パニッシャーが人類最後のマスターと共に戦うようです 作:ドレッジキング
といっても拉致の流れは私の独自解釈ですが
しっかしマシュと藤丸君の距離は縮まったなぁ。やっぱり今の藤丸君の悲しみを受け止めて癒してあげられるのは女性が持つ母性なんでしょうかね。
それだと父性的な優しさの出番が無いような……(^_^;)
「パパ、ママ。わたし、高額のバイトをする事になったんだ。あんまりしつこい勧誘だったから断りきれなくってさー。でも、ちょっと怪しいんだよねぇ……」
休日にも関わらず珍しく早起きした立香は、朝食が並ぶ食卓の椅子に座ると、両親に対して自分がスカウトされた旨を伝えた。あまりにもしつこい勧誘だった故に断りきれずに承諾してしまったのだが、やはり不安で仕方がなかった。
「よかったじゃない、何でも高級なバイトなんでしょう?きっとお金持ちになれるよ!」
母は立香の話を素直に喜んだ。父も母同様、娘の立香がスカウトされた事に喜んでいるようだ。立香はスカウトマンから渡された名刺を両親に差し出す。『ハリー・茜沢・アンダーソン』という名前が刻まれた名刺であるが、この人物こそが立香をスカウトしたのだ。
「家にまで来て勧誘してくるからしつこいのなんの。あんまり熱心だからわたしも承諾してあげたってわけ」
思えばアルバイトをするなど初めての事だ。高校に入ってから一度もバイトなどしていない立香にとって、今回の件はかなり大きな出来事である。それに両親が喜ぶ姿を見ていると、何とも言えない気持ちになった。自分をスカウトしたハリー・茜沢・アンダーソンによれば遠い場所での短期バイトとの事で、住み込みで働く事になるらしい。立香は両親が喜んでくれる事に嬉しく思いながらも、同時に申し訳ない気分にもなった。両親と暫く離れて暮らさなければならない事に寂しさを感じつつ、高額と聞いていたアルバイトに胸を弾ませる。
「立香、貴女も彼氏の一人くらいはウチに連れてきなさいよ。そうした方が安心できるからね」
母の一言に立香の顔が真っ赤に染まる。両親は娘である立香が年頃の少女である事も理解しており、立香が恋人を連れてくる日を楽しみにしている。だが立香としては自分の稼いだお金で両親が喜ぶような物を買ってあげたいとも思っていた。そして父は娘である立香を励ますように言う。
「立香、少しの間離れて暮らす事になるかもしれないが、長い修学旅行だと思えば寂しくはないさ。それにお前も立派な社会勉強ができて嬉しいだろう?」
父の言葉に立香は小さく微笑みながら、家族団らんの時間を楽しんだ。だがそんな時間も明日の朝には終わりを迎える。明日はアンダーソンに指定された場所に行き、そこで待ち合わせをするのだから。立香は初めての高額バイトの仕事の内容がどんなものなのか期待しつつ、就寝する。そして翌朝、部屋のカーテンを開けて朝日を浴びた立香はベッドから降りると、パジャマから私服に着替え、両親が待つリビングへと行く。
「パパ、ママ、おっはよー!今日は何の日か知ってますかー!?」
立香は元気よく父と母に挨拶すると、二人は不思議そうな顔をする。立香はカレンダーに指を差しながら答える。
「今日はお前がバイトに行く日だったな。気を付けろよ立香。女の子の一人暮らしなんて何かと危ないだろうから」
そう言って立香の父が心配するが、立香はその言葉を聞いて首を横に振る。
「大丈夫だって。わたしはそんなにヤワじゃないし」
「でも、やっぱり不安だよ。立香、くれぐれも注意しておくんだよ」
父は一人娘の立香が数週間一人暮らしをする事にとても心配していた。そんな父の態度に立香は苦笑するしかない。
「そんなに気になるなら一緒に来ればいいじゃん」
