異世界艦娘~猫耳摩耶の、チートな冒険~   作:摩耶様の下僕TNG

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餅は餅屋に聞けっ!その2

 瑞鶴の使い魔の反応に、彼女が近くの海域まで戻ってるって事を知ったあたしは、当初は先に桐ケ崎に到着したあたし達が彼女を待つ予定だったが、これは思ったより早く合流出来そうだ。

 

 『えっ?ど~したのっ?江島に居たんじゃ?』

 「ちょいと頼みが有ってね。今、基地(桐ケ崎鎮守府)に向かってるとこ。」

 『あっ、そ~なんだっ。』

 

 直接通信が可能な範囲まで近付いたから、こっちから連絡したら驚いてたけど、何でこっちが江島に居た事知ってたんだっ?やっぱ、翔鶴かっ?

 

 その後、彼女達と合流したんだが、合流するなり、羽黒を紹介する間も無く瑞鶴から愚痴を聞かされる。

 あたしと別れた後、基地に戻る予定だった瑞鶴達は、途中で予定が変更、主力が来るまでの数日間、攻略したあの島の守備を命じられる。

 当然、補給部隊と合流してから向かうんだけど、その補給部隊、命令を受理してから1時間も待たずに来たから、どうやら島の攻略が成功すると見越して送ったらしい。

 そして、3日前までその島の防衛でドンパチやってたと聞く。

 

 「だから、マクレー達も一緒だったんだ。」

 『まぁ~なっ...ホントだったら、今頃は保養地の島でバカンスだったんだがっ。』

 「全く、マッチョは何時も人使いが粗いんだよっ!」

 『瑞鶴、そう怒るなって。』

 『そうそう...何だかんだで一番大暴れしたの、お前だろっ?なあ、マイク。』

 『確か、"ヒャッハー"って言ってたなっ?』

 

 マイクの"ヒャッハー"ってところで皆大爆笑。

 当の本人も"そ~だったっけ?"ととぼけるが、否定しないから事実なんだろう。

 てかっ、愚痴ってる割には楽しんでたんじゃんっ?

 

 今の話を聞いて、任務明けで疲れてるだろうから流石に今話すのは悪いよな?って思い、頼み事の件は明日以降に話す事にした。

 瑞鶴達の"ホントは楽しかった作戦"の愚痴の後、改めて羽黒を紹介する。

 当然、マクレー達は驚いてたが、瑞鶴が驚いてたのは意外で、てっきり翔鶴から話は聞いてたと思ってたんだが...。

 

 基地に到着したあたしと羽黒は、江島の時と以上に歓迎される。

 あたしが基地に戻る事は江島から連絡が来てて分かってたらしいが、上陸するや否や、基地の建物にはあちこち横断幕が張られ、横断幕に書かれてる文字が"摩耶様お帰りっ!"とか、"ようこそっ!羽黒さん"って、ちょっと歓迎が派手過ぎじゃんっ?まぁ、その後の歓迎会も、予想通り派手だったけど...。

 基地に戻ると決めた時、2つの懸念が有った。

 1つは武蔵、もう1つは鳥海。

 武蔵の件はここに来た時に決闘で2度沈めた件。あの後、大変な事になったから気にはなってたが、江島を出る時に、武蔵の姉で江島の秘書艦を務める"大和"から、その件以降の武蔵の話を聞いてそれは解消される。

 決闘の事は大和も知ってたらしく、武蔵の様態を心配してたが、決闘から半月後、その武蔵から連絡が有り、その時に様子を聞くと予定より早く復帰出来ると聞いて、大和は安心したと聞く。その時に、武蔵は"凄い奴と戦えて戦艦冥利に尽きる"とか言って、あたしを称賛してたらしい。

 "武蔵は、少し傲慢な処も有るけど、勝ち負けに拘らず拳を交わした相手を認める性格。だから、その摩耶さんの事は絶対に認めてる。"

 別れ際に大和が言ってた言葉だが、今回の歓迎会の発起人がその武蔵なんだから、ホントにあたしの事を認めてるんだなと、確信した。

 まだ入院中で参加は出来ないって聞いたから、明日にでも羽黒を連れて、紹介と歓迎会のお礼ついでに見舞いに行くか...。

 

 もう1つの懸念...鳥海の事だが、江田の時のあたしと足柄...一方的に足柄が突っ掛かってきたが...みたいに、羽黒とやり合うんじゃないかと心配してた。

 しかし、2人は出会って以降、やり合う様子は無く、むしろ、異常に仲が良すぎてこっちが引く。

 後で知ったんだが、鳥海と嘗て存在してた"妙高型の羽黒"は仲が良かったらしく、あたしと那智の関係みたいに、自然と引き合ったんじゃないかと思う...。

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