異世界艦娘~猫耳摩耶の、チートな冒険~   作:摩耶様の下僕TNG

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そうは烏賊のチンチロゲっ?ところがぎっちょんちょんとも云う...

 目ぼしい目的の無いバレー国をスルーして次に向かおうとした矢先、カレー洋に接するバレー海峡西部が海上封鎖されたって報せがあたし達に届く。

 

   「この展開、いい加減飽きたぜ...。」

   「やっぱりお約束のイベントは起きるか...。」

 

 毎度のお約束にあたしと瑞鶴はうなだれる。てかっ、何で次の国に向かうと、毎回足止めイベントが起こるんだよっ!?

 

 封鎖された理由なんだが、その海峡で海生魔物の大量発生(シー・スタンピート)、討伐が完了するまで通れないらしく、流石の村雨も、これは予想外とお手上げ、彼女もこの事は予想外だったらしい。

 

 羽黒「それはそうと、討伐が終わるまでの間、どうしますっ?」

 村雨「そうですね~っ...今の処は、参加要請も出てませんから、それまでは、何処かで待機でしょうねぇ~っ。」

 

 村雨が言う様に、あたし達には何処からも要請が来て無い。

 念の為、村雨が近隣諸国の大使館や駐屯地に確認したら、ど~やら、バレー国が海峡近隣の国で対処すると言い張ったらしく、"ビースト国家連合"...所謂とこの国連...には、応援要請が来てなかった。

 

   「てかっ?奴等だけで対処出来るのかぁ~っ?」

 村雨「一応、対処出来る様ですよっ?過去に何度か対処した経緯が有りますから。」

 瑞鶴「へぇ~っ...。」

 村雨「ただ...。」

 

 村雨の顔が少し困惑ぎみになるから、何か嫌な予感...。

 

 村雨「鎮静化に約2ヶ月掛かるそうです。」

   「マジか...。」

 

 あたし、その期間を聞いてガックリ...2ヶ月も足止めかよっ!

 

 瑞鶴「2ヶ月も~っ!?」

 羽黒「それは長い...。」

 村雨「一体、何をどうすればこんなに時間が掛かるのか...。」

 

 どうやら、瑞鶴達もガックリの様子。

 

   「羽黒...一気に焼くか...。」

 羽黒「焼くっ?」

   「あたしと羽黒の石斧(広範囲)で発生地体を一気に殲滅...そうすりゃ、直ぐに封鎖解除っ。」

 

 そう言ったら、羽黒がええっ!?って言って一瞬黙り込んだが...数秒後、彼女は裏モードになる。

 

    「姉貴っ、良い案じゃんっ!」

    「だろっ?」

    「確かにそれが早え~っ!攻略にチンタラ時間掛けるバレーの奴等、度肝抜かすの確定じゃんっ!」 

 

 二人してヒヒヒ~っと薄気味悪い笑みを浮かべる。

 周りから見たら何か悪巧みしてるんじゃないかと思われるだろうが、有る意味当たり。あたし達で石斧(広範囲)をブチ込みゃ、シースタンピートは直ぐに終息するの確定っ!

 

   「あんた達がやったら、付近の陸地も消し飛ぶわっ!」

   「流石に、それだけじゃ済まないわよね~っ。近隣諸国の絡みとかっ?」

 

 石斧(広範囲)の準備をしようとしたら、瑞鶴が速攻で突っ込み、村雨も呼応、諸問題も有ると云う事で、二人に止められた。

 良い案だと思ったのになぁ~っ...。

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