能で娘の居場所を探し続けたのだ。流石に邪魔になると思ったのか、執行者の手によって拉致されたという。ダヴィンチによれば生存は絶望的らしい。そしてそんな両親が変わり果てた姿で立香の目の前にある。
(嘘……だよ……ね?)
立香は震える声で問いかけるが、返事はない。当たり前だ。もう既に屍である両親からの返事などあるはずがない。
「うあぁぁぁ!!」
両親の変わり果てた姿を見た立香はあまりのショックに叫び声を上げる。一体何の為に自分は今まで戦ってきたのか。取り戻すべき日常を象徴する両親は無惨な姿で死んでしまっている。
「そんな……パパ………ママ……!!嘘だと言って……!!ねぇ……お願いだから……目を覚ましてよぉ……!!!」
立香は泣き崩れ、両親に呼び掛けるも返事はない。何故両親が殺されなければならなかったのか?魔術協会とはそこまで非情なのか。いや、そもそも自分がカルデアにさえ連れていかれなければこんな事にはならなかったのではないか。
「わたしは何の為に今まで戦って来たの……?」
両親との生活を取り戻す為に戦うと決めたのに、結局それは叶わなかった。しかも両親を消したのは魔術協会。両親は行方不明になった自分を探していただけなのに、魔術協会は自分達のルールに基づいて立香の両親を躊躇なく殺した。人理修復、空想樹切除をこなし続けた立香の精神は既にボロボロであったが、それでも両親との再会を夢見て戦い続けてきた。だがそれも叶わない。立香は解剖された両親の姿を見て精神が崩壊しかかっていた。
「ねぇ……嘘だよね……そうだと言ってよ……パパ……ママ……」
立香は虚ろな目で両親に語りかけるが、やはり返事は無い。
「……」
立香は虚ろな瞳のまま、両親が安置されている手術台に近付く。
「ねえ、起きてよ。いつもみたいに笑ってよ。お帰りって言ってよ。私頑張ったんだよ?褒めてくれるだけでいいの。そしたらまた頑張れるの。」
立香は両親の遺体に話しかけ続ける。しかし当然の事ながら両親が答える事はなかった。
「どうして?どうして何も答えてくれないの?わたしが聞いているじゃない。どうして無視するの?」
立香は両親に呼びかけるが、両親は何も言わない。
「酷いよ。こんなのあんまりだよ。どうしてこうなったの?誰か教えてよ……。ねぇ、ねぇ、ねぇ……!ちゃんと答えてよ……!!!わたしこんなに頑張って世界を救っているのにどうして誰も認めてくれなかったの!?おかしいよ!こんなの絶対間違ってる!」
立香は大粒の涙を流し、両親に訴える。しかし両親は黙ったままである。
「ねぇ、何か言ってよ……!!わたしの事を誉めてよ……!!よくやったなって頭を撫でて欲しいの。それだけで良いの。たったそれだけで私は幸せになれるの」
立香は両親に呼びかけ続けた。だが両親の亡骸は答えない。そしてついに立香の心は限界を迎えた。
「ああ……ああああ……ああああ……!!!」
立香は発狂したように叫ぶ。そして立香は両親に駆け寄り、二人の体を揺さぶる。
「お願い……返事をして…お願いだから起きてよ…!!いつもみたいにわたしを褒めてよ……!!ねぇ……!パパ……!ママ……!!」
立香は必死になって両親を呼び掛ける。だが二人は反応しない。
「死んだ……パパとママが……死んだ……死んだ……死んだ……」
立香の心は壊れかけていた。両親が死んだという事実を受け入れられずに現実逃避をし始める。
「あはは…あはははは!!!死んじゃったんだ……パパとママ……あはははははは!!!!!」
