戦争が終わった。
わたしがベッドで現実逃避をしている間に全てが終わっていた。
誰も帰ってこなかった。
フユミお姉様も。
リリィお姉様も。
ナギサお姉様も。
ティファナお姉様も。
そして、唯一生きていた筈のアヤナお姉様も戻って来てはくれなかった。
「わたしのこの手がもっと大きかったのなら」
もっと早く自分が生まれて、もしもわたしが勇者だったのなら、あの人を犠牲にせずに済んだのだろうか?
戦争が終わり、皆が口々に言う。
『ティファナ様のことはとても残念ですが、あの方はこの国……延いては世界に平穏をもたらしたのです』
『貴女様も姉上に恥じない在り方を心がけてください』
お姉様を持ち上げていた者達がこぞってわたしに擦り寄ってきて気持ち悪い。
それも弟が産まれれば周囲はそちらへと興味を移した。
王都全体が良く見える丘で街を見下ろす。
「こんな世界────ればいいのに……」
ボソリと呟いた言葉は吹いた風によって掻き消された。
重くなった肺から無理やり酸素を吐き出す。
戦争が終わってからずっと、わたしの見ている世界は色褪せて、灰色になった。
全てがどうでも良く映る。
「帰ろ……」
勝手に抜け出して、城内はそれなりの騒ぎになっているだろう。
仕方なく城へ戻ろうとすると、誰も居ない筈の丘で声をかけられた。
「貴女はもしや、エリザ・イム・ホーランド王女ですか?」
名前を呼ばれて咄嗟に護身用に持っている
話しかけてきたのは1人の男性だった。
おそらくはもう還暦を迎えるかどうかの。
「失礼。私はこの国に流れ着いたばかりの者です。貴女にとある提案を持ちかけに来ました」
スーツを着ているがボロボロで浮浪者のような老人。
わたしは無視してその場を去ろうとする。
「取り戻したくはないですか? 貴女の姉君を」
その言葉はわたしにとって麻薬のように甘美な物だった。
同時に禁句であり、反射的に男の喉にデバイスの刃を突き付ける。
「口を慎みなさい。わたくしの前で不用意にその名を口にし、況してやお姉様を生き返られるなどという世迷言を! 万死に値します。このまま喉を裂かれたくなければ、早々にこの場から消えなさい」
こんな見ず知らずの男に姉の事を口にして欲しくはない。
それも安易に生き返らせれるなどと揶揄われてどうして怒りを表さずにいられるのか。
少し腕を前に進ませるだけで刃はその喉を貫くのに、男は両手を軽く上げつつも余裕の態度で微笑を浮かべている。
「嘘でも冗談でもありません。私は貴女が失ったモノを取り戻す方法を知っています。そして私を殺せばその方法を貴女が知る術はない。ついでに言えば、手、震えていますよ?」
男の言う通り、剣を持つわたしの手はカタカタと震えていた。
護身として訓練は受けているが、人を刺した事などない。
最初からこれはただの脅しでしかない。
腕を下ろして呼吸を整える。
「……話してみなさい。もしもただの世迷言ならば、本当にその喉を裂きます」
機会を与えると彼はその場に膝をついて語り始める。
わたしがもう1度ティファナお姉様に会う方法を。
彼は自分の目的を含めて話し終える。
「そんな、ことが……」
本来なら信じる価値のない与太話。
だけど、もしもその話が真実ならば────。
どうするのかと上目遣いで訊いてくる。
「……いいでしょう。貴方をわたくしの執事として雇います。つい最近、長く城務めをしていた世話役が辞めたので、ちょうどいいか」
またティファナお姉様に会える。
その甘言だけで、この場で涙が流れそうだった。
灰色だった景色が少しだけ彩りを取り戻す。
「そうだ。貴方の名前は? まだ聞いてないのだけど」
「これは失礼しました。そうですね、ヴォイスとお呼びください。エリザ王女様」
綾瀬彩那はポットの中に眠っている。
そのポットの中には液体が注がれている筈なのに、中で眠る彩那は苦しそうな表情は一切無い。
もちろん死んでいる訳でもなく、呼吸を示すように身体は身動ぎしている。
それが1時間程続いた後にポットが開いた。
『アヤナ様。本日のテストと最終調整は完了しました。起きて頂いて構いません』
「そう……」
気怠そうに身体を起こしていると、侍女や女性の衛生兵に軍人が数名駆け寄り、濡れた彼女の身体を拭く。
このテストをしてる間はずっと裸であり、しかも各国のお偉いさんにずっと見られた状態で行われている。
流石にポットの蓋を閉めれば大事なところは隠れるし、それ以外では予め連れて来ていた女性らが隠してくれている。
そもそもその日の調整が終わったと同時にモニターは切ってるから問題無いと思っている様子だ。
(相変わらずコンプライアンスどうなってるんだか……)
今更言っても仕方ないと用意された衣服に着替える。
明日はついに本格的な封印に入る。
