ある日悪友がゴールドプレートになりまして   作:むがむが

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To LOVEるの方が煮詰まってしまったので息抜き投稿です。



個人的にはこの頃のジャンプのラブコメが1番好きです。






偏差値底辺の悪友がある日近所の有名な私立高に受験すると言い出しまして

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「真司!一緒に聖凪を受験しないか!」

 

 中学で最底辺の成績を走っていた腐れ縁の九澄大賀から近くの私立高聖凪学園に入学したい!と相談されたのは中学3年の春、そろそろ進路を決めないとなぁと考えていた頃の話しである。

 

 因みにそれを聞いた俺の反応はあーこいつ遂に頭が……という残念なものを見る目だった。

 

 何でもクラスの奴らに成績を馬鹿にされそれに言い返してる内に見返す為に聖凪に受験すると言ってしまい引くに引けなくなってしまったのだとか。

 

 そんな理由で進路決めんのはどうかと思うよぼかぁ

 

 だが子供の頃からの悪友が(理由はどうあれ)初めて勉学に前向きなったのなら協力してやるのも吝かではないないかというのが当時の俺の感想だった。

 

 そしてその後俺達2人はこれまでの人生で初めてと思えるほど勉強した。

 

 元々俺の成績も大賀を笑えるほどよくはなかったし正直大賀も直ぐに投げ出すと思ったので甘くいいよなどと言ったのだが大賀は思ったよりも我慢強く努力の人だった。

 

 秋が過ぎる頃には俺も大賀に負けてられるかと思うようになり結果無謀だと思われていた聖凪学園の入試の合格ラインに2人してギリギリ辿りつくことが出来た。

 

 そして春、もう勉強の末。

 

 無事に聖凪に合格することが出来たのだった…………

 

 

 

 

 

 俺だけが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 Σ(゚Д゚)タイガ!?

 

 

 

 

            ★

 

 

 

 

 そして聖凪に入学した俺はというと………

 

 ボッチになっていた。

 

 なしてぇ………。

 

 いや理由は火を見るより明らかなんだが。

 

 聖凪学園は元々俺なんかが天地がひっくり返っても入学できないような地元の有名校である、そんな中に明らかにバカ(場違い)なのが1人………そら浮きますよねぇ。

 

 正直何を話していいかもわからず右往左往している内に周りはグループを形成しており気付けばボッチになっていた俺である。

 

 しかも俺が所属する1年F組は基本的にエリート意識が高いのが多く授業についていくのがやっとである俺では余計に浮いてしまう。

 

 教室にも居辛くもっぱら休み時間になれば図書室に逃げ込み本を読み漁り、そして実技の練習を行う日々である、いつからこんなに真面目になってしまったのか。

 

 クラスメートからは壁を作られており偶にコソコソこちらを伺うように見られてる気がする、おまけに何故か隣の席の女子には毛嫌いされてるか偶に睨まれる。

 

 

 俺の学園生活には早くも暗雲が立ち込めていた。

 

 大賀元気にしていますか?

 

 貴方の悪友はもう心が折れそうです。

 

 

 

 

            ★

 

 

 

「おい、水無月がまた図書室に行くみたいだぞ」

 

 水無月真司が席を立つのを見て1-Fに残っていた数人がざわめく。

 

 それを眺めるものの反応は様々だ。

 

 ライバル心剥き出しの視線を向ける者

 

 敵愾心を向ける者

 

 尊敬の眼差しを向ける者

 

 はたまた別の視線を向ける者。

 

 ただ1つ共通していることは1-Fの水無月真司への認識だった。

 

 勤勉な努力家、成績こそ良くはないが魔法に対して秀でた適正を持っており休み時間はいつも図書室に籠もって新しい魔法を覚え、消し、覚えを繰り返し入学仕立ての1年なのに既にWI級の力量を有しているのではないかと言われる実力者。

 

 周りとの交流を持たずストイックに魔法に向き合う姿は高い実力を持つ1-Fの面々にして畏敬の念を抱かせていた。

 

 もしかしたらそれは入学直後に隣の席の女子にしつこく迫っていた男子を軽くのしてしまった事も関係してるのかもしれない。

 

「水無月………」

 

 私立聖凪学園、またの名を魔法学園。

 

 彼らと水無月真司(主人公)の認識の溝が埋まるのはまだ先。

 

 

 そして

 

「このストレスを消すために

 あの女にもっかいあってガツンと言ってやるんだ」

 

 

 九澄大賀(主人公)との再会ももう少し。

 

 

 

 

 








続くかもしれない。
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