異世界艦娘~猫耳摩耶の、チートな冒険~ 作:摩耶様の下僕TNG
2方面作戦を大成功で終えたあたし達は、リランカに上陸する。
上陸手続きは、何時もの様に村雨が事前申請済みだから、すんなり入国した後は市街地に繰り出す...グルメ三昧の時間だゴラーっ!
カレー洋北部を解放したのが理由らしく、市街地はお祭り騒ぎで、露店まで出店。
さ~てっ、何処から食いまくろうかっ?
それから2時間後...あたし達はリランカ駐留軍駐屯地内の作戦会議室の椅子に座らせられてる...。
グルメ三昧と言ったが、あれは嘘だ...ガックリっ○| ̄|_
市街地に繰り出してから1時間、何処も行列で中々空いてる店が見つからねぇ~っ。
あちこち彷徨った挙げ句、あたし達はとある店に入る。
そこは、市街地に向かう時、駐屯地の衛兵か聞いた飲食店で、空いてそうだったからそこに入る。
店内に入ると何組かの先客が居たんだが、全てマッチョの変態軍人。店に入る前に何か嫌な予感がしたが、案の定、その予感は当たる。
「おっ?ひのもと国の軍人かっ?」
「そうだっ。ついさっきここに着いた。」
マッチョの変態軍人の1人に声を掛けられ、あたしはそう答える。
「あたし達がひのもと国って、良く分かったわねぇ~っ?」
「そりゃ~分かるさっ!」
「分かるっ?ですかっ?」
「この店は、軍関係者しか利用しない店だからなぁ~っ。それに、ユー達は初めて見る顔だしなっ。」
んっ?今の、何か違和感を感じるぞっ?
"初めて見る顔"で、直ぐにあたし達がひのもと在籍って分かるか~っ?
それに、あの衛兵がこの店を勧めたってのも引っ掛かる...その点は、あたしの直ぐ隣に居た村雨も気付いたらしく、"対応は任せて下さい"と、あたし達に念話で話す。
「それで分かったのですね〜っ?」
「まっ、それだけじゃ無いんだがっ。」
「それだけじゃないって、どう云う事ですかぁ~っ?」
その軍人は、"それはなっ!"と言った瞬間、急にあたしを担ぎ上げると駐屯地まで猛ダッシュする...あたし、また担がれて駐屯地へ連れて行かれたよっ!
「君達を強引に召集して済まない...。」
「拉致同様の強引な召集っ...全く、迷惑な召集だ。」
陳謝する駐屯地司令官に、あたしは無表情で皮肉たっぷりに答える...あたしがかなり激おこな事に気付いた村雨が、念話で話し掛ける。
『やり取りは私が引き受けます。ここは抑えて下さい。』
『...任せる。』
念話でやり取りした後、納得しないが、後の事は彼女に任せて静観する。
拉致ってまで連れて来た理由を、司令官は話すが..."知るかそんなのっ!"って吐き捨てて、さっさと部屋を出て行きたいぜっ...。