世界を救った勇者は俯きながら生きている。   作:赤いUFO

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青銀の竜。

 後日、予定通り墓参りをする為に屋敷を出た。

 屋敷を出る前に彩那が皆にカードを渡す。

 

「これを渡しておくわね」

 

「いや、何の説明も無しに渡されても……」

 

「これが有ればこの世界で買い物出来るから私服とか日用品なんかの必要な物は帰りに買って行きましょう。代金は勇者(私達)の共通口座から引かれるから」

 

「そ、そんなん貰えへんよ!」

 

 つまり、これから皆の生活費は全て彩那が負担するという事だ。

 それをラッキーと思える程、ここに居る者達の面の皮は厚くない。

 しかしこの場でそれは通じない。

 

「いや、皆この国の通貨持ってないでしょう。管理局もこの時代には存在しないし。安心なさい。いきなり家買うとか船買うとか言わない限り、底をつくなんてことはないから。少しは経済を回さないと。大体、これからお墓参りに行こうってのに、花も買わないつもり?」

 

「うっ……!」

 

 勇者時代の貯金をこの人数で使っても使い切れない額なのだ。

 人間が社会で生きていく以上、お金は必要で、今の彼女らにはお金を稼ぐ手段が分からない。

 全員が戸惑っていると、アリサがカードを受け取る。

 

「わかった借りとく。帰ったらキッチリ返すわ」

 

「別にいいわよ?」

 

「ダメよ。こういうのはキッチリしとかないと」

 

 金の切れ目が縁の切れ目という言葉もある。

 お金のやり取りは出来る限り誠実で在るべきだ。

 彩那が逆の立場でもそうするだろう。

 アリサがカードを受け取ると、他の面々も手に取る。

 それぞれが後で返すねと約束して。

 

「それじゃあ行きましょうか。先ずは花屋ね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 お墓に供える花を買いに花屋へと訪れる。

 元々あの屋敷は街に近い位置にあるので、歩いて20分くらいで市場に着いた。

 

「これとこれとあれと、そこにある白い花4本ずつで纏めて束にしてください」

 

「はい。畏まりました」

 

 彩那はササッと選んで店員に花束として纏めて貰っている。

 すずかも店内の花を見ていた。

 

「あ。このお花大きくて綺麗……種とか売ってますか?」

 

「はい。この花は比較的簡単に育てられるんですよ」

 

 そんな会話をしながら店員から花の種を買う。

 なのははヴィータに話しかける。

 

「買わないの? ヴィータちゃん」

 

「いや。墓参りなんてやったことねーからどんな花を買えばいいのかちょっとわかんなくって……」

 

 戦いに身を置いていた騎士達。

 墓参りなどする機会は無かったし、花というのは国や宗教、文化によって意味合いが違ってくる場合がある。

 こういうのは心だと思っていても、失礼のない花を選びたいと思うのは当然だ。

 その会話を聞いていた彩那の相手をしていたのとは別の店員が話しかけてくる。

 

「ならこちらのアリアードの花などは如何ですか? アリアードは色によって意味合いが変わってきますが、赤はあなたを忘れない。白は安らかな眠り。黄色は感謝などの意味合いがあって、お墓に供えるのに定番の花なんですよ」

 

 話を聞いていたはやてが口を挟む。

 

「ならお勧めで纏めてもらえます?」

 

「はい。畏まりました〜」

 

 商品の花を丁重に取り出して纏めていく。

 待っているフェイトは店内を眺めながら人の多さにちょっと驚いていた。

 この店は人気店なのだろうか? 

 

「このお店、お客さん多いですね」

 

「ここだけじゃないですよ。戦争が終わってまだ5年でしょう? ホーランドは比較的戦争被害が少なく済んだ国ではありますが、兵隊さんの遺族や戦友の方がお墓に花を供える為に買ってくれるんです」

 

 戦争で酷い被害を受けたのは帝国に近かった北側から中央諸国だ。

 最南に在るホーランドの被害は10年続いた戦争としては驚く程に少ない。

 しかし、兵隊は遠くまで派遣していた為、兵士の死者はそれなりに出ている。

 

「前に何度か、この街も戦闘に巻き込まれてしまいましたが、その度に勇者様達のおかげで被害は少なく済んだんです。と言っても直接見た訳じゃないんですけどね」

 

 店員がそう言って完成した花束をはやてに渡す。

 その勇者様御本人は防止を深く被って顔バレを避けていた。

 

「その、凄いんですね……」

 

「はい! 戦争で全員亡くなったと言われていますが、軍の方々は今でも勇者様達のお墓に花を供える為に店に来るんですよ」

 