今日までに彩那の魔力の波長を遺跡の装置が同調出来るように微調整に各国の技術者が尽力していた。
王はホーランドだけで進めたかったようだが、来てしまったのなら仕方ない。
完全に衣服を整えて、2時間の休憩後に王と2人きりでの食事の約束だ。
聞きたい事もあるので彩那から申し込んだ。
それまで取り敢えず休もうと思っていると、見知った顔が敬礼してきた。
「ロイド君。お疲れ様」
「はい。その、貴女も……はい……」
かつてベルカの国であったヒンメルからホーランドに身を寄せた少年兵だった青年。
彼は話しかけたいが気不味そうに視線を逸らす。
だから彩那から良くないと思いつつ自分からお茶に誘う事にした。
「こっちに来てからまともに話す機会が設けられなかったわね。一緒にお茶にしましょう」
「いや、俺は……」
「お願い」
勇者に個人的な誘いを受けたと知られれば、ロイドの今後が面倒になるかもしれない。
だけど、おそらくは彼と話せる機会はこれが最後だ。
未練は少なくしたい。
用意されていた彩那の部屋にロイドを招き入れ、侍女にお茶を淹れて貰った。
「私だけ個人部屋を使わせて貰って悪いわね。兵士の人達は共同部屋っていうか、数人で雑魚寝させられてるって聞いてるけど」
「あ、はい……大丈夫、です……慣れてますし、軍の宿舎も似たような物ですから。施設内は結構暖かいですし」
「そう……」
まるで久し振りに会う親戚のおばちゃんみたいな会話だなと思いながら話の掴みを探ろうとする。
しかしその前にロイドの方から話しかけてきた。
「俺、アヤナ様がこんな理由で喚び戻されたなんて知らなかった……てっきり、もっと別の……!」
考えが纏まらずロイドは頭を乱暴に掻く。
「俺は、アヤナ様とリリィ様に助けて貰って。教会に預けられた後も色々と面倒見て貰った。だから貴女がまたホーランドにやって来た時は、やっと恩が返せるって……!」
彼と数名の仲間はホーランドへの亡命後にリューラの教会で数年の期間だが過ごしていた。
今は自分より背の高い青年の肩を気にしなくていいと軽く叩く。
「やっぱり、ヴォルケンリッターのことは今でも赦せない?」
「……当たり前です……っ!」
祖国を裏切り亡命した自分らに非があったかもしれない。
だが、あの時の自分達はもう限界で、他国に逃げ延びる事だけが希望だったのだ。
それを後1歩のところで踏み躙られた。
彩那はただ、そう、と言いつつ仕方ないと笑う。
「貴女は、なんで……あいつらと一緒に」
「今の主は騎士達を制御出来ると信じられるからかしら。私は騎士達を信じてるのではなく、その主の善性を信じているのよ」
八神はやてが最後の主である限り、あの騎士達はかつてのような人形にはならないと思っている。
「赦してやれなんて言うつもりはないわ。私自身、全て水に流してる訳じゃないし。でも、私がこの遺跡の
そう言って頭を下げる彩那。
居た堪れなくなりながらも最後に確認する。
「本当に、それでいいんですか? せっかくあの戦争を生き延びたのに、これじゃあ────っ!!」
意味が無いと口にしようとするロイドに彩那は小さく首を振る。
「別に帝国の打倒やこの世界を救う。それが全てじゃなかったけど、皆はその為に命を懸けて散った。今度は私の番になっただけ。いいえ、違うかな。私はただ、守った筈のこの世界が消えて、皆の犠牲が無意味だったと認めるのが嫌なだけなのかもしれないわね」
その後、夕食の時間となり、ホーランド王と対面している。
食事を摂りつつ質問を投げかけた。
「何故、エリザをこっちに呼ばなかったのですか?」
嫡男が産まれたとはいえ、エリザも第二王位継承権を持つ。
まだ幼いザードはともかく、エリザはこっちへ来ても良かったのではないかと思う。
そうすれば今回のような無茶はしなかった筈。
「余は、エリザを信用しておらん。それが理由だ」
「は?」
いきなり娘を信用してないという王に彩那は手にしているフォークの動きを止めた。
「父として我が子を愛している。だが王としてあの子は信用出来んと判断したのだ。だからこちらに来るお前に近付けたくはなかった」
「それはどういう……?」
王が何故そんな事を言うのか分からない。
彩那の友人を連れてこっちに向かって来ている事ではないだろう。
もっと前から王はエリザを信用していないと言っているのだ。
「世界の危機を乗り越えたら、あの子は他国へ嫁がせるつもりだ。幸いホーランドの王女ともなれば引く手数多だからな。良き嫁ぎ先を用意するつもりだ」
彩那には王がなにが見えているのか理解出来ない。
戸惑っていると王がそれよりと話を変える。
「明日の朝にお前を遺跡の核として封印作業に入る。準備は整えたがエリザが余計な客を連れて来ているようだしな。邪魔が入る前に終わらせたい。異論はあるか?」
「特には」
それは彩那も望んでいる事。