狂ったように笑う立香。その目は正気を失っていた。空想樹を切除する事で文字通りの世界の破壊者としての罪と業を背負っても、それでも尚取り戻すべき世界……立香にとっての日常を象徴していたのが両親なのだから。だが取り戻すべき父と母は立香の目の前で無惨な亡骸と化している。今までの戦いは一体なんだったのか。これまで必死に人理を取り戻そうと足掻いて、空想樹を切除し続けて……その結果が今に至るのならば、今までしてきた事は無駄に過ぎない。例え最後の空想樹を切除した所で愛する両親はもういない。世界が元通りになったとしても、両親を喪った時点で自分は一生心の底から笑えないし、生きる事も出来ないだろう。
「今までのわたしの戦いなんてぜーんぶ無駄だった!!!全部無意味だったんだ!!」
両親の死体を目の前にして笑える時点で正常ではないのだが、立香はそれをおかしいと認識する事すらできなくなっていた。
「ねぇ、二人とも寝ているんでしょ?もう朝だから起きよう?一緒にご飯を食べましょう?ほら、早くしないと学校に遅れちゃうよ。あははは!!」
そう言いながら立香は両親の体を思いっきり揺らす。両親は起きる気配はない。それどころか体は冷たい。まるで人形のようである。だがそんな事、今の立香には関係ない。
「パパとママは寝坊助だね。もう7時になるよ。ほ~ら起きなさい!」
立香は自分の両親である筈の存在の体に拳を打ち付ける。
バチンッ!!!と鈍い音が工房内に響き渡るが、立香の両親に変化は見られない。何度も、 何度でも、 立香は繰り返し叩く。立香の瞳は狂気に支配されており、既に心が壊れている。だがいくら叩いても、立香は諦める様子を見せない。
(起きて。起きて。早く起きて)
ひたすらに叩き続ける。もう立香は両親の体がどうなっているのか分からない程おかしくなっていた。だが、どれだけ叩かれても両親は起きようとしなかった。
(もう起きてるなら目を開けて。いつもみたいに笑顔を見せて。優しく頭を撫でて欲しいの。いつもみたいに笑って、いつもみたいに褒めてよ……)
「ねぇ、何で起きないの?早く起きないと遅刻だよ~?あははっ!!」
立香は力の加減が出来なくなっている。既に手から血が流れ、痛みが走っているが立香はそれを認識していない。
「起きて。お願い。起きて。お願いだから……!!あはははは!!」
遂に立香の心の堤防は崩壊した。両親に泣きすがる。これが夢の中ならどんなによかったか。ダヴィンチから両親の死を聞かされていたが、話だけ聞くのと実際に両親の亡骸を目にするのとでは話が全く違う。この特異点……ロンドンの魔術協会地下の魔術師の工房の中に解剖された両親の亡骸が安置されていた。腐食防止の魔術が施され、手術台の両親は眠るような顔で横たわっている。立香はその亡骸に抱き着きながら泣いている。だが、両親は全く動く気配を見せない。立香は必死に両親の体を強く揺さぶり、「ねぇ、早く起きないと置いていっちゃうよ……!?いいの!?」と声を掛けるも反応はやはり無い。その時、扉を開けてマシュが入って来た。
「先輩……!!」
マシュは手術台の上の両親の亡骸にすがりつく立香の姿を見て驚愕する。
「先輩、一体何が……!?」
「ねぇ、マシュ。パパとママが起きないんだよ?もう起きる時間なのにまだ眠ってるの」
立香は両親の亡骸をゆさぶりながらマシュに振り返る。その目は既に正気を失っているようだ。
(これはまさか……!以前、シオンさんに教えてもらった精神状態……!?)