立香の提案に両親は目を丸くさせる。母は立香の態度に呆れつつ、娘の初めてのバイトを応援するべく立香に激励の言葉をかける。
「立香、少しばかり苦しいからって根を上げるんじゃないよ」
「平気だってママ。わたしはそんなに貧弱な女の子じゃありませーん」
立香は上機嫌で朝食を平らげた後、荷物が入ったバッグを持って玄関を出た。そして見送る両親に対して「いってきまーす!お土産期待しといてねー!」と明るく言い残して家を後にする。立香を見送った両親は、立香の姿が見えなくなるまで手を振っていた。立香は待ち合わせの場所まで行く長距離バスに乗り、窓の外に流れる景色を見ながら呟く。
(初めてのバイトってワクワクするよね。しかもこんなに高収入だし)
立香は今回の仕事の内容をまだ知らされていない。そのためこれから向かう先では一体何が行われるのか、立香はとても気になっている。立香はそんな気持ちを抑えつつも、アンダーソンに指定された場所の付近にある停留所に辿り着き、バスを降りた。そして待ち合わせ場所まで来るとまだアンダーソンが来ていないので、その場で待つ事にした。それからしばらくしてアンダーソンが現れた。彼は立香の顔を見ると手を振り、「やあ、おはよう。待ったかい?いやまだ時間はあるから問題ないか」と立香に話しかける。立香もアンダーソンに挨拶しようと口を開いたその時、後ろから何者かに口を塞がれてしまう。ハンカチのようなもので口を覆われたのだ。立香は突然の事に驚き、暴れるが、背後にいる人物は立香を押さえつける。
「静かにしろ。騒ぐと殺すぞ」
耳元で囁かれた声に立香は背筋を凍らせる。
(何!?何が起きてるの!?)
アンダーソンは背後から抑えつけられる立香を平然とした表情で見つつ、タバコを吹かせていた。立香は後ろから自分を羽交い絞めにしている男の拘束を解こうと暴れる。しかし男の力が強く、振りほどけない。
「暴れるな。死にたいか?」
男は立香の口に添える手に力を込める。
(嫌!!誰か……誰か助けて……!!)
立香は心の中で叫ぶが、その叫びも空しく終わる。やがて意識が遠のき、視界がぼやけていく。立香の体から力が抜けていき、抵抗する事ができなくなる。すると男が立香から手を離した。立香は力なく地面に倒れると、口を抑えていた男が倒れた立香を担ぎ上げ、黒い車の荷台へと立香を放り込んだ。立香は朦朧とする意識の中、自分がアンダーソンに騙されたのだと理解すると同時に自分が誘拐されてしまった事に恐怖を抱く。それから数時間が経過しただろうか?立香は両手両足を縛られた状態で乗用車のトランクの中に閉じ込められる。口には猿轡を噛まされており喋る事ができない。また目隠しもされているため、今自分のいる位置が全く分からない。立香は不安で胸が押し潰されそうになる。
(パパ……ママ……!お願い、早く来て……ッ!!!)
立香は自分が誘拐されたという現実を知り、心の中で両親に助けを求める。そして自分を乗せた車が停車し、車内で繰り広げられるでの男女の会話が後ろのトランクに押し込められている立香に聞こえてきた。
「さっきのガキで間違いないんだろうね?」
「ああ、間違いねえよ。何でもレイシフト率100%の逸材だそうだ。一般公募の補欠としちゃ十分に合格点だろう」
(レイシフト率……?何の話をしているの……?)
男女の会話に出てくる聞きなれない言葉に疑問を抱く立香。今の状況は非常に不味く、何をされるのか分からない。立香は不安に駆られ、目から涙をこぼす。
「そうかい。なら早速行くとしようかね。飛行場はすぐ先だ」
男女の会話が終わると、車は再び発進した。
(飛行場……!?まさかわたしは飛行機に乗せられるの……!?)
