異世界艦娘~猫耳摩耶の、チートな冒険~ 作:摩耶様の下僕TNG
あたし達の上空に突然現れた輸送機は、上空から補給物質の入ったコンテナ...って言っても、精々2m角の箱だけど...を5基投下され、コンテナは直ぐにパラシュートを開いて降下、あたし達の近くに着水する。
着水したコンテナを回収して中身を確認、中身は鯨の銛に使う魔道具10セット(1セット8発)と、海燕1セット、謎の液体が入った小瓶が11本と、小瓶10本分相当の大瓶1本。そして、極めつけはレーザー銃の様な謎の2丁の短銃。
「何だこれ?」
「何か、オドオドしい色の液体よねっ?」
裏羽黒と瑞鶴が顔を見合わせると、小瓶の液体の色にドン引きしてる。
『その小瓶は、魔力回復薬だよ。』
神様の説明にあたし達は"魔力回復薬っ!?"と声を上げる。
『何か、恐ろしい色なんですが...。』
『"良薬は口に苦し"だからね...即効性だから仕方の無い事だよ。』
これ、苦いのね...。
『説明しよう。攻撃用(鯨の銛)魔道具と回復薬10は、羽黒君の分だ。摩耶君が、広範囲魔法に対処しなければならないから、羽黒君が飽和攻撃を担当するのが良い。』
『私、10本も飲まなければならないのですか...。』
続けて説明する神様に、がっくりとする羽黒...済まねぇ~っ、まいしすた~っ...。
『残りの魔道具(海燕用)と回復薬1本は瑞鶴君だ。相手は個別も使える。用心に越した事は無いからね。』
『え~っ!?私も~っ!?』
続いてがっくりとする瑞鶴...ドンマイっ!まいふれんど...あっ!残りの大瓶、もしかして...。
『その通りだよ。摩耶く...。』
『お~まいっ、がぁーーーーーっ!』
思わず海面に手を着く...何てこったーっ!
『君の場合、対広範囲攻撃魔法はかなり魔力を消費するからね。』
『左様でゴザイマスカ...。』
てかっ、その魔法、そんなに消費するのかよ...納得したく無いけど、仕方が無いから納得するけど...チクショウメーッ!
『摩耶君、気持ちは分かるが、我慢してくれるかい?』
『...はい...。』
あたしの気持ち、神様には筒抜けだから気を遣ってくれてる...気を取り直して次行ってみよ~っ...。
『最後に2丁の短銃だが、それは君用に調整した短銃だよ。』
『あたし用ですか?』
『そう。近接戦闘でも戦える優れ物。例え相手が剣や斧を使う相手でもね。』
『剣や斧を使う相手っ!?ですか?』
いやいや、そんな相手に短銃でどうやって戦うんだっ?
『そう。"ロックオン・ストラトス"と云う双子の銃の神の弟神は凄腕のアサルトで、近接戦闘では2丁の短銃で"神魔大戦"を戦い抜いたからね。』
『はあ、そうなんですか...。』
『君も、その戦いが出来るだろう。』
『頑張って見ます。』
『ではまた。幸運を祈る。』
その言葉を最後に、神様からの思念波は途切れる...てかっ、神魔大戦って、どんな大戦だったのよっ?