異世界艦娘~猫耳摩耶の、チートな冒険~   作:摩耶様の下僕TNG

43 / 84
ここでもお約束の作戦参加?その2

 あたしが正式報酬を要求してから1時間後、その要求は正式に認められる。瑞鶴達には悪いが、そっちの方が額が大きいからなぁ~っ。

 そんなんで、改めて作戦内容を聞くが、やっぱっ火力不足。

 ついでに、シーオークの拠点の近くに、小規模だが深海棲艦の棲地まで有りやんのっ。

 基本、魔獣同士だから共闘することは無いが、シーオーク側で騒ぎが起きたら、確実に深海棲艦が野次馬根性で寄ってくるのは明らかだ。

 その深海棲艦の牽制に艦娘の艦隊充てるにしても、近くに棲地が有るんじゃ、確かに足らねぇ~わっ!

 

 「んでっ?南と西は、当然参加するんだろうなぁ~っ?」

 

 南とは、ヤンキー海を挟んで南に存在する"マニー共和国"の事。

 こっちには、あちこちの国から艦娘が結構派遣されてるが、この国も守備範囲が広いから参加出来るのは精々1艦隊位だろう。

 問題は西。西とは、その名の通りヤンキー海の北から西に存在する大陸国の事。陸軍はかなり強いが、海軍はてんで駄目。多分、参加させるのは長距離を飛べる大型爆撃機が数機程度だろう。

 

 「南からは、水雷戦隊が1艦隊。西は爆撃機が10機程。大型爆撃機はシーオーク側の拠点の爆撃用だから、実質、棲地への攻撃応援は南の水雷戦隊のみだ...。」

 

 司令官の回答に、やっぱりと呆れる。

 小規模だが、棲地には飛行場系の姫級が居るのに、カオシューの2艦隊(軽空母含む)とマニーの1艦隊だけじゃ、深海棲艦側を抑えるのは厳しい。

 

 「島ごと消して良いのかっ?」

 

 シーオークの拠点の島ごと吹っ飛ばして良いなら、あたし1人でお釣りが来るし、棲地も含めるなら羽黒が居りゃ事足りる。瑞鶴入れたら周りの敵残存艦隊沈めてもオーバーキルになる。例え彼女を外したとしても作戦は速攻で終わる。

 

 「元々その諸島がある為、航路自体は迂回している...島ごと消すと聞いたが、本当にその様な事が可能なのかっ?」

 「何なら、あたし達だけで実行しようかっ?」

 「それは助かるが...要請した南と西にはどう説明しよう...。」

 

 ちょっと困ったぞと悩み始める司令官。

 大方、作戦が成功した後の各国間の利権か何かが絡んでるんだろう。

 詳しくは分からんが、南は別として、西は水面下で利権争いしてるんだっけっ?

 

 「あのぉ~っ?1つ提案があるんですけど...。」

 

 あたしと司令官のやり取りを黙って聞いてた羽黒が提案を出す。

 

 「フム...それは良い方法だっ!」

 

 その提案を聞いた司令官は"渡りに船だ"と喜ぶと、羽黒の手を取り"有り難う"と感謝の言葉を述べる...。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。