立香は男女の会話の中に出て来た"飛行場"というワードを聞いて動揺する。車は高速道路に入り、そのまま走り続ける。暫くしてインターチェンジで降り、再び一般道を走る。どうやら高速に乗ってからそれなりに時間が経っているようだ。立香は一体どこに連れて行かれるのだろうと疑問を抱きながら車で運ばれ続けた。今思えばアンダーソンによって騙されたのだと分かるのだが……。
しばらくして車が停車する音が聞こえると共にエンジン音が鳴るのを止めたため、車内にいる者達の動きが止まった事が分かった。恐らく目的地に着いたらしい。しかし立香はまだ状況を把握し切れていない。手足を拘束されているせいもあるが、それ以前に自分はアイマスクを付けられているので外の様子が分からない。トランクが開く音がすると立香は複数の男達によってトランクの外に出され、道を歩かされる。足の拘束は解かれたので歩けはするが、今の立香は何も見えないため自分の居場所すら把握できない。立香は口に猿轡を付けられているにも関わらず、必死に叫ぼうとする。しかし声を出す事はできなかった。
「んーっ!!」
立香は何度も大声で叫んだが、その度に顔に平手打ちを喰らう。立香は痛みと悔しさに涙を流す。
「うるせえぞクソガキッ!」
男は叫ぶ立香に苛立ち、彼女の腹に蹴りを入れる。立香は咳込み、その場でうずくまる。
(パパ……ママ……わたし……騙されたみたい……)
立香は心の中で呟きながら意識を失った―――
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「ハァハァハァ……、ゆ、夢か……」
ベッドの上で目を開けた立香は、全身汗まみれで呼吸が荒かった。悪夢を見た事で寝起きが悪い状態だが、それでも何とか体を起こして部屋を見渡す。特に変わった様子はない。自分は夢の中でカルデアにスカウトされた事を両親に伝え、その後待ち合わせの場所で拉致されてそのまま南極のカルデアに連れていかれた時の事を追体験していた事を知る。
「……今になってあの夢を見るなんて」
立香は夢の中であった出来事を思い出し、涙を流す。夢の中であっても生きている両親に出会えた事は嬉しかったが、それと同時に両親が魔術協会の手の者に殺されてしまった事も思い出してしまい、立香の心には悲しみが溢れていた。ここ最近、毎晩のように両親の夢を見る。生きていた頃の両親との暖かい想い出と両親の変わり果てた亡骸があるあの魔術師の工房にいる夢を交互に見て、そのたびに目が冴えて眠れなくなる。両親の死を未だに受け入れられず、忘れる事ができない自分に嫌気が差す。シミュレータールームで両親に別れを告げはしたがあれは所詮虚像で創り出されたものだ。現実の立香の両親はもういない。その事実が否応なく突き付けられ、立香は涙を流してしまうのだ。
(何で……毎晩父さんと母さんの夢を見るんだ……。もう両親がいないって分かっているはずなのに、どうしてこんなにも悲しい気持ちになるんだよ!!)
立香は涙を拭いながら心の内で叫び、その悲痛な思いに呼応するように涙の量が増していく。暫くして涙が止まり、ようやく落ち着きを取り戻した。
(けど……今日の夢はいつもと違っていた。俺は女の子になってたし……)
立香は夢の中の自分が少女になっていた事が気がかりだった。そして立香はカルデア制服に着替えると、マイルームを出て食堂へと向かう。朝食を摂る為だ。食堂へと向かう途中で鬼一法眼と会う。
「おや、おはようマスター。今日は早いじゃないか」
「あぁ、はい。ちょっと早く起きたんで食堂で朝ご飯を食べようと思って」
「そうかい。なら僕もご一緒しようかな。弟子と一緒に飯を食うのも師匠の務めだからね」
立香と鬼一は一緒に食堂へと向かうべく一緒に廊下を並んで歩いた。立香は夢の中の悪夢を思い出してしまい、自分の目から出てくる涙を腕で拭う。そしてそんな立香の様子を見た鬼一は何かあったのかと心配する。
「その様子だとまだ受け入れられていないようだな。まぁ無理もないか。お前の両親はもうこの世にはいないのだし、ましてや両親と過ごした日々は楽しい思い出ばかりだったから余計に辛いだろう。そこでだマスター。僕の養子にならんか?そうしたら僕の子供として毎日楽しく過ごせるぞ!」