今この旧帝国領には各国の集まった、非戦闘員を除いても1500以上の兵士が居る。
それでもあの子達なら本来突破不可能な盤面をぶち抜きかねない。
(態々呼びつける手間は省けるけど……)
出来れば封印が終わってから到着して欲しい。
ただあの子達はきっと間に合わせるという予測────確信めいた物があった。
王がグラスの中の酒を飲み干すと力無く呟いた。
「……すまなかった」
一瞬謝罪された事を理解出来なかった。
「アーツ殿に言われるがままにお前達をこの世界に喚び寄せ、あのクーデターで兄を自ら手にかけ、結果的にあの御老体の書いたシナリオのままに動いてお前達を犠牲にする。この無能な余が憎いであろうよ」
酒が入った事とに加え、もう2度と言葉を交わす事のない相手だからこそ溜め込んでいた後悔や罪の意識を吐き出しているのかもしれない。
しかしそれは彩那にとって見当違いな話だ。
「別に。貴方に怒りを覚えたことはあっても、怨みや憎しみを抱いたことはありませんよ。だって貴方は
この世界で初めての。
そして1番の理解者であり、大切な親友の父親。
怨まない理由が要るのなら、それだけで充分なのだ。
「それにこの世界にはティファナ王女の
あの2人をこんな事で死なせる訳にはいかない。
「きっと……私達の誰が生き残っていても、そう答えていた筈だから」
自信を持って断言した。
彩那の言葉に王は眉間を揉んだ。
「そなたらの全ての献身に感謝する」
翌日の早朝。
彩那はこれまでテストで入っていたポットに入る。
何人もの技術者達が手順に沿って封印処置を施していく。
現状遺跡の使用権を握っているのは綾瀬彩那であり、その機能を完全に掌握する為の封印処置。
各国の重鎮達が見ている中でその作業は進んでいく。
それが終わった時に綾瀬彩那という個は────。
突如、強力な魔力反応と共に旧帝国領土を覆っていた結界に風穴がぶち抜かれた。
「なんだぁっ!?」
兵士の誰かが、前触れもなく空から降ってきた桜色の砲撃魔法に驚きの声を上げる。
僅かな時間だけ空いた結界の穴。
そこから1機の飛行機が飛び込んできた。
飛行機は墜落こそしないが、兵隊達の上を円を描くように飛んでいる。
中に居る乗員は側部に有る開いた状態の扉から何人もの人影が飛び出してきた。
そのまま飛行魔法を使用し、眼下に広がっている兵隊達を見下ろす。
「はぁ〜。これは凄い数やなぁ」
「どうやら、各国から集まったという情報は本当のようですね」
「戦力差はどれくらいあんだかな。無双ゲーじゃねーつーの」
「なのは、大丈夫」
「うん。カートリッジの弾丸の残りは心許なくなっちゃったけど、
そしてその中には、エリザ・イム・ホーランドの姿もあった。
「それでは皆様……アヤナお姉様のところまで急ぎましょう」
おまけ:ある日の機動六課。
正体不明のロストロギアが見つかったとある世界。
現地の政府と交渉してそのロストロギアを受け取りに来ていた機動六課の前線メンバー。
交渉と言っても八神はやての方でほぼ話が済んでおり、なのは達の仕事はサインをして受け取りと輸送をするのが仕事だ。
「それではくれぐれも扱いは慎重に」
「はい。大事に預からせて貰います」
今回の世界は時空管理局や魔法の存在は認知していても、治安維持などは関わっていない世界なので、少々話し合いには骨が折れたとはやては言っていた。
況してや、やって来たのが10歳前後から10代後半の子供ばかり。
向こうからしたら危険物を預けるのに不安しかないのだろう。
「それじゃあみんな、焦らず丁重に。そして時間厳守で六課まで運ぶよ」
『はい!』
転移装置のある小型の飛行機で移動する。
向こうの役人と離れて統率役のなのはは肩の力を抜く。
「お疲れ様でした、なのはさん!」
スバルが元気よく労ってくれるとなのははありがとうとお礼を言う。
「普段からこういう仕事ははやて部隊長やフェイト隊長に任せちゃってるからね。慣れない仕事にちょっと緊張したかな?」
「なのはさんも緊張するんですか?」
自分の事をどんな風に見えてるのかな? と思いつつもなのはは敢えて言及しなかった。
「もちろんするよ。それに、今回は管理局の事は知っていても直接関係のある世界じゃないからね。下手に出る必要はないけど、はやて部隊長も交渉にはかなり苦労したみたい。最悪、約束を反故にされる可能性もあるって言われてたしね」
まだ若い六課の面々に危険かもしれないロストロギアを預けたのは、時空管理局の信用と信頼があってこそだ。
もちろん、それを積み上げる為になのは達のような一般局員による日々の努力の賜物でもあるが。
「今回がもしも時空管理局とはまったく縁の無い世界だったら、もっと話し合いは難航してたんじゃないかな?」
何度でも言うが、この世界の人達はなのは達を信用しているのではなく、時空管理局を信頼して預けたのだ。
