異世界艦娘~猫耳摩耶の、チートな冒険~ 作:摩耶様の下僕TNG
黒潮達が魔獣の群れと対峙する前、彼女達の動向は索敵魔法である程度は把握してたんだけど、数人が急に離脱したから、当初、魔獣から不意打ち攻撃を喰らったのかって思った。
索敵を共有してた瑞鶴も、近くを哨戒してる自分の偵察機を直ぐ向かわせたら、やっぱ、黒潮達は撤退せずに2人だけで交戦してて、魔獣の数からこれはヤバイって事で、直ぐに救援に向かった訳だが、その依頼の詳しい事聞いて、撤退せずにそのまま魔獣の群れと戦闘しろって、普通は有り得ないだろっ?そんな依頼は軍の担当だっ!しかも、他のメンバーはトンズラって、当然ぶちギレるわっ!
村雨「直ぐにギルドに確認します。摩耶さん、どうどうどうっ...。」
「あたしは馬かよっ!」
村雨の一言と黒潮と浜風がドン引きしてるの見て、我に返り一応落ち着くが...ギルドの返答次第じゃ、やっぱっ灰にする...。
少し離れた場所で村雨がギルドとの確認最中、落ち着き払ってる様に装うあたしだが、石斧(広範囲)から石斧(個別)に切り替えて、何時でも撃ち込める準備は続けてる。広範囲から個別に変えたのは、広範囲だと無関係な人達まで巻き添えにすると自制、流石にそこまでやったら、あたしが闇落ちしちゃう。
それから数分後、ギルドに確認した村雨が戻ってくるが、何か様子がおかしいぞっ?
村雨「はいは~いっ!これから特別ミッションを開始しますっ!」
羽黒・瑞鶴「「特別ミッションっ?」」
彼女の突然の発言に、羽黒と瑞鶴が反応するが、あたしは村雨の表情を見て察した...顔はニコニコしてるが目が笑ってないから、これはギルドと何か有ったなっ?
村雨「参加者は私と摩耶さん、そして"表モード"の羽黒さんで~すっ!」
羽黒「えっ?私もですかっ!?」
村雨「そうで~すっ!詳細は後で話しま~すっ!取り合えず、一旦解散~っ!」
戸惑う羽黒に構わず、村雨は1時間後に集合を指示する...てかっ、あたし達が今居るとこって会議室じゃ無いんだが...。
黒潮「ええ~っとっ、うちらは何処で待機すればっ?」
村雨「黒潮さん達は客船の一室を確保したから案内するわねっ。」
浜風「えっ?その客船とは、まさか...。」
村雨「そうだよっ。」
ネイル大使が乗船する客船を指差す村雨に驚く2人。
黒潮・浜風「「ええ~っ!?」」
村雨「さっ!行きましょっ!」
そんな戸惑う2人に構わず、村雨は彼女達を半ば強制的に連れてく...。
瑞鶴「ギルドとのやり取りで、何か有ったのかしら?」
「多分有ったんじゃねっ?」
"興味ねぇっ"って素振りをしながら瑞鶴に答えるが、やっぱ、何か有ったと考えるのが自然だよなっ...。