「は、はぁ……」
鬼一なりに精一杯立香を勇気づけているのだが、立香はどう反応すればいいか分からず戸惑ってしまう。そんな二人の様子をマシュは遠くから見ていた。
「先輩!それに鬼一法師も。何を話していられるんですかね?」
マシュは二人の元へ近づく。
「あぁ、マシュか。マスターを僕の養子として迎え入れる話をしていたところでな。ほら、マスターの父母はもうこの世にはおらんだろう?そこで僕がマスターの保護者となり、立派に育て上げると誓ったところさ」
「は、はぁ」
マシュは困惑しながら返事をする。そんなマシュの様子を見た立香はマシュの方へ顔を向ける。
「マシュ、どうかしたの?」
「いえ、何でも……。それより先輩……まだお辛いのですね……」
そう言うとマシュは立香に近付き、抱き寄せた。突然の出来事に驚く立香であるが、マシュの行動の意味を理解し、「ありがとう」と言う。するとマシュはそのまま自分の胸に立香の顔を埋めさせ、優しく頭を撫で始める。マシュの胸に包まれる形となった立香は安心感を覚えたが、最近のマシュは立香に対してスキンシップが多くなった。両親を奪われたという立香の立場と、それに嘆く姿を見たマシュは立香に寄り添い、少しでも彼の心の支えになろうとしているのだ。
「マシュ……実は俺……毎晩死んだ父さんと母さんの夢を見るんだ……。まだ生きていた頃の二人と一緒に暮らしている夢を……」
「それは……とても辛かったでしょうね」
そう言いながらマシュは更に力強く抱きしめ、立香の頭を強く自分の豊満な乳房に押し当てた。
「以前の先輩は、悪夢を見ても私や他のサーヴァントの皆さんに"何でもない"って言ってましたけど、最近の先輩はちゃんと弱音を吐いて下さるようになりました。私はそれが嬉しいのです」
そう、以前の自分は決してマシュや他のサーヴァント達の前で弱音を吐いたりしなかった。人類最後のマスターとして、人理を取り戻す為の戦いをする以上、引くわけにいかないし、屈するわけにはいかないし、弱音など吐くわけにもいかない。だが両親の死を切っ掛けに自分の心の中に溜まっていた悲しみや怒りといった感情が抑えきれなくなったのだ。自分の中に悲しみや怒りを溜め込むのも限界があり、吐き出す相手がいないと耐えられなくなる。だからと言って誰かに相談して解決できる問題ではない。だからこそ今までの立香は一人で抱え込み、誰にも相談せず、一人孤独に耐えてきた。しかし今は違う。今はこうして辛い事は辛いと言えるようになってきている。それだけでも大きな進歩だ。
(あぁ……暖かい)
マシュの体温を感じ、立香は自分の中の悲しみが和らいできたのを感じた。マシュの優しさが、彼女の温もりが、立香の悲しみを和らげていく。
「先輩……その……食堂には土方さんがおられます。今はお会いにならない方がよろしいかと……」
「忠告有難うマシュ。確かに今の俺はあの人に会わない方がいいかもね」
土方は仮に自分のマスターである立香に戦意が無くなれば、即刻粛清するという考えを持っていた。現に立香がシミュレータールームに籠っていた時、土方は虚像の両親と暮らす立香の首を刎ねるべく、シミュレータールームに入ろうとしたが、マリーによって止められたらしい。マリーは土方の威圧に一歩も引かずにシミュレータールームに籠る立香の元には通さなかった。
「マリーさんはブーディカさんやアナスタシアさんと同様に、ご両親を亡くされた先輩をとても気に掛けておられました」
「そっか。じゃあそろそろいこうかな。マシュ、もう大丈夫だよ」
立香はマシュから離れると、マシュは少し名残惜しそうな表情を浮かべる。
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「パニッシャー君~!どこにいるんだい?」
ダヴィンチは先程までベッドで寝ていたはずのパニッシャーの姿が見えなくなり、慌てて探し回る。モルガンの治癒魔術で傷が癒えたとはいえ、まだ安静にしておかなければならない。するとダヴィンチの目の前に白黒の体毛をしたハチワレの猫が現れた。ハチワレの猫はダ・ヴィンチに近付き、彼女の足に身体を擦り付けた。
