異世界艦娘~猫耳摩耶の、チートな冒険~ 作:摩耶様の下僕TNG
神様から賜った補給物質を手にしたあたし達は、奴が居る艦隊に先制攻撃を仕掛ける。
小瓶10本を飲む羽目になった羽黒は、自棄になったのか?戦闘開始前に涙目で全部飲み干すが、小瓶に書かれてる説明文には、先に飲んでも問題無く効果が出るらしい。
全部飲んだ羽黒、今の状態は裏モードに"ハイパー"が付いた...つまり、超攻撃的な性格...状態で、さっきから、次々と鯨の銛を発動させてるが、発動させる度に変な雄叫びを上げてる...これ、後で変な後遺症出なきゃ良いが...。
瑞鶴はその逆で、どっかの特型三女じゃないが、"も~帰りたいっ!"と言い出す始末。
よっぽど回復薬が不味かったんだろう...てかっ、この状態で航空管制を続けて大丈夫かっ?
そんな状態異常な2人と違い、あたしは何時もと変わらない状態...流石に大瓶を飲んだ時はきつかったが...で、これなら奴が広範囲を撃ち込んでも問題は無さそうだ。
『第一波、間も無く敵有効防空圏に到達っ!』
『敵旗艦(闇落ちした奴)、対空迎撃を開始っ!』
瑞鶴所属の偵察機から、刻々と情報が伝えられる。
正確な情報を伝えてくるから、どうやら彼女の使い魔には影響が無いのは幸いだ...影響が出てたら大変な事になったぜ...。
『第一波は、全て撃墜されるでしょうねぇ~っ?』
右肩に乗るカドマツが、奴等が居る方向を見ながらそう言う。
「だろう。その為の第二波、第三波だからなっ。」
今、あたしとまともに話が出来るのはカドマツ達位だ。
瑞鶴は相変わらずうずくまったままだ。
羽黒に至っては、裏モードの上に既に目が行っちゃっているから、こっちと話が出来る状況じゃない...幸い、羽黒の妖精はまともだから、指揮には影響しないが...。
『第一波、敵防空システムにより全て撃墜を確認っ!。』
『続けて第二波、第三波、間も無く敵防空圏に到達っ!』
第一波が撃墜されるのは予想通り。あたしの予想通りなら、少なくても三波目の半分は撃ち洩らす筈。まっ、三波目が全て撃墜されても、四波目、五波目が有る。てかっ、羽黒は既に六波目、七波目を撃ち込んでる...。
カドマツ『このまま、敵の探知圏に入る前に、決着が着けば良いのですが...。』
「それは無いだろっ?奴は一度事を起こしたら、必ず完遂させるって話だし。」
カドマツの言う通り、鯨の銛の飽和攻撃で決せば良いが、村雨から聞いた前情報からすれば、それは無いな。
やっぱっ、接近戦になるだろう...。