異世界艦娘~猫耳摩耶の、チートな冒険~   作:摩耶様の下僕TNG

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大抵の事は、美味いものを食えば、機嫌が治ると言ったが、あれは嘘だ!

 ガルシア諸島を、遠巻きに囲い混む様に封鎖する敵の集団。

 ガルシアの偵察部隊の報告から、国連カレー洋方面軍は、その集団は、深海棲艦だけで無く、通常なら連携する事の無い、海系の魔獣(シーゴブリンやシーオーク、水中に生息する魔獣等)も存在、お互いを牽制衝突する様子は無く、逆に規模や統率が取れてる様子から、裏で意図を引く黒幕が存在するのではと、予想されていた...。

 

 ガルシア諸島西側海域...突如、大規模な爆発と共に、敵の集団が数十キロに及び一気に消え去る。

 

 『観測機より報告、攻撃範囲の敵影、全て消失!』

 

 CICに詰めてるキクチの報告に、摩耶の右肩に乗るカドマツが、"やはり、殲滅で正解でしたね"と、摩耶にそう話す。

 

 作戦開始と同時に、摩耶は"広範囲魔法・石斧"を撃ち込む。しかし、これは当初の作戦には無い攻撃だった。

 

 「あったり前だろっ?奴等の牙城に穴を開けるなら、この方が手っ取り早い!」

 『後で、作戦司令から、お叱りが来るのでは?』

 

 そう心配するカドマツに、彼女は"文句は言わせない"と、自信満々に答える。

 その間に、今度は、摩耶が撃ち込んだ海域の少し北側海域で、大規模な爆発が起こる。時間差で、羽黒が"石斧"を撃ち込んだのだ。

 

 『こっちも消滅を確認...お姉ちゃん、これ、ホントに大丈夫なのっ?』

 「大丈夫だ!斬り込む予定の部隊には、瑞鶴から話はつけてるっ...だろ?」

 『ついてるよ〜っ。』

 

 敵の集団に広範囲攻撃を加える事を、最前線に配置してる部隊には事前に通達、確約を貰ってると瑞鶴が答えたが、羽黒は不安を払拭しきれてなかった。まぁ、理由は分かってるが...。

 

 『そうですか...作戦司令官には?』

 「その辺も抜かりは無いぜっ。優秀な"事務次官殿"が、"彼奴"と話を着けてる最中だっ。」

 『えっ?事務次官殿っ!?』

 

 少し離れた距離に居る羽黒、今のやり取りからして、声のトーンからキョトンとしてる...いやいやいや、その優秀な事務次官殿、うちの艦隊に居るでしょ...。

 そうこうしてる内に、その"優秀な事務次官殿"から通信が入る...てかっ、当の本人は隣に居るんだけどねっ...。

 

 『話は、着いたわよ〜っ!』

 『あっ、ナルホドねっ?』

 

 "村雨事務次官殿"の手に掛れば、殆どの案件は即解決。一抹の不安を抱えていた羽黒も納得した様だ...まぁ、村雨が話を着け無くても、作戦司令官は首を横に振る事は出来無いが...。

 着いて直ぐに、あたしを拉致したんだから当然だぜっ。

 

 

 

 

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