 誇らしげに店員が語った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 花屋で買い物を終えるとやって来たのは海の見える小さいが立派な教会だった。

 彩那が少し離れた墓地を指差す。

 

「あっちに2人の遺体は焼いて、骨は墓に入れたわ」

 

「ここに、あの子が……」

 

 複雑な表情を見せたアインスだが、すぐに柔らかく笑う。

 

「感謝する綾瀬。ここは死者が眠るには良いところだ」

 

 アインスの感謝に彩那はそう、とだけ返す。

 

「御参りをする前にここの墓地を管理してる逝導者(ユーラン)に挨拶しましょう」

 

「逝導者?」

 

「御葬式を執り行う人だと思ってればいいわ。牧師や神父みたいなもの」

 

 アバウトな説明をしつつ、呼び鈴を鳴らす。

 1分くらいした後に教会の扉が開いた。

 中からは小さな丸眼鏡ををかけた、背の高い男性が現れる。

 

「なにか御用かし────」

 

「お久し振りです、リューラさん」

 

 帽子を取って顔を晒すと、リューラと呼ばれた逝導者は目を丸くした後に震える声で問う。

 

「アヤナ……?」

 

「はい。お恥ずかしながら生き延びて戻って参りました」

 

 苦笑いを浮かべてそう言うと、リューラが速足で駆け寄ってくると、彩那の両肩をガシッと掴むと前後に揺らし始めた。

 

「あらあらこの子は突然来なくなったと思ったら突然やって来て。こっちがどれだけ心配したと思ってるのかしらぁ?」

 

 圧のある声で詰めてきたかと思えば、膝を曲げて大きく息を吐く。

 

「良かったぁ……アヤナだけでも生きてて。政府はアヤナも帝国との戦いで殉職したって発表するし。ナギサの遺骨だけ送って音沙汰無いからてっきり……」

 

 本当に心配していたのだろう。

 心の底から安堵しているのが分かる。

 立ち上がると中へと促す。

 

「久し振りに中に入りなさいな。そっちの子達は?」

 

「友達です」

 

 彩那の返しに一瞬驚くも柔らかな、それでいて心底嬉しそうな顔をする。

 

「そう。あなた達も中へどうぞ。アヤナ、お茶淹れてきて」

 

「私もお客様なんですが?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 中に通されると、広い食堂のような場所に通された。

 

「以前より大分綺麗になりましたね。改装したんですか?」

 

「勇者様ご贔屓の教会だからね。おかげでうちには寄付金がたんまりよ。まぁその反面、戦争後もしばらくは毎日御葬式に駆り出されたけどね」

 

 そう言うとちょっと悪い顔をする。

 

「ま、宗教なんて指名取ったもん勝ちの水商売みたいなものだし? おかげでうちはウッハウハ」

 

「……聖職者の言う台詞と顔じゃないですね」

 

 リューラの言葉になのは達がドン引きする中で彩那は持っていた花束をフェイトに預ける。

 

「お茶を淹れてきます。茶葉と道具は勝手に使いますからね」

 

「えぇ」

 

 それだけ言うと奥へと引っ込んでいく。

 

「さて、と……どうぞ、あなた達も座って」

 

「は、はい……!」

 

 言われるがままにそれぞれが席に着く。

 

「驚いたわ〜。あの子が"友達"を連れてくるなんて」

 

「どういう意味ですか?」

 

 ちょっとだけムッとしてアリサが返す。

 

「気を悪くしたならごめんなさい。あの子が、いえ、勇者様達が他の人を"友達"なんて言うのは初めて聞いたから」

 

 リューラはこの世界で彩那と仲が良いのだろう。

 互いに気安い関係に見えた。

 

「彩那ちゃんはよくここに……?」

 

「えぇ。今は正式な孤児院に引き渡したり、大きくなって出て行ったけど、戦争当時は他国から流れて来た孤児を引き取っててね。あの子達もよく遊びに来てたのよ。あの子達も軍で嫌なことがあったりすると、気晴らしにね」

 

 懐かしむように遠い目をするリューラ。

 はやてが質問する。

 

「リューラさんには、彩那ちゃん……勇者のみんながどう見えましたか?」

 

「ただの子供よ」

 

 自然と断言する。

 

「どんなに魔導師として優れていても、傷付くのも傷付けられるのも嫌で。どれだけ周りがあの子達を讃えても、私にとっては怖がりで優しい女の子だわ」

 

 保護者のような眼でそう言う。

 そこで彩那が奥から顔を出す。

 

「流石にこの人数のお茶を1人で運ぶのは大変なんだけど……」

 

「あ、私、手伝います!」

 