しかし、ずっと時空管理局が次元世界の治安維持組織として当たり前に在った子供らにはそこのところが想像し難いだろう。
「昔ね。時空管理局とはまったく縁の無い世界に行ったことがあってね。幸い衣食住には困らなかったけど、その代わりなんの信用も無いからずっと警戒されててちょっと居心地が悪かったかな」
懐かしむように言うなのはに、ティアナが手を質問する。
「管理外世界に行くにしても、ある程度下準備していく物では?」
「う〜ん。アレは所謂事故みたいな物だったしね。管理局と連絡の付けようもない世界で参ったよ。なんやかんやで管理局の後ろ盾の頼もしさを痛感したっていうか」
あの時は困ったな〜と想い出に浸っていると、少し意地の悪い問いかけを思いつく。
「みんなはもしも、自分の大切な人に犠牲を強いれば大勢の人が助かるって言われたらどうする?」
突然のなのはから出された問題に新人達は目を丸くした。
「それってどういう……」
「言葉通りの意味だよ。う〜んそうだねぇ。エリオ、キャロ。もしもフェイトちゃん1人を犠牲にしたら大勢の人が助かるって言われたらどう思う?」
なのはの質問にエリオとキャロは心底意外そうに目を大きく見開いた。
なのはがこんな事を訊いてくるとは思ってなかったのだろう。
本当に意地の悪い問題だと思う。
ただ、4人の年齢を平均したらあの時の自分達と同じくらいなので、過去の経験を断片的に話すのも無意味ではないだろう。
数分間悩んだ後にエリオから発言する。
「その……僕はどんな理由があってもフェイトさんを犠牲になんてしたくありません」
「わたしもです。どんな理由があっても納得できません、きっと……」
キャロもエリオに同意する。
「うん。私も嫌だね。そんなことになるなんて想像もしたくない。でももしもそのせいでたくさんの人達が死んじゃう事態になるったら? それは耐えられる?」
「それは……」
なのはの追撃に2人は口を噤んだ。
そこでティアナが助け船を出す。
「ちょっと問題が極端過ぎませんか?」
「そうだよねぇ……なんであんなことになっちゃったかなぁ……」
窓から遠くを見つめるなのはに、スバルが質問する。
まるで大切な人とその他大勢を天秤にかけるような経験をしたような態度が気になったから。
「あの、なのはさんはそういう経験、が……?」
「うん。昔ちょっとね……情けない話だけど、なんにも考えられなくなっちゃった」
「考えられなく?」
「そう。助けたいのに、そうした時の結果が恐くて、管理局にも頼れなくて。本人も手を差し出されるのを望んでなくて。なんとかしなきゃって思いつつも考えることをやめてたんだよね」
当時は悩んではいたが、心の何処かで臆病風に吹かれて思考を放棄していた。
そんななのはの姿など教え子達は想像も出来ないだろう。
「それで、悩んで動けなくなった時にフェイトちゃんに頰を叩かれてね。それは間違ってるって説得されたの。あの時にああしてくれなかったら最後まで動けなかったかも」
懐かしむように語るなのは。
スバルはその続きが気になった。
「それで……その人はどうなったんですか?」
先を促すスバル。
なのははそれを話そうとして────。
「ひみつ」
唇に人差し指を当てて話すをのをやめた。
『えぇ〜っ!?』
それに4人が驚きの声をハモらせた。
ここまで引っ張っておいてこれは酷い。
「みんながちゃんと答え出せたら教えてあげるね」
「そんな〜」
パイロットに現在地を確認しに行くなのはの背を見ながら4人をガックリと肩を落とした。
余談だが、後日この話を知ったフェイトが昔なのはを引っ叩いた事を話した件でなのははフェイトのお叱りを受ける姿が確認されている。
百話ジャスト完結は諦めた。20話あれば終わんだろと思ってたけど想定より遊び過ぎたみたいです。
おまけの小話で読みたいのは?
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教会に遊びにいく
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飛行機旅での料理
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フリードに念話で話しかけるキャロ
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列車旅中に襲撃を受ける
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王都を散策
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飛行機内での女子会