ソードアート・オンライン ~より良き未来を目指して~ 作:KXkxy
名前:
あだ名:ソウ(紺野姉妹からのみ)
趣味:ゲーム類全般(テレビゲーム、カードゲーム、ボードゲーム問わず)。好きな武器は剣や斧よりダガーやナイフで、一撃当たりの威力より手数の多さを好むタイプ。
身体能力:かなり高い。本人の性格がインドア寄りのため運動能力は平均やや上程度だが、本気で鍛えればオーディナル·スケールのエイジ(ブースト込み)とタメ張れる程度の速度は出る。速度特化型のため腕力等は及ばないが。
生年月日:2011年6月3日(木綿季·藍子と同い年)
外見:キリト程ではないが、かっこいいよりは可愛い系統の顔。身長はSAO開始時点(11歳)で141.2cm、体重は40.1kg。
その他情報:天野家と紺野家は父親同士が中学生の頃からの友人で、母親同士も同様。更に言えば、4人全員が同じ中学校出身でもある。家も隣同士で、本人は知らないが、窓伝いにお互いの部屋を行き来できる(木綿季と藍子は知っている模様)。
「
僕の問いかけに対し、目の前にいる男性は目を見開いた。
僕、
ある時から、僕はある『夢』を見るようになった。2人の幼馴染······
それでも、たった1度の悪夢でこんな事を大真面目に考えるようにはならない。この『夢』の異常さはその頻度にあった。日が経つにつれ、何かを急かすようにこの夢を見る頻度が増えていく。最初は2週間に1度程度だったのが、気づけば毎晩見るようになっていた。
「ソウ······ボク、頑張ったよ······。姉ちゃんの分まで、頑張って、頑張、って······」
夢の終わりは決まってこの言葉だった。夢を見ている最中にはよく聞き取れない声も、起きてみれば木綿季のものだということがハッキリと分かる。
この『夢』が普通の夢ではない、予知夢に近い何かだという事を受け入れるまで半年を要した。そしてそれを受け入れた途端、それを待っていたかのように『夢』の内容が様変わりした。
それは数多の世界に存在した『天野蒼』の記憶。幼馴染を喪い、彼女らを通じて知り合った友人たちも2人喪った。彼女達が命を落とす切っ掛けとなった難病の治療法を模索し続けた、総勢数十人にも及ぶ『天野蒼』の研究成果だった。
「木綿季······藍子······おじさん、おばさん······クローヴィス······メリダ······出来たよ······」
数多の記憶を引き継いだ末、彼ら彼女らが患っていた難病それぞれに応じた特効薬を作り上げ、従来の薬が効きにくい薬剤耐性型をも駆逐し得るものが完成した。だがその時には手遅れだった。彼が感じた、身を切り刻まれるような悔しさは自分のことのように思い出せる。
その後、再び『夢』の内容は変化した。
早い方がいいと小学生の時に動き出し、『子供の言う事』と相手にされなかった者がいた。
発言に一定の信用が得られる高校生程度まで待った結果、間に合わずにみんなを死なせてしまった者がいた。
『人に頼る』という事を覚えるまでに10人の天野蒼が失敗し、悔しさと後悔に身を切り刻まれた。
『人に頼る』事を覚えた後も、天野蒼は失敗し続けた。頼る相手を間違え、全く相手にされなかった者。相談相手は親身になってくれたものの、結局子供の言う事と軽んじられてしまった者。可能性を見出したものの、敢え無く協力を断られてしまった者。概算ではあるけれど、30人近い天野蒼がいたと思う。
長くなってしまったけれど、コレが僕が『
「······大丈夫。たくさんの『僕』が、失敗から導いてくれる。どんな障害も全部乗り越えて、絶対に助けてみせる······!」
『夢』の内容は既にまとめている。あとは『彼』に······協力を取り付けられずに数多の『僕』が血の涙を流した『茅場晶彦』に対価を提示し、協力を取り付けるだけだ。対価に関してもアテはある。後は······
「接触方法を考えるだけ······!」
こうして僕······