異世界艦娘~猫耳摩耶の、チートな冒険~ 作:摩耶様の下僕TNG
驚いて潮を見ると、彼女はコクりと頷く...おいおい、これで何人目だよっ...。
『詳しくは後程。』
『おっ、おうっ...。』
個別思念で会話後、彼女は"お預かり致します"と、あたしに丁寧に挨拶後、羽黒にもいちべつして立ち去る。
「誰だっけ?」
「長門の"秘書"らしい。」
「そ~なんだ...いきなり挨拶されたから、びっくりしちゃった。」
潮が羽黒にも挨拶した時、急に挨拶された羽黒は食パンを加えたまま挨拶を返すが、その事を後から失礼な事をしたと反省していた。少し前なら、そんなことを気にしてなかった素の状態の彼女が、今みたいに気にする様になったのは、やっぱっ同期率が上がったからだろう。
朝食を済ませた後、あたしと羽黒は夕方まで別行動となる。
羽黒は、朝食前に自室...あたしと同じ部屋だが...の前で、今日から全休の鳥海に会うと、彼女から買い物に誘われて、これから基地の外にお出掛けだ。
"特級"持ちのあたし達は基地に一言言えば、それが直前だろうが当日だろうが基地外に出る事が出来る為、今日みたいに誘われても直ぐに返事が可能だ。
基地の入口で彼女達を見送った後、思念波で潮から連絡が入る。
『今、どちらにいらっしゃいますか?』
『基地の入口。羽黒達を見送ったとこだ。』
『そうですか...摩耶さんは、この後のご予定は?』
『特には何も。』
その後、潮から昼食の誘いを受けたあたしは、指定された場所で彼女と合流。そして"例の場所"に移動した。
『やっ、やあ~っ、夕べぶりだね?』
『え~と、これは...。』
戸惑うあたしに、神様は今回の食事会は、潮の提案だと教えてくれるが、その神様は、何かそわそわしてる。
朝食の時に手紙の内容を見た潮は、その後、長門に何があったのか?と、問い詰める様に聞き、羽黒の件を知り激怒、長門に鉄拳制裁を喰らわせたらしい。
だから、羽黒が基地外に出掛けると連絡した時、喋り方が可笑しかったのか...てかっ、戦艦に鉄拳制裁を加える彼女って、一体何者っ?
その後、潮は神様に事の詳細を聞き、今度は神様にも激怒。流石に長門の様に鉄拳制裁はしなかったが、代わりに説教を喰らわせたらしい...神様にも説教出来る潮って、やっぱっ何者なんだかっ...。
説教の後、潮はそれでは駄目だと今回の食事会を提案、本来なら、羽黒も呼んで改めて謝罪するべきだと言われたが、一部記憶操作した手前、流石に本人が混乱すると伝え、彼女を呼ぶのは勘弁して貰ったらしい。
こっちは、そこまでして貰わなくても充分なんだが...。