異世界艦娘~猫耳摩耶の、チートな冒険~ 作:摩耶様の下僕TNG
あたし達の最初に立ち寄る目的地は、カオシューに決定。
何で決定したかってっ?そりゃ~潮が単独で行くって聞いたから。
あたし達も、桐ケ崎から旅立ったが、ノープランの旅だから、何処寄るか決まってなかった。そこにカオシューって国の名前が出たのと、潮がある事を言った事で、あたし達は彼女の護衛も兼ねて、最初はそこへ行ってみようって流れになった。
当初、彼女が言うには、カオシューまでの航路は、比較的安全な航路だから彼女単独でも大丈夫らしいが...。
「たまにですが、深海棲艦の機動艦隊や、イカやタコの化け物とかに遭遇しますよ。昔、仲間と航行した時、イカの化け物と遭遇して、確か、仲間の1人が捕まって、別な意味で大変な事になりましたね。」
潮のこの一言が引き金となった。彼女なら、深海棲艦は何とかやり過ごせるが、問題は化け物。命までは取らないらしいが、もし彼女が単独でそうなった時、誰が助けるのか...。
「カオシューまで一緒に行こうかっ?」
「お気遣い有り難う御座います。しかし、大丈夫ですよ。」
「いや、今の話聞いて思ったが、もし、化け物に捕まったら大変なんだろっ?」
「そっ、そうでしたねっ?...では、お願いします...。」
その後彼女、黙り込んじゃうんだが、顔が赤くなってたから、多分、過去に捕まった仲間の姿を自分に置き換えて想像したなっ?
そんなんで、あたし達の艦隊に、期間限定だが4人目のメンバーが加わった。
因みに、彼女が加わった時に、ステータスを見せてもらった。理由は、彼女が何故"特級"を取得出来たか知りたかったから。
制服は吹雪型だが、艤装の装備は吹雪型とかなり違っていて、どっちかと言えばあたし達に近い装備だから、薄々違う艦種だと分かってたが...。
見せてもらった時、最初に彼女の艦型が"TNG Fubuki class"って表示されてた。いきなりTNGって...。
国境を越えたら、ステータス表示が全部"メリケン語"って云う、国際基準語に変わるんだけど、彼女の艦型の読み方を母国語に戻すと"次世代吹雪型"ってなるから、今度はそれで噴き出しそうになった。せめて"潮型"にしてあげてっ...。
それはそうと、彼女、対潜能力が異常に高くって、それが理由か分からないが"対潜戦闘の英雄"って称号が付いてた。
ただ、彼女曰く、自分が使う対水中魔法はイカとタコには威力が落ちるらしい...。
他の対艦・対空も他の艦娘より能力が高い。主砲以外の攻撃魔法の使用回数自体はあたし達より少ないが、それでも命中率は同じ、対艦の破壊力は少し落ちるが、それでも、総合的に見て"特級"に昇格させても問題無いって判断されたんだろう...相変わらず、"特級"の合格基準って分かんねぇ~っ...。