マシュは思い返す。少し前、マシュの身体の治療の為にノウム・カルデアで検査を受けていた時に精神状態についてシオンが語っていた。
『人間の心理には、ストレスが一定量を超えた場合……俗に言う臨界点を超える事で精神が破壊されるという事があるのです。それは主にうつ病などでよく見られる現象なのですが……それが精神異常者……いわゆるサイコパシーにも当てはまる場合があるのですよ。精神に重大な負荷を掛け続け、精神が崩壊してしまった患者は正気を失います。そして精神の病を患った人間の中には幻覚や幻聴、あるいは妄想などを体験して、最終的には自らの肉体を傷つけたり他者を攻撃したりするようになるケースがあります。例えば自分が殺されたと思い込み、自分を殺した者を異常なまでに憎むようになり、殺人を犯した犯人を探し回った挙げ句に自首するなどといった事例ですね』
つまり、今の立香は両親の死を目の当たりにして精神が崩壊仕掛けているという事だ。南極のカルデアにいた時もロマ二から似たような事を教えられた。マシュは焦燥した表情で、 立香に近づき肩に手を置く。
「大丈夫です。きっと……いえ、絶対に助けてみせますから……」
そう言ってマシュは気休めの言葉を投げかけるが、それでも立香の精神が正常に戻ってくる気配は無かった。これまで凄惨な戦いを続けてきても、それでも尚立香の心が折れなかったのは彼女にとっての日常……両親の存在が大きかった。その両親が死んだ事で、立香の精神は耐えられなくなり、現実逃避を始めたのだ。
マシュは正気を失った立香を抱き寄せて涙を流す。すると突然、立香が大声で叫び始めた。
「ねぇ、わたし、ずっと頑張ってきたよね!?一生懸命に世界を救ってきたのに……それなのによりによってこんな結末なんて酷いよ……。もうヤダよ……」
泣きじゃくる立香を宥めるように、 マシュは立香の体を揺さぶるがそれでも彼女の悲痛な声は止まらない。
「先輩……!!落ち着ついて下さい!!」
そう言った後、マシュは自分の無力を恨んだ。戦い続ける上での心の支えであった日常を象徴する両親の死に、少女である立香の心は限界を迎えている。だが今のマシュにはその心を慰める事しか出来ない。
「ねぇ、マシュ……パパとママを起こすのを手伝ってよ……二人とも起きないから困ってるんだ。お願いだから起こしてあげようよ。早くしないと一緒に学校に行けなくなっちゃうよ?」
「……先輩……」
マシュは自分の目から涙を流しながら立香を見つめる。彼女はもう壊れかけていた。もう立香は元には戻れない。ならば自分が最後の最後まで側にいて彼女を見守るしかない。
「ごめんなさい。私は貴女の側から離れません。先輩を一人ぼっちにさせませんから」
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聖杯を回収して特異点から帰還した後も、立香の精神状態は元に戻らなかった。彷徨海の食堂で食事をしている最中でも、急に笑い出したり、泣き出したりする始末である。そんな彼女を他の英霊達は見ていられなかった。特にマシュは立香を元気づけようと必死だった。だが、そんなマシュの努力も空しく、立香の状態は悪化の一途を辿るばかり。マシュは何とか立香に立ち直って欲しかったのだが、当の立香の精神は相変わらずの状態だった。
「落ち着きなさいよ!アンタらしくもない!」
ジャンヌオルタは立香の惨状を見ていられず、思わず怒鳴ってしまい、そんなジャンヌオルタに対して立香は睨んでくる。いや、睨んではいるが目は笑っている。明らかに普通の精神状態でなくなっているのだ。
「何よ、サーヴァントの癖にマスターに口出しするの?あぁ、あなたって元々そういう性格だっけ?」
立香の口調は明らかに普段の彼女と異なっていた。まるで別人のような態度に周囲の者達は困惑する。そして立香はジャンヌオルタに対して侮蔑的な目で見始める。かと思えば狂ったように笑い始めたではないか。
「あはははははは!!!サーヴァントならマスターの命令に従えっていうの?だったら命令するね。私の前から消えてくれないかな?わたし、今すんごく機嫌が悪いの。これ以上邪魔するなら、あなたの首をへし折るかもしれないから」