 シャマルが立ち上がって彩那の手伝いを申し出る。

 少しして彩那が淹れたお茶を配ると、用件を伝える。

 

「リューラさん。今回訪問した理由ですが、預けていた皆の御遺骨を返していただきたくて」

 

「あぁ、そういう……ちよっと待ってて……」

 

 今度はリューラが席を立って部屋の外の階段を上がっていく。

 それに対して不思議そうにすずかが質問する。

 

「もしかしてこっちではお墓の中じゃなくて遺骨を教会で預かるの?」

 

 すずかの質問に彩那は眉間にしわを寄せて首を振る。

 

「璃里ちゃんが亡くなった後なんだけどね。勇者(私達)のファンを自称する変態に墓を暴かれて2人の御遺骨を盗まれたことがあるのよ。犯人はすぐに捕まったんだけどね。それ以来勇者の御遺骨は教会の中で管理して貰っているの。特別にね」

 

 心底軽蔑した表情で話す彩那に皆も不快感を隠せない顔になる。

 そんな死者を────この国を守った英雄に対してどうしてそんな真似が出来るのか理解出来ないし、したくもない。

 少ししてリューラが2階から下りてきた。

 大事そうに運んできた3つ木箱をテーブルに並べる。

 

「これが、あの子達の御遺骨よ」

 

「はい……」

 

 並べられた木箱を彩那は大切そうに撫でる。

 

「これでようやく……ようやく皆を故郷の土で眠らせてあげられる」

 

「彩那ちゃん……」

 

 泣きそうな声で呟く彩那。

 その姿になのはは胸の中で小さいがモヤモヤとした感情が生まれていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その後、彩那の案内で八神家の面々はかつての主の墓の前に立っていた。

 他の皆は少し離れた位置にある勇者の墓の方に居る。

 墓の清掃まではやっていないらしく、何年も放置された墓石は大分汚れており、道具を借りて綺麗にする。

 それから花を供えて手を合わせた。

 この国の宗教には別の祈り方があるのだろうが、日本人のはやてにとってはこのやり方が1番気持ちが入る。

 ヴィータは膝を曲げて墓に話しかける。

 

「ごめんな、あの時守ってやれなくて……きっとあたしらのことを恨んでるよな……」

 

 守ると約束した。

 それが役目だった。

 しかし敵に敗れてみすみす主は殺させてしまった

 騎士として言い訳のしようもない失態。

 

「ヴィータちゃん……」

 

 ツヴァイがしゃがんでいるヴィータの肩を抱く。

 シグナムも墓に話しかける。

 

「申し訳ありませんラインハルト王子。我々は貴方の最期の願いすら叶えることが出来ませんでした」

 

 シグナムもラインハルト王子の弟を守って欲しいという頼みを成し遂げる事が出来なかった。

 シャマルもザフィーラも。そしてアインスもそれぞれ目を閉じて黙祷する。

 

「図々しいかもしんねぇけど、あたしらはお前の騎士になって良かったって……そう思ってる。幸せだったよ」

 

 家族として接してくれた優しい主。

 花をくれて、一緒に食事を摂り、熱が出た時は看病もした。

 何気ない日常をくれた幼く優しい(ひと)

 はやても墓に話しかける。

 

「色々な人に渡って、みんなは今、わたしの家族になりました。あなた達がみんなをどう思ってるかは判りませんが、この子らはわたしが幸せにします。どうかおふたりも、この子らの幸せを願ってくれとると嬉しいです」

 

「主……」

 

 アインスが呟くと、はやては小さな笑みを浮かべて家族を見回す。

 

「彩那ちゃん達の方も終わったみたいやし、わたしらも行こか」

 

「そうですね」

 

 合流する為に歩くと、ヴィータは1度だけ振り返った。

 

「じゃあな」

 

 きっともうここには来られない。

 そう思って最後に別れを告げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 約束の当日。

 件の者と会う為に再び城へと訪れた。

 

「その者達も同行させるのか?」

 

「えぇ。構いませんでしょう?」

 

「まぁ良かろう」

 

 あっさりと許可が下り、彩那の後ろになのは、フェイト、はやて、ユーノの4人がついてくる。

 王の後ろには王女のエリザと側近と思われる兵士が1人付いていた。

 結局どういう人なのか、彩那は教えてくれず、緊張して4人が後をついていく。

 長い階段を下って扉の前に立つ。

 

「この先でマリアルイズ様がお待ちです」

 

「さて、何の用事やら……」

 

 大きな扉が開くとそこは真っ暗な部屋だが、とても広い空間なのは分かる。

 王が側近の兵に命じる。

 

「明かりを」

 

 命令を受けて兵士が魔法を使うと部屋の明かりが点く。

 中で見たそれに、4人は目を大きく開けた。

 

「綺麗……」

 

 暗かったその部屋に居たのは巨大なドラゴンだった。

 青銀とも呼ぶべき鱗。

 その巨体に畏怖を抱き、青銀の鱗の輝きに魅せられている。

 突如女の声が頭に届く。

 

『久しいな、最後の勇者よ』

 

(念話?)

