異世界艦娘~猫耳摩耶の、チートな冒険~   作:摩耶様の下僕TNG

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チートスキルにゃ、チートスキルだぜっ!

 奴を監視してた偵察機から、奴の姿が急に消えたと報告が入る。

 偵察機の映像から、確かに奴が居た場所にはその姿は無いが、あたしの索敵魔法は奴の姿を捉え続けてた...それも、物凄く速い速度で移動する奴の反応を。

 

 羽黒「何じゃこの移動速度はっ!」

 瑞鶴「もしかして"時間停止"か"瞬間移動"とかを使ってるんじゃないっ?」

 

 2人にも、索敵魔法を共有しているから奴の動きは把握出来るが、その移動速度の速さに驚愕してる...てかっ、瑞鶴、良いとこに気付いたなっ!

 奴の反応は、こっちに接近しながら移動の際に点いたり消えたりしてる。

 "時間停止"が使えるなら、さっきの飽和攻撃に迎撃するって面倒な事はせず避ける筈。そうなると、奴は"時間停止"じゃなく、"瞬間移動"か何かの高速移動スキルを後発的に取得したと考えるのが妥当だろう...。

 

   「"瞬間移動"系の可能性が高いなっ...いや、確定だなっ!」

 羽黒(裏)「何じゃそのスキルっ!チートじゃんかっ!」

 瑞鶴「これじゃ簡単に暗殺出来る訳だわっ!」

 

 あたしの結論に、2人が納得...てかっ、あたしもそのスキル、欲しい~っ!

 

 『艦長っ。』

 「カドマツ、分析が出来たのか?」

 

 あたしは、奴の変な反応に、直ぐにカドマツに奴の移動に関する事を分析しろと指示してて、その結果が判明した様だ。

 

 『はい。どの程度の間隔で移動してるかまで、分かりました。』

 「短時間で良くやった。直ぐに、説明をっ!」

 

 カドマツの説明から、奴は一回のジャンプ(瞬間移動)で、約5~6キロ位は移動してる事が分かった。

 

 「そうなると、先回りはきついか...。」

 『はい。現状では...。』

 

 移動先を狙って鯨の銛を撃ち込もうにも、その予想範囲は広すぎて山を張っても外す確率が高い。

 瑞鶴の使い魔が、全て手元に居れば出来ない事は無いが、その使い魔達はまだ戻ってないから除外。

 しかし、グズグズしてる間にも、奴はあと30分位であたし達が居る最終防衛ラインを越えて船団に到達するから、その前に何とか策練って阻止しなきゃ後が無いっ!

 

 「こっちも、"未来予測"みたいなスキルが有れば...。」

 

 そう呟いたのが聞こえたのか?羽黒が"未来予測っ?"と聞き返す。 

 

   「ああっ。それが有れば、奴を狙えるんだがっ...。」

 羽黒「"未来予測"か分かんないが、さっき最後の鯨の銛を撃ち込む辺りで、何か"先読み"って、変なスキル覚えたんだけどっ?」

   「"先読み"っ?」

 羽黒「最後の一発が奴に当たったの、それが理由かも。」

 

 それ聞いた瞬間、あっ!これは行けるかもっ!

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