「……ッ!!」
あまりにも常軌を逸した発言に周囲は絶句してしまう。取り戻すべき日常であった筈の父と母。その二人が無惨にも命を奪われた事で立香の心は最早以前のような人類最後のマスターのものではなかった。
「……分かったわ。もう二度と話しかけないから安心しなさい」
そう言い残し、ジャンヌオルタは立香の元から立ち去る。その後ろ姿を立香は嘲笑うかのように見ていた。
「ねぇ、マシュ。一緒に遊ぼう?楽しい遊びをしよう?あははは!!」
立香は狂気に満ちた笑顔を浮かべながら、隣にいるマシュの手を握る。マシュは恐怖のあまり体が震えていた。この状態の彼女が恐かったからだ。そしてそれはマシュだけではない。今まで立香と共に戦ってきたサーヴァント達も同様で、中には立香を怖がり、その場から離れる者もいた。
「あれ?なんでそんな顔してわたしを見てるの?今日は気乗りしない?気分が乗らないの?そっか、そうだよね」
立香はそう言うとマシュの手を引き、自分のマイルームへと連れ込んだ。そしていきなりマシュの唇にキスをしてくる。マシュは突然の行動に驚いて立香から離れた。
「せ、先輩!?何をするんですか!?やめて下さい!!」
「何で嫌がるの?わたしの事嫌いになったの?」
立香はマシュを壁際に追い詰めると、壁ドンをする形でマシュに詰め寄る。
「ち、違います……ただ、こういう事はもっとお互いを知ってからじゃないと……」
マシュは顔を真っ赤にして俯く。確かにマシュは先輩である立香の事が好きだ。しかし、今の立香の精神は普通ではなく、正常な判断が出来ていない。マシュはそう思ったのだ。しかし、その考えは間違っていた。
「マシュ、いい加減にしないと怒るよ?」
立香は笑顔でマシュに言ってくる。
「そ、その……同性間でこのような事をするのはどうかと思います……」
「別にわたしは気にしないけどな~。だって、マシュは可愛いもん」
そう言って再度マシュの唇にキスをしてきた。だが力はマシュの方があるので、直ぐに立香を引き剥がす。
「ダメです!本当にやめてください!こんな事、絶対におかしいですよ!?」
「どうしていけないの?マシュはわたしのモノなのに。誰にも渡さないよ。マシュはずっと私と一緒にいるの。そうでしょう?」
そう言って立香は再びマシュに歩み寄る。そしてマシュの顔と自分の顔を近づける。
「……パパも……ママも……もういないんだよ……」
不意に立香の目からは一筋の涙が零れ落ちた。焦点の定まらない瞳孔から見える世界は、立香にとっては灰色の世界にしか見えないのだ。マシュはそんな立香の言葉を聞いて、胸が締め付けられるような思いになる。両親の死を目の前で目撃した立香は正気を失ってしまったのだ。そして立香を抱き寄せると、優しく頭を撫でる。
「……大丈夫……大丈夫ですから……私が側にいますから……先輩の側にはずっと…」
そう言ってマシュは涙を流している立香の唇と自分の唇を優しく合わせた。それから数時間後、立香はベッドで眠るマシュの横で目を覚ます。隣でスヤスヤと眠るマシュの寝顔を見て、自己嫌悪に苛まれる。
(……最低だ……わたし……)
マシュは両親を失った悲しみを癒そうとしてくれているのに自分はそのマシュの優しさを踏み躙るような真似をした。マシュが自分を大切に思ってくれる気持ちを利用して、マシュの心を弄んだのだ。こんな事、許される訳がない。だがそれでも、両親の死という事実は余りにも重すぎたのだ。そんな立香の心にある考えが浮かんだ。それは間違ってもしてはいけない事であり、人類最後のマスターとして決して認められない行為だ。
「そうだ……聖杯があるじゃん。沢山保管してあるから一つくらい無くなっても分からないだろうし、それに、これは仕方のない事なんだ。うん、だからしょうが無いよね」
立香は狂気に彩られた瞳のまま、マイルームを出た。
ぐだ子のメンタルがもう……orz
ちなみにこっちの世界ではアベンジャーズは存在しないしパニッシャーもいません。