異世界艦娘~猫耳摩耶の、チートな冒険~ 作:摩耶様の下僕TNG
村雨の"神様直属"って話を聞いて唖然とする。
『てかっ、その直属が何であたし達とっ?』
『それはですね...。』
彼女が言うには、"第二駆逐隊"の使命ってのは、テロ組織や魔獣側に付いた転生者...闇落ち...と直接戦う戦闘部隊で、今回の事件にその闇落ちが絡んでるらしく、今回の使節団派遣で姿を現す事が分かったらしい。
『それで、あたし達と行動をっ?』
『結果的にはそうなっちゃいましたが...。』
『結果的にっ?』
『今回の対応は、"夕立"が担当してるんですよ。』
その夕立ってのが駐留艦隊の1人としてポール国に在留してて、通常任務を隠れ蓑に、その闇落ちの動向を探ってたらしい。そして、その情報を掴んだ彼女は、あたし達と合流する前の村雨に応援要請を掛けてたと聞く。
『その闇落ちした奴を捕まえるとっ?』
『ん~っ...多分、消されちゃうんじゃないでしょうかねぇ~っ?』
『マジでっ?』
『私はそんな事はしませんけど、うちの妹達、みんなそんな感じですからっ。』
あっけらかんと話す彼女...これって有る意味、闇落ちの抹殺係だよなぁ~っ?
話のついでに聞いたんだが、村雨達ってこっちに来る前は神様のとこにずっと居たって聞いた。
これって、ど~考えても彼女達って、"転生者"じゃなく、神様の僕の"天使"じゃねっ?
そうなると、その闇落ちを始末したら村雨はあたし達から去るのかっ?
『今回の任務が終わったら、村雨は戻るのかっ?』
『それは無いですよっ。』
彼女の口から意外な答えを聞く。
『それじゃ、あたしの監視っ!?』
『神様からは、"摩耶さん達のサポートに従事せよ"って、仰せつかってますから。』
それを聞いて安心した...仲間になったのに、直ぐに"さよなら"ってのは、寂しいもんだからなぁ~っ。
『摩耶さん、一つお知らせがあります。』
急に声のトーンを代える村雨。多分、重要な話だろう。
『今回、組織側に加担してる転生者の事ですが、夕立からの情報から、摩耶さんと同様の広域魔法を使って来る可能性が高い様です。』
『マジかっ!』
その情報にあたしは驚く。おいおい、同じ広域魔法使う奴が他にも居たのかよっ!
『それって、他の人達にも?』
『いえ、トップシークレットですから、知ってるのはごく一部の方だけです。』
『マジかっ!?』
その事に困惑する。そんな極秘事項を知ったら面倒な事になるじゃん。
『一部って、それ、あたしに話して良いのかよっ?』
『摩耶さんだから、お話するのです。』
『あたしだからっ!?』
一体、どういう事だ~っ!?