異世界艦娘~猫耳摩耶の、チートな冒険~   作:摩耶様の下僕TNG

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1章目
チュートリアルかよっ?


 目が覚めると、あたしは海の上に立ってた。

 

 「え~とっ?」

 

 今の状況に困惑...それもそのはず、先程まで自分は病室の集中治療室のベットに寝てたのだから。

 

 「これ、夢だよなっ?確か、あたしってっ...あれっ?」

 

 先程までの事を思い出そうとするのだが、意識を失う間際しか思い出せない。

 しかも、自分が何処の誰だかも。

 

 「参ったなぁ~っ...。」

 

 そう呟いた瞬間、あたしの頭の中に誰かが声を掛ける。

 

 『この度は御悔やみ申し上げます。』

 「Wow!」

 

 いきなりの事に思わず驚く。

 

 『驚かせて済まない。私は君が云うところの"神"と言えば良いかな?』

 「かっ、神様っ!?」

 『そう。』

 「ちょ、ちょっと、落ち着かせて...何が何だか...。」

 『まあ、そうなるな...。』

 

 あたしが落ち着くのを待って、その"神様"なる声の主は、事の経緯を説明する。

 どうやら、あたしは"新型の細菌"に感染して死亡、この世界に転生したらしい。

 その前世世界での名前などの記憶が無いのは、死ぬ間際にかなり苦しんで死んだらしく、不憫に思った"神様"が、それと共に前世の記憶を消したらしい...何と慈悲深い。

 

 「でっ、今のあたしってっ、一体何っ?」

 

 今のあたしの状況は、海の上に立っていて、何か角ばった物を背負っていた。

 

 『それは、君の目の前に映るウィンドーを観てもらった方が早いだろう。』

 

 神様がそう言うと、目の前にウインドーが現れ、あたしのプロフィールみたいなものが表示されるが、それに添付されているあたしの全身画像に絶句する。

 

 「え~とっ...これは一体...。」

 『どうだ?カッコ可愛いだろっ?前世での君が好みだった人物等を、色々詰めたらこうなった。』

 「まあ...何と言うか...。」

 

 多分ドヤ顔をしてるだろうその神様には悪いけど、前世の記憶が消去去れてるんだから、あたしは頭を抱える。

 顔は、猫耳付きのボブっぽい髪型に青色の目で、胸が大きく中々のプロポーションな18~20位の女性で、確かにカッコ可愛いと言っちゃカッコ可愛い...てかっ、前世のあたしの好みって言ってたけど、あたしってどんな奴だったんだよっ!?

 

 ちなみにあたしの名前だが、名前は"摩耶"。種族はビースト(猫人属)属。

 神様曰く、このビーストとはこの世界での人属で、他にも狼や竜、魔人属などが存在、各々国を形成してる。

 世界観は、魔法なるものが発達していて、ビーストと対峙する魔物なるものが存在、ビースト属は国単位である程度一致団結しながら、その魔法で魔物と争ってるらしい。

 

 因みにあたしの身分等なんだが、職業に"艦娘(魔導機使い)"と書かれていて、どうやら中・遠距離を得意とする"魔法使い"なのかと思ったが、神様曰く、近距離でも戦える"魔法戦士"らしい。

 更に、色々な能力が付いてる事から、どうやらあたしがこの世界に来た理由は、"何処かの国に参加して魔物と戦え"と、神様はそう言うのだろうか...。

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