 

 誰からと一瞬の疑問。

 しかしそれがすぐに目の前のドラゴンから送られたものだと察する。

 彩那も念話を送り返す。

 

『はい。お久し振りです、マリアルイズ様』

 

 一礼するとなのは達の方に視線を向ける。

 

「この方はマリアルイズ様。今は亡きアーツ殿の友人にして、この世界で数体しか確認されてない、念話によって人間との意思疎通を可能とする魔法生物よ」

 

 使い魔や魔法プログラムによる生命体とも違う。

 純粋な異種族でありながら長い年月をかけて人間の言語を理解し、念話によって意思疎通を成功させた存在。

 彩那が会うだけでも勉強になると言っていた意味を理解する。

 時空管理局でもそのような存在は認知されていない。

 簡単に説明を終えると彩那は再びマリアルイズに向き直る。

 

『それで、貴女が私を再びこの世界に喚ぶよう王に指示したということでよろしいのですか?』

 

 マリアルイズはその長い首を僅かに縦へ動かす。

 

『この世界は滅びの危機を迎えておる。戦争などという人間共の愚かな行為ではない。この世界そのものが……』

 

『次元断層……』

 

 彩那の念話を肯定する。

 

『我には世界の外の次元を観測する力がある。お前達の時間感覚で数年でこの世界は人間の(ひずみ)に呑み込まれるだろう。その影響は既に出始めている』

 

 そこでホーランド王も念話で会話に参加する。

 

『近年、大陸中で大きな自然災害が起こっておる。去年、このホーランドも大きな津波に見舞われた』

 

 凶暴な魔法生物の侵入を防ぐ為に張られている結界。

 それによって王都の被害は軽微で済んだが、結界が張られてない小さな村などは大損害を被ったという。

 話を聞いて彩那は首をかしげる。

 

『分かりませんね。勇者なんて戦争の兵器でしかないでしょうに。まさか勇者()に次元断層を止める手段があるとでも?』

 

 皮肉げにそう返す彩那。

 マリアルイズは遠くを見る。

 

『北の遺跡だ』

 

 その単語に彩那は肩がピクッと跳ねた。

 

『お主が元の世界……そして元の時間軸に還したあの遺跡の力を使いたい。そしてこの世界そのものを次元断層の影響から逃れる未来の時間軸へと移すと決めた』

 

 それがどうしたのだろう。

 綾瀬彩那に何の関係があるのかが見えない。

 なのは達が戸惑う中でホーランド王が補足する。

 

『今その使用権は、神剣の担い手であるアヤナが握っておるのだ』

 

 勇者の剣と北の遺跡。

 そこにどんな因果関係があるのかは解らないが、調べたところによると、あの遺跡を動かす術式の鍵が神剣に組み込まれているらしい。

 そしてマリアルイズは提案する。

 なのは達にとって最悪の提案を。

 

『アヤセアヤナ。お主を北の遺跡のコアに封印し、その触媒を利用してこの世界中の魔力を集めて、この惑星そのものの時間軸をずらす』

 

「ふう、いん……?」

 

 理解したくない。

 このドラゴンはいったい彩那になにをさせようとしているのだろう。

 胸が締めつけられ、呼吸にとても体力を使っている気がした。

 

『アヤセアヤナ。残された最後の勇者として、この世界の為の贄となれ。それがお主の最後の役目となろうよ』

 

 彩那に犠牲になれと、その美しいドラゴンは言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 アリサとすずか。そして雲の騎士達は彩那達が消えた扉の前で待たされていた。

 それぞれが不安そうに友人と家族を待つ。

 そこに、ホーランドの兵士が飛び込んできた。

 

「やっぱり……!」

 

 10代後半と言った感じの青年は息を切らせてこの場に居る皆を────いや、ヴォルケンリッターを睨んで。

 

 わなわなと唇を震わせていたが、ギリッと奥歯を鳴らす。

 

「なんでだ……」

 

「あ?」

 

「なんでお前らがここに居る!! ヴォルケンリッターッ!!」

 

 憎しみを籠った瞳で雲の騎士に向かって叫んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




別の作品も書きたいので次は時間が空くかもです。今1番筆が乗ってるのはこの作品ですけど。

なのはさんに亡くなった勇者への嫉妬が芽生えた。
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