「おや?君はどこから来たのかな?」
可愛らしいハチワレの猫を見たダヴィンチは微笑んでしゃがみ込み、優しく撫でる。ハチワレの猫も気持ちよさそうに目を細めた。そしてダヴィンチはハチワレの猫を抱っこし、ひとまず食堂に連れていく事にした。彷徨海に猫が入り込んだとは考えられないが、サーヴァントの誰かの使い魔である可能性もある。ハチワレの猫は自分を抱っこをしているダヴィンチの頬をスリスリしてくる。
「ニャ―」
ハチワレの猫はすっかりダヴィンチに懐いているようだ。
「あはは、可愛いなぁ。でも、この子は一体……?」
ハチワレの猫が何処から来たのか分からないので、ひとまずは食堂にいるサーヴァント達に尋ねてみる事にした。ダヴィンチはハチワレの猫を食堂に連れて行くと、サーヴァント達に対してこの猫がどこから来たのか知っているかと尋ねた。しかしどのサーヴァントもハチワレの猫の事を知らないようだ。そして猫を抱っこしているダヴィンチにアストルフォが近づいてくる。
「その子、君の知り合いかい?」
「いいや知らないけど、この子を見かけた人はいるかなと思ってね」
ダヴィンチはハチワレの猫を床に降ろした。
「ふーん」
そう言ってアストルフォはしゃがんでハチワレの猫の頭を撫でる。するとハチワレの猫はゴロゴロと喉を鳴らして甘えてきた。
「ニャ―」
「おぉ、よしよし。君はここが気に入ったのかな」
ハチワレの猫は満足げに鳴くと、またダ・ヴィンチの足元にすり寄ってきた。そしてダヴィンチは再びハチワレの猫を抱っこする。
「おや、随分人懐っこいんだねぇ。そう言えばパニッシャー君はどこに行ったんだろう……?」
ダヴィンチは病室から消えたパニッシャーの行方が気になり周囲を見渡すが、サーヴァントの一人であるキルケーと視線が合う。キルケーは慌ててダヴィンチから目を逸らすと、食事を黙々と食べ始めた。そんな彼女に首を傾げるダ・ヴィンチ。そんな彼女の元にモルガンが近づいてくる。
「貴女が探しているパニッシャーならもうそこにいるではありませんか」
「え?何処にパニッシャー君がいるんだい?」
モルガンの言葉が分からずダヴィンチは混乱してしまい、そんなダヴィンチを見て呆れた顔でモルガンは答える。
「……ですから、いま貴女が抱いているその猫がパニッシャーです」
「ふ~ん。何だ、そうなのか……ってえええぇぇぇぇぇ!!!???」
ダヴィンチの驚く声は食堂中に響き渡る。そしてダヴィンチが叫ぶのとほぼ同時に、キルケーは足早に食堂から立ち去っていった……。
【悲報】パニッシャーさん、猫になる。
ただの猫じゃなくてパニッシャー猫だから意味があるんですよねぇ(オイ)
基本善人の集まりであるアベンジャーズと、善人も悪人も共に一つの目標の為に戦うカルデアとでは色々違うんですけど、シビルウォーの時に投降してきたヴィランを射殺したせいでキャップにボコられて叩き出されたのを見ると、カルデアの方が問題行動に対して寛容な気がしますね(無論限度はありますが)
模範的なヒーローである事が求められるアベンジャーズと、善人のみならず問題のあるヤツや悪人狂人が混在しているカルデアでは、どうしても寛容性ではカルデアの方に軍配が上がるような気がします。パニッシャーさんも色々カルデアで問題は起こしているけどロリンチちゃんやマシュはキャップみたいにパニッシャーさんをボコって彷徨海の外に放り出したりしないだけ凄く優しい気が。
キャップ自身、融通が利かない部分(シビルウォーの時は特に)がありますからね…。描いていて気付いたんですが、アベンジャーズとカルデアにはそれぞれ一長一短があるんですなぁ。
両親を失った今の藤丸君に必要な優しさは?
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厳しくも暖かい父性
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優しさに満ちた